毎年9月の第三土曜日が「国際レッサーパンダデー」というのを皆さんはご存じですか?レッサーパンダ保全団体により、野生下において危機的な状況に置かれているレッサーパンダの現状や生態を広く周知するために定められたそうです。今回は「国際レッサーパンダデー」に合わせ、かわいい見た目やしぐさにファンも多い、動物園のアイドルレッサーパンダの生態と、レッサーパンダに会える全国の動物園を紹介します。
※この記事は2023年8月16日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
記事配信:じゃらんニュース
レッサーパンダってどんな動物?

森林伐採などによる生息地の破壊、毛皮やペット目的の密猟により生息数が減少しているレッサーパンダ。野生での生息数は5000頭以下と推測されており、国際自然保護連盟のレッドリストに絶滅危惧種として挙げられている動物です。
インド北東部、中国の四川省西部など、標高1500~4800mにある温帯・亜熱帯の森林や竹林に生息しています。ヒマラヤに住むニシレッサーパンダと、中国のシセンレッサーパンダという2種のレッサーパンダがおり、日本の動物園で飼育されているほとんどはシセンレッサーパンダなのだそうです。
淡い褐色のリング模様があるふさふさした長い尾をもっており、腹側は黒い毛で覆われています。お腹が黒いのは、樹上にいると保護色となり、地上にいる肉食獣に見つかりにくくなるからだと考えられています。

足の裏全体を付けて歩く蹠行性なので、後足だけで立つこともでき、たまに動物園でもこのかわいいたちポーズを見ることができます。前足の「種子骨」という骨が指のような突起に変化し、親指のようにほかの指と向かい合っているため、上手に物をつかむことができるのも特徴です。
ここからは実際にレッサーパンダに会えるおすすめの動物園をご紹介していきます。
レッサーパンダに会えるおすすめの動物園
旭川市旭山動物園【北海道】

動物の能力や行動を引き出すダイナミックな展示方法を行っている旭川市旭山動物園。来園者の頭上を通る吊り橋の先には本物の高い木が植えられています。放飼場にも枝やツタを再現し、野生らしい行動や能力を引き出せるような展示を志しているそうです。また、毎朝出したて実物のウンチを展示する「生うんち」という箱があり、見た目やニオイなどを実際に体験してもらい、レッサーパンダ特有の体の構造を知ってもらえるような面白い展示・工夫がたくさんです。
旭川市旭山動物園には全部で 5 頭のレッサーパンダがおり、メスの茜茜(チェンチェン)はひとりでウロウロしたりよく寝たりとマイペースな性格。運動神経の良い双子の菫菫(ジンジン/オス)とも元気いっぱい走り回っている様子がよく見られます。


[TEL]0166-36-1104
[住所]北海道旭川市東旭川町倉沼
[営業時間]9時30分~17時15分(最終入場16時)※時期により時間短縮あり
[定休日]11月4日~10日、12月30日~1月1日
[料金]1000円(中学生以下は無料)
[アクセス]【電車】 JR旭川駅より旭川電気軌道バス旭山動物園行きで40分、終点下車徒歩すぐ 【車】道央道旭川北ICより20分
[駐車場]500台(正門・東門にあり。その他正門・西門周辺に民間無料・有料駐車場あり)
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八木山動物公園フジサキの杜(仙台市八木山動物公園)(宮城県)

