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2022.01.15

名古屋市のおすすめパン屋さん15選!わざわざ足を運びたい名店が勢ぞろい【愛知】

ふんわりやさしい香りと、温かみのある空間。パン屋さんの扉を開けた瞬間は、いつでもわくわくしますよね。

今回は名古屋市内のおすすめパン屋さんを厳選してご紹介。地元のみならず遠方にもファンの多い名店から、2021年にオープンしたばかりの注目の新店までずらり全15軒。

ホッとする味、感動の味。店主のこだわりがぎゅっと詰まった“名品”をぜひ味わってみてください♪

※この記事は2022年1月10日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

Le Supreme.(ル シュプレーム) 栄生本店

ハイクオリティなパンがずらり!全国レベルの人気店

Le Supreme.(ル シュプレーム) 栄生本店<
種類はもちろん素材や技法も多彩

ジェイアール名古屋タカシマヤに支店を持ち、今や全国にファンを持つ有名店。フランスパン、惣菜パン、菓子パン、お酒のアテ系まで幅広く、サイズはやや小ぶりで比較的リーズナブル。1日に約80種類を焼き上げます。

オーナーシェフの渡辺さんが大切にしているのは、食べる人の想像を上回る「驚き」。おいしいのはもちろんのこと、一口食べた途端「こう来たか!」と思わせる味わいには感動すら覚えます。

Le Supreme.(ル シュプレーム) 栄生本店<
看板商品の「梅花堂あんぱん(173円)」。中には十勝産小豆を3日かけて炊き上げた粒あんがみっちり詰まっています

もともとここは渡辺さんの両親が祖父の代から和菓子店を営んでいた場所。東京で修業を積んだ渡辺さんはパン作りの面白さに目覚め、この場所に店を開きました。「梅花堂あんぱん」は和菓子店時代の店名を残した、同店の代名詞ともいえる存在です。

Le Supreme.(ル シュプレーム) 栄生本店<
開店からお昼に向けて焼き上げていくため最も品数が多いのは13時~14時頃

惣菜パンに使うハム類やパテ、菓子パンに使う餡やクリームなどもすべて1から手作り。パン作りに使う小麦や酵母の種類、製法もひとつに絞るのではなく、選択の基準はあくまでも「おいしいかどうか」。

2021年7月には姉妹店「German Sup/ex.(ジャーマン スープレックス)」が神宮前駅にオープン。店名は“シュプレームがドイツパンを焼いたら…”という意味だそう。こちらも気になります!

■Le Supreme.(ル シュプレーム) 栄生本店
[TEL]052-471-3667
[住所]愛知県名古屋市中村区栄生町7-8
[営業時間]8時~19時
[定休日]月曜日・火曜日
[アクセス]名鉄 栄生駅より徒歩2分

Nina brioche(ニーナ ブリオシュ)

自分へのご褒美に買いたい高級ブリオッシュ

Nina brioche(ニーナ ブリオシュ)
看板商品の「ニーナブリオシュ(2000円)」はフランス料理店から生まれた名作

「頑張っている女性に、ご褒美のようなパンを届けたい」というコンセプトの元、2021年5月にオープン。看板商品の高級ブリオシュは、北海道産小麦やフランス産発酵バター、生クリームなど選りすぐりの材料を使っているため、ケーキのようにリッチな仕上がりです。

実はこのブリオシュ、名古屋市東区のフランス料理店「cinq(サンク)」で提供されているもので、お客さんから「持って帰りたい」という声も多かったそう。そんな人気ブリオシュの専門店とあって、たくさんの人の手に届くようオンラインでも販売しています。

Nina brioche(ニーナ ブリオシュ)
商品は奥のキッチンで丁寧に手作り。日によってデリが並ぶことも

手がけるのは「cinq(サンク)」でスーシェフも務めた靖子さん。実店舗の営業は週末2日間のみと少ないものの、営業日にはブリオシュのほかにバゲット(400円)やカヌレ(400円)など手軽に味わえる商品も販売しています。

Nina brioche(ニーナ ブリオシュ)
友人のイラストレーターに描いてもらったというイラストもかわいい!

