興福寺国宝館
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興福寺国宝館の口コミ一覧
1 - 10件 (全732件中)
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- カップル・夫婦
新婚旅行で奈良に赴いた際、たまたま興福寺の近くまで来ていたので寄らせて頂きました。スーツケースと共に観覧しましたが、館内は絨毯敷きで移動の音もなく、快適に見ることができました。見上げるほど大きな千手観音など見所はたくさんありますが、やはりその中でも阿修羅像は必見。6本の腕と3つの顔を持つ像は、その異様な特徴を感じさせないくらい絶妙なバランスで存在し、素晴らしい造形は写真だけでは味わうことができない迫力がありました。その他にも美術を飾っているものなら見覚えのある作品の数々が収蔵されており見応え抜群。ぜひ興福寺拝観の際に訪れて欲しい施設です。- 行った時期:2024年2月
- 混雑具合:やや混んでいた
- 滞在時間:1〜2時間
- 投稿日:2024年2月6日
この口コミは参考になりましたか?3はい -
金剛力士像が国宝なのに保存状態が良く、本来の金剛力士像を拝むことができました。
- 家族
平日の10時ごろ訪れましたが、館内はそれほど混み合っていませんでした。館内は撮影禁止でした。監視員が複数おり、とても静寂で立派な美術館という雰囲気でした。実際に観て、気になった国宝の3点を紹介します。
金剛力士像の「阿形・吽形像」は、一般の金剛力士像比べて小さかったです。ですが、鎌倉時代に造られ、端から室内に置かれていたためか、保存状態がとても良かったという印象をもちました。ですので、他に見る国宝級の金剛力士像に比べて、これといった傷みや風化もなく、服が風にたなびく様子や、筋肉の一本一本の様子が、はっきりと美しいまま見られた点が秀でていると思いました。
千手観音像は、国宝館中央に鎮座していました。520cmもある巨体でした。正面からも側面からも見られるという点が良かったです。いろいろな角度から眺めることで、大きいながらも繊細に造られており、作品の重厚感と深みが伝わってきました。
順路の終盤に鎮座している八部衆の像の中でも、特に阿修羅像が印象に残りました。日本に数ある阿修羅像の中でも、極初期の像とのことです。他に見る阿修羅像と比較すると、なんとも温厚な顔立ちをされており、しばらくの間、ついついじっと見入ってしまいました。不思議な魅力を感じます。- 行った時期:2023年12月25日
- 混雑具合:普通
- 滞在時間:1時間未満
- 人数:3人〜5人
- 投稿日:2024年1月24日
この口コミは参考になりましたか?4はい -
- カップル・夫婦
朝一番で入場しました。以前、何度か来館した際は、他の来館館者が多く、ゆっくり見れなかったが、今回は一番入館のため、ゆっくりと拝観する事ができました。
やっぱり朝一番だね!- 行った時期:2024年1月
- 投稿日:2024年1月5日
この口コミは参考になりましたか?0はい -
- その他
車椅子を貸して頂けて助かりました。
千手観音さまも素晴らしい。
平日だったからか
すいていて ゆったりと 見ることが
できまさした。
とても良かったです- 行った時期:2023年10月
- 投稿日:2023年10月7日
この口コミは参考になりましたか?2はい -
この口コミは参考になりましたか?1はい
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黄金の鐘の音に驚いてハッとした … お経をそのまま表現したのが阿修羅像
- カップル・夫婦
●阿修羅像は,大切なお経を表現するために
天平時代719年に遣唐使で帰ってきた道慈(どうじ)という僧が,金光明経(こんこうみょう きょう)という お経を日本に持ち込んだ。日本で,知られている金光明最勝王経(こんこうみょう さいしょうおう きょう)は,このお経の中国語訳である
金光明最勝王経の第2巻の終わり近くに「如汝所夢金鼓出声 讃歎如來真実功徳 并懺悔法若有聞者」とある。訳せば,”夢に見たとおり 黄金の鐘が鳴り響き 如来の真実の功徳をたたえます そしてこの仏法を聞いた人に告白して下さい” になる。なお金光明最勝王経は,奈良国立博物館のアーカイブ(H046381)にある
●鐘の音と太陽のような光そして説教
阿修羅たちは,この音と光に,少し驚いた。この時,阿修羅の左足が少し前に出て,右足の指がわずかに浮き,顔が中心から少し右(=向かって左)に向いた。ハッとして動いたのである。そして説教を受けた
●懺悔(さんげ)は,ドライなものだった
日本語の懺悔(ざんげ)は,自分の内面に向かうウェットなものだが,お経が教える懺悔(さんげ)は,仏の教えに従うことで,欲望を断ち切り,良い国をつくろうとするものだ。阿修羅像は,伝統的な三面六臂で 3つのお顔がある。少年の成長を描くという解釈もあるが,一瞬の動きをあらわす以上,「成長」の表現は無理がある
向かって左は,説教が理解できない状態(無理解),向かって右は,説教への反発,そして中央は説教への帰依を示すのだろう
●この鐘は見ることができる
国宝館に華原磬(かげんけい)という鐘がある。金鼓(こんく)といい,阿修羅像に向かい合う位置にある。金光明経の名称は,この「金色の金鼓」に由来する
●どうして少年か
11ヶ月で亡くなった基皇子(もといのみこ)を偲んで,少年像にしたとの解釈が多い。そういう個人的な解釈から厳格な解釈へ変わるのを求めたのが,僧 道慈であり,光明皇后もそれに従うことが懺悔と考えたはずだ
天平時代の前,白鳳時代の法隆寺の夢違(ゆめちがい)観音像は,少年のような姿だ。少年像により,より純粋な理想を表現する手法だが,この様式が使われている
阿修羅像は,あまりに魅力的で,自分の感情や考えを重ねてしまう。自分もそうであった。しかしこれらの像は,金光明最勝王経をそのまま表現したものであったのだ- 行った時期:2023年9月6日
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:2〜3時間
- 投稿日:2023年9月6日
この口コミは参考になりましたか?1はい -
- 家族
20年ぶりに同館を訪れました。当時は厳重にカラス越しに配管しましたが、今は諸仏と同じ空気を味わうように展示されていました。もう、感動しかありませんでした。- 行った時期:2023年9月
- 投稿日:2023年9月2日
この口コミは参考になりましたか?1はい -
- 一人
阿修羅像を目当てに行ったのですが、他にも興味深い展示物が沢山あります。特に阿修羅像の真正面に展示されている千手観音像にはひどく感動して、涙がこぼれました。
展示品が素晴らしいのはもちろん、展示方法も工夫がされていて、行って良かったです。- 行った時期:2023年8月
- 投稿日:2023年8月17日
この口コミは参考になりましたか?3はい -
- カップル・夫婦
阿修羅像、迦楼羅像以外にも魅力的な展示が多々ある。実際に見ると、その大きさやわずかに見える模様など確認できる。至福のひと時であった。- 行った時期:2023年5月
- 投稿日:2023年5月27日
TTさん 男性/60代
この口コミは参考になりましたか?2はい -
この口コミは参考になりましたか?2はい