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2024.12.10

ご利益がユニークな神社10選!髪や天気にまつわるお守りや絵馬をチェック<2024>

仕事運や恋愛運、金運などさまざまなご利益を授かれる神社。実は特定のご利益が得られる神社があるのを知っていますか!?今回は、じゃらんニュース10周年記念にちなんで、ユニークで面白い神社を10選ご紹介します。天気や航空のほか、髪、美容のご利益まで集めました!

初詣の参拝にもおすすめです。気になった人はぜひ足を運んでみてくださいね♪

【東京都・杉並区】気象神社

天気の神様を祀る神社で、大切な日の晴天を祈願しよう

気象神社
社殿は高円寺氷川神社内にあり、2003(平成15)年に再建された
気象神社
(左)晴天祈願の「晴守り」、(右)2023(令和5)年より登場した「お天気病よけ」
気象神社
8色ある「照々みくじ」。銀色の袋に包まれているので、どの色が出るかは運次第

天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸(あまのいわと)に隠れてしまった『天岩戸神話』で、知恵を使って世界に太陽を取り戻したことから、知恵と天気の神様として知られる八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)を祀っている神社。旅行や結婚式など大切な日の晴れを祈る人が全国から訪れています。元々は東京都杉並区に位置していた大日本帝国陸軍の気象部にありましたが、1948(昭和23)年に高円寺に遷されました。

太陽を刺繍した「晴守り」(800円)や気象病の人におすすめの「お天気病よけ」(800円)など天気にまつわる授与品が多数そろいます。てるてる坊主の形をした「照々みくじ」(500円)も人気で、紫色は厄除け、黄色は金運、橙色は大願成就と、色によってご利益は異なります。顔を書いて奉納したり、自宅に持ち帰って飾ったりするのもいいですね。

■気象神社
東京都杉並区高円寺南4-44-19
【参拝時間】早朝~17時【社務所】9時~16時
不定※詳細は公式SNSを要確認
高円寺駅より徒歩1分/首都高永福出口より17分
あり(無料)
「気象神社」の詳細はこちら

【東京都・大田区】羽田神社

航空関係者だけでなく受験生からも信仰が厚い、羽田全域の氏神様

羽田神社
2019(令和元)年に社殿の塗り替え工事と鳳輦の修復が完了し、より一層荘厳な姿になった
羽田神社
航空関係の授与品には、お守りやステッカーがある
羽田神社
ANAとコラボレーションした「御朱印帳」は、羽田神社頒布版(写真)とANA販売版の2種類がある
羽田神社
「合格祈願御守り」はJALの若手社員の提案から生まれた

東京都大田区に鎮座する羽田神社は、羽田空港をはじめ羽田全域の氏神様として古くから親しまれています。地元住民や航空関係者からの信仰も厚く、多くの人が運航安全や航空安全の祈願に訪れているそう。御祭神は勝負事の神様としても知られる須佐之男命(すさのおのみこと)・稲田姫命(いなだひめのみこと)。さらに、“航空安全=落ちない”ことも相まって、受験生からも評判です。

飛行機をモチーフにしたお守りや絵馬だけでなく、ANAやJALといった航空会社とコラボレーションした授与品があるのもここならではの魅力です。飛行機や神職、巫女、空港で働く人々のイラストが描かれた「御朱印帳」(3500円)、実際に空港で車輪止めに使われていたチョークを御内符として納めた「合格祈願御守り」(1000円)があります。ほかにも必勝守(800円)や交通安全ステッカー(500円)などもそろっていますよ!

■羽田神社
東京都大田区本羽田3-9-12
参拝自由【社務所】9時~17時
なし
大鳥居駅より徒歩10分/首都高羽田出口より6分
あり(無料)
「羽田神社」の詳細はこちら

