奈良県のおすすめデートスポットを紹介!ロマンチックな夜景が楽しめる高台や、風情たっぷりの温泉街、のんびり散歩が楽しめる公園、動物と触れ合える牧場など、カップルで行きたい魅力的な場所を集めました。
自然と歴史が調和する奈良の地で、ふたりだけの特別な時間を過ごしてくださいね。
【奈良市】奈良県立美術館
江戸時代の浮世絵など4600件を超えるコレクション

奈良市にある「奈良県立美術館」は、寺院建築を模した2階建ての建物が目印。
風俗史研究家・日本画家の吉川観方氏より寄贈された江戸時代の浮世絵をはじめ、鎌倉時代から現代までの絵画や工芸品、彫刻、書跡、風俗資料など約4600件以上の収蔵品を保有。中には、葛飾北斎や歌川広重といった、名の知られる浮世絵師の作品も展示しています。
「東大寺」「興福寺」「春日大社」からのアクセスが良いため、奈良観光のデートコースに組み込みやすいのも嬉しいポイントです。
奈良県奈良市登大路町10-6
9時~17時(最終入館16時30分)
月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始、展示替え期間
展覧会によって異なる。詳細は公式HPを確認
近鉄奈良駅より徒歩約5分/西名阪自動車道天理ICより約20分
なし
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(画像提供:奈良県立美術館)
【奈良市】興福寺国宝館
奈良時代創建当時の建築様式が目をひく国宝館

僧侶が集団で食事をする食堂(じきどう)のあった場所に建てられた「興福寺国宝館」は、耐火式の宝物収蔵庫です。
唐の影響を強く受けた建築様式の建物で、興福寺の歴史を伝える仏像彫刻や絵画、工芸品、典籍・古文書、歴史資料・考古遺物などが一般公開されています。
館内には、奈良時代に制作された仏教における守護神の像といった多数の貴重な品々を安置。中でも三面六臂の姿が特徴の「阿修羅(あしゅら)像」は3つの顔がそれぞれ異なる表情をしており、天平彫刻の傑作として、今なお人々を魅了してやまない国宝のひとつです。
静かで荘厳な空間の中、歴史に触れられる落ち着いたデートができそうですね。
奈良県奈良市登大路町48
9時~17時(最終入館16時45分)
なし
拝観料【大人・大学生】900円【中学・高校生】800円【小学生】500円
近鉄奈良駅より徒歩約5分/京奈和自動車道木津ICより約15分
あり(有料)
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(画像提供:法相宗大本山 興福寺)
【奈良市】奈良公園
約1300頭の鹿との出会いが楽しめる公園

「奈良公園」は、広大な敷地に「春日大社」「興福寺」「東大寺」といった世界遺産が隣接。歴史・文化と豊かな自然が調和した、国宝や歴史的建造物を巡ることができる観光地です。
約1300頭もの野生の鹿が生息しており、“奈良のシカ”として国の天然記念物に指定されています。
鹿せんべいの餌やり体験は、絶好のシャッターチャンス。鹿が近づいてきたら、素早く1枚ずつあげるのがポイントだそう。人懐っこいものの野生動物なので、優しく接しましょう。
入園料不要のため、お天気のいい日にふたりで訪れてみてください。
(画像提供:奈良県 産業部観光局 奈良公園室)
【奈良市】若草山
夕暮れ時のマジックアワーが絶景の展望スポット

