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三宮や元町など神戸の中心部から徒歩圏内にあり、ランチで神戸ビーフ（神戸牛）が味わえるおすすめの店を紹介します。 神戸牛ステーキや鉄板焼き、焼肉など楽しめるメニューも多種多様。なかには1000円台で食べられるリーズナブルなものもあります。上質なお肉を、ぜひ本場で堪能してみてくださいね。

神戸肉・神戸ビーフとは？

厳格な基準をクリアした但馬牛だけに与えられる和牛ブランド

兵庫県内で飼養・管理される但馬牛のうち、歩留等級（可食部分の割合）B以上、肉質等級（霜降り度合いや脂の質など）4以上、脂肪交雑のBMS値がNO.6以上など、厳しい条件をクリアしたもののみが「神戸肉」または「神戸ビーフ」と定義されています（一般的に「神戸牛」と呼ばれることもあります）。上品な甘みを持つ赤身と、繊細なサシによる口どけの良さが特徴。現在は神戸肉流通推進協議会が生産者・販売店の指定登録や証明書の発行などを担当し、ブランド管理や消費拡大に関するさまざまな取り組みを実施しています。

【地下鉄三宮駅より徒歩1分】あぶり肉工房 西村家 三宮店

プロの目利きが光る！一頭買いならではの希少部位も多数

地下鉄三宮駅の地上出口から歩いてすぐの便利な場所にある焼肉専門店。経営しているのは神戸ビーフを中心に扱う精肉店「西村ミートショップ」です。オーナー自らが食肉センターへ足を運び、目利きによって納得のいくものだけを一頭買い。精肉店直営だからこその、お肉の品質とリーズナブル価格を実現しているそうです。

ランチでは「神戸ビーフ焼肉定食」を提供。極上カルビ・極上ロースなど2種類のお肉がメインの「極上焼肉定食」（3480円）のほか、希少部位と上カルビ・上ロースなどがセットになった「特選焼肉定食」（3980円）、サーロインと希少部位を味わえる「厳選焼肉定食」（5480円）など全8コースをラインナップしています。すべての定食に焼き野菜のほか、サラダ・小鉢・ご飯・漬物・白ご飯が付いてくるのも嬉しいですね。

【神戸三宮駅より徒歩2分】神戸 吉豊

神戸牛の旨みと肉汁が詰まった名物ハンバーグ

三宮駅からほど近い「さんプラザ」の地下1階。“もっと気軽に神戸牛を”コンセプトとした洋食店「神戸 吉豊」では、自家製ソースとともにじっくりと煮込んだ「神戸牛100％土鍋ハンバーグ」が名物になっています。肉汁がたっぷり詰まったハンバーグは、噛むと口の中全体に神戸牛の濃厚な風味が広がります。ソースは特製デミグラスのほか、スパイシーカレー、トマトソースの3種類から選べますよ。

ランチメニューには、さらにリーズナブルな「神戸牛入り土鍋ハンバーグ」（1150円）もラインナップ。またステーキでは、赤身からサーロイン、シャトーブリアンまで、予算や好みに応じて神戸牛の幅広い部位をオーダーできます。付け合わせの野菜も可能な限り兵庫県産を使用するなど、細部までこだわりを尽くした神戸牛の洋食メニューを、ぜひ堪能してみてください。

【神戸三宮駅より徒歩2分】鉄板ダイニング法貴

好みの焼き加減で堪能できる、霜降り肉の絶品鉄板焼き

JR三ノ宮駅の北東、生田新道沿いにあるビルの地下佇む鉄板焼き専門店です。「客席の隅々にまで目が届くように」という店主のこだわりから、店内はカウンター9席のみ。気軽に焼き加減の希望を伝えたり、シェフとの会話を楽しみながら食事ができます。セピア色に統一された店内は、ジャズのBGMが響く居心地のいい空間です。

ランチタイムに味わえるのが「極上神戸ビーフ鉄板焼きランチ」。美しいサシが入った神戸ビーフを目の前の鉄板で豪快に焼き上げてくれます。通常の部位はロースですが、プラス1100円でより旨みが詰まったフィレにも変更OK。お腹の空き具合によって肉の量を120g（7920円）に変えることも可能です。コースには前菜・季節のスープ・サラダ・ご飯・香の物・赤だしのほか、デザートのシャーベットまで付く大満足の内容となっています。