住宅街の角にある真っ白な外観が目印。小さなお店ながらも存在感があります。11時のオープン後は売り切れ次第終了となるため、早めの時間を狙いたいですね。

■Nina brioche(ニーナ ブリオシュ)
[TEL]090-6640-0027
[住所]愛知県名古屋市東区泉2-20-26
[営業時間]金曜日・土曜日の11時~売り切れ次第終了
[定休日]日曜日~木曜日(不定休)
[アクセス]名古屋市営地下鉄 高岳駅より徒歩7分
「Nina brioche」の詳細はこちら
「Nina brioche」のInstagramはこちら

パン食生活 BRICO Table(ブリコ ターブル)

その一食がちょっとリッチになる大人のパン

パン食生活 BRICO Table(ブリコ ターブル)
行くたびに新しいパンに出会えるのも同店の魅力。写真は「ボロネーゼときのこクリームのバーグパン(410円)」※店頭に並んでいない場合があります

「主役にも脇役にもなるパンをきっかけに、豊かな食生活を送ってほしい」という願いを込め、“パンのある食卓”を幅広いメニュー構成で提案。フレンチで腕を磨いたシェフによる、ワンランク上の惣菜パンが静かに異彩を放ちます。

パンは、アワやキビなど16種類の雑穀で作るGrayと、全粒粉・ライ麦・ルヴァンを使うBrownの2種類。それらのパンをベースに、食材のおいしさを緻密に掛け合わせながらさまざまな惣菜パンを展開しています。

パン食生活 BRICO Table(ブリコ ターブル)
「トマトバターカレー(180ml 500円)」※スープのラインナップは変更あり

寒い時期には温かいスープ、暑い時期には冷たいスープも用意。「トマトバターカレー」は濃厚かつ重層的な味わいで、酸味と香ばしさのあるBrown系のパンとも相性抜群!リエットやバーニャカウダ、ドライカレーなどパンに合うデリも揃うので、合わせ方を相談しながら選んでみては?

パン食生活 BRICO Table(ブリコ ターブル)
フランスのデリカテッセンを思わせる店内

シンプルなブールやカンパーニュを含め、パンは常時20~30種類を用意。オープンからお昼頃にかけて随時焼き上げていくので、ランチタイムは最もラインナップが豊富です。土日祝日は16時を過ぎるとかなり品数が少なくなるのでお早めに!

■パン食生活 BRICO Table(ブリコ ターブル)
[TEL]052-886-2105
[住所]愛知県名古屋市中区上前津1-9-14
[営業時間]10時~18時
[定休日]水曜日・木曜日
[アクセス]名古屋市営地下鉄 上前津駅より徒歩7分
「パン食生活 BRICO Table」のInstagramはこちら

Brot yanagi(ブロット ヤナギ)

そこはまるで絵本の世界!ときめきいっぱいのベーカリー

Brot yanagi(ブロット ヤナギ)
右上の平たいパン「あんパーニュ(230円)」はその名の通りあんぱんとカンパーニュを掛け合わせた親しみやすい一品

閑静な住宅街にある一軒家。扉を開けるとそこは、北欧の世界観たっぷりのかわいらしいベーカリー。ハムやソーセージ、チーズを使ったお惣菜系を中心に、ハード系のパンもずらりと並びます。

しっかりと折り込まれたデニッシュ生地の商品は、サクッとした軽い食感。また、米粉を10%配合し、チョコを混ぜ込んだカンパーニュのシリーズ(写真右下)は店のオリジナルで、ふんわり柔らかく、ショコラがほどよく香ります。

Brot yanagi(ブロット ヤナギ)
ショーケースにずらりと並ぶパンが壮観!

使う小麦粉は国産、海外産にこだわらず、作るパンに合わせて選定。立地柄シニア層も多いため、口あたりのやさしいパンが多いのも特徴で、フランスパンもふんわりとした食感です。

パンはカウンター越しにオーダーするシステム。どれにしようかと迷っていると「コーヒー飲みますか?」とフレーバーコーヒーのサービスが!うれしいですね。

Brot yanagi(ブロット ヤナギ)
パンと一緒に連れて帰りたくなるかわいい雑貨も!