「奈良公園」の東側に位置する標高約342mの「若草山」は、山全体が芝生で覆われており、3つの笠を重ねたような様子から“三笠山”とも呼ばれているのだそう。
面積約33haの芝生に覆われており、5世紀頃に築造されたといわれる史跡「鶯塚(うぐいすづか)古墳」があります。
山頂からは「大仏殿」や「五重塔」、さらに奈良市街が一望できます。夕暮れ時には空の色が移り変わる様がとてもきれいです。デートには「若草山ドライブウエイ」から見る夜景もおすすめ。
毎年1月には若草山で山焼きが行われ、夜空を赤く染める迫力ある光景を楽しめます。
奈良県奈良市雑司町
【若草山入山】9時~17時(最終入山時間17時)【若草山ドライブウエイ(新若草山コース)】8時~23時(最終入場時間23時)
【開山期間】3月第3土曜~12月第2日曜
【中学生以上】150円【3歳以上】80円
近鉄奈良駅よりバスで約10分/第二阪奈有料道路宝来ICより約40分
あり(無料)
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(画像提供:奈良県 産業部観光局 奈良公園室)
【奈良市】東大寺
世界遺産や国宝に登録された寺院で“奈良の大仏さま”を参拝

奈良時代に聖武天皇の発願により創建された「東大寺」は、「若草山」のふもとに広がる壮大な寺院で、世界文化遺産・古都奈良の文化財のひとつとして登録されています。
大仏殿(金堂)には、高さ14.98mを誇るご本尊・盧舎那仏(るしゃなぶつ)、通称“奈良の大仏さま”が鎮座し、その存在感は圧倒的です。
境内には、斜面上に水平になるように建てられている二月堂や、奈良時代の建築が残る法華堂など貴重な建物が点在。また、東大寺の歴史や魅力がわかる数多くの寺宝が展示されている「東大寺ミュージアム」に立ち寄るのもおすすめです。
奈良県奈良市雑司町406-1
拝観時間 ※時期や施設により事なる。詳細は公式HPを確認
入堂・拝観料【中学生以上】800円【小学生以下】400円※大仏殿・法華堂・戒壇堂・東大寺ミュージアムそれぞれで必要。詳細は公式HPを確認
近鉄奈良駅よりバスで約14分/京奈和自動車道木津ICより約12分
なし※近隣に有料駐車場あり
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(画像提供:東大寺)
【奈良市】ならまち
古き良き時代の面影が残る町家めぐりを満喫

「ならまち」は、奈良市の中心部に位置する歴史的な町並みが魅力のエリアです。江戸時代から続く町家が並び、石畳の路地が交差する風景はまるでタイムスリップしたかのように感じられます。
築100年以上の町家を改装したカフェ、日本の工芸品・生活雑貨を取り揃えたアトリエショップなどがあり、グルメもショッピングも楽しめます。
江戸時代の町家を再現した「ならまち格子の家」といった写真映えスポットも多数!レンタル着物で、1日和装デートをするのもいいですね。
(画像提供:奈良市役所観光戦略課奈良町にぎわい室)
【奈良市】入江泰吉記念奈良市写真美術館
美しい建物内に奈良を撮り続けた写真家の全作品を収蔵

約半世紀にわたって奈良大和路の風景や仏像を撮り続けた写真家・入江泰吉(いりえたいきち)氏の約8万点にもおよぶ全作品を収蔵した「入江泰吉記念奈良市写真美術館」。
定期的に異なるテーマを設け、多彩な作品を紹介しています。美術館は建築家・黒川紀章氏が設計しており、大きな瓦葺き屋根の建物も見どころです。
写真講座や写真の撮りかたワンポイントアドバイスのほか、国内外で活躍する写真家や若手写真家の企画展など様々なイベントを開催。
1階にはカフェスペースもあるので、水庭の美しい景色を眺めながら、ふたりでのんびりとした時間を過ごせますよ。
奈良県奈良市高畑町600-1
9時30分~17時(最終入館16時30分)
月曜(祝日の場合は翌平日)、祝日の翌平日(祝日が平日の場合)、年末年始、展示替え期間
【一般】500円【高校・大学生】200円【小・中学生】100円
近鉄奈良駅よりバスで約20分/西名阪自動車道天理ICより約30分
あり(有料)
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(画像提供:入江泰吉記念奈良市写真美術館)
【山添村】めえめえ牧場
かわいい羊たちに囲まれてピクニックデートを楽しむ