【千葉県・南房総市】高家神社

平安時代の特殊神事を再現!“料理の祖神”を祀る神社

高家神社
茅葺き屋根が目を引く拝殿
高家神社
(左)拝殿と庖丁式のイラストが入った「料理上達御守」、(右)護身刀の文字入りの刀が包まれている「料理心願御守」

『日本書紀』にも記されている神様・磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)を祀る高家(たかべ)神社。磐鹿六雁命は自身で釣った魚や蛤を調理し、第12代景行天皇を喜ばせたことから“料理の祖神(そじん)”として親しまれており、料理業界や料理上達を願う人が多く参拝に訪れています。毎年5月17日、10月17日、11月23日には礼服をまとい、包丁と箸だけで魚を調理する平安時代の宮中行事を再現した特殊神事「庖丁式」を実施しています。

授与品は「料理上達御守」(800円)や「料理心願御守」(500円)など料理にまつわるお守りが豊富です。年に1度の新穀感謝祭の時に奉納するために作られた「限定醸造醤油高倍(たかべ)」(2000円)や料理中に使える「手ぬぐい」(1000円)があるのもここならでは。「庖丁式」をモチーフにしたかわいらしいイラストの絵馬などもそろっていますよ。

■高家神社
千葉県南房総市千倉町南朝夷164
参拝自由【授与所】9時~17時
なし
千倉駅よりタクシーで5分/富津館山道富浦ICより30分
あり(無料)
「高家神社」の詳細はこちら

【埼玉県・東松山市】箭弓稲荷神社

野球界の人々が必勝を願う1300年以上の歴史を持つ神社

箭弓稲荷神社
江戸時代後期の神社建築様式を残していると評価を受け、2024(令和6)年に国の重要文化財に指定された
箭弓稲荷神社
(左)金色と黒色がある「球技守バット」、(右)赤色と茶色がある「球技守グローブ」
箭弓稲荷神社
(左)バットの形をした「バット絵馬」、(後)御祈願で授与されるホームベースと同じサイズの「ベース型絵馬」

奈良時代の712(和銅5)年に創建されたと言われており、1300年以上の歴史がある神社です。平安時代の中頃、源頼信が平忠常追討のために野久ヶ原(やきゅうがはら)に陣を張り、鎮座していた野久稲荷神社に戦勝祈願をしたところ、明け行く空に箭(矢)の形をした白雲がにわかに現れ、その箭は敵を射るかのように飛んで行き、頼信軍が勝利しました。以来、頼信は野久を箭弓と改めて呼ぶよう命じ、神社は現在まで多くの信仰を集めています。

“やきゅう”という読み方から、少年野球クラブや高校球児、さらにはプロ野球選手など、野球関係者が必勝祈願に足を運んでいるそう。授与品には「球技守バット」や「球技守グローブ」、「バット絵馬」、「ベース型絵馬」(すべて800円)といった野球道具をモチーフにしたお守りや絵馬がそろっています。また、稲荷神社でもあるため、キツネのお守りやステッカーなども授与していますよ。

■箭弓稲荷神社
埼玉県東松山市箭弓町2-5-14
参拝自由【授与所】9時~17時
なし
東松山駅より徒歩3分/関越道東松山ICより5分
あり(無料)
「箭弓稲荷神社」の詳細はこちら

【石川県・金沢市】波自加彌神社

ご利益は料理上達と無病息災!香辛料の神様を祀る神社

波自加彌神社
本殿は160段の階段を上った山の中にあるものの、境内まで車で上ることができる
波自加彌神社
(左)優しい色合いの「御朱印帳」、(右)カラフルな香辛料のハンコが押された「通常御朱印」
波自加彌神社
(左)「美食守」は食運向上、(右)「福酒守」は酒難除け・美酒佳肴のご利益がいただける

石川県金沢市に奈良時代から鎮座している波自加彌(はじかみ)神社。“はじかみ”とは古語でショウガやワサビ、サンショウといった口にして辛い香辛料のことを指しており、古くから香辛料の神様を祀っています。昔、香辛料は薬効があると言われ、料理だけでなく薬としても使われていたため、ご利益は料理上達や無病息災です。毎年6月15日には一年の健康を祈り、清められたショウガ湯を参拝者に振る舞う「はじかみ大祭」も行っています。

香辛料が描かれた御朱印帳(1500円)だけでなく、かわいらしい御朱印が評判で「月替わりの御朱印」(300円)や「季節ごとの切り絵の御朱印」(1000円~)など常時10種を頒布しているのも魅力のひとつです。また、「美食守」や「福酒守」をはじめとした料理に関するお守りもそろっています。授与品は神社から徒歩10分の遙拝所で授与しているので、時間に余裕を持って向かいましょう。

