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2021.12.05

【愛知】えびせんべいのおすすめ店9選!風味や食感など特徴をご紹介

海老の風味がたまらない「えびせんべい」。愛知のゆかりや富山の白えびせんべいなど、お土産としても有名です。

今回は三河湾や伊勢湾といった漁場に恵まれた愛知のえびせんべいを紹介。食感などを解説します。

さらに「えびせんべい」はもちろん、愛知の名産品やお土産情報ならお任せ!観光ガイド「Aichi Now」事務局によるおすすめ店を紹介。桂新堂、えびせんべいの里他、店舗&商品情報満載です。

※この記事は2021年11月19日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

えびせんべいの魅力

(画像提供:ピクスタ
(画像提供:ピクスタ)

「えびせんべい」とは、じゃがいもなどから作られる澱粉と海老のすり身を混ぜて作る菓子のこと。米粉や小麦粉で作られる一般的な「せんべい」と違い、澱粉の膨化力を生かしたサクッとした軽い食感とえびの風味や旨味が魅力です。

愛知県の名産品として有名な「えびせんべい」の主な生産地域は三河地方と知多地方です。三河湾や伊勢湾で獲れる良質なえびを使用している商品が多いのも特徴です。

(画像提供:ピクスタ
(画像提供:ピクスタ)

えびせんべいの魅力は何と言ってもその風味。口に運んだ時の香り、噛んだ時にしみ出す海老の旨味がたまりません。

ついつい食べてしまうサクッと軽い食感、自然な海老の風味が手軽に味わえるのも嬉しいですね。常温保存ができて、日持ちがするのも特徴。おやつやおつまみとして、慶事や仏事、贈り物としても重宝されています。

えびせんべいの選び方

スーパーなどで手軽に購入できる「えびせんべい」もあれば、老舗店でしか手に入らないものも。
では、どんなものを選べばいいの?種類や食感など、「えびせんべい」選びのヒントをご紹介。

(画像提供:写真AC)
(画像提供:写真AC)

「えび」はどの位は入っているの?

原料に使う海老は、当日水揚げされたものや冷凍えび。手焼きで作る場合は生えびを使用し、高級品と呼ばれるものは、姿もそのままの丸えびを使う商品もあります。

主原料のえびのすり身・澱粉、水の割合や味付けは商品によって違います。例えば、えび10%、澱粉60%、水30%といった配合の商品もあれば、えびの割合が高い高級品と呼ばれる商品もあります。

商品によっては原材料とともにえびの含有量を記載しているものもあるで、確認してみてくださいね。

使用しているえびの種類は?

えびには様々な種類があります。つまり「えびせんべい」と一言で言っても、材料に使っているえびの種類によって、様々な味や香りが楽しめます。

<赤えび・車えび・桜えび・芝えび>
芳醇なえびの香ばしさ、えびの甘さが楽しめます。

<甘えび>
濃厚なコク、えびの風味がより感じられます。

<白えび>
上品な甘みが特徴。見た目も白く、美しい仕上がりです。

食感は?

製法過程は商品により違いますが、仕上げの工程は「焼き」と「揚げ」のどちらか。この仕上げの違いが食感のポイントになります。

(画像提供:ピクスタ)
(画像提供:ピクスタ)

「焼き」仕上げ
生地を焼いて仕上げる製法では、パリッと香ばしい軽くソフトな食感になります。噛めば噛むほど、えびの旨味を堪能できます。

(画像提供:ピクスタ)
(画像提供:ピクスタ)

「揚げ」仕上げ
生地を揚げる製法で作られた「えびせんべい」は、ハードな食感が特徴。まさにザクザク、食べごたえ抜群です。

購入する際に、どんな「えび」を使っているのか、どの製法で仕上げているのかを確認してみては。自分好みの「えびせんべい」に出会えるかもしれませんね。

ここからは、観光ガイド「Aichi Now」事務局に聞いた、愛知の「えびせんべい」おすすめ店を紹介します!

