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2022.11.24

【2022】埼玉のパワースポット「神社・仏閣・お宮」おすすめ17選!ご利益やお守り、ご朱印情報も

今回は、神社が多いことでも知られる埼玉県内の神社・お寺・お宮のおすすめ17選をご紹介します!

場所、行き方、境内の見どころのほか、お守りやおみくじ、御朱印などの情報も。また、周辺のスポットやグルメなどの観光情報もご紹介しているので、お参りと合わせて楽しんでくださいね。初詣にもぴったりです♪

出典:じゃらんネット観光ガイド 埼玉の神社・神宮・寺院 1月におすすめランキング

※この記事は2020年12月9日に配信した記事の情報をじゃらん編集部が2022年10月18日に更新しました。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

三峯神社【秩父市】

三峯神社
拝殿前には樹齢800年といわれる巨大杉が構える
三峯神社
通常の鳥居を3つ組み合わせた、珍しい形の「三ツ鳥居」

奥秩父の秩父多摩甲斐国立公園内、標高約1100mに鎮座する「三峯神社」。イザナギノミコト、イザナミノミコトをおまつりし、様々なご利益があります。中でも仕事運や勝負運などに関するご利益が特に強いといわれており、経営者や芸能人なども多く参拝しているそうですよ。

三峯神社
狛犬ではなく、オオカミのご神犬像があるのも特徴的

広い境内には、拝殿や御神木以外にも、珍しい形の三ツ鳥居、奥秩父の絶景が望める遥拝(ようはい)殿など見どころがたくさん。
周辺はハイキングコースとしても人気です。近くには秩父湖、荒川渓谷などの自然スポットが満載で、週末や紅葉シーズンには多くの人が訪れます。
高い山の上なので、冬には積雪も。自家用車で訪れる場合は冬用の装備が必要ですので、初詣の際にはご注意を。

■三峯神社
[TEL]0494-55-0241
[住所]埼玉県秩父市三峰298-1
[営業時間]9時~17時(社務所の営業時間。境内は日の出~日没)
[定休日]なし
[アクセス]【バス】西武秩父線 西武秩父駅より西武観光バス三峯神社行きで1時間15分、三峯神社停留所より徒歩すぐ【車】関越道花園ICより皆野寄居有料道路経由で2時間
[駐車場]あり(普通車520円、変動あり)
「三峯神社」の詳細はこちら

秩父神社(ちちぶじんじゃ)【秩父市】

秩父神社
御社殿は1592(天正20)年に徳川家康公が寄進したもの。

秩父市の中心部に広がる柞乃杜(ハハソノモリ)に鎮座する、秩父地方の総社「秩父神社」。創建は2100年以上の歴史を誇り、ご社殿は埼玉県の重要文化財に指定されています。
例年、12月3日を中心に開催される「秩父夜祭」は、京都の祇園祭、飛騨の高山祭りと並ぶ日本三大曳山(ひきやま)祭ともいわれ、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

秩父神社
「つなぎの龍」
秩父神社
「子育ての虎」

「つなぎの龍」や「子宝・子育ての虎」など、個性豊かな彫刻群が施された、極彩色の御社殿も見ものです。
大晦日から元旦にかけては夜を徹して参拝が可能。1月2日と3日には例年、初神楽の奉納を予定しているそう。お正月限定の熊手や破魔矢、絵馬などもいただけますよ。
西武秩父駅にほど近いのも便利。「秩父夜祭」をテーマとした「秩父まつり会館」や駅併設の立ち寄り温泉「祭の湯」など、周辺には観光施設も充実しています。

■秩父神社
[TEL]0494-22-0262
[住所]埼玉県秩父市番場町1-3
[営業時間]8時30分~17時(※開門時間は6時(夏季5時)~20時)
[定休日]なし
[アクセス]【電車】西武秩父線 西武秩父駅より徒歩15分【車】関越道花園ICよりR140経由で50分
[駐車場]あり(無料)
「秩父神社」の詳細はこちら