■波自加彌神社
石川県金沢市花園八幡町ハ165
参拝自由【遙拝所】9時~16時※遙拝所は石川県金沢市二日市町ヌ131 (神社より徒歩10分)
なし
森本駅よりタクシーで10分/北陸道金沢森本ICより10分
あり(無料)
「波自加彌神社」の詳細はこちら

【京都府・京都市】御髪神社

ご利益と自分の髪の毛を奉納する、参拝方法がユニークな御髪神社

御髪神社
境内はこぢんまりしているが参拝客が後を絶たない
御髪神社
「福髪守」はサイズが小さめなのもうれしいポイント
御髪神社
長く美しい黒髪の女性が描かれた絵馬がたくさん

鎌倉時代に髪結師として活躍した藤原采女亮政之公(ふじわらのうねめのすけまさゆき)を祀っている御髪神社は、髪にまつわるご利益がいただけると、美容師や国家試験を控えた受験生など全国各地から多くの人が訪れています。参拝方法も珍しく、社務所で自分の髪の毛を3から4cm切ってもらい、御髪献納の中に入れてお供えするという流れ。奉納した髪の毛は境内の髪塚で保管し、祈願されます。

髪に関する授与品の中でも、人気なのは透明なお守りの中にクシとハサミが納められた「福髪守」(1000円)。白・ピンク・ブルーの3色があり、“櫛とハサミで髪を綺麗に整えて、幸福を引き寄せよう”という思いが込められています。クシは魔除けのグッズとしても知られており、お守りはもちろん絵馬(900円)もあるので、髪の毛の願いや願望達成報告を書いて奉納するのもおすすめですよ。

■御髪神社
京都府京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町10
参拝自由【社務所】9時~16時
不定
嵐山駅より徒歩20分/名神高速京都南ICより40分
なし
「御髪神社」の詳細はこちら

【京都府・京都市】白峯神宮

業界関係者も多く訪れる“スポーツの守護神”にお参りできる

白峯神宮
境内には鞠庭があり、例年4月と7月に蹴鞠行事が行われる
白峯神宮
「リストバンド」はチームメイトとおそろいにするのもおすすめ
白峯神宮
「闘魂守」は丸型と一般的な角型があるので、好きな形を選ぼう

京都府京都市に鎮座している白峯神宮は1868(明治元)年に創建されました。和歌と蹴鞠を家業とした飛鳥井家(あすかいけ)の跡地で、摂社の地主社に鞠の守護神と言われる精大明神(せいだいみょうじん)が祀られているため “スポーツの守護神”として、サッカーやバスケットボールをはじめとするスポーツ関係者から多くの信仰を集めています。さまざまな競技団体から試合で使用した公式ボールが奉納されており、実際に手に取ることも可能です。

運動中に使える授与品があるのも、白峯神宮の魅力のひとつ。“闘魂”の文字があしらわれた「リストバンド」(800円)やタオル、手首、バッグに着けられるミサンガ状の「叶う輪」(800円)などがそろっています。中でも「闘魂守」(700円)が評判で、これを求めて参拝する人もいるのだそう。どの授与品も色の種類が豊富なので、ユニフォームに合わせたり、好きな色を選べたりするのもうれしいですね。

■白峯神宮
京都府京都市上京区飛鳥井町261
【参拝時間】8時~17時【授与所】8時~16時30分
なし
今出川駅より徒歩7分/名神高速京都南ICより30分
あり(無料)
「白峯神宮」の詳細はこちら

【京都府・京都市】河合神社

理想の姿を書いた鏡絵馬で、美麗の神様にお願い!