店の奥にはスウェーデンやフィンランド、ノルウェーの雑貨が並び、一部商品は購入もできます。シーズンによって飾り付けが変わるので、足を運ぶたび楽しい気持ちになれそうです。

■Brot yanagi(ブロット ヤナギ)
[TEL]052-880-2474
[住所]愛知県名古屋市熱田区新尾頭3-3-10
[営業時間]8時~17時 ※売り切れ次第閉店
[定休日]月曜日・火曜日
[アクセス]各線 金山駅より徒歩5分
「Brot yanagi」のInstagramはこちら

VERMICULAR POT MADE BAKERY(バーミキュラ ポットメイドベーカリー)

「バーミキュラ」で焼き上げる唯一無二のベーカリー

VERMICULAR POT MADE BAKERY(バーミキュラ ポットメイドベーカリー)
バーミキュラの鍋でひとつひとつ焼き上げます

素材本来の味わいを引き出す鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ」のブランド発信拠点、「VERMICULAR VILLAGE(バーミキュラ ビレッジ)」の中にあるベーカリー。ベーカリー用に開発したバーミキュラで焼き上げた丸型パンや食パンは、中はしっとり、外側はカリッとした食感で、芳醇な甘みが特徴です。

「鍋クロワッサン(190円)」、「ベーコンと無水調理の玉ねぎ(280円)」などのおかずパン、「鍋炊きつぶあんパン(200円)」、「ピーカンナッツのシナモンロール(280円)」など甘いパンのほか、季節のフルーツを贅沢に使ったデニッシュやバーミキュラで作るこだわりのカレーも用意しています。

VERMICULAR POT MADE BAKERY(バーミキュラ ポットメイドベーカリー)
スタイリッシュな店内。本格的なバーミキュラ料理を味わえるレストランも併設

「VERMICULAR VILLAGE(バーミキュラ ビレッジ)」には、ベーカリーとレストランのある「DINE AREA(ダインエリア)」のほかに、メイド・イン・ジャパンのもの作りをより深く知ることのできる「STUDIO AREA(スタジオエリア)」があります。事前予約制の特別な料理教室も随時開催しているので、ホームページでチェックを!

■VERMICULAR POT MADE BAKERY(バーミキュラ ポットメイドベーカリー)
[TEL]052-355-6801
[住所]愛知県名古屋市中川区舟戸町4運河沿い
[営業時間]10時~18時 ※売り切れ次第終了(ドリンクのみの営業)
[定休日]水曜日
[アクセス]名鉄 山王駅より徒歩14分、名古屋臨海高速鉄道 ささしまライブ駅より徒歩15分
「VERMICULAR POT MADE BAKERY」の詳細はこちら

peu frequente(プーフレカンテ)

毎日食べたくなるやさしい味わいのパン

peu frequente(プーフレカンテ)
「パン・ド・ミ(1本540円)」。ふんわりもっちり、やさしい甘み

2000年にオープンして以来、地元に根付き、愛され続ける名古屋の名店。1日200本を焼く代名詞の「パン・ド・ミ」はほとんどが事前の予約で埋まってしまうものの、運がよければ当日分を朝8時から予約できます。

深夜2時から動き始める店の奥の工房では、毎日約120種類のパンを手作り。朝はクロワッサンなどのデニッシュ系、昼に向けて惣菜パン、午後はフランスパンや菓子パンが随時焼き上がります。

peu frequente(プーフレカンテ)
注文を受けてからカスタードを詰める「クローネ(140円)」も人気商品
peu frequente(プーフレカンテ)
お客さんがひっきりになしに訪れます

これほどの人気を支えているのは、妥協のないパン作りはもちろんのこと、「突出した味わいを出しすぎない」という店ならではのこだわり。食べる人の生活に寄り添い、毎日でも食べたくなるやさしい味わいに不思議と心を掴まれます。週末は15時頃で品薄になってしまうのでお早めに!