坂角総本舖

名古屋土産と言えば「ゆかり」。噛むほどに広がる海老の香り

(画像提供:坂角総本舖)
(画像提供:坂角総本舖)

名古屋のお土産としても有名な「ゆかり」は、1889年(明治22年)創業の「坂角総本舖」の看板商品。1枚に7尾もの海老をギュっと凝縮した、海老好きには堪らない味わいが楽しめます。

「ゆかり」は、徳川家へ献上されていた「えびはんぺい」に創意工夫を重ねて生み出した海老せんべい。江戸時代の製法に由来する匠の技で、焼き上げまで7日以上かけて作られます。

まずは鉄板の1度焼きで海老の濃厚な旨みを封じ込めた後、炭火に近い遠赤外線網焼き器で丁寧に2度焼いて仕上げます。この「ゆかりの二度焼き」と言われる製法で、豊かな風味と香ばしさを引き立たせています。

名古屋限定の黄金缶や季節限定のパッケージなど、手土産や贈り物にぴったりな商品ラインナップ。様々な用途に使えます。

(画像提供:坂角総本舖)
(画像提供:坂角総本舖)
■坂角総本舖 本店
[住所]愛知県東海市横須賀町三ノ割61
[営業時間]9時~18時
[定休日]日曜日、年始(1月1日~1月3日)
[アクセス]【電車】名鉄常滑線「尾張横須賀駅」より徒歩約8分
[駐車場]あり/無料
「坂角総本舖 本店」の詳細はこちら

桂新堂

まるで芸術品。「えび愛」が込められた作品づくり

(画像提供:桂新堂)
(画像提供:桂新堂)

1866年(慶応2年)創業の「桂新堂」、初代の光田慶助氏が伊勢湾に面する愛知県知多半島の大野(現在の常滑市)で、豊富に獲れるえびに着目して、えびせんべいを作ったのが始まりです。

「桂新堂」では、商品を「作品」と呼びます。車えび・甘えび・芝えび・ぼたんえび…海老の様々な味、姿や色を生かした作品を作り続けています。

姿焼き・磯焼き・炙り焼き・渦巻きなど、様々な捌きと焼きの技と独自の製法で作られる「海老づくし」、海老の醍醐味が味わえるラインナップが自慢です。

中でも「炙り焼き」は、数ある製法を試してたどり着いた新製法。食べる前から香りが楽しめ、噛んだ瞬間に広がる香り、口の中に広がる奥行きのある香りが楽しめます。お茶はもちろん、ワインやビールにも合うと評判です。

(画像提供:桂新堂)
(画像提供:桂新堂)
■桂新堂 本店
[住所]愛知県名古屋市熱田区金山町1-5-4
[営業時間]10時~18時30分
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR・名鉄・名古屋市営地下鉄「金山駅」南口よりすぐ
[駐車場]なし
「桂新堂」の詳細はこちら

えびせん家族

海老の旨味を存分に楽しめるノンフライ製法の軽い食感

(画像提供:えびせん家族)
(画像提供:えびせん家族)

1970年創業の「スギ製菓」は、海鮮せんべいやチョコレート菓子などの製造・販売を手掛ける会社。地元では、地域密着型の工場直売店「えびせん家族」を8店舗展開しています。

看板商品「千歳のえび」(写真上)は、末永く多くの方に幸せが訪れるように、そして愛される商品になってほしいという願いを込めて開発されたそうです。

厳選された素材を使用し、手間ひまをかけて作られている自慢のえびせんべいは、口当たりなめらかさが特徴。ノンフライ製法で薄く焼き上げているので、軽い食感が楽しめます。

(画像提供:えびせん家族)
(画像提供:えびせん家族)

器まで食べられる「たべりん」もおすすめ。8種類のせんべいが、海鮮せんべいでできたトレーの上にのっているという、驚きの商品です。ちなみに「たべりん」は三河地方の方言。「食べてね!」という意味があります。2017年の全国菓子大博覧会・三重で名誉総裁賞を受賞。手土産にも喜ばれますよ。

■えびせん家族 本店
[住所]愛知県碧南市権田町2-3
[営業時間]9時30分~18時30分
[定休日]なし(元日のみ休み)
[アクセス]【電車】名鉄三河線「碧南駅」より徒歩約16分
[駐車場]あり/無料
「えびせん家族」の詳細はこちら

おかき屋辰心

工場直売!試食OK、出来立ての美味しさは格別♪

(画像提供:おかき屋辰心)
(画像提供:おかき屋辰心)

