最高のサービスとホスピタリティーを求めて、大切な人と行く憧れの高級宿。少し値は張りますが、数ある宿から厳選してご紹介いたします。
国内有数のリゾート地である軽井沢や沖縄のハイクラスホテルから、知る人ぞ知る離島に佇む老舗宿までおすすめのお宿をピックアップしました。
また、ゲストに非日常を提供する外資ラグジュアリーホテルの情報も要チェックですよ!特別な記念日に滞在してみてはいかがでしょう。
※この記事は2021年7月15日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
パーク ハイアット ニセコ HANAZONO【北海道・倶知安町】
ザ・リッツ・カールトン日光【栃木県・日光市】
四万温泉 積善館 佳松亭・山荘【群馬県・中之条町】
箱根本箱【神奈川県・箱根町】
富士屋ホテル【神奈川県・箱根町】
塔之沢温泉 元湯 環翠楼【神奈川県・箱根町】
ザ・ひらまつ 軽井沢 御代田【長野県・御代田町】
和倉温泉 加賀屋【石川県・七尾市】
おちあいろう【静岡県・伊豆市】
熱海温泉 古屋旅館【静岡県・熱海市】
志摩観光ホテル ザ クラシック【三重県・志摩市】
W大阪【大阪府・大阪市】
陶泉 御所坊【兵庫県・神戸市】
ふふ 奈良【奈良県・奈良市】
碧き島の宿 熊野別邸 中の島【和歌山県・那智勝浦町】
瀬戸内リトリート青凪【愛媛県・松山市】
嬉野温泉 大正屋【佐賀県・嬉野市】
ANAインターコンチネンタル 別府リゾート&スパ【大分県・別府市】
星のや沖縄【沖縄県・読谷村】
パーク ハイアット ニセコ HANAZONO【北海道・倶知安町】
北海道第1号のラグジュアリーホテル。

米国ホテル・モーテル協会が分類する最高級価格帯のラグジュアリーホテルが、パウダースノーの聖地・ニセコに登場。2020年に開業したハイアットグループ最高峰のマウンテンリゾートで、100の客室は広さ65平方メートル以上。
ミシュラン星付き料理人によるフレンチや寿司をはじめ、中国料理、イタリア料理など、美食も充実している。


[TEL]0136-27-1234
[住所]北海道虻田郡倶知安町字岩尾別328-47
[料金]2名1室3万7000円~(朝食付き、税サ別)※グリーンシーズン料金
[アクセス]【電車】JR倶知安駅よりタクシーで約10分【車】新千歳空港より約2時間
「パーク ハイアット ニセコ HANAZONO」の詳細はこちら
ザ・リッツ・カールトン日光【栃木県・日光市】
奥日光の自然と、ブランド初となる温泉を。

1898年にパリで開業、国内5軒目となるザ・リッツ・カールトンが奥日光に誕生。ブランド初となる温泉も話題だ。
男体山を望む中禅寺湖畔にあり、客室にはバルコニーや縁側に見立てたラウンジエリアを設け、国立公園の自然を全身で感じられる。栃木の食材を益子焼の器でいただくレストランや日光ならではのアクティビティも豊富。


[TEL]0288-25-6666
[住所]栃木県日光市中宮祠2482
[料金]2名1室8万7310円~(朝食付き)
[アクセス]【電車】JR日光駅よりタクシーで30分【車】日光宇都宮道路清滝ICより30分
「ザ・リッツ・カールトン日光」の詳細はこちら
四万温泉 積善館 佳松亭・山荘【群馬県・中之条町】
日本最古の湯宿建築と伝わる情緒溢れる世界観に浸る。

古くから湯治客が訪れる四万温泉で、元禄4(1691)年に本館を建築。元禄7(1694)年に旅籠として開業した。四万川の支流に架かる赤い橋は、別世界への境界線。創業時の湯治宿の面影は、橋の正面にどっしり構える木造本館の玄関の太い梁や柱などに見てとれる。
代名詞である「元禄の湯」は、川辺で存在感を放つ3階建ての木造建築1階にある。昭和5(1930)年建造、日本で数少ない、国の登録有形文化財に登録される浴室だ。瀟洒なアーチ形の窓にタイル張りの床に並ぶ5つの浴槽、浴槽と脱衣所の仕切りがない造りなどに、当時の浴室の様式が表れている。
そして、昭和11(1936)年には本館奥の斜面に豪華な桃山様式の客室棟「山荘」を、昭和61(1986)年にはさらにその上に優雅な「佳松亭」を建築。創業より330年、進化を続け、現在の「積善館」が形づくられた。
本館の古き良き湯治場風情を味わいつつ、「佳松亭」と「山荘」で贅沢に過ごす。これがこの宿を楽しむ醍醐味。