【JR三ノ宮駅または神戸三宮駅より徒歩5分】大長今 三宮総本店

ブランド牛のいろいろな部位をラインナップ。品質にこだわる焼肉ランチ

三ノ宮駅の北西エリアにある「大長今 三宮総本店」は、小さな2階建てビルで営業を行う神戸牛の個室焼肉店です。マスター自らが肉の仕入れから捌き、盛付けまで一貫して携わり、神戸牛を常に最高の状態で提供するよう心がけているそうです。

ランチメニューのイチ推しが「神戸牛ランチ」。「神戸牛のいろいろな部位を気軽に食べてほしい」との思いから、上カルビ・上ロース・赤身ロースをそれぞれ約40gずつ楽しむことができます。お肉を網でさっと炙ったら、甘辛い自家製ダレと絡めましょう。軽く塩コショウが振られているため、塩だけで肉の旨みをストレートに味わうのもおすすめです。そのほか、肉のレア感がたまらない「サーロイン丼」（1848円）も人気です。

【JR三ノ宮駅または神戸三宮駅より徒歩8分】神戸牛丼 広重

料理人が一切の手間を惜しまず調理する神戸ビーフの贅沢牛丼

神戸・北野エリアへと続く不動坂の一角。店名を染め抜いた紺色の暖簾が、神戸ビーフを使った牛丼専門店の目印です。

唯一の提供メニューでもある牛丼は、並盛（2860円）と大盛り（3080円）の2種類。つやつやとした兵庫県産コシヒカリの上に、神戸ビーフの大判肩ロースと飴色に煮込まれた淡路島産玉ねぎがたっぷりとのせられています。

仕入れ時は、枝肉の時点で一度しっかりと目利きをしたうえで、納得したクオリティのものだけを購入。肩ロースの部位を1頭分まるごと買うことで、原価を抑える努力も続けているそうです。調理を行うのは、元イタリアンシェフという経歴を持つ店主・菱井宏重さん。注文を受けるごとにじっくりと時間をかけて肉に火入れを行い、とろけるような食感を実現しています。また、付け合わせのポトフ風野菜スープも優しい味わいで、牛丼との相性は抜群です。

【JR三ノ宮駅または神戸三宮駅より徒歩15分】ラ・テラス北野

北野異人館街に佇むカフェテラスで、厳選神戸牛を使った洋食に舌鼓！

風情ある洋館が建ち並ぶ北野・異人館通。オープンテラス席も備える開放的な空間で、本格洋食ランチを楽しめます。看板メニューは「神戸牛100%ハンバーグ」（1870円）と、神戸牛のすじを煮込んだ「神戸牛すじカレー」（1540円）。兵庫県産玉ねぎをはじめ、地産地消の食材にこだわった料理を気軽に味わうことができます。

「神戸牛100％ハンバーグ」は名前のとおり、肉に神戸牛の赤身のみを使用した贅沢な一品。神戸牛ロース肉の油脂とヨーグルトのホエー（乳清）で味を整え、ジューシーなハンバーグに仕上げられています。ソースは大根おろしのほか、野菜がごろごろと入ったカポナータソース、小柱とキノコの旨みが凝縮したクラムチャウダーソースも選択可能。肉の旨みが染み出た「神戸牛すじカレー」もぜひオーダーしてみてください。

【元町駅より徒歩3分】神戸牛 吉祥吉 本店

最高ランクのブランド牛のみを仕入れるレストラングループの本店

神戸・大阪を中心に全国で神戸牛レストランなど53店舗を展開する吉祥吉グループ。第1号店である元町駅近くの「神戸牛 吉祥吉 本店」では、味わい・色あい・調理法にこだわった神戸牛の創作和食を味わえます。吉祥吉グループ全体で仕入れる肉は、県内で開かれる品評会で最優秀賞などを受賞したA5ランク以上の神戸牛のみ。直接セリに赴いて一頭買いし、自社で加工までを行うことでリーズナブルな価格を実現しているそうです。

