1968年2月12日に世界で初めてレトルトカレーが販売されたことを記念し、2月12日は「レトルトカレーの日」に制定されています。レンジや湯せんで温めるだけで手軽においしいカレーが食べられて、さらに保存もできるため家に常備してある人も多いのではないでしょうか。今回は、そんなレトルトカレーの中でも一線を画す本格派、有名ホテルのレトルトカレーをご紹介します。
※この記事は2022年2月7日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
ビーフカレー/札幌グランドホテル【北海道】
クラシックチキンカレー/ホテルイタリア軒【新潟県】
金谷ホテル百年ライスカレービーフ/金谷ホテルベーカリー【栃木県】
ビーフカレー/帝国ホテル 東京【東京都】
ビーフカレー/ホテルニューオータニ【東京都】
オリジナル ビーフカレー/ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル【神奈川県】
伝統のビーフカレー/富士屋ホテル【神奈川県】
ニューグランドカレー(ビーフ・チキン)/ホテルニューグランド【神奈川県】
松阪牛ビーフカレー/鳥羽国際ホテル【三重県】
欧風ビーフカレー/リーガロイヤルホテル【大阪府】
ホテル楊貴館ジビエカレー/油谷湾温泉ホテル楊貴館【山口県】
ビーフカレー/札幌グランドホテル【北海道】

開業以来変わらない「ホスピタリティ・ファースト」の精神で、様々なお客様をもてなしてきた、北海道初の本格的洋式ホテル。札幌の中心に位置し、観光の拠点にもビジネスシーンにも愛されてきました。ホテルショップ「ザ・ベーカリー&ペイストリー」では、ホテルメイドの本格ブレッド、スイーツのほか、おうち時間が楽しくなるホテルのレトルトシリーズや冷凍メニュー、ミール調理セットも販売されています。
2021年、パッケージがリニューアルされたレトルトシリーズ。その中でも北海道産牛肉を使用したビーフカレーは、手軽にホテルの味が楽しめるロングセラー商品。香味野菜の旨味とトマトの酸味にフルーツの甘味を加えた、牛肉の美味しさが溶け込んだ奥深い味わいの欧風ビーフカレーです。
取扱い店舗/札幌グランドホテルのショップ「ザ・ベーカリー&ペイストリー」、オンラインショップ
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クラシックチキンカレー/ホテルイタリア軒【新潟県】


新潟初の本格西洋料理レストランとして誕生した「イタリア軒」。ホテルへと形を変えながら約150年もの長い間、新潟市民に愛される洋食の味を受け継いできました。
鶏肉や玉ねぎをじっくり煮込み、柔らかく仕上げた黄色いチキンカレーは、19世紀にイギリスで作られたカレー粉「クロス&ブラックウェル」を使用したクラシックな一品。ホテルイタリア軒のレストラン「リストランテ マルコポーロ」で現在も提供されています。開店当時から同じレシピで受け継がれてきた伝統の味が、レトルトになって自宅でも楽しめると好評のカレーです。
取扱い店舗/ホテルイタリア軒「マルコポーロ」、新潟伊勢丹、キューピット、新潟ふるさと村、ピア万代、オンラインショップなど
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金谷ホテル百年ライスカレービーフ/金谷ホテルベーカリー【栃木県】

“現存する日本最古のリゾートホテル”として伝統を守り続けている「金谷ホテル」。そのレストランで提供されていた料理の中で、古くは1900年代のメニューにも見られるカレーを、初代総料理長中西健一氏が復刻再現したレトルトカレーです。
具材をカレーソースと一緒に煮込まずに、ソテーした具材と温めたカレーソースを器の中で合わせて供される金谷ホテルのスタイル。家庭でも同じ味わいが楽しめるように、カレーソースと具材のビーフは別々にパウチされています。食べるとほのかな甘みと酸味を感じ、次第に程よい辛さが湧き起こります。
取扱い店舗/株式会社金谷ホテルベーカリー直営店、金谷ホテルギフトショップ、オンラインショップ
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ビーフカレー/帝国ホテル 東京【東京都】