オス2頭、メス4頭の合計6頭のレッサーパンダを飼育している八木山動物公園フジサキの杜。レッサーパンダは展示場内をゆっくり散歩することもあれば、飼育員お手製の小屋の中でのんびり休憩していることもあり、その時々の姿でいつも来園者を楽しませてくれます。
ここでは親子のレッサーパンダが多く生活していて、写真のスモモとアケビも母親と娘の関係です。母親のスモモは優しい顔立ちとのんびりした動き、娘のアケビはキュートなつり目とマイペースかつ堂々とした性格が特徴的です。レッサーパンダはリンゴが大好きで、スモモはゆっくり味わって食べるのですが、アケビは食べるのが早く、いつもすぐに食べてしまう食いしん坊です。6頭それぞれに個性や特徴があるので、ぜひその違いを観察してみてください。
[TEL]022-229-0631
[住所]宮城県仙台市太白区八木山本町1-43
[営業時間]【3月~10月】9時~16時45分(最終入園16時)【11月~2月】9時~16時(最終入園15時)
[定休日]水(祝日の場合営業、翌木曜休み)
[料金]大人480円、小・中学生120円、未就学児無料
[アクセス]【電車】仙台市営地下鉄八木山動物公園駅より徒歩2分【車】東北道仙台南ICより20分
[駐車場]370台(最初の30分まで無料、以後30分毎100円。上限500円)
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那須どうぶつ王国【栃木県】

那須どうぶつ王国では、レッサーパンダとの間にガラスや柵がない状態で、かわいらしい様子を間近に観察することができます。現在は6頭のレッサーパンダを飼育しており、その日により展示される個体は異なるのだとか。


体験イベント「レッサートーク」では、人数限定でエサやり体験と飼育員の解説が楽しめます。エサやりは整理券を配布する場合があるので、開園後に「アジアの森」前の看板でチェックしましょう。最近は不定期でハズバンダリートレーニング※を行っているそうで、トレーニングを頑張るかわいい姿が見られるかもしれません。
※ハズバンダリートレーニングとは、部屋の掃除のためにほかの部屋に追い出すのではなく自ら移動するようにしたり、捕まえて体重計に乗せるのではなく自ら乗るようにさせたりと、健康や飼育のための動作を自らとらせるためのトレーニングで、その種類は多岐にわたります。
[TEL]0287-77-1110
[住所]栃木県那須郡那須町大島1042-1
[営業時間]平日10時~16時30分、土・日祝9時~17時(最終入場閉国30分前)※時期により異なる
[定休日]水(祝、夏季は営業)※時期により異なる
[料金]中学生以上2600円、小学生~3歳1200円
[アクセス]【車】東北自動車道那須高原スマートICより15分
[駐車場]2000台(1000円)
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埼玉県こども動物自然公園【埼玉県】

埼玉県こども動物自然公園では、オス1頭メス2頭の計3頭のレッサーパンダがいます。大きな音や声を出してしまうと、隠れてしまったりするそうなのでそっと見守るようにしましょう。レッサーパンダは毛の色や模様がそれぞれ少しずつ違うそうです。日替わりで展示しているので、ぜひ顔の模様を見比べてみてください。


室内展示室はガラス越しですが、近くでレッサーパンダたちを見ることができるので、大きさや毛の質感をよりリアルに感じることができます。また、屋外展示場には2本の大きな木があるのが特徴です。レッサーパンダは木登りが得意な動物なので、傾斜のある木を軽々と登っていく姿や木の一番上で休んでいる姿を見ることができます。
[TEL]0493-35-1234
[住所]埼玉県東松山市岩殿554
[営業時間]9時30分~17時(最終入場16時)
[定休日]月(祝日の場合は開園)
[料金]大人700円、小中学生200円、未就学児無料
[アクセス]【電車】東武鉄道高坂駅よりバスで10分 【車】関東道鶴ヶ島ICより20分
[駐車場]800台(600円)
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千葉市動物公園【千葉県】

優美な「立ち姿」で一躍話題になったレッサーパンダの風太くんがいるのがこちらの動物公園です。風太くんは20歳と高齢ながら、未だ元気な姿を見ることができます。メスのみいは、風太くんの孫にあたる女の子です。高い木の上がお気に入りの場所なので木の上を探してみましょう。

