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紅葉狩りは何する?意味や由来・楽しみ方から全国の紅葉の見ごろ時期まで

2021.08.02

紅葉狩り[もみじがり]とは、食べるわけでもないのになぜ“狩り”なのでしょう。その意味や由来は?英語ではなんていうの?
この記事では紅葉狩りの意味の解説や、シチュエーションごとの楽しみ方、関東や京都などの紅葉の名所や全国の紅葉の見ごろ情報までお伝えします。

※この記事は2021年7月20日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

紅葉狩り[もみじがり]の意味

(写真提供:写真AC)
(写真提供:写真AC)

紅葉狩りとは、野山に出かけて紅葉を楽しむこと。読み方は「もみじがり」です。

本来は「こうようがり」ではないのでご注意を。「紅葉」だけなら「こうよう」とも読むのですが、うしろに「狩り」が付いた場合はもみじがり。

鎌倉時代の短歌にも登場するほど古くからある言葉です。

狩りといっても、実際にポキポキ折ったりするわけではありません。「野山に出かける」というところがポイント。

英語では何というのでしょう?

ヨーロッパは木の種類や気候の関係で、真っ赤に色づく紅葉が少なく(黄色く枯れるイメージ)、わざわざ紅葉を見に出かける習慣があまりないのだとか。

なので、これという決まった言い回しがなく、シンプルに「○○を見に行く」という意味で、「メイプル・ビューイング」などと言います。○○の部分は「フォール・カラーズ(秋の色)」、「オータム・リーブズ(秋の葉)」という表現もあります。

なぜ「狩り」というの?言葉の由来

(写真提供:写真AC)
(写真提供:写真AC)

どうして狩りなのかというと、「野山に分け入って、季節の恵みを探し求める」ことを、広く狩りと呼んだから。潮干狩り・きのこ狩り・ほたる狩りなどがそうですね。

平安時代には「桜狩り」という言葉もありました(宇津保物語)。当時はソメイヨシノはなく、自然の山桜。野山に分け入って自然のものを探すときは“狩り”だったのです。

桜の場合、人里で栽培されたのものを観賞するときは「花見」に変わっていきました。つまり紅葉狩りとは、大自然そのままを味わう行事といえそうです。

そんな紅葉狩りの楽しみ方を、シチュエーションごとに見ていきましょう!

渓谷美に映える紅葉を楽しむ

(写真提供:福島県観光復興推進委員会)
(写真提供:福島県観光復興推進委員会)

紅葉する植物の中でも、カエデ(モミジ)は乾燥しすぎない場所を好みます。渓谷沿いはぴったりの環境。日当たりのいい角度だと色付きも良くなります。

サラサラと流れる渓流の上に大きく枝を張り出す姿は、典型的な紅葉美のひとつ。遊歩道が整備された名所も多いので、自分だけの構図を発見できるかも。

寺社・庭園で紅葉の和心に触れる

(写真提供:(一社)山口県観光連盟)
(写真提供:(一社)山口県観光連盟)

庭園の紅葉も美しいもの。すみずみまで手入れされた空間に、周囲と調和しながらモミジが色付く姿は和の美意識を感じさせます。

紅葉の時期は特別拝観を行っていたり、夜間のライトアップをしている庭園もあるので狙い目。朝一番に訪れて、凜とした空気に触れるのもいいですね。

紅葉名所近くの温泉でゆったり

(写真:じゃらん)
(写真:じゃらん)

温泉と紅葉…何てぜいたくなんでしょうか。露天風呂なら最高のひとときを過ごせそう。写真は徳島県・祖谷温泉。ケーブルカーで谷底の濁り湯まで降りていきます。

空気もひんやりとしてくる季節、温かい温泉はきっと日頃のストレスをいやしてくれるはず。祝日も多い時期なので、今から旅の計画を練るのも楽しそうですね。

アクティブ派は登山で紅葉狩り

(写真提供:石川県観光連盟)
(写真提供:石川県観光連盟)