もこもこの羊たちが出迎えてくれる「めえめえ牧場」は、動物とふれあえる癒しのスポットです。広々とした牧草地に約70頭が放牧されているそう。場内では1袋300円の羊せんべいを購入すれば、直接エサをあげられますよ。
土曜・日曜には「ひつじの学校」と題したイベントを実施。羊毛から毛糸を紡ぐ作業や、羊の毛刈りを体験できます。
牧場の周囲に広がる芝生広場は、ピクニックを楽しむのにもぴったり。かわいい羊たちを眺めながらお弁当を広げれば、リラックスしたひとときが過ごせそうですね。
また、2月~3月にかけては出産のピーク。牧場を駆け回る子羊たちが見られるかもしれません。※放牧時間は16時まで。雨天時は放牧なし
奈良県山辺郡山添村北野2921
9時30分~16時30分
水曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
なし
名阪国道神野山ICより約15分
あり(有料)
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【橿原市】今井町の町並み
江戸時代の雰囲気が漂う、歴史的建造物が残る町並みを散策

重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けており、約760戸のうち約6割が江戸時代の様式を残す橿原市の今井町。碁盤の目のように整備された町には、白壁や格子窓の町家が立ち並び、まるで時代劇の世界に迷い込んだかのような風情が漂います。
町家をリノベーションしたレストランやカフェも多く、落ち着いた雰囲気の中で食事や休憩が楽しめます。また歴史ある蔵元もあり、蔵内の見学やお土産品の販売もあるので、伝統の技や味を感じられますよ。
内部の見学が可能な町家では、当時の暮らしぶりを間近に体感できるのも魅力のひとつです。※町家の見学は、事前予約・入館料が必要な場合あり
【明日香村】明日香村
古墳や飛鳥寺をめぐり、田園風景に心癒される

飛鳥川流域に飛鳥時代の史跡・古墳・古社寺を数多く残し、万葉の世界を現代にとどめる「明日香村」。
村全体が景観保護されているため、小学校の校舎やコンビニエンスストアも瓦屋根になっていて、「稲渕棚田」などの自然や「岡寺」の華の池といったフォトジェニックなスポットが点在。「石舞台古墳」や「高松塚古墳」「飛鳥寺」などの代表的な観光名所やおしゃれなカフェもあり、レンタサイクルで観光するのもいいですね。
古代ガラスづくりや勾玉づくりなどの体験施設も豊富です。
(画像提供:明日香村役場明日香産業課)
【吉野町】花矢倉展望台
吉野山の景色を堪能できる標高570mの展望台

標高570mと吉野山の高台に位置する「花矢倉(はなやぐら)展望台」。眼下には上千本、中千本、蔵王堂を見下ろすことができ、奈良と大阪の県境にある金剛山や大和葛城山、二上山まで見渡せる絶好のビュースポットです。
春には見渡す限りに咲き誇る様を“ひと目千本”と称される桜、夏は青々とした緑やあじさい、秋は紅葉、冬は雪景色と季節によって表情が異なる景色が広がります。
展望台へはロープウェイとバスを乗り継ぎ、バス停から20分ほど歩くので動きやすい服装で向かうのがおすすめです。
(画像提供:吉野山観光協会)
【川上村】蜻蛉の滝
豊富な水量を誇る、古事記に伝説が残る美しい滝

水量豊かで落差が約50mある迫力満点の滝。春のしだれ桜や秋の紅葉などの自然と滝が見せる美しい風景が渓谷を彩ります。
滝の上部・中間・下部の3カ所に設けられた滝見台では、豪快な水しぶきや轟音に包まれながら、すぐそばで滝を眺めることが可能です。
「蜻蛉(せいれい)の滝」という名は、雄略天皇をアブから救った蜻蛉(トンボ)の伝説より命名されたと言われています。天気がいい日には虹がかかることから、“虹光(にじっこう)”という別名もあるそう。
(画像提供:川上村水源地課)
【天川村】洞川温泉
街歩きデートが楽しい!昭和レトロの薫りが漂う温泉郷