知多市にある『おかき屋辰心』は、あられやおかき、おせんべいなどを製造する「竹新製菓」の製造直売店。かつ丼も食べられるユニークなお店です。

風情ある和風の建物、店内に入ると約300種類ほどのせんべいなどの商品がずらり!試食をしながらお気に入りを見つけることができます。

隣接する工場で作られた出来立てのえびせんべい。厳選された素材を使って手間ひまかけて作られた商品は新鮮そのもの。まずはその味をその場で試せるのが嬉しいですね。

えびせんべいの他、羊羹や団子などの甘味、軽食まで用意されているので、小さな子どもからお年寄りまで幅広い世代が楽しめます。ドライブがてらにいかがですか。

(画像提供:おかき屋辰心)
(画像提供:おかき屋辰心)
■おかき屋辰心 本店
[住所]愛知県知多市岡田字登り27
[営業時間]9時~17時(イートスペースは11時~15時)
[定休日]なし
[アクセス]【車】西知多産業道路「長浦IC」より約5分、知多半島道路「阿久比IC」より約7分
[駐車場]あり/無料
「おかき屋辰心」の詳細はこちら

えびせんパーク

地産地消・姿焼き・ぺったん体験、3本柱のお楽しみ♪

(画像提供:えびせんパーク)
(画像提供:えびせんパーク)

『えびせんパーク』では、南知多のあかしゃえび、日間賀島のたこ、篠島のしらすなど、地産地消にこだわった海鮮せんべいを販売しています。えび、いか、たこの姿焼きも大好評です。

おすすめは、子供から大人まで楽しめる「ぺったん体験」(1枚500円)。オリジナルのせんべい作りが体験できます。『えびせんパーク』ならでは♪楽しくて美味しい思い出作りにいかがでしょうか。※詳細はホームページでご確認ください。

(画像提供:えびせんパーク)
(画像提供:えびせんパーク)

テイクアウトコーナーでは「いかの姿焼き」、土日祝各5枚限定の「篠島産たこの姿焼き」の販売も。焼きたて&揚げたての「知多牛コロッケ」「篠島産たこの唐揚げ」「えびの唐揚げ」も絶品です。

■えびせんパーク 美浜本店
[住所]愛知県知多郡美浜町河和上前田371-1
[営業時間]9時~17時(季節により変更あり)※体験受付時間:10時~15時
[定休日]なし
[アクセス]【バス】海っ子コミュニティバス「西海岸線」乗車、「河和山」停車所より徒歩約5分【車】南知多道路「南知多IC」より約1分
[駐車場]あり/無料
「えびせんパーク」の詳細はこちら

えびせんべいの里

「えびせん」をとことん楽しむ!工場見学&焼き体験

(画像提供:えびせんべいの里)
(画像提供:えびせんべいの里)

「原料に1gでも多く、吟味したえびを入れたい」という思いの元、仕入れは社長自ら足を運び、買い付けにいくというこだわりのえびせんべいが購入できる『えびせんべいの里』。食べて、作って、知ることができる施設です。

販売コーナーでは、敷地内の工場で作られたえびせんべいを購入することができます。感染防止対策を施した試食コーナーがあり、試食はもちろん、スタッフが特徴やおすすめ商品を教えてくれます。

「おせんべい焼き体験」では、直径約30cmのえびせんべいを実際に焼く体験ができます。ソースやしょうゆで味付け、絵を描いて乾かせば完成!※1枚330円、詳細はホームページでご確認ください。

その他、工場見学コーナー、休憩コーナー、資料館もあります。えびせんべいの歴史を辿ることができますよ。

(画像提供:えびせんべいの里)
(画像提供:えびせんべいの里)
■えびせんべいの里 美浜本店
[住所]愛知県知多郡美浜町北方吉田流52-1
[営業時間]8時~17時 ※年末年始はお問い合わせください
[定休日]未定 ※お問い合わせください
[アクセス]【電車】名鉄河和線「河和駅」よりタクシーで約5分【車】知多半島道路または南知多道路「美浜IC」よりすぐ
[駐車場]あり/無料
「えびせんべいの里」の詳細はこちら

光栄堂

シンプルな味わいが楽しめる「素焼きえびせん」

(画像提供:光栄堂)
(画像提供:光栄堂)

『光栄堂』は、知多郡美浜町にある創業56年のノンフライえびせんべい製造専門店です。

地元の漁港で買い付けた新鮮な赤車えびなどを使用して、丹精込めて焼き上げたえびせんべいは「彩り、香り、味」の3拍子揃った逸品です。

『光栄堂』のえびせんべいは、海老と国産馬鈴薯澱粉を混ぜ合わせた生地を、鉄板と鉄板で挟み込んで焼き上げた「素焼きえびせんべい」。ノンフライなので、あっさり、しつこくなく、飽きの来ないせんべいです。