寳登山神社(ほどさんじんじゃ)【長瀞町】

寳登山神社
「長瀞駅前」交差点に立つ、真っ白な「壱の鳥居」
寳登山神社
江戸時代末から明治初頭に造り替えられたという御社殿

宝登山の自然豊かな環境の中に鎮座する「寳登山(ほどさん)神社」。火災盗難よけ、諸難よけの神様として知られ、年間100万人余りの参拝者が訪れます。

寳登山神社
山頂からは秩父の市街地を一望。季節や気候条件が揃った早朝は雲海も

奥宮のある宝登山山頂からは、条件が揃えば雲海が見られることも!神社本殿から徒歩で1時間ほどかかりますが、宝登山ロープウェイで山頂まで行くこともできますよ。

寳登山神社
「花守」初穂料700円。左から、桜(3~5月)、榊(6~8月)、紅葉(9~11月)、蠟梅(12~2月)

多種多様なお守りや、季節ごとにデザインが変わる御朱印帳「長瀞の四季」などの授与品も人気。1月1日~30日の間は「新年開運祈願祭」が行われ、特別授与品「福守」(初穂料2000円)もいただけますよ。
周辺には、川下りやハイキングなど大自然が舞台のアクティビティもたくさんあり、季節を通じて多くの人が観光に訪れるエリアです。

■寳登山神社
[TEL]0494-66-0084
[住所]埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828
[営業時間]参拝自由 ※社務所・神札所等の開所時間は季節により異なる(HPを要確認)
[定休日]なし
[アクセス]【電車】秩父鉄道秩父本線 長瀞駅より徒歩15分【車】関越道花園ICより20分
[駐車場]あり (無料)
「寳登山神社」の詳細はこちら

聖神社(ひじりじんじゃ)【秩父市】

聖神社
御社殿には「和同開珎」のモニュメントも飾られている

日本最初の流通貨幣「和同開珎(わどうかいちん)」ゆかりの神社ということから「銭神様」とも呼ばれる「聖神社」。
お金儲けの縁起の神様として地元の人達に親しまれ、仕事運や宝くじ祈願など多くの人達が参拝に訪れています。

聖神社
モニュメントの脇を流れる「銅洗堀」で、かつて自然銅をきれいに洗って都に送ったそう

神社の近くにはかつて銅が採掘されたという露天掘跡があり、遺跡近くには高さ5mもの「和同開珎」のモニュメントもあります。

このモニュメントの脇にある小川はかつて「銅洗堀(どうせんぼり)」と呼ばれ、ここでお金(貨幣)を洗ってから聖神社のお賽銭にするとご利益がある、というウワサもあるそうですよ。

聖神社
銭神様の授与品

聖神社では、金色の金運守、宝くじケースなどの金運財布や「和同開珎」のレプリカなど多彩な授与品が受けられます。

■聖神社
[TEL]0494-24-2106
[住所]埼玉県秩父市黒谷2191
[営業時間]9時~16時30分
[定休日]なし
[アクセス]【電車】秩父鉄道秩父本線 和同黒谷駅より徒歩5分
[駐車場]あり
「聖神社」の詳細はこちら

武蔵一宮氷川神社(むさしいちのみやひかわじんじゃ)【さいたま市】

武蔵一宮氷川神社
美しい楼門
武蔵一宮氷川神社
さいたま新都心駅近くの一の鳥居から二の鳥居、三の鳥居まで約2kmの参道が続く

2400年以上の歴史をもつといわれる「武蔵一宮氷川神社」。「大いなる宮居」と称えられ、大宮の地名の由来ともなったそうです。
中山道から南北に2km伸びる参道はケヤキ並木になっており、大宮の名物の一つとして知られています。

武蔵一宮氷川神社
神池に架かる真っ赤な神橋

三の鳥居から楼門の間にある神橋は、撮影スポットとしても人気ですよ。

武蔵一宮氷川神社
令和5年元旦から受けられるお正月限定御朱印。初穂料500円

新年のお札やお守りは11月30日から授与が始まっています。最新情報は神社ホームページを確認してみてくださいね。
徒歩1分の場所には「大宮公園」がありますが、こちらはもともと神社の境内だったそうです。桜の名所として知られ、お花見の時期には大勢の人で賑わいます。園内には小動物園もありますよ。