ランチタイムには、こだわりの神戸牛をステーキで楽しめます。「赤身」（80g3190円）は、モモ肉の中でもステーキに適した繊維の細かい部分のみを使用。噛むほどに赤身の旨みを堪能できます。さらに「極上赤身」（80g4730円）や「別格希少部位」（80g7700円）など、予算や好みに応じた多彩なコースが勢ぞろい。ランチ限定で、兵庫県産有機栽培米のご飯や地野菜のサラダなどが付いた「A set」（通常プラス990円）が無料になるのも嬉しいポイントですね。

【JR三ノ宮駅または神戸三宮駅より徒歩1分】神戸 みやび サンキタ店

鮮やかなピンク色の炙りステーキが重箱一面を埋め尽くす

阪急神戸三宮駅北側のアーケード街「サンキタ通り」にあり、吉祥吉グループで仕入れたA5ランク以上の厳選神戸牛を、熟練の職人による鉄板焼きステーキと贅沢なお重メニューで味わえます。

おもにSNSなどで話題を集めているのが「神戸牛ステーキ重（赤身）」（3190円）です。肉の表面をサッと炙って旨みを閉じ込め、ほどよい噛み応えの分厚さにカット。ミディアムレアの鮮やかな赤身肉が、ご飯が隠れるほどのボリュームで敷き詰められています。肉を頬張ると、神戸牛の濃厚な旨みとほのかな甘さで口の中がいっぱいに。トッピングの卵黄を絡めれば、よりまろやかに味変も可能です。ステーキ重は、神戸牛の部位を「極上赤身」（4290円）や「別格希少部位」（6490円）など予算に応じて選ぶことができ、さらにメニュー価格の半額（赤身はプラス1595円など）を追加することで肉増しもチョイスできます。

【三宮・花時計前駅より徒歩2分】神戸牛洋食 アモナ

ふわふわオムライスの上に、肉汁滴る赤身ステーキをトッピング！

シャンデリアがあるおしゃれな空間で“神戸牛×洋食”の組み合わせを満喫できる吉祥吉グループの店です。もちろん使用される神戸牛は、グループ他店と同様に品評会や枝肉共励会で受賞したA5ランクの高品質な牛肉ばかり。オムライスやビーフシチューなど、老若男女問わず気軽に楽しめる神戸牛料理がメニューに並んでいます。

ランチタイムで一番人気なのが「神戸牛スフレオムライス ステーキのせ（赤身）」。ふわふわのスフレ状に仕上げられた軽い口当たりのオムライスに、神戸牛のカットステーキがのせられています。旨みの詰まった赤身肉と玉ネギ入りオリジナルソースとの相性は抜群。肉は赤味を「極上赤身」（3630円）や「別格希少部位」（4939円）に変更することができます。

【JR三ノ宮駅または神戸三宮駅より徒歩5分】神戸牛焼肉 八坐和 本店

1回で2度おいしい。焼肉専門店で味わえる平日ランチ限定の絶品お重

「神戸牛焼肉 八坐和 本店 」は吉祥吉グループの系列店で、神戸牛の絶品焼肉を味わえます。グループ全体で神戸牛を一頭買いするので、カイノミやクラシタなど、さまざまな希少部位を焼肉で楽しめるのが特長の1つ。「八坐和の牛めし」（1210円）や「神戸牛冷麺」（880円）など、ご飯・麺といったメニューも充実しています。

平日ランチ限定・数量限定で提供されるのが「八坐和重」です。肉本来の甘みがダイレクトに感じられるレアステーキ、自家製のタレで甘辛く煮込んだ神戸牛の2種類がのせられたお重は、贅沢感たっぷり。卵を溶いて掛けて、すき焼き風に食べることもできます。また、曜日を問わず毎日提供されている「神戸牛ステーキ重」（4620円）もおすすめ。分厚くカットした神戸牛ステーキに、白味噌風味に仕立てた神戸牛のスジこんにゃくが相性ぴったりの、食欲をそそる逸品です。

まとめ

紹介した三宮・元町周辺には、ほかにも神戸ビーフを味わえる店がたくさんあります。中心駅から徒歩圏内にある店が多く、観光やお出かけ途中のランチにもぴったり。ブランド肉の良さを知り尽くしたシェフたちによる、こだわり料理の数々をぜひ楽しんでみてくださいね。

※この記事は2025年3月3日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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