“カレーを食べたくて、定期的に帝国ホテルのレストランを利用している”という人がいるほどファンが多い「帝国ホテル」のカレー。昭和初期に第8代料理長の石渡文治郎氏がヨーロッパでの修行中にカレーソースを修得、試行錯誤を繰り返し、ホテル伝統のカレーを作り上げました。カレーソースは裏ごしせずに野菜のつぶ感を残し、素材の旨味と食感を活かしているのが特徴で、このレシピは今日まで帝国ホテルで受け継がれています。
野菜を丹念に炒めて甘みを出し、トマトやブイヨンで煮込んだカレーソースに国産牛肉を加え、独自にブレンドしたスパイスで香り高く仕上げた「ビーフカレー」。レトルトになっても伝統の味わいをそのまま楽しむことができます。
取扱い店舗/帝国ホテル 東京 ホテルショップ「カドー ガルガンチュワ」、オンラインショップ、通信販売
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通信販売はこちら [TEL]0120-655044(帝国ホテル通信販売10時~17時)
ビーフカレー/ホテルニューオータニ【東京都】


1964年東京オリンピックに際し誕生し、多くの国際会議や歴史的な晩餐会の会場に選ばれ、国内外の賓客をもてなしてきた日本を代表する国際ホテル。一流と名高い、和洋中様々なレストランが軒を連ねています。
ホテルメイドの本格的な味が自宅でも楽しめると好評なのがレトルトカレーシリーズ。香味野菜にフォン・ド・ボーやりんごのピューレーを加え、じっくりと煮込んだ「ビーフカレー」は、10種類以上のスパイスで香り高く仕上げられています。甘味を極限まで引き出した玉ねぎと豪州産牛バラ肉、ホテル創業時から受け継がれるニューオータニ秘伝のスパイスで仕上げた「プレミアムビーフカレー」(1296円)や、海老の深みのある味わいと芳醇な香りが口いっぱいに広がる「プレミアムビスクカレー」(1296円)もおすすめです。
取扱い店舗/ホテルニューオータニ館内「ニューオータニショップ」、オンラインショップ
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オリジナル ビーフカレー/ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル【神奈川県】


1991年にインターコンチネンタルホテルズグループ日本初進出のホテルとして開業。“ヨットの白い帆”をイメージした外観はみなとみらいのシンボルとなっています。
総料理長が監修したビーフカレーは、贅沢に用いた国産牛と野菜をじっくりと煮込み、旨みが存分に引き出された逸品。独自に調合したスパイスが爽やかに香る、辛口で大人の味わいです。ゴロッと入った牛肉、たまねぎ、人参、じゃがいもが贅沢なホテルの味をご家庭でも楽しめます。
取扱い店舗/ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル グルメ&スーベニールショップ「i MARINA(アイ マリーナ)」※店頭販売のみ
[TEL]045-223-2222
[住所]神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」の詳細はこちら
伝統のビーフカレー/富士屋ホテル【神奈川県】

“カレー”という料理が日本で普及し始めた大正時代から、富士屋ホテルのメニューにあったカレー。昔から富士屋ホテルの自慢のランチメニューとして多くの人に愛されています。
富士屋ホテルの「カレー・レトルトシリーズ」は、構想から約2年かけて試食を何度も繰り返し完成したもので、富士屋ホテルの看板商品、お土産の定番にもなっています。ビーフカレーと、チキンカレーの2種類があり、どちらもホテルの味に近づけるため、手間を惜しまずじっくり時間をかけて作られた一品。ココナッツの甘くまろやかな味わい、フルーティーな後味が口いっぱいに広がります。
取扱い店舗/富士屋ホテルのショップ「HOTEL SHOP」、明治屋、三浦屋の一部店舗、オンラインショップ
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ニューグランドカレー(ビーフ・チキン)/ホテルニューグランド【神奈川県】