■武蔵一宮氷川神社
[TEL]048-641-0137
[住所]さいたま市大宮区高鼻町1-407
[営業時間]6時~17時(季節により異なる)【お守り授与時間】8時30分~16時30分
[定休日]なし
[アクセス]【電車】東武アーバンパークライン 北大宮駅より徒歩15分【車】首都高速さいたま新都心西ICより15分
[駐車場]あり (無料)
「武蔵一宮氷川神社」の詳細はこちら

川越氷川神社(かわごえひかわじんじゃ)【川越市】

川越氷川神社
木製の大鳥居は高さ約15m

約1500年前に創建された「川越氷川神社」。素盞嗚尊(すさのおのみこと)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)夫妻をはじめとする、合わせて五柱のご家族の神々をおまつりしていることから、夫婦円満、家庭円満、縁結びの神様として知られています。

川越氷川神社
絵馬トンネル

広い境内には、願い事を書いた絵馬がびっしり掛けられた「絵馬トンネル」のほか、22の摂社・末社があり、見どころ満載です。

川越氷川神社
川越氷川神社
鯛みくじ

また、釣り竿で釣り上げる「鯛みくじ」というおみくじも話題。赤は「一年安鯛」、ピンクは「あい鯛」だそう。
1日20体限定の「縁結び玉」や、小さなお守りとそれを縫い付ける赤い糸がセットになった「縫いつけまもり」など、縁結びのお守りも種類豊富でユニークなものが多く、話題を集めています。
散策や食べ歩きが楽しめる「小江戸」川越の街歩きがてら、立ち寄ってみるのもおすすめですよ。

■川越氷川神社
[TEL]049-224-0589
[住所]埼玉県川越市宮下町2-11
[営業時間]8時~18時
[定休日]なし
[アクセス]【バス】JR・東武 川越駅より東武バスで10分、川越氷川神社停留所より徒歩すぐ【車】関越道川越ICより20分
「川越氷川神社」の詳細はこちら

川越大師 貴多院(かわごえだいしきたいん)【川越市】

川越大師 貴多院
通常、毎日3回の護摩祈願が行われる本堂

「川越大師」の別名で知られる、天台宗のお寺「喜多院」。厄除、家内安全、社運隆昌、そして1000年前から伝わる「疫病退散」のご利益があるお大師さまです。

川越大師 貴多院
県指定有形文化財「多宝塔」

1200年近くの歴史を持ち、境内の建物の多くが重要文化財に指定されています。江戸時代の3代将軍徳川家光や春日局ゆかりの建造物など、徳川家とゆかりの深い寺としても知られています。
また、538体の石仏群が境内に並んだ「五百羅漢」は日本三大羅漢の一つに数えられ、見応え十分。初詣はもちろん、だるま市、節分会、桜まつりなど例年は季節の催しも多く開催され、多くの人で賑わいます。
“小江戸”川越の街歩きと合わせて、江戸の香りを存分に感じられる場所ですよ。

■川越大師 喜多院
[TEL]049-222-0859(9時~16時)
[住所]埼玉県川越市小仙波町1-20-1
[営業時間]9時~16時
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR・東武 川越駅より徒歩20分【車】関越道川越ICより20分
[駐車場]あり
「川越大師 喜多院」の詳細はこちら

川越熊野神社(かわごえくまのじんじゃ)【川越市】

川越熊野神社
小江戸川越、蔵造りの街並みの入口に建つ神社

「川越熊野神社」は、1590年に紀州、今の和歌山県にある「熊野本宮大社」から分祀された開運・縁結びの神社です。

川越熊野神社
夜明けを呼ぶ鳥・太陽を招く鳥ともいわれる「八咫烏」の御社紋

御社紋は、熊野大神のお使いである「八咫烏(やたがらす)」。この八咫烏は、サッカー日本代表のシンボルマークに用いられていることでも有名です。
小石が敷き詰められた参道を裸足で歩くことで足裏のつぼを刺激し健康へのご利益を願う「足踏み健康ロード」や、運試し輪投げ(加祐稲荷神社)など、楽しい開運スポットもあり、近年は人気アニメの聖地としても多くの人が訪れています。

川越熊野神社
「金・黑八咫烏御守みくじ」授与料1000円(金)、800円(黑)

