志摩観光ホテル ザ クラシック【三重県・志摩市】
時を超えて人々を魅了する伝統と革新の美食に酔う。

昭和26(1951)年の開業以来、国内外の賓客を迎える老舗リゾートホテル。2016年には「G7伊勢志摩サミット」の会場となり世界中から注目を集めたことは、記憶に新しい方も多いだろう。そんな格式とともに人々を魅了してやまないのが、志摩の海の幸を使ったフランス料理だ。

洋食といえばエビフライやハンバーグが主流であった時代に、鮑ステーキや伊勢海老クリームスープ、伊勢海老アメリカンソースに代表される、独創的な海の幸フランス料理を確立。これらホテルの伝統料理は、常に進化と変革を重ねながら、歴代の料理長から料理長へと受け継がれている。


ホテルは大小の島々が浮かぶ英虞湾に臨む丘の上に築かれている。夕日に染まる入り江を望む宿泊者専用ラウンジで、食前酒を嗜みながら今宵の晩餐を待ちわびる。これもまた、至福の時間だ。


[TEL]0599-43-1211
[住所]三重県志摩市阿児町神明731
[料金]1泊2食付き3万5100円~
[アクセス]【電車】近鉄賢島駅よりシャトルバスで2分【車】第二伊勢道路鳥羽南・白木ICより25分
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W大阪【大阪府・大阪市】
約60の都市で展開する「W」、日本初上陸。

マリオット・インターナショナルのラグジュアリー・ライフスタイルホテル「W」。建物の監修は安藤忠雄氏、インテリアはオランダのデザイン会社が担当。
ネオンきらめく大阪の街にインスパイアされた、Wホテルらしい“遊び心”溢れる空間となっている。ミシュラン星付きシェフと提携したレストランなど、個性的な6つの料飲施設も揃う。


[TEL]06-6484-5355
[住所]大阪府大阪市中央区南船場4-1-3
[料金]2名1室6万720円~
[アクセス]Osaka Metro心斎橋駅より徒歩3分
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陶泉 御所坊【兵庫県・神戸市】
文豪も愛した、有馬最古の宿。

鎌倉期創業、800年の歴史をもつ。昭和初期に建てられた3階建てと4階建ての木造建築は、日本旅館の情緒のなかに西洋文化が取り込まれ、神戸の奥座敷にふさわしい趣を漂わせている。
有馬の名湯、茶褐色の金泉を掛け流す半露天・半混浴式の浴場「金郷泉」と、素材を生き生きと感じられる素朴で野趣溢れる山家料理も名物。


[TEL]078-904-0551
[住所]兵庫県神戸市北区有馬町858
[料金]1泊2食付き2万300円~
[アクセス]【電車】神戸電鉄有馬温泉駅より徒歩5分【車】中国道西宮北ICより10分
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ふふ 奈良【奈良県・奈良市】
世界遺産を擁する聖域、庭屋一如の奈良リゾート。

多くの世界遺産を有する奈良公園内初のラグジュアリーホテルとして誕生。世界的建築家の隈研吾氏が設計した館内には、大和張りや奈良格子、木目の美しい吉野杉がふんだんに使われ、奈良の伝統や歴史が斬新に継承されている。

この建物と、明治・大正期の文化人が愛した瑜伽山(ゆうがやま)園地、現代のランドスケープアーキテクトによる中庭が共存し、大きく奈良公園が包み込む。客室は70平方メートル以上と広く、全室に半露天風呂があり、神聖な空気に包まれての湯浴みは、唯一無二の贅沢だ。

また、奈良は薬の発祥の地とされる場所。和漢植物や郷土食、大和野菜に、ジャンルを越えた食材を合わせ、伝統と革新が融合した料理も「ふふ 奈良」らしさに溢れている。泊食分離にも積極的で、旅館としてもホテルとしても一流でありながら柔軟なスタイルも魅力だ。


[TEL]0570-0117-22
[住所]奈良県奈良市高畑町1184-1
[料金]1泊2食付き3万8500円~
[アクセス]【電車】近鉄奈良駅よりタクシーで5分【車】西名阪天理ICより20分
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碧き島の宿 熊野別邸 中の島【和歌山県・那智勝浦町】
船でゆく――、聖地・熊野の一島一旅館。

離島のリゾートは数あれど、島すべてが敷地の一島一宿、しかも船でしか渡れない温泉宿とくれば、日本でここだけかもしれない。青でも緑でもない。碧い海に囲まれた中の島にあるのは、この宿一軒のみ。
もとは約50年続いた大型旅館であったが、2019年に高級和風リゾートへと大規模転換。露天風呂付きのモダンな新客室棟「凪の抄」は、高級リゾートと呼ぶにふさわしい贅沢な空間。


広さ約6万8000平方メートルの島には海を眺めてぼーっとできる足湯や見晴台をめぐる山上遊歩道があり、ゲストだけが独占できる豊かな自然も非日常感をかき立てる。なかでも、眼前に波が押し寄せる絶景露天風呂「紀州潮聞之湯」は圧倒的なスケールだ。なかなか海外へ行けない今、勝浦港から5分でたどり着くプライベートリゾートへ、あの船に乗って、プチ逃避行。



