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2024.08.08

鎌倉土産「クルミッ子」とは?人気の「切り落とし」から最新メニューまで紹介<神奈川・2024>

鎌倉の名物菓子といえば「クルミッ子」。優しい甘さと、香ばしいクルミとバターの風味が絶妙にマッチした一品は、観光客にとって外せないお土産の一つです。今回は、そんな「クルミッ子」の魅力を紹介します。また、お得な「切り落とし」や、最新のカフェメニューについても、ぜひ参考にしてください。

「クルミッ子」とはどこのお土産?値段は?

自家製キャラメルとクルミ、バター生地が贅沢な美味しさ

クルミッ子
「クルミッ子5個入」(810円)、賞味期限:製造日より70日

クルミッ子は、1954(昭和29)年創業の菓子店「鎌倉紅谷」が製造販売する焼き菓子です。自家製キャラメルにクルミをぎっしり詰め込み、バター生地で挟んでいるのが特徴。バター生地は食べた時に全体の一体感を生み出すために、上下の厚さをミリ単位で変えているのだとか。

1つの鉄板ごとに、クラフトマンが丁寧に仕上げているからこそ、余計な空気を含まない美しい断面と、カリッと香ばしいクルミがぎっしりつまった層が生まれるのですね。

5個入りのほか、「8個入」1296円、「16個入」2592円、リスの可愛い缶入り「10個入(缶)」2160円があります。

「クルミッ子」が買える場所は?予約はできる?

購入できるのは鎌倉紅谷 八幡宮前本店やKurumicco Factoryなど

鎌倉紅谷 八幡宮前本店
鎌倉紅谷 八幡宮前本店

クルミッ子を販売しているのは、鎌倉八幡宮前の本店のほか、横浜みなとみらいのKurumicco Factoryなど神奈川を中心とした全国9店舗と鎌倉紅谷 公式オンラインショップ。東京では大丸東京店や伊勢丹新宿店、関西では阪急うめだ本店で購入できます。

■鎌倉紅谷 八幡宮前本店
0467-22-3492
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-12-4
【平日】9時30分~17時
なし
鎌倉駅東口より徒歩7分
「鎌倉紅谷 八幡宮前本店」の詳細はこちら

入手のコツは?

八幡宮前本店や小町横路店、Kurumicco Factoryでは、午前中に完売になることも多いそう。予約販売は行っていないので、確実に入手するなら、オープン時間にあわせて店舗に行くのがおすすめです。

店舗に行けない場合は、「鎌倉紅谷」の公式オンラインショップでも購入が可能です。クルミッ子は、毎朝9時に入荷しています。

一部店舗で取り扱いの「クルミッ子切り落とし」も人気!

製造時に出来る切れ端はとてもお得!

クルミッ子切り落とし
「クルミッ子 切り落とし」(1242円)、310g、賞味期限:製造日より96日

「クルミッ子 切り落とし」は、製造工程で出来る切れ端を袋詰めにしたもの。正規品のクルミッ子に比べて生地部分が多く、少し違った味わいと食感が楽しめるうえリーズナブルと、リピーターの多い人気商品です。

購入できるのは小町横路店、Kurumicco Factory、ラゾーナ川崎店、幸浦店の4店舗。鎌倉紅谷 公式オンラインショップでは毎週月曜と木曜の9時に入荷しています。

「切り落とし」の入手のコツは?

小町横路店、Kurumicco Factoryでは、毎朝の開店時に整理券を配布しています。確実に購入するなら開店時間前の到着を目指しましょう。

ラゾーナ川崎店はLINEでの事前予約制(申し込み多数の場合は抽選)を導入しています。予約の方法は公式ホームページでチェックしてください。

クルミッ子のパフェやワークショップもあり!

カフェでは限定メニューが楽しめる

Kurumicco Facotory
ショップ、カフェ、工場を備えたKurumicco Factory
The Factory’sクルミッ子パフェ
「The Factory’sクルミッ子パフェ」(960円)
飲むクルミッ子
「飲むクルミッ子」(823円)※Kurumicco Factory、小町横路店(Coldのみ)で販売

横浜のKurumicco Factoryと鎌倉の小町横路店にはカフェがあり、Kurumicco Factoryでは窓越しに見えるハンマーヘッドやベイブリッジの風景、ファクトリーでのクルミッ子の製造工程を眺めながらオリジナルスイーツが味わえます。

「The Factory’sクルミッ子パフェ」は、塩キャラメルアイスとミルクアイス、クルミ、チョコレートムース、コーヒージュレなどが入った、クルミッ子の味わいを楽しめるパフェです。

“クルミッ子は飲み物です!”をコンセプトに誕生した「飲むクルミッ子」は、味の要であるクルミとキャラメルの優しい甘さ、香ばしさはもちろん、バター生地の風味までもが再現されています。

自分で作れるワークショップも実施

ワークショップ「クルミッ子つくるっ子」
ワークショップ「クルミッ子つくるっ子!」の様子
ワークショップ「クルミッ子つくるっ子」
ワークショップで完成するメモリアルブック