神社では、日本サッカー協会(JFA)公認の「勝守」や、八咫烏が描かれた小さな絵馬がモチーフの「縁結びストラップ」、おみくじをひいた後、お守りとして持ち帰ることのできる「金・黒八咫烏御守みくじ」などの授与品も受けられますよ。

川越熊野神社
「令和5年切り絵特別御朱印」授与料1000円

お正月の初詣では、巫女による簡単な祈願が受けられる巫女破魔矢、巫女熊手、巫女みくじが人気だそう。こちらは1月1日(日)~1月6日(金)の期間のみ受けられます。
また、1月1日(日)~1月3日(火)の10時~16時は参拝記念の回転くじを実施予定。大当たりが出ると神社の記念品、または境内の露店の商品(玉こんにゃく、フランクフルトなど)の中から1つ選ぶことができます。

■川越熊野神社
[TEL]049-225-4975
[住所]埼玉県川越市連雀町17-1
[営業時間]参拝自由
[定休日]なし
[アクセス]【電車】西武新宿線 本川越駅より徒歩6分【車】関越道川越ICより12分
[駐車場]なし
「川越熊野神社」の詳細はこちら

調神社(つきじんじゃ)【さいたま市】

調神社
鳥居のない神社としても知られる(画像提供:さいたま観光国際協会)

とても珍しい読みをする「調神社」。「つきじんじゃ」と読み、地元では「つきのみや」という愛称で呼ばれています。鳥居がない、狛犬ではなくウサギが置かれている、など珍しいこと尽くしの神社です。
その名前から「ツキを呼ぶ神社」とも言われ、地元サッカーチームの浦和レッズも毎年、必勝祈願を行っているそうですよ。

調神社
境内にあちこちにウサギが配されている(画像提供:さいたま観光国際協会)

「調(つき)」が「月」と同じ読み方であることから、月の動物といわれたウサギが境内に配されているそう。手水社、社殿の彫刻、池の中などなど、境内のウサギが何羽いるのか数えてみるのも楽しそうです。
御朱印や御朱印帳にもウサギが使われていますよ。
最寄りのJR浦和駅周辺は、県庁や大型ショッピング施設などが集まるエリア。駅近なので、遠方から訪れても参拝しやすいのもポイントです。

■調神社
[住所]埼玉県さいたま市浦和区岸町3
[住所]埼玉県さいたま市浦和区岸町3
[営業時間]9時~16時
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR 浦和駅より徒歩10分【車】東京外環自動車道浦和ICより20分
「調神社」の詳細はこちら

愛宕神社(あたごじんじゃ)【入間市】

愛宕神社
緑が生い茂る境内は、ひっそりとして神聖な雰囲気

「愛宕神社」は1000年以上の歴史を誇り、地域の人々に親しまれ崇敬されています。
ご祭神の一方である南朝の忠臣・新田義興(にったよしおき)公の首が社前に埋められており、だまし討ちされた祟り神様としてこのお社にまつられてから、とても強いご利益がいただけると遠方からはるばる訪れる参拝者も多いそうです。
近年、相撲の神社としても有名で、神社所属の「入間少年相撲クラブ」を卒業した北勝富士積鷺池や大学横綱を獲得し十両に昇進した栃武蔵関ら、ゆかりのあった大栄翔関などが角界でも活躍しています。

愛宕神社
愛宕神社の御朱印。初穂料はお気持ち

御朱印も受けられますが、基本的には土日のみの授与。新田義興公遺品の軍扇にちなんだ扇形の印が押されています。
初詣では、やはり新田義興公遺品の軍扇と矢から「副扇」「破魔矢」を授与品にいただけますよ。
日本庭園造りの愛宕公園に隣接しており、春は桜にツツジ、秋は紅葉と四季折々の自然が楽しめます。

■愛宕神社
[TEL]04-2964-6585
[住所]埼玉県入間市豊岡3-7-32
[営業時間]参拝自由
[定休日]なし
[アクセス]【電車】西武池袋線 入間市駅より徒歩10分 【車】圏央道入間ICより10分
[駐車場]あり
「愛宕神社」の詳細はこちら