[TEL]0735-52-1111
[住所]和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字勝浦1179-9
[料金]1泊2食付き4万2350円~
[アクセス]【電車】JR紀伊勝浦駅より徒歩7分(客船待合所より送迎船で5分)【車】阪和道南紀田辺ICより1時間45分(客船待合所より送迎船で5分)
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瀬戸内リトリート青凪【愛媛県・松山市】
安藤忠雄氏が築いた自分を見つめ直す場所。

もともとは愛媛に本社を持つ大王製紙が、予算の上限を設けず安藤忠雄氏に設計を依頼したゲストハウス。美術館として一部のみが公開されていた建物をリノベーション、スモールラグジュアリーホテルに生まれ変わった。
標高450mの山の頂、森の中にその建物は突如現れる。総床面積3500平方メートルという広さに対し、客室は7つのスイートのみ。わずか7組の ゲストのために、2つのプールと温泉ジャグジー、サウナ、ダイニング、スパがある。数ある安藤建築のホテルのなかでも、桁違いの贅沢な空間だ。




本館最上階「THE AONAGIスイート」は、東京スカイツリー展望台に匹敵する高さに位置し、床から天井まで高さ8mの大きな窓が瀬戸内の風景を切り取っている。
奥行30m、水面の先に海がつながるようなインフィニティプールに、空と水と緑に囲まれた地下テラス…、それぞれの空間が個性を放ちつつも重なり合う。美術館であったことを彷彿とさせる数々のアート作品も、ミニマルな空間を際立たせる重要な要素となっている。


[TEL]089-977-9500
[住所]愛媛県松山市柳谷町794-1
[料金]1泊2食付き5万6073円~
[アクセス]【電車】JR松山駅よりタクシーで35分【車】松山道松山ICより40分
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嬉野温泉 大正屋【佐賀県・嬉野市】
故・吉村順三の美が宿る さり気なく上質な名宿。

嬉野温泉の中心地にぽっかり浮かぶ緑に囲まれた静かな佇まい。足を踏み入れたとたん、日常を忘れ心がやすらぐ――。
創業は大正14(1925)年。もとは7部屋のみの小さな造りだったが、昭和45(1970)年に新館を建てるにあたり、当時の女将が惚れ込んだ、モダニズム建築の巨匠・吉村順三氏に設計を依頼。新館、離れ、別館と、吉村氏による増改築を繰り返し、現在の姿となった。

客室はすべて引き込み障子で建具枠を一段下げ、窓の景色は邪魔されることなく室内に取り込まれる。大浴場「滝の湯」の湯船の湯は庭の池と一体となって彼方へと連続。一つ一つ、そこで過ごす人の気持ちを考え抜いて、心地よい空間に設えられている。
そして、空間同様に心穏やかに温まるもてなしの妙。味わうほどに気持ちが満たされる、そんな名宿だ。



[TEL]0954-42-1170
[住所]佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙2276-1
[料金]1泊2食付き1万6500円~
[アクセス]【電車】JR武雄温泉駅よりJR九州バス嬉野温泉行き35分嬉野温泉より徒歩1分【車】長崎道嬉野ICより5分
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ANAインターコンチネンタル 別府リゾート&スパ【大分県・別府市】
インターコンチネンタル初の温泉リゾート。

別府湾と市街地を一望する高台にある、世界最大級のラグジュアリーリゾート。別府石を用いた露天風呂やインフィニティプールをはじめ、圧巻の眺望が広がる。リゾート内は九州の伝統工芸や芸術作品がちりばめられ、さながらギャラリーのよう。西日本で唯一となる、タイのスパブランド「ハーン」のトリートメントも体験できる。


[TEL]0977-66-1000
[住所]大分県別府市大字鉄輪499-18
[料金]2名1室6万9000円~
[アクセス]【電車】JR別府駅よりタクシーで20分【車】東九州道別府ICより10分
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星のや沖縄【沖縄県・読谷村】
海とともに暮らす、新たなリゾートのカタチ。

沖縄では珍しい自然海岸と対になって続く、高さ4.5m、全長1kmものグスクウォール。この壁と海の間に、南国の果樹や草花が育つ庭や客室が広がり、そこは日常から離れた別世界。海を眺めて暮らすように滞在する、「星のや」ブランド8軒目となる「星のや沖縄」だ。


ここでの暮らしは、オーシャンフロントの客室に大きなテーブルを配した土間ダイニングが拠点となる。
シェフが下準備した料理を、調理家電を使い土間ダイニングで自分で仕上げるギャザリングサービスを提案するのは、「星のや」初の試みだ。密を避けて家族や仲間で、小さな子がいても気にせずに、遅い時間でも自宅のように食事が楽しめる。
読谷村の伝統織物のコースターややむちん(焼き物)、琉球紅型の壁紙など、随所に取り入れられた工芸品も、心地よい沖縄時間を紡いでいる。




また、4エリアに分かれたプールも象徴的で、なかでも深さ140cm、全長40mのインフィニティプールで味わう、海と空に溶け込む感覚といったら!
ほかにも、沖縄食材を用いたシチリア料理ダイニング、隣接するカフェ、伝統芸能などを体験できる道場をはじめ、長期滞在を彩るスパイスは多彩。気の向くままに暮らすように。リゾートの新しい過ごし方を、「星のや沖縄」で体験したい。




[TEL]0570-073-066
[住所]沖縄県中頭郡読谷村儀間474
[料金]1泊1室13万2000円~
[アクセス]那覇空港より空港リムジンバスで1時間35分、沖縄道沖縄南ICより車で30分
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