店内にはえびせん、いかせん他、50種類以上の味のバリエーションが勢揃い!贈り物、お土産にぴったりな詰合せ、食べきりサイズ、小袋からお徳用まであります。

愛犬用のおやつ♪「わんこ煎餅」も。減塩・減糖でワンちゃんの健康を考えた優しいせんべいです。飼い主さんも一緒にどうぞ。

(画像提供:光栄堂)
(画像提供:光栄堂)
■光栄堂
[住所]愛知県知多郡美浜町古布屋敷14-1
[営業時間]9時~17時
[定休日]なし(1月1日・2日・3日は休み)
[アクセス]【車】南知多道路「南知多IC」より約6分
[駐車場]あり/無料
「光栄堂」の詳細はこちら

香味庵本店

まんま海老!おじいちゃん、おばあちゃんも大喜び♪

(画像提供:香味庵本店)
(画像提供:香味庵本店)

豊かな自然に恵まれた知多半島の南に位置する美浜町にある『香味庵本店』のモットーは「食べた方に喜んでいただけるせんべいを」。

商品は全て、油や化学調味料を練り込んでいません。また海老の味を強く出すために、たくさんの海老を使用しています。

1枚1枚、丹念に手焼きで焼き上げる贅沢なえびせんべい、素材本来の味が堪能できます。素材本来の深みある味わいが楽しめるよう、薄味に仕上げているのも特徴です。

おすすめは「香味庵 お試しセット」。海鮮ミックス、あかしゃえびせん、玄米えびせん、しろえびせん、海老ステックなど、色々な味が楽しめます。甘えび姿焼などが入った詰合せも。贈り物にぴったりですよ。

(画像提供:香味庵本店)
(画像提供:香味庵本店)
■香味庵本店
[住所]愛知県知多郡美浜町河和台1-13-1
[営業時間]9時~17時30分
[定休日]月曜日
[アクセス]【電車】名鉄河和線「河和駅」より徒歩約15分
[駐車場]あり/無料
「香味庵本店」の詳細はこちら

味の老舗 青山

新鮮な海老を手剥きして、手焼きで仕上げる伝統の味

(画像提供:味の老舗 青山)
(画像提供:味の老舗 青山)

西尾市にある『青山』は、素材にこだわり、昔ながらの手焼き製法で海老せんべいを作り続けている老舗店です。

昔ながらの手焼き製法。三河や伊勢の海から水揚げされた新鮮な海老を手作業で剥き、職人が丁寧に焼き上げています。違う形、違い顔の海老せんべいは、手焼きならではの味わいです。

看板商品の「特上花丸」は昔から変わらない味。そのまま食べても美味しいのですが、軽く炙ってから食べるのもおすすめです。チーズをのせたり、アレンジも楽しめます。

その他、半焼きに仕上げた「きわめ」は自慢の逸品。海老そのものが堪能できる「海老姿焼」は海老の頭をとって焼いたもの、カルシウムもいっぱいです。

(画像提供:味の老舗 青山)
(画像提供:味の老舗 青山)
■味の老舗 青山 本店
[住所]愛知県西尾市一色町一色下乾地43
[営業時間]9時~19時
[定休日]第1・第3日曜日
[アクセス]【バス】名鉄東部交通(路線バス)一色線「赤羽根口」停留所より徒歩約5分
[駐車場]あり/無料
「味の老舗 青山」の詳細はこちら

まとめ
素材の持つ風味を生かし、より美味しく食べられるように工夫を重ねて作られてきた「えびせんべい」。一言で「えびせんべい」と言っても、それぞれのお店のこだわりが詰まった色々な「えびせんべい」があります。是非食べ比べてみて、お気に入りを見つけてくださいね。

●情報提供/Aichi Now運営事務局
愛知県の公式観光ガイド「Aichi Now」は、旬の愛知の情報を届ける情報サイト、「愛知のリアル」を紹介。季節の見どころや観光スポット、イベント、グルメ、お土産など、愛知が分かる情報満載。
公式サイト:https://www.aichi-now.jp/

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横手 奈保子  横手 奈保子

ゴールデンレトリバーとゆったりまったり暮らしています。「犬と一緒に泊まれる宿」にチャレンジ中。愛知県在住。

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