熊野川の源流・山上川のほとり、標高約820mの高地に位置する「洞川(どろがわ)温泉」。泉質は肌に優しいといわれるアルカリ性単純泉で、休憩所を備えた日帰り入浴ができるスポットもあります。
情緒あふれる石畳の温泉街には木造の旅館や土産店が20数軒並び、レトロな街並みを眺めながら街歩きも楽しめます。夜は明かりが灯り、ロマンチックな雰囲気になるのでデートにもおすすめです。
(画像提供:洞川財産区議会)
【天川村】面不動鍾乳洞
ライトアップで彩られた、幻想的な空間が広がる鍾乳洞

洞川温泉郷を展望する山の中腹、その地底に広がるのが全長約280mの「面不動(めんふどう)鍾乳洞」。
洞内の入口までは、14人乗りの大型電動モノレール「どろっこ」で向かうため、モノレールの道中から冒険気分を盛り上がりそう。
ライトアップされた鍾乳洞内は、幻想的な雰囲気。天井からはつらら状に垂れ下がった鍾乳石が、地面からはタケノコのように細長く石筍(せきじゅん)がのび、様々なオブジェを形成しています。
ドーム状の洞内の室温は年間を通して8度~10度とひんやりしており、夏の避暑にもぴったりです。
奈良県吉野郡天川村洞川673-89
【通常】9時~18時【夏季】8時~19時【冬季】9時~17時※季節により変動あり。詳細は公式HPを確認
水曜(祝の場合は翌平日)※7月~8月はなし
【入場料金】大人450円、子ども200円【どろっこ料金】大人往復500円、片道300円、子ども往復300円、片道200円
京奈和自動車道御所南ICより約50分
あり(無料)
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(画像提供:洞川財産区議会)
【天川村】みたらい渓谷
透き通ったエメラルドグリーンの清流でリフレッシュ

絶景スポットとして知られる「みたらい渓谷」は、川底まで透けて見える清流によって、エメラルドグリーンに輝く神秘的な景色が広がります。
川沿いには整備された遊歩道があり、ダイナミックな渓谷美を間近に眺めながら散策が可能。遊歩道の途中にある吊り橋上からは、勢いよく流れ落ちる滝の姿を見ることもできますよ。
新緑がまぶしい春、川サツキの花が咲く夏、山全体がグラデーションのように紅葉する秋、山水画を思わせる冬と、四季折々の景観が楽しめます。
奈良県吉野郡天川村北角
【通常】11時~20時【夏季】11時~21時
水曜(祝の場合は翌平日)、12月29日~1月1日
なし
京奈和自動車道御所南ICより約55分
あり(有料)
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(画像提供:天川村役場企画観光課)
【十津川村】谷瀬の吊り橋
絶景も望める、歩くとゆらゆら揺れるスリル満点の鉄線橋

十津川村にある「谷瀬の吊り橋」は、上野地と谷瀬を結ぶ全長297mの鉄線橋で、日本有数の長さを誇ります。
熊野川(十津川)の清流を見下ろす橋の高さは約54m。吊り橋は、橋の中央部に敷かれた幅約1mの板の上を歩いて渡るため、ゆらゆらと揺れスリル満点!デートで訪れたらドキドキする“吊り橋効果”で、さらにふたりの仲が深まるかもしれませんよ!周囲を山々に囲まれた自然豊かな絶景も満喫してくださいね。
吊り橋を渡った谷瀬集落がある側には「ゆっくり散歩道」が整備されており、吊り橋そばの茶屋から森山展望台まで続いています。吊り橋から30分ほど歩いた場所にある展望台は、吊り橋の全体像と雄大な自然を一望できるビュースポットです。
(画像提供:十津川村役場 企画観光課)
※この記事は2025年7月9日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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じゃらん編集部
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