■peu frequente(プーフレカンテ)
[TEL]052-858-2577
[住所]愛知県名古屋市瑞穂区豊丘通1-25
[営業時間]8時~19時
[定休日]月曜日・火曜日
[アクセス]名古屋市営地下鉄 瑞穂運動場西駅より徒歩7分

ブランジェリー ぱぴ・ぱん

フランスの伝統的な製法を忠実に再現

ブランジェリー ぱぴ・ぱん
バゲットは平日1日4回、週末は1日7回焼き上げます

店内に一歩足を踏み入れると、そこはフランスのブランジェリーのような温かみのある空間。ショーケースには、手前に奥にとぎっしり商品が並び、素朴なフランスパンから親しみやすい惣菜パン、菓子パンまで多彩に揃えています。

小さなフランスパン「ぱぴ・ぱん(40円)」、「濃厚クリームパン(180円)」、「ソーセージフランス(180円)」など良心的な価格のパンも多く、ついついあれもこれもとオーダーしたくなります。

ブランジェリー ぱぴ・ぱん
元気なスタッフも「ぱぴ・ぱん」の名物

同店の魂ともいえるのが、フランスの伝統製法で焼き上げたフランスパンです。良質な素材に対して余計なことはせず、発酵と熟成にしっかり時間をかけることで小麦本来の味が引き出され、風味豊かなパンに仕上がるといいます。人気No.1の「バゲット(290円)」などシンプルなパンで、ぜひその味わいを確かめてみてください。

ブランジェリー ぱぴ・ぱん
パンだけで50~60種類、お菓子類は20~30種類を揃えています

小さな店内ながら、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれそうなラッピング商品も充実しています。バターやサラミ、ペースト類など各地から厳選した“パンの友”も販売していますよ。

■ブランジェリー ぱぴ・ぱん
[TEL]052-808-7539
[住所]愛知県名古屋市天白区植田3-1209-1 サンテラスタカギ1F
[営業時間]9時30分~19時
[定休日]月曜日・火曜日
[アクセス]名古屋市営地下鉄 植田駅より徒歩2分
「ブランジェリー ぱぴ・ぱん」の詳細はこちら

croquette.bagel(クロケットベーグル)

長時間発酵で作るもちもちベーグル

croquette.bagel(クロケットベーグル)
ドライトマト、ベーコン、オリーブが詰まった「イタリアンバジル(380円)」
croquette.bagel(クロケットベーグル)
ドライベリーがたっぷり!「ベリーベリークリームチーズ(360円)」

最寄り駅から徒歩20分以上と距離があるにもかかわらず、遠方からわざわざ足を運ぶ人も多い注目店。ベーグルのラインナップは常時15~20種類で、小麦の味わいを楽しめるシンプルなものから、お惣菜系、“萌え断”系まで幅広く展開しています。

スーパーフードのデーツや山椒を使ったベーグル、ナッツをガツンと入れてラム酒を効かせたベーグルなど、大人のツボを押さえたラインナップには、ありそうでなかった発見がいっぱい!

croquette.bagel(クロケットベーグル)
シンプル&スタイリッシュな店内。平日、休日問わず14時を過ぎると品薄に

ベーグルはシンプルな素材でできているからこそ素材選びが肝心。同店では北海道産小麦、きび砂糖、天日塩という安心できる素材に辿り着き、長時間発酵でもちもちの食感に仕上げます。おいしいものを届けたいというシンプルな信念で、日々新しいラインナップも考案しています。

公式Instagramではラインナップを発信しているほか、予約もOK(14時までに受け取り)。※予約方法の詳細はInstagramの「予約方法について」を確認

■croquette.bagel(クロケットベーグル)
[TEL]070-2827-0790
[住所]愛知県名古屋市天白区御前場232
[営業時間]11時~16時 ※なくなり次第終了
[定休日]日曜日~火曜日
[アクセス]名古屋市営地下鉄 原駅より徒歩22分、名古屋市営地下鉄 神沢駅より徒歩25分
「croquette.bagel」のInstagramはこちら

boulangerie L’Equipe de Koganei(ブーランジェリー レキップ ド コガネイ)

ふんわり、しっとり。やさしい口当たりが印象的

boulangerie L'Equipe de Koganei(ブーランジェリー レキップ ド コガネイ)
生地と餡に西尾抹茶を使い、求肥を包んで焼き上げた「西尾あんぱん(237円)」