千葉市動物公園には全部で6頭のレッサーパンダが飼育されており、それぞれが個性豊かな顔立ち、性格をしているそう。気温の低い日の方が活動的なので、これからのシーズンは活発に動く様子が見られるかもしれません。
[TEL]043-252-1111
[住所]千葉県千葉市若葉区源町280番地
[営業時間]9時30分~16時30分(入園は16時まで)
[定休日]水(水曜日が休日の場合翌日)12月29日~1月1日
[料金]700円、中学生以下無料
[アクセス]【電車】千葉都市モノレール動物公園駅より1分 【車】京葉道穴川ICより15分
[駐車場]1569台(700円)
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恩賜上野動物園【東京都】

パンダと共生する未来のために、長い歴史で培った飼育の知恵を詰め込んだ「パンダのもり」が2020年9月から西園にオープンした上野動物園。レッサーパンダ舎もパンダのもりの一角に新設されました。こちらでは、2020年3月に閉園した大阪のみさき公園から親子そろってやってきた、母親のカリンとその子どものルカの2頭が仲良く暮らしています。


カリンのほうが白っぽい毛色の顔をしており、ルカはきりっとした顔が特徴です。レッサーパンダもジャイアントパンダ同様、中国の森に生息しタケを主食にする動物です。ジャイアントパンダと違うところを探してみてはどうでしょうか。
[TEL]03-3828-5171(代表)
[住所]東京都台東区上野公園9-83
[営業時間]9時30分~17時(入園および入園券・年間パスポートの販売は16時まで)
[定休日]月(月曜が休日の場合はその翌日)、12月29日~翌年1月1日※一部の月曜日を開園する場合あり
[料金]一般600円、65歳以上300円、中学生200円、都内在住または在学の中学生及び小学生まで無料
[アクセス]【電車】JR上野駅公園口より徒歩5分
[駐車場]なし(近隣のコインパーキングを利用)
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よこはま動物園ズーラシア【神奈川県】

「生命の共生・自然との調和」をメインテーマに掲げる、よこはま動物園ズーラシア。広大な敷地は世界の気候帯・地域別に8つのゾーンに分かれており、世界中の希少動物を数多く飼育・展示、その生息環境を再現した施設です。園内を一周すれば、各地を周る動物世界旅行が楽しめます。



自然豊かなレッサーパンダの展示場では、5頭のレッサーパンダを飼育しています。メスの「ララ」は、のんびりした性格のおばあちゃん。オスの「まめたろう」は物怖じしない性格でリンゴが大好き。メスの「キク」はとても慎重な性格で、大きな耳がチャームポイントです。また、2022年7月に「まめたろう」と「キク」の間に生まれたオスの「キントキ」とメスの「ヒナギク」は1歳を迎え、元気いっぱいに大きく成長しています。
[TEL]045-959-1000
[住所]神奈川県横浜市旭区上白根町1175-1
[営業時間]9時30分~16時30分(入園受付16時まで)
[定休日]火(祝日の場合は翌日休)、12月29日~1月1日 ※臨時開園あり
[料金]大人800円、高校生300円、小・中学生200円、小学生未満無料
※毎週土曜日は高校生以下無料(要学生証等)
[アクセス]【電車】相鉄鶴ヶ峰駅、相鉄三ツ境駅より、よこはま動物園行きバスで約15分、JR・横浜市営地下鉄中山駅よりよこはま動物園行きバスで約18分
【車】保土ヶ谷バイパス下川井ICより5分、東名横浜町田ICより15分
[駐車場]2200台(1回1000円)
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鯖江市西山動物園【福井県】

レッサーパンダの繁殖数では、国内で有数を誇る西山動物園。ここで生まれ育ったレッサーパンダが、他の動物園でも活躍しているのだそうです。2022年6月にレッサーパンダの双子の赤ちゃんが誕生し、すくすくと元気に育っています。