山で見る紅葉は、タイミングに恵まれれば、一生忘れられないような絶景に出会えるはず。

低地で紅葉するのはカエデやイチョウが代表的ですが、高い山ではナナママド(赤)、ダケカンバ(黄)、ヤマウルシ(赤)など。季節が早いのも特徴です。

写真は石川県と岐阜県にまたがる白山のヒルバオ雪渓。9月下旬~10月上旬には紅葉します。朝の赤い光に照らし出された光景は幻想的。

秋の公園で紅葉ピクニック

(写真提供:写真AC)
(写真提供:写真AC)

ベストタイミイングを狙えて、天気のいい日も選べるなど、気軽に出かけられるのはやっぱり身近な公園。イチョウ並木もよくありますね。

都市公園なら公共交通機関で行けるのも魅力。近くのカフェやパン屋さんで、ランチをテイクアウトするのもおすすめ。

また、全国に17カ所ある国営公園に出かけてみるのもいいかも。広々としていて、四季折々の花も手入れされています。紅葉と一緒に秋の植物にも触れてみましょう。

全国の紅葉の見ごろ時期は?

紅葉旅行に出かけるには計画が必要。各エリアの紅葉の見ごろを事前にチェックしてみましょう!

北海道・東北エリア

青森県・奥入瀬渓流(写真提供:(公社)青森県観光連盟)
青森県・奥入瀬渓流(写真提供:(公社)青森県観光連盟)

全国の紅葉のスタートを切る北海道。標高の高い大雪山では例年9月中旬には見ごろを迎えます。札幌市近郊では10月中旬がシーズンです。

南北にも長い東北の紅葉は表情豊か。標高の高い山々は9月下旬に始まり、10月上旬には全山紅葉が楽しめます。青森県の奥入瀬渓流(写真)は例年10月中~下旬が見ごろです。

関東エリア

東京都・神宮外苑のイチョウ並木(写真提供:(公財)東京観光財団)
東京都・神宮外苑のイチョウ並木(写真提供:(公財)東京観光財団)

いろは坂など栃木県日光周辺では、10月上旬には見ごろが訪れます。都内近郊の名所は11月中旬ぐらいが目安。神宮外苑のイチョウ並木(写真)は11月下旬~12月初旬が見ごろです。

甲信越・北陸エリア

新潟県・弥彦公園もみじ谷(写真提供:(公社)新潟県観光協会)
新潟県・弥彦公園もみじ谷(写真提供:(公社)新潟県観光協会)

中央アルプスなど標高の高い山々では9月下旬には色づき始めます。新潟県の弥彦公園もみじ谷(写真)など平野部では、例年11月上~中旬がおすすめです。

東海エリア

愛知県・小原四季桜(写真提供:写真AC)
愛知県・小原四季桜(写真提供:写真AC)

標高の高い岐阜県・飛騨高山エリアでは10月中旬が目安。平野部では11月中~下旬がおすすめです。桜と紅葉がいっぺんに見られる小原四季桜(写真)も11月下旬が見ごろです。

関西エリア

滋賀県・マキノ高原メタセコイア並木(写真提供:写真AC)
滋賀県・マキノ高原メタセコイア並木(写真提供:写真AC)

名所の多い京都周辺の見ごろは例年11月中~12月上旬。また、約500本が並ぶ滋賀県のメタセコイア並木(写真)なども同じころです。標高の高い和歌山県・高野山などは11月中旬です。

中四国エリア

広島県・宮島 千畳閣(写真提供:写真AC)
広島県・宮島 千畳閣(写真提供:写真AC)

世界遺産・宮島など沿岸部は例年11月中旬~12月上旬。写真は宮島・千畳閣から見えるイチョウです。標高の高い多い四国の山間部は、10月下旬には色づき始めます。

九州エリア

大分県・耶馬溪 溪石園(写真提供:写真AC)
大分県・耶馬溪 溪石園(写真提供:写真AC)

大分県・耶馬溪の溪石園(写真)など、標高の高い山間部では例年11月上旬ごろ。平野部では11月中旬~12月上旬が見ごろです。

まとめ

紅葉狩りのいろいろ、いかがでしたでしょうか。この秋は自分だけの紅葉を探しに出かけてみませんか?

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ミキティ山田  ミキティ山田

旬な話題を求めて、いろいろな場所を取材・撮影する調査員。分厚い牛乳瓶メガネに隠したキュートな眼差しでネタをゲッチュー。得意技は自転車をかついで階段を登ること。ただしメガネのせいでよく転びます。