クルミッ子作りが体験できるワークショップ「クルミッ子つくるっ子!」は、Kurumicco Factoryと八幡宮前本店2階の2カ所で開催しています。

どちらの会場でも体験時間は60分。クラフトマンと一緒にミニサイズのホールクルミッ子づくりを体験し、焼きたてのクルミッ子と思い出がつまったメモリアルブックをお土産に持ち帰れます。

Kurumicco Factoryでは、体験後、作品が完成するまでの30分は自由時間。八幡宮前本店では、その間にデザートとドリンクが味わえるのも嬉しいですね。

ワークショップ「クルミッ子つくるっ子」

[開催店舗]Kurumicco Factory、八幡宮前本店2階
[体験料金] Kurumicco Factory小学生以上3850円、八幡宮前本店2階小学生以上5170円(リスくんバンダナ(三角巾用)、ドリンク、デザート付き)
[参加方法]公式ホームページからの抽選申込制※開催日、抽選申込受付日は鎌倉紅谷 公式ホームページで確認

店舗や期間限定のデザインにも注目

お店や季節によってパッケージデザインが変化

クルミッ子
「クルミッ子5個入(横浜ハンマーヘッド限定パッケージ)」(810円)
クルミッ子
百貨店限定デザイン「クルミッ子3個入(ミニ缶)」(各756円)

ちょっとレトロな雰囲気のイラストは鎌倉紅谷のシンボルキャラクター「リスくん」。クルミッ子のパッケージにも使われています。実はクルミッ子には、店舗限定パッケージやお正月、クリスマス、母の日・父の日など季節限定のイラストが描かれた短冊付きのクルミッ子8個入、「クルミッ子かわるっ子」があるのをご存じですか。

「Kurumicco Factory The Shop」では、クラフトマンに扮した「リスくん」とみなとみらいの街並みを描いた限定デザインのパッケージを販売しています。

また、鎌倉紅谷創業70周年を記念して、2024年10月7日(月)までの毎月7日に、高島屋、大丸、伊勢丹、阪急の百貨店限定デザイン「ミニ缶」が各百貨店に入荷します。

店舗や季節ごとの限定パッケージをコレクションできるのも、クルミッ子ならではの楽しみですね。

お土産にぴったりなグッズも

「リスくん」を描いたエコバッグやマグカップなどもあり

鎌倉紅谷
「エコバッグ」(茶・ネイビー・ラベンダー) 990円
鎌倉紅谷
「マグカップ」1個1760円、2個3300円※Kurumicco Factory 限定
鎌倉紅谷
「リスくん刺繍入 布製ブックカバー」1650円※八幡宮前本店・鎌倉紅谷 公式オンラインショップ限定

鎌倉紅谷では、かわいい「リスくん」をモチーフにしたオリジナルグッズも揃えています。全直営店と鎌倉紅谷 公式オンラインショップで販売している「エコバッグ」は、コンパクトに収納できるポケット付きで、普段使いにぴったり。

シックな色合いで使い勝手がいい「マグカップ」と、木目をいかした「くるみの木コースター(880円)」は「Kurumicco Factory The Cafe」限定販売なので、横浜土産におすすめです。

本を読む時間が楽しくなりそうな「リスくん刺繍入 布製ブックカバー」は、八幡宮前本店と鎌倉紅谷 公式オンラインショップのみの販売。鎌倉土産に喜ばれそうですね。

■鎌倉紅谷 八幡宮前本店
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-12-4
9時30分~17時
なし
鎌倉駅より徒歩7分

「鎌倉紅谷 八幡宮前本店」の詳細はこちら
■Kurumicco Factory
神奈川県横浜市中区新港2-14-1 横浜ハンマーヘッド2階
11時~20時(The Shopは土・日・祝のみ10時~)
横浜ハンマーへッドに準ずる
馬車道駅より徒歩10分
横浜ハンマーヘッド駐車場350台(平日30分280円、土・日・祝30分330円)
「Kurumicco Factory」の詳細はこちら
■鎌倉紅谷 小町横路店
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-2-2
9時30分~17時

鎌倉駅より徒歩7分

「鎌倉紅谷 小町横路店」の詳細はこちら

まとめ

自家製キャラメルとクルミとバター生地。3つの素材がクラフトマンの手によって独自の味わいに仕上げられるクルミッ子。鎌倉や横浜のお土産に喜ばれることはもちろん、自分へのご褒美スイーツにもおすすめです。購入場所や購入方法などを参考に、ぜひ一度味わってみてくださいね。

※この記事は2024年7月23日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

中林 貴美子  中林 貴美子

旅のライター歴=じゃらんライター歴20余年。2人の子どもを育てつつ、西へ東へ取材行脚の日々。観光地と観光地のはざまにあるのどかな里山風景やそこで暮らす地元の人との触れあいが好き。食いしん坊が幸いしてご当地グルメや道の駅グルメ関連も多数。

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