河合神社
『方丈記』の著者・鴨長明とも深いゆかりがある
河合神社
絵馬掛け所にはさまざまな表情の絵馬が奉納されている

河合神社は、“下鴨神社(しもがもじんじゃ)”の通称で親しまれている賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)の摂社として、古くから祀られている神社です。国宝・重要文化財の社殿が55棟もある境内の史跡・糺の森(ただすのもり)に位置しています。御祭神は玉のように美しかったことから“美麗の神”と称される玉依姫命(たまよりひめのみこと)。女性守護や美麗祈願はもちろん、縁結びや安産などのご利益がいただけるとされています。

女性を始めとした参拝客に好評なのが、「鏡絵馬」(1000円)。表面に手持ちの化粧品や備え付けの色鉛筆で理想の姿を描き、裏面には願い事を書くことで、外見のみならず内面も美しく輝けるのだそう。「花梨の庭」で採れるカリンを天然はちみつで漬け込み、御神水で飲みやすくした「美人水」(500円)も販売しているので、ぜひ味わってみてください。

■河合神社
京都府京都市左京区下鴨泉川町59
【参拝時間・授与所】6時~17時
なし
出町柳駅より徒歩10分/名神高速京都東ICより15分
あり(無料)
「河合神社」の詳細はこちら

【大阪府・豊中市】服部天神宮

足にまつわる神社で、下駄の音色とともに神様へ願いを届けよう

服部天神宮
本殿は1827(文政10)年に造営され、天井裏には当時の棟札が残っている
服部天神宮
暗闇でも光る蓄光性のある素材で作られた「足守」
服部天神宮
(左)阪急服部天神駅がモチーフの「阪急服部天神駅御朱印帳」、(右)草履と梅紋があしらわれた「通常御朱印」

服部天神宮は、平安時代の901(昌泰4)年に菅原道真が左遷され太宰府に向かっていた時、足病治癒を祈願したところ回復し無事に到着できたことから、“足の神様”と親しまれるようになりました。境内には色とりどりの下駄が吊るされた「下駄回廊」があり、中をくぐり抜けられます。昔から“下駄のカランコロンという音色が、神様に願いを届けてくれる”と考えられているそうですよ(初詣シーズンなど設置していない時期もあるので、最新情報はHPを確認)。

足の神社らしい授与品がそろっており、おすすめは「足守」(1000円)。菅原道真が好んだ梅の花があしらわれた靴紐に通すデザインのお守りで、“大切な足を守り、願いが花開くように”という思いが込められています。現在の服部天神駅が境内地だったことから生まれた「阪急服部天神駅御朱印帳」(3000円)や「通常御朱印」(500円)なども授与しています。

■服部天神宮
大阪府豊中市服部元町1-2-17
【参拝時間】6時~19時(10~3月は18時まで)【社務所】9時~18時
なし
服部天神駅より徒歩 1分/阪神高速豊中南ICより6分
あり(無料)
「服部天神宮」の詳細はこちら

【大阪府・泉佐野市】日根神社

和泉五社のひとつでもあり、睡眠のご利益がいただける日根神社

日根神社
神武天皇が戦勝祈願したゆかりの神社でもある
日根神社
水色やピンクなど5色ある「御枕(まくら絵馬)」
日根神社
緑色のみの「安眠守」

昔、村娘が子宝や安産を祈願し枕を奉納したのが始まりで“枕=睡眠”を連想させることから、安眠のご利益がいただけると言われる日根神社。和泉の国の主要な神社をまとめた「和泉五社」のひとつでもあり、地元の人はもちろん不眠など睡眠の悩みを抱えた人が参拝に訪れています。毎年5月5日には、色とりどりの飾り枕をつけた約5mの幟を背負い、「五社音頭」を歌いながら巡行する例大祭「まくら祭り」が行われ、多くの人で賑わいます。

願いを書きこんで奉納する「御枕(まくら絵馬)」(800円)や枕幟柄の「安眠守」(800円)や枕の形をした「安眠枕守」(1000円)など枕や睡眠にまつわる授与品も豊富です。安眠を祈願した“枕のお祓い”も行っており、普段使っている枕や役目を終えた枕を持参する人もいるそう。ほかにも子授けや安産など多様なお守りがあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

■日根神社
大阪府泉佐野市日根野631
参拝自由【社務所】9時~16時
なし
日野駅より徒歩20分/関西空港道上之郷ICより5分
あり(無料)
「日根神社」の詳細はこちら

※この記事は2024年12月6日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
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じゃらん編集部  じゃらん編集部

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