「ホテルニューグランド」は昭和初期に誕生したヨーロッパスタイルの正統派ホテルです。開業当初から、レストランには特に力を注ぎ、ドリア、スパゲッティナポリタン、プリン・ア・ラ・モードなどを創作、日本の食文化に多大な影響を与えてきました。古くから愛される洋食メニューの数々は、今でも本館1階コーヒーハウス ザ・カフェで食べることができます。
ホテルニューグランドのカレーも伝統メニューの1つ。チキンブイヨンと野菜の旨味をベースに、リンゴ・チャツネ・ココナッツなどを加えた伝統のコク深い味わいです。レトルトになっても美味しさはそのままに、寸胴鍋のイメージをメインにしたパッケージは、世界中のすぐれたデザインが選出される「PACKAGING OF THE WORLD」を受賞。国内外で高い評価を得ており、贈り物にもおすすめの一品です。
取扱い店舗/ホテルニューグランド本館1階コーヒーハウス ザ・カフェ、オンラインショップ
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松阪牛ビーフカレー/鳥羽国際ホテル【三重県】

1964年の開業以来、国内外のあらゆる賓客を迎えてきた格式あるホテル。歴史を守りながらも進化し続け、伊勢志摩の幸を活かした匠の味と潮風を感じるロケーション、心づくしのおもてなしに癒されます。
自分へのお土産にもギフトにも好評なオリジナルカレーも、さらに香り高く美味しく進化しています。 「松阪牛ビーフカレー」は、日本を代表するブランド牛“松阪牛”を食べ応えがあるほどの厚さで柔らかく煮込み、コクと旨味がたっぷり。ビーフカレーのほかにも、「伊勢鶏チキンカレー」(896円)、「三重産ポークカレー」(896円)もホテルオリジナルの味わいが楽しめておすすめです。
取扱い店舗/鳥羽国際ホテル内ショップ、オンラインショップ
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欧風ビーフカレー/リーガロイヤルホテル【大阪府】

「大阪の迎賓館」とも言われる歴史あるホテルで、館内には18ものレストラン・バーがあり、日々美食でゲストをもてなしています。開業以来、水都大阪の中心地で国内外多くの賓客を迎え愛されてきました。
ホテルギフトの中でも好評なのが、リーガロイヤルホテルグループ統括総料理長監修のレトルトカレー。大きめの牛肉、野菜の旨みとワインで深みが引き出された欧風のカレーは、フォン・ド・ヴォーでコクのある味わいに仕上げられています。奥深い味わいとまろやかな口当たりは、老若男女に愛される味です。
取扱い店舗/リーガロイヤルホテル(大阪)のテイクアウトショップ「グルメブティック メリッサ」、一部百貨店、量販店、オンラインショップ
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ホテル楊貴館ジビエカレー/油谷湾温泉ホテル楊貴館【山口県】


美しい油谷湾を眼下に望む高台に位置し、海や空と一体になったような絶景の露天風呂が楽しめる温泉宿。地元山口のジビエを活用し、地域と一体となって開発した陽貴館発のごちそうカレーに注目が集まっています。
脂肪が少なく引き締まった長州ジビエ鹿肉は、クセの無い美味しさと体への良さが注目のヘルシーミート。この鹿肉と、山口県ブランド地鶏「長州黒かしわ」のスープ、美しい油谷島の海水で作られた塩、長門オリジナルの柑橘「長門ゆずきち」、「長門屋黒みつ」などの地域食材をふんだんに使用しています。米粉ベースのグルテンフリー、30種類以上のスパイスで香り高く仕上げたカレーは、他には見られない自慢の品です。
取扱い店舗/ホテル楊貴館売店、道の駅センザキッチン、オンラインショップ
詳細ページはこちら
まとめ
いかがでしたか?高級感もあってギフトにもぴったり、自宅で手軽にホテルの味が楽しめる、おすすめのレトルトカレーをご紹介しました。ホテル伝統のカレーやホテルシェフこだわりレシピのカレー、ご当地素材を生かしたカレーなど様々なこだわりがあり、どれも試してみたくなりますね。ぜひ参考にしてみてください。
※掲載の価格は全て税込み価格です。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、感染拡大防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします。
晴山 ゆう子
2人の男児を子育て中のママライター。自分で作る料理はずぼら&ヘルシーに、外食はとことん楽しむ!がモットー。薬剤師でもある。最近の楽しみは小さな庭での家庭菜園。