現在、赤ちゃんを含めて14頭のレッサーパンダが暮らしています。全身黒くほほの毛が白いひげのように見えるサルの仲間フランソワルトンや、シロテテナガザルなどの希少な動物たちも見ることができるので、ぜひ足を運んでみてください。
[TEL]0778-52-2737
[住所]福井県鯖江市桜町3-8-9
[営業時間]9時~16時30分
[定休日]月(月曜日が祝日の場合はその翌日)
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR鯖江駅より徒歩15分、福井鉄道西鯖江駅より徒歩10分 【車】北陸道鯖江ICより5分
[駐車場]嚮陽会館駐車場208台(2時間まで無料、以降22時まで300円)
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長野市茶臼山動物園【長野県】

2021年7月1日に6年ぶりにレッサーパンダの赤ちゃん(メスの双子)が誕生した茶臼山動物園。双子のアンコとキナコは、元気いっぱいに「レッサーパンダのおうち」の中を駆け回っています。
一昨年はじめて出産・子育てを経験し、2頭の赤ちゃんのお世話に奮闘しているのはメスのミルク。とても人懐っこい性格で人気者です。
国内トップクラスのレッサーパンダ飼育頭数を誇る茶臼山動物園では、むっちりボディで、おっとりした性格のサラ(メス)、いつも元気いっぱいで活発な姿をみせてくれるホーリー(メス)など、たくさんのレッサーパンダに会うことができます。




2021年7月にグランドオープンした「オランウータンの森」やたくさんのレッサーパンダに会える「レッサーパンダの森」は、「生息環境展示」の手法を取り入れ、動物たちが実際に暮らす森を再現した環境で飼育展示されています。園全体を通して、来園者と動物との距離が近く、迫力満点な動物たちを見ることができる注目の動物園です。
[TEL]026-293-5167
[住所]長野県長野市篠ノ井有旅570-1
[営業時間]【3月~11月】9時30分~16時30分【12月~2月】10時~16時(最終入場は閉園30分前)
[定休日]12月1日~2月末までの月(休日の場合はその翌日)、12月29日~31日
[料金]大人600円、小・中学生100円、乳幼児無料
[アクセス]【電車】JR篠ノ井駅よりタクシーで15分 【車】長野道更埴ICより25分、上信越道長野ICより25分
[駐車場]690台
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静岡市立日本平動物園【静岡県】

日本平動物園は、全国の動物園などで飼育されているレッサーパンダの血統管理を行っており、日本初の人工哺育に成功し、国内屈指の飼育・繁殖拠点となっています。まさに「レッサーパンダの聖地」と言える場所です。
オスの縞縞(ガオガオ)は、日本平動物園で一番の食いしん坊。目の上の模様がはっきりしており、レッサーパンダとしてはキリっとした凛々しい顔立ち。メスのニコはのんびりマイペース。フサフサの毛並みとクリクリのお目めがチャームポイントで、いつも笑っているような表情をしているのだとか。オスの和(カズ)は顔の毛の白い部分が広いためか、のんびりとした顔立ち。動きはゆっくりですが運動神経がとてもよく、冬には木登りを活発にする姿が見られます。




展示が工夫された広いレッサーパンダ館をはじめ、ホッキョクグマなどの猛獣たちを様々な角度から観察できる「猛獣館299」や、国内最大級のフライングケージ「フライングメガドーム」など魅力ある施設が充実しています。約140種600点の様々な動物に会いに、ぜひ足を運んでみてください。
[TEL]054-262-3251
[住所]静岡県静岡市駿河区池田1767-6
[営業時間]9時~16時30分(最終入園時間16時)
[定休日]月(月曜日が祝日または振替休日のときは翌平日)12月29日~1月1日
[料金]高校生以上620円、小・中学生150円、未就学児無料
[アクセス]【電車】 JR東静岡駅よりバスで10分、動物園入口バス停下車徒歩5分 【車】東名道日本平久能山スマートICより10分(ETC搭載車のみ)
[駐車場]約1000台(普通車1台620円)
「静岡市立日本平動物園」の詳細はこちら
天王寺動物園【大阪府】