日枝神社(ひえじんじゃ)【草加市】

日枝神社
御社殿は草加市の指定文化財となっている

創建年代は不明ですが、明治までは「山王社」としてまつられ、地元の人々に愛されてきた「日枝神社」。
御本殿は、江戸末期の名匠の手によるものとされる彫刻が見事で、草加市の文化財にも指定されています。現代では再現不可能ともいわれる彫刻は「江戸の華」と称されています。お参りの際には、御本殿の彫刻にも注目してみてくださいね。
神職さんは常駐しておらず、御朱印や授与品などはありません。
初詣では、地域の人々による甘酒の接待が好評。節分や9月の例祭も多くの地元住民で賑わいます。
周辺には「草加せんべい」のお店もたくさんあり、お土産としてはもちろん、焼き立てをいただけたり、手焼き体験ができたりするお店もありますよ。

■日枝神社
[TEL]なし
[住所]埼玉県草加市吉町3-9-24
[営業時間]参拝自由
[定休日]なし
[アクセス]【電車】東武スカイツリーライン 草加駅より徒歩20分【車】外環道草加ICより15分
[駐車場]なし
「日枝神社」の詳細はこちら

松寿山 不動院 東福寺(しょうじゅさん ふどういん とうふくじ)【草加市】

松寿山 不動院 東福寺
松寿山 不動院 東福寺
本堂の欄間彫刻が見事

旧日光街道に参道を面する「東福寺」。江戸時代初期、旧日光街道を整備するにあたり中心人物となった大川図書が創建したお寺と伝わっています。
本堂内陣の欄間彫刻は、江戸時代後期の島村園哲作。山門、鐘楼と合わせて、草加市の指定有形文化財となっています。

松寿山 不動院 東福寺
「三鈷の松」

鐘楼の並びにある「三鈷(さんこ)の松」と呼ばれる松にも注目を。この松は葉っぱが3本ある珍しいもので、高野山にある空海が投げた「三杵(さんしょ)」がかかっていたと伝わる松と同じ種類の松なのだそう。この松の落ち葉を持っていると良いことが起きる、といわれています。ただし、枝から取った場合は悪いことが起きるともいわれているそうですよ。
また、こちらでは「草加宿七福神」の毘沙門天もまつられており、例年、お正月の1/1~7の期間には七福神めぐりのスタンプラリー(受付時間:9時~16時)も開催されます。
少し歩くと、綾瀬川沿いに国の名勝「おくのほそ道の風景地」に指定された1.5kmに及ぶ遊歩道「草加松原」もあり、自然の中をのんびり散歩しながら歴史を感じられるエリアですよ。

■松寿山 不動院 東福寺
[TEL]048-922-3051
[住所]埼玉県草加市神明1-3-43
[営業時間]9時~16時
[定休日]なし
[アクセス]【電車】東武スカイツリーライン 草加駅より徒歩10分【車】東京外環自動車道草加ICより15分
[駐車場]あり
「松寿山 不動院 東福寺」の詳細はこちら

大相模不動尊大聖寺(おおさがみふどうそんだいしょうじ)【越谷市】

大相模不動尊大聖寺
市指定文化財の山門。「真大山」の額は老中・松平定信の筆とされている(画像提供:虹だんご)

750年創建と伝わる「大相模不動尊大聖寺」。本尊の不動明王像は奈良東大寺の開山僧で東大寺大仏の鋳造にも携わった良弁僧正の作といわれています。
徳川家康が鷹狩の際、こちらのお寺へ何度も宿泊したことがあるそうで、家康の寝衣なども残されています。

大相模不動尊大聖寺
境内の鐘楼(画像提供:虹だんご)

毎年9月4日には「秋の大祭」が開催され、梨市や様々な露店や屋台が並びます。(ただし、2020年〜2022年はコロナ禍のため梨市は縮小、露店は中止)
2022年大晦日から2023年お正月の初詣も、感染症対策を徹底の上分散参拝、短時間滞在を呼びかけています。例年では境内で甘酒やお汁粉などが振る舞われますが、やはりコロナ禍で2年連続で中止となっており、今回はまだ未定です。(年末年始の感染状況次第)
また、参道にある「虹だんご」というおだんご屋さんも有名で、何度もメディアで紹介されるほど。お正月も1月1日(日)10時から営業予定だそうなので、初詣の時に寄ってみてくださいね。