「東山動植物園」のすぐ近くに店を構える行列の絶えない人気店。オーナーの小金井さんはバームクーヘンで有名な滋賀の「クラブハリエ」で、10年に以上にわたり製パン総括シェフも務めました。地元の人の暮らしがしっかり根付いた場所で、なおかつ名古屋を訪れた人にも親しみやすい場所であるという理由から、ご自身のお店をこの場所に開きました。

boulangerie L'Equipe de Koganei(ブーランジェリー レキップ ド コガネイ)
焼き上がったパンが随時カウンターに補充されます。手前右は北海道産小麦粉キタノカオリを使った看板商品「キタノカオリ(302円)」

パンの種類は常時30~40種類。買った翌日の朝でも柔らかく、おいしく食べてもらえるようにと水分量はやや多め。どのパンも噛み締めるたびに小麦の甘みをしっかりと感じられ、そのまま食べても、カリッと焼いても、素材のおいしさが際立ちます。開店後はお昼に向けて随時パンを焼き上げるため、商品ボリュームが多いのは10時~10時半頃。

boulangerie L'Equipe de Koganei(ブーランジェリー レキップ ド コガネイ)
接客を担当するオーナーの奥様。会話を楽しみに来店する常連さんも
boulangerie L'Equipe de Koganei(ブーランジェリー レキップ ド コガネイ)
1組ずつ入店し、カウンターでオーダー

場所柄、ここでパンを購入して「東山動植物園」でのんびりする親子も多いそう。ふんわりやさしい食感で、大人から子どもまで食べやすいパンが中心ですが、金~日の週末はドライフルーツを使ったハード系や、ゴルゴンゾーラを使ったおつまみ系も登場するので、ぜひチェックしてみてください。

■boulangerie L’Equipe de Koganei(ブーランジェリー レキップ ド コガネイ)
[TEL]052-753-7234
[住所]愛知県名古屋市千種区唐山町3-27 1F
[営業時間]9時~17時 ※完売の場合は早めに閉店
[定休日]月曜日
[アクセス]名古屋市営地下鉄 東山公園駅より徒歩5分
「boulangerie L’Equipe de Koganei)」の詳細はこちら
「boulangerie L’Equipe de Koganei」のInstagramはこちら

baguette rabbit(バゲット ラビット) 社口本店

「パン・オブ・ザ・イヤー2018」バゲット部門で金賞を受賞

baguette rabbit(バゲット ラビット) 社口本店
左:「ブール(464円)」。右:「バゲットラビット(356円)」

パン好きの間で名古屋のバゲットといえば名前が挙がるほど一躍その名を知らしめたのは、店名を冠したバゲット「バゲットラビット」。パリパリの薄い皮と、バゲットの常識を覆すモチモチの食感に虜になる人も多い独創的な逸品です。自家製粉の小麦を使った生地からは噛むほどに小麦の味わいがじんわり伝わってきます。「パン・オブ・ザ・イヤー2018」では金賞に輝きました。

加水率を高めた「ブール」も同店の代表作。季節ごとにアレンジしたブールも登場するので、こちらも要チェックです!

baguette rabbit(バゲット ラビット) 社口本店
店内では機械の石臼で小麦を挽く様子も見ることができます

ナッツやドライフルーツ、アンチョビやオリーブを使った大人向けのパンから、フルーツのデニッシュ、子どものおやつにもぴったりのミニサイズのパンまで揃い、休日には朝早くから店の外に行列ができるほど。小麦の甘さが引き立つ唯一無二のおいしさを、ぜひ確かめてみてください。

■baguette rabbit(バゲット ラビット) 社口本店
[TEL]052-779-0006
[住所]愛知県名古屋市名東区社口1-916(アスナル金山店:名古屋市中区金山1-17-1 アスナル金山内)
[営業時間]8時~18時
[定休日]無休(年末年始を除く)
[アクセス]名古屋市営地下鉄 一社駅より徒歩13分
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「baguette rabbit」のInstagramはこちら

小林 亜紗子  小林 亜紗子

岐阜県生まれ。旅行情報誌『東海じゃらん』編集部を経てフリーに。コーヒー、温泉、音楽好き。民芸や郷土食、地域の慣習など、無名の人々に継承されてきたものに惹かれます。二人の子どもたちを各地の温泉に連れ回し中。

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