天王寺動物園は1915(大正4)年に開園し100年を超える長い歴史を持つ動物園で、約11haの園内におよそ180種1000点の動物が飼育されています。ぺちゃんと床に大の字に寝そべった写真がTwitterで話題になった、レッサーパンダのシュウナがいるのもこちらの動物園です。
シュウナは天王寺動物園のベテランで、シュウナ様と呼びたくなるほどのオーラを放っていますが、暑くなってくると、室内展示室で身体全体を冷やすぺちゃんこポーズを披露します。



咲弥(さくや)は、「かわいい」と言われることをわかっているのか、もらったおもちゃで大はしゃぎするなど来園者サービスを欠かしたことはないそう。2021年3月に仲間入りしたばかりのツバキは、気が緩むとぺろんと出てしまう舌が愛くるしい!そして唯一のオスであるメルは、おっとりとした性格で、3頭のメスに挟まれながらも大好きなホースで毎日遊んでいます。
[TEL]06-6771-8401
[住所]大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-108
[営業時間]9時30分~17時(入園は16時まで)、5月と9月の土日祝は18時まで(入園は17時まで)
[定休日]月(休日の場合は翌日)、12月29日~1月1日
[料金]大人500円、小・中学生200円、未就学児無料 ※大阪市内在住・在学及び大阪市立(市外含む)の学校に在学の小・中学生、大阪市内在住の65歳以上無料(要証明)
[アクセス]【電車】 新世界ゲート:Osaka Metro動物園前駅または恵美須町駅より10分、南海・JR新今宮駅より10分
てんしばゲート:Osaka Metro天王寺駅より10分、JR天王寺駅より10分、近鉄大阪阿部野橋駅より10分 【車】阪神道天王寺出口よりすぐ
[駐車場]なし(近隣のコインパーキングを利用)
「天王寺動物園」の詳細はこちら
姫路セントラルパーク【兵庫県】

ドライブスルーサファリとウォーキングサファリに遊園地、夏はプール、冬はアイススケートが楽しめる充実のスポット姫路セントラルパーク。ウォーキングサファリのウォーキングアベニュー内でレッサーパンダに会うことができます。




マイペースな性格でおっとりしているオスのケンタと運動能力が高く、少し神経質なところがあるメスのジャジャ、ケンタとジャジャの娘であるテマリの3頭が飼育されています。性格は父親譲りのマイペース、運動能力は母親譲りの活発なテマリと両親は3頭で展示され家族で仲良く過ごしています。
[TEL]079-264-1611
[住所]兵庫県姫路市豊富町神谷字大蔵1434
[営業時間]10時~17時(最終入場16時)
[定休日]水、不定 ※営業時間・定休日については、必ずホームページにて確認
[料金]中学生以上3600円~、小学生2000円~、3歳から小学生未満1200円~、2歳以下無料※日によって変動あり。HPを要確認
[アクセス]【電車】JR姫路駅より神姫バス姫路セントラルパーク行き30分 【車】山陽道姫路東ICより5分
[駐車場]5000台(1000円)
「姫路セントラルパーク」の詳細はこちら
周南市徳山動物園【山口県】

周南市徳山動物園では、現在5頭のレッサーパンダを飼育しています。展示場には空中トンネルがあり、下からもレッサーパンダの様子を観察することができます。


立つレッサーパンダで話題になった、千葉市動物公園の風太くんの娘にあたる風花は最年長なので動きはスローペース。母性本能が強く、勝気な性格をしています。風花の孫にあたるメスのスミレは、食べ物の好き嫌いが激しいそうですが、リンゴは大好物なのだとか。メスのルナは食いしん坊でやや太めの体格をしています。特徴的なレッサーパンダたちの見分けにチャレンジしてみてください。
[TEL]0834-22-8640
[住所]山口県周南市大字徳山5846
[営業時間]9時~17時(入園は16時30分まで)
[定休日]火
[料金]大人600円、小・中高生300円、年間パスポート1600円
[アクセス]【電車】JR徳山駅より徒歩15分 【車】山陽道徳山東ICより5分
[駐車場]370台
「周南市徳山動物園」の詳細はこちら
秋吉台サファリランド【山口県】