■大相模不動尊大聖寺
[TEL]048-986-4640(虹だんご 048-988-0248)
[住所]埼玉県越谷市相模町6-442
[営業時間]参拝自由 【授与所】9時~17時
[定休日]なし
[アクセス]【バス】JR南越谷駅北口より朝日バスで15分、大相模不動尊停留所より徒歩1分【車】首都高三郷ICより15分
[駐車場]あり
「大相模不動尊大聖寺」の詳細はこちら

五社神社(ごしゃじんじゃ)【宮代町】

五社神社
平野部の五社を一棟にまつったものとしては埼玉県内唯一

350年前の文禄・慶長期に創建された「五社神社」。熊野三社、白山、山王の五社を一棟ごと等間隔に合わせまつっているところから「五社神社」と呼ばれています。
神職さんは常駐していませんが、参拝は自由です。

五社神社
県指定有形文化財(建造物)

安土桃山時代に建てられた本殿は県の文化財に指定されており、優れた彫刻など建築様式としても貴重な建物です。
こちらでは2月14日の夜に行われる『みかん投げ』の行事も有名。厄年にあたる人達が奉納したみかんを境内に集まった人達に投げ、そのみかんを食べれば健康でいられると伝えられています。
隣駅には「東武動物公園」があり、首都圏からもアクセスしやすい立地ですよ。
※2022年~23年の元旦の参拝対応、お守りなどの販売、「みかん投げ」の開催についてはいずれも未定だそうです。

■五社神社
[TEL]0480-34-8882(宮代町郷土資料館)
[住所]埼玉県南埼玉郡宮代町字東90
[営業時間]参拝自由
[定休日]なし
[アクセス]【電車】東武鉄道伊勢崎線 姫宮駅より徒歩10分
[駐車場]なし 
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高麗神社(こまじんじゃ)【日高市】

高麗神社
年間約80万人もの参拝客が訪れる

高麗(こま)とは、かつて朝鮮半島から中国大陸にかけてを領有した大国「高句麗」のこと。「高麗神社」は、約1300年前に武蔵国高麗郡の開拓を指揮した高句麗の王族、高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)をおまつりする神社です。
現在も、若光の末裔が宮司さんを務めているそうで、60代続くことから子孫繁栄のご利益があるといわれています。また、6名の政治家が参拝後に内閣総理大臣に就任しており、出世や事業繁栄などの仕事運向上をお願いする参拝客も多いそうですよ。

高麗神社
神社の入口付近に建つ将軍標(チャンスン)

境内では、一風変わった将軍標といわれるものも見られます。これは朝鮮語でチャンスンといい、朝鮮の風習で村の境界に魔除けとして建っているものだそう。
また境内に隣接して、国指定重要文化財である高麗家住宅も見学できます(1月中の見学は不可)。茅葺き屋根の住宅は約400年前に建てられたと伝わり、春には住宅とシダレザクラの風情を楽しむ人々で賑わいます。
初詣は、大晦日の23時から祈願受付開始。授与所は三が日の間も、朝早くから夜遅くまで開所しています。
近隣には「巾着田」や「高麗川遊歩道」などもあり、四季の自然を楽しめる地域です。また、車で10分ほどの場所には、北欧がテーマの「メッツァビレッジ」と「ムーミンバレーパーク」もありますよ。

■高麗神社
[TEL]042-989-1403
[住所]埼玉県日高市新堀833
[営業時間]参拝自由 【祈願受付・社務所】8時30分~17時(三が日は異なる)
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR川越線 高麗川駅より徒歩20分(タクシー常駐)【車】圏央道狭山・日高ICより20分
[駐車場]あり
「高麗神社」の詳細はこちら

妻沼聖天山歓喜院(めぬましょうてんざんかんきいん)【熊谷市】

妻沼聖天山歓喜院
妻沼聖天山歓喜院
1779年に再建された本殿「聖天堂」

「妻沼聖天山歓喜院」は日本三大聖天の一つとして知られ、特に縁結びのご利益で知られています。
国宝の御本殿「聖天堂」は日光東照宮を彷彿とさせる装飾建築が特徴的で、「埼玉日光」とも呼ばれているそうです。原則として毎日拝観でき、さらに10時~15時の間は、1時間おきにボランティアによるガイドを行っていることがあります(要事前確認)。
御本殿以外にも、国登録有形文化財「仁王門」や国指定重要文化財「貴惣門」など、見どころたっぷりの境内です。

