水をきれいにするというブナが多く自生し、夏の蔵王は神秘的な雰囲気をたたえています。美しい湖と豊かな森に触れて高原の散策やドライブを楽しもう!
目にも鮮やかな自然の風景と高原の清々しい空気を感じながら、マイナスイオン満点な水のほとりで高原の涼しい夏を満喫♪レジャーシーズンは、釣りやボートが楽しめる湖もあります!
長老湖
不忘山の裾野に青い水をたたえた神秘的な湖

湖面には不忘山や木々が映し出され、なんとも幻想的な雰囲気。近辺には遊歩道も整備されているので、清々しい空気の中で水辺の散歩を楽しもう。標高500m、周囲が約2kmの美しい湖で、かつては小さな沼だったが、水力発電用に拡張された。
初夏の緑の山々、紅葉に染まる秋と、四季折々の風景が楽しめる、国指定の名勝のひとつ。レジャーシーズンには、湖畔の遊歩道散策やボート遊び、釣りなども楽しめる。
蔵王エコーライン
蔵王連峰の色鮮やかな自然が広がる

宮城県遠刈田温泉から山形県坊平高原を結び、蔵王連峰を東西に横断する全長26kmの山岳道路。冬は雪に閉ざされるこの道も、夏には美しい緑に包まれる。
ここの魅力はなんといっても雄大な自然。季節ごとに美しく姿を変える蔵王の景色を眼下に見ながら、爽快なドライブを楽しもう。蔵王ハイラインを利用して刈田岳山頂まで行けば、五色岳の火口湖である御釜の神秘的な姿を見ることができる。 途中で車を止めて、観光を楽しもう。

ドッコ沼
澄んだ水が周りの木々の緑を鮮やかに映す

金剛杵の独鈷(とっこ・両端のとがった金属製の仏具)と似ていることから独鈷沼といわれるようになったと伝えられている。周囲約350m、平均水深2m、沼底から湧き出る水は枯れることはない。
山形市の水瓶ともいうべき源泉でもあり、沼畔にひっそりとたたずむ「水神様」は水と竜神の伝説とあいまって、先人達の水に感謝する思いを彷彿とさせる。
三階滝
ブナ林を割って落ちてくるド迫力の大瀑布

日本の滝百選の一つにも選ばれている。ブナやカツラの林の中を細く3回に流れ落ちる三階滝は、高さ181m、幅7m、滝つぼ12m。
標高700m~572mの間にあり、後烏帽子岳東面を流れる石子沢から澄川へ3段に落下する。澄川の対岸の蔵王エコーライン沿いに滝見台(展望台)があり、雄大な展望が楽しめるが、冬季は積雪のため入れない。滝見台からは、澄川上流の不動滝も望むことができる。
御釜
見る度に表情を変える蔵王のシンボル

蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳に囲まれた、蔵王観光の象徴ともいうべき火口湖で、形が釜のようであるためこの名がついた。湖面はエメラルドグリーンの水をたたえ、荒々しい火口壁と対比して神秘的な雰囲気。
日の当たり方で湖水の色が変わるため、別名「五色湖」とも呼ばれる。季節や気温、太陽光線で様々に色が変わる様子は絶景だ。
鴫の谷地沼
小さいながらもその佇まいに密かなファン多し

山形県側から蔵王温泉へ向かうルート上に位置する池沼。周囲は1. 5kmと小さめだが、沼の周りの森には、湿原や滝もあり、清々しい自然を満喫できる。湖畔の所々にベンチがあるので休憩もでき、ちょっとした避暑地気分を味わえる。
夏になると木々のこずえが水面に映りこみ、あたり一面がさわやかなグリーンに染まる。のんびりと散歩したい人にはおすすめ。水芭蕉の群生地としても有名だ。
※この記事は2014年7月時点での情報です
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。