2019年には、ルイ・ヴィトン京都大丸店やドバイ国際博覧会の日本館を手掛けた永山祐子建築設計が、往年の文豪たちの逗留を現代の滞在に再構築して、「山荘」次の間付き特別和洋室をリニューアル。宿は隅々まで磨きあげられ、代々大切にされてきた。


伝統を守りながらも、時代に合わせて新しさを取り入れ、共存させる。脈々と受け継いできた強い意志が、老舗の信頼を支えている。




[TEL]0279-64-2101
[住所]群馬県吾妻郡中之条町四万甲4236
[料金]1泊2食付き2万5300円~
[アクセス]【電車】JR中之条駅より関越交通バス四万温泉行き40分、四万温泉より徒歩2分【車】関越渋川伊香保ICより50分
「四万温泉 積善館 佳松亭・山荘」の詳細はこちら
箱根本箱【神奈川県・箱根町】
一冊の本との出会いが旅の時間を変える。

知識との出会いの場を作りたい。そして気持ちがニュートラルな状態にある旅先であれば、新しい世界の知識がより心に響くはず。そんな想いから、本をテーマにしたホテル「箱根本箱」は誕生した。新刊と古書、洋書を含め約1万2000冊を有し、なかでも作家や歌舞伎役者など、本好き著名人による「あの人の本箱」は、ここでしか出会えない選書となっている。
18の客室にテレビはない。全室に温泉露天風呂と「あの人の本箱」があり、テラスでベッドでトイレでと、いつでも読書にふけることができる。本は館内どこにでも持ち込め、随所に潜むおこもり空間で読むのも、また一興。オーガニック&クレンジングな自然派イタリアンも、味覚と感性を刺激してくれる。ちなみに、本は購入できるので、手放せない一冊に出会ってしまった方は、どうぞご自宅へ。



[TEL]0570-001-810
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-491
[料金]1泊2食付き2万1657円~
[アクセス]箱根登山鉄道ケーブルカー中強羅駅より徒歩5分【車】東名御殿場ICより30分
「箱根本箱」の詳細はこちら
富士屋ホテル【神奈川県・箱根町】
143年の歴史を刻む、名門クラシックホテル。

日本を代表するクラシックホテルが、2年以上にも及ぶ改修補強工事休業を経て、2020年7月にグランドオープン。5棟が国の登録有形文化財に登録されている建物の文化的価値と趣はそのままに、新たな価値が加わった。


明治24(1891)年築、ホテルの顔でもある本館ロビーに足を踏み入れた瞬間、ゲストのタイムトリップは始まる。フロントやラウンジなどは、可能な限り昭和52(1977)年以前の姿に復元され、歴史を刻む重厚な調度品や彫刻に囲まれた館内は、さながら美術館のよう。客室は建築様式や内装が異なる、個性的な4つの宿泊棟から選べる。


食事は3つのレストランがあるが、往年の雰囲気に浸るなら、やはり昭和5(1930)年より親しまれるメインダイニング「ザ・フジヤ」に足を運びたい。日本アルプスの高山植物が描かれた高さ6mの折り上げ格天井や欄間や柱に潜む見事な彫刻も、一皿への期待を高めてくれる。



こうした「富士屋ホテル」らしさを継承しながら、今回のリニューアルで、客室の水回りは機能的になり、待望の宿泊者専用スパや本館エレベーター、ミュージアムなども新設された。


[TEL]0460-82-2211
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359
[料金]1泊2食付き3万4100円~
[アクセス]【電車】箱根登山鉄道宮ノ下駅より徒歩7分【車】小田原厚木道路箱根口ICより20分
「富士屋ホテル」の詳細はこちら
塔之沢温泉 元湯 環翠楼【神奈川県・箱根町】
400余年の歴史を誇る湯守の宿。

慶長19(1614)年に湯治場「元湯」として開湯、伊藤博文が訪れた際に「環翠楼」と命名。大正8(1919)年に増改築された木造4階建ての建物は、国の登録有形文化財に登録された。
温度の異なる3本の温泉を毎日適温に配合し、大正風呂や露天風呂、客室風呂に掛け流す。食事は朝夕とも部屋出しで、月替わり懐石料理も好評。


[TEL]0460-85-5511
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町塔之沢88
[料金]1泊2食付き1万9800円~
[アクセス]【電車】箱根登山鉄道箱根湯本駅より徒歩15分【車】小田原厚木道路小田原西ICより10分
「塔之沢温泉 元湯 環翠楼」の詳細はこちら
ザ・ひらまつ 軽井沢 御代田【長野県・御代田町】
内から外へと広がる、グランメゾンの新境地。