長い串の先に付けたリンゴをレッサーパンダにあげる、「レッサーパンダのエサやり体験」を行っている秋吉台サファリランド(10~5月の平日13時~13時30分。有料・個数限定)。6~9月の平日はスタッフによるレッサーパンダガイドを行っています。レッサーパンダは基本単独生活なため別々に展示を行っており、8頭がレッサーパンダ展示場の「室内ヤード」「外ヤード」とその隣の、「レサパンテラス」、レストハウス内レストラン横の「レッサーパンダが見えるレストラン」の4カ所に分けて交代で展示場に出ているので日や時間帯によって会えるレッサーパンダが違います。



優香(ゆうか)は、くるっとした巻尻尾が特徴。たれ目で笑顔がかわいいサファリのアイドルです。輝(ひかる)は丸顔で、姉の優香と顔が似ています。活発でよく動き回っており、物怖じしない性格です。風香(ふうか)はキリッとした顔立ちで、食べムラが激しい気分屋さん。優香、輝のお母さんで、娘の優香と交代で、レサパンテラスにいます。顔と体はサファリで一番大きい優希(ゆうき)はお父さん。レッサーパンダの見えるレストランで、輝(ひかる)と交代で出ています。
[TEL]08396-2-1000
[住所]山口県美祢市美東町赤1212
[営業時間]4~9月:9時30分~16時45分(最終入場16時)、10月~3月:9時30分~16時15分(最終入場15時30分)
[定休日]なし
[料金]中学生以上2600円、3歳以上1600円、2歳以下無料 ※その他、乗用車用タブレットガイド1台600円(全車1周目は必ず必要)、エサやりバス乗車の場合別途3歳以上1100円
[アクセス]【車】中国道美祢東JCTより20分、小郡萩道路絵堂ICより3分
[駐車場]800台
「秋吉台サファリランド」の詳細はこちら
到津の森公園【福岡県】

様々な角度から観察できるように設計されたレッサーパンダ舎が特徴の到津の森公園では、木に登ったり、休んでいたり、食事していたりする様子をいろいろな角度から見ることができます。屋内運動場と、屋外運動場を結ぶトンネルは、レッサーパンダが歩く様子を下から観察可能。また、冷房が備えられた屋内運動場では暑さが苦手なレッサーパンダが夏でも快適に過ごせるようになっており、暑がりな彼らに夏でも会うことができます。



赤毛がきれいなオスの凌凌(リンリン)は、ムスっとして見える表情が特徴。メスの野風(のかぜ)は、顔が白っぽい毛色でとてもわいらしいですが、活発で強気な性格です。オスの笑笑(クスクス)は、凌凌譲りの赤毛と、野風譲りの優しい顔の持ち主で、目を細めるような表情をよく見せています。2018年に東京都大島公園動物園からやってきたアシタバは、全身薄茶色で、白と薄茶のきれいな縞々尻尾が特徴です。
2022年には到津の森公園開園20周年記念事業の一環としてレッサーパンダ舎を拡張。パワーアップしたレッサーパンダの展示にも注目です。
[TEL]093-651-1895
[住所]福岡県北九州市小倉北区上到津4-1-8
[営業時間]9時~17時 ※夏休み期間中の土・日・祝は9時~21時(最終入園20時)
[定休日]火、12月30日~1月1日
[料金]大人800円、中・高校生400円、4歳~小学生100円、65歳以上400円※要証明
[アクセス]【電車】JR小倉駅より黒崎方面行き西鉄バスで20分、到津の森公園前バス停下車徒歩すぐ 【車】北九州都市高速山路出口より15分
[駐車場]600台(600円)
「到津の森公園」の詳細はこちら
まとめ
つぶらな瞳と独特の毛の模様がかわいいレッサーパンダ、写真だけでも癒されてしまいますね。ぜひ実際に会いに行ってみてくださいね。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。