妻沼聖天山歓喜院
お守り各1000円。えんむすびお守りは各500円

御本殿が描かれたお守りや、かわいらしい絵柄のえんむすび守も受けられます。

妻沼聖天山歓喜院
「国宝聖天山 新年特別朱印」500円

お正月は、「新年特別朱印」も授与。御本殿が描かれた御朱印帳も受けられます。受付は9時~16時の予定だそうですが、詳しくはホームページで要確認。また、お正月期間中も御本殿の見学は可能です。
すぐ近くには「道の駅 めぬま」があり、熊谷うどんや妻沼特産麦とろ御膳などが食べられます。また、春から秋にかけては併設する「めぬまアグリパーク」で約400種2000株のバラも楽しめますよ。

■妻沼聖天山歓喜院
[TEL]048-588-1644
[所在地]埼玉県熊谷市妻沼1511
[営業時間]参拝自由【国宝拝観】9時30分~15時最終受付
[定休日]なし
[料金]「聖天堂」拝観料 中学生以上700円
[アクセス]【電車】JR熊谷駅より朝日バスで25分、妻沼聖天前停留所より徒歩すぐ【車】東北道館林IC・関越道東松山IC・北関東道太田ICより45分
[駐車場]あり (無料)
「妻沼聖天山歓喜院」の詳細はこちら

五千頭の龍が昇る聖天宮【坂戸市】

五千頭の龍が昇る聖天宮
日本のお寺や神社とは一味異なる豪華絢爛な建物は圧巻

「五千頭の龍が昇る聖天宮」は、台湾・中国の宗教である道教のお宮。道教は、中国の歴史と同じぐらい古くからある宗教です。
ご本尊は台湾・中国の最高神「三清道祖」、三柱の神様。商売、健康、良縁、学業、病気、厄除、開運などご利益は多岐に及びます。
誰でも参拝することができ、常時いる説明員の方が作法などをガイドしてくれます。参拝する際は、本場台湾の長い線香を使いますが、線香が長いのはお願いをこと細やかにするためだそうですよ。

五千頭の龍が昇る聖天宮
本殿内、楠木の彫刻を釘なしで組んだ螺旋天井

お宮は、台湾の一流の宮大工を呼び寄せ、15年掛けて建設。“五千頭の龍”の装飾や彫刻は見事です。

五千頭の龍が昇る聖天宮
「あいしょう御守」1000円
五千頭の龍が昇る聖天宮
台湾のスイーツ・ドリンクが買える自動販売機もあり

お守りは、生まれ年から算出する“九星”の色に基づき、色、性別、ご利益などの組み合わせによって250種の中から最適なものを受けられます。台湾のおみくじもありますよ。
川越にも近い場所なので、川越観光と一緒に訪れるのにもおすすめです。

■五千頭の龍が昇る聖天宮
[TEL]049-281-1161
[住所]埼玉県坂戸市塚越51-1
[営業時間]10時~16時
[定休日]なし
[アクセス]【バス】東武東上線 若葉駅東口より東武バスで5分、戸宮交差点前停留所より徒歩3分 【車】関越道鶴ヶ島IC・坂戸ICより10分、圏央道坂戸ICより5分
[駐車場]あり
「五千頭の龍が昇る聖天宮」の詳細はこちら

まとめ

街歩きと合わせて気軽に立ち寄れるところから、森の中に佇む神秘的なところまで、多彩な神社・仏閣・お宮がありましたね。埼玉が誇るパワースポットの数々、ぜひいろいろなところへ足を運んでお参りしてみてはいかがでしょうか?

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください
※掲載の価格は全て税込価格です

岡本 いつか  岡本 いつか

3人の子を持つ、ママ編集ライター。たまにひとり旅に出かけます。奈良とウィーンが大好き。今一番欲しいものは、加齢とともに失った「睡眠1時間で働ける身体」。

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