フランス料理レストランなどで知られる「ひらまつ」が、“滞在するレストラン”として、あらたな美食体験を提案してきた「ひらまつホテルズ」。そのフラッグシップとなる7つ目のホテルが、浅間山麓の広大な森に誕生。料理長に就任した柳原章央氏は開業前から野菜や果実の生産者や猟師、養殖業者を訪ね、食材探求に奔走。
自身も野菜やハーブなどを温室で育て、ときに力強く、ときにやさしく、酸味と甘み、温冷が絶妙なリズムを奏でる、御代田ならではのフランス料理を創り出す。




コンセプトは、“森のグラン・オーベルジュ”。屋外という非日常空間で楽しむひらまつクオリティの特別な食体験に、今回、初めて挑む。6万平方メートル超の敷地には森の散策路があり、鳥のさえずりや草花の香りが心地よく五感に届く。



夕方には焚き火を囲んでアペリティフを、朝食はダイニング以外に、「モーニングバスケット」にして、テラスや森のベンチで自由に広げることができる。



さらに、ヴィラのゲスト限定で、フルセッティングした屋外テーブルで特別なディナーを提供したり、トレッキングに行くゲストのためのシェフのお弁当も構想中と、アイディアは次々と溢れ出す。



料理はもちろん、サービス、アクティビティ、すべてを含めてフルコースとなる究極の美食体験。ひらまつが考えるオーベルジュの滞在スタイルが、ニューノーマル時代の新たな定番となる。



[TEL]0267-31-5680
[住所]長野県北佐久郡御代田町大字塩野375-723
[料金]1泊2食付き5万4100円~
[アクセス]【電車】北陸新幹線佐久平駅よりタクシーで25分【車】上信越佐久ICより20分
「ザ・ひらまつ 軽井沢 御代田」の詳細はこちら
和倉温泉 加賀屋【石川県・七尾市】
和倉温泉のシンボル的な存在。

明治39(1906)年創業。ホスピタリティの高さは日本でトップクラスとの評価を受ける。趣向を凝らした温泉と旬の能登の味を楽しんだら、館内へ。
1000坪もの広さの「錦大路」には、割烹やバー、売店など、さまざまな名店が軒を連ねる。館内には伝統工芸品が数多く展示され、湯番頭が案内をする美術館ツアーも体験できる。


[TEL]0767-62-1111
[住所]石川県七尾市和倉町ヨ部80
[料金]1泊2食付き2万9150円~
[アクセス]【電車】JR和倉温泉駅より送迎バスで5分(要予約)【車】七尾田鶴浜バイパス和倉ICより10分
「和倉温泉 加賀屋」の詳細はこちら
おちあいろう【静岡県・伊豆市】
2つのサウナも話題。進化し続ける老舗宿。

名付けられた
4000坪の敷地にわずか14室。明治7(1874)年からの歴史を紡ぐ温泉旅館が、2019年、国の有形文化財に登録された建物の造りを残したままに、現代風にリニューアル。

狩野川の畔に趣の異なる3つの浴場があり、「月の湯」には「茶室サウナ」を、翌2020年には「天狗の湯」に「天狗サウナ」を新設した。いずれもサウナブームを牽引してきた業界第一人者・松尾大氏の監修によるもので、「天狗サウナ」では室内に流れ込む温泉を柄杓ですくい、セルフロウリュが楽しめる。



また、旅館としては珍しい、スイーツやアルコール類などが宿泊料金に含まれるオールインクルーシブを採用。支払いのストレスから解放され、サウナで心と体を整える。伝統を守りつつも、時代の求めを受け入れ、変えるべきことは変える。「おちあいろう」のイノベーションはまだ続く。



[TEL]0558-85-0014
[住所]静岡県伊豆市湯ケ島1887-1
[料金]1泊2食付き6万2000円~
[アクセス]【電車】伊豆箱根鉄道修善寺駅より送迎車で20分(要予約)【車】東名沼津ICより45分
「おちあいろう」の詳細はこちら
熱海温泉 古屋旅館【静岡県・熱海市】
創業206年、熱海きっての老舗。

熱海七湯のひとつ「清左衛門の湯」を源泉ごと所有し、循環や加温・加水を一切せずに客室風呂や共用大浴場に直接配湯する。伝統的な和食をベースに、厳選した地素材、自由な技法や食材を取り入れた、オリジナルの懐石料理にも定評がある。食事は朝夕とも部屋出し。2021年7月には檜造りの露天風呂付き離れがオープン。


[TEL]0557-81-0001
[住所]静岡県熱海市東海岸町5-24
[料金]1泊2食付き2万72100円~
[アクセス]JR熱海駅より徒歩15分
「熱海温泉 古屋旅館」の詳細はこちら
じゃらん編集部
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