【2日目】五島列島の2泊3日コース
11時:かもめ亭
新上五島で地元ブランド牛を堪能。肉汁溢れる絶品ランチ

2日目は福江港ターミナルからフェリーで約1時間、新上五島町に上陸。五島列島北部のエリアで、中央に位置する中通島を走ります。
遠浅の海が広がる「蛤浜海水浴場」を目指すと、すぐ近くに「かもめ亭」があります。美しいオーシャンビューを見ながら食事が楽しめる人気の洋食店。「魚だけでなく、肉も旨い!」と、地元ブランドの五島牛や五島豚を使ったメニューを看板に掲げています。

ブランド肉を堪能したい時は溶岩ステーキがおすすめ。溶岩プレートで焼き上げた上質な牛肉からは肉汁がじゅわりと溢れ、赤身の旨味と脂身の甘みをバランス良く感じることができます。
ほかにも、五島豚のヒレカツや五島牛ハンバーグ、宮崎出身の店主自慢のチキン南蛮など肉料理だけでも豊富なラインナップ。さらにたっぷり味わいたい方には、五島牛ハンバーグとチキン南蛮、海老フライ、カニクリームコロッケが入った「スペシャル定食(1380円)」などボリューミーなセットもありますよ。

オーシャンビューが広がるテラスが特等席。波音に耳を傾けながら、優雅なランチタイムを楽しみましょう。
0959-42-5577
長崎県南松浦郡新上五島町有川郷2427-11
11時~14時(LO13時30分)、17時30分~20時30分(LO20時)
月曜、日曜・木曜の夜
「かもめ亭」の詳細はこちら
↓車で7分
13時:虎屋
“五島愛”満載!地元食材を使ったオリジナル商品をお土産に

五島うどんの製麺所、天然塩の工房を構える「虎屋」。敷地内には販売所も併設し、ここだけの特産品を手に入れることができます。“島の魅力を活かした商品作り”をモットーに20種類以上のオリジナル商品を販売。「海塩」のほか、「五島うどん」「金の水餃子」「塩プリン」の4つを柱に据えています。

全ての商品にミネラル豊富な天然塩を溶け込ませるのがこだわり。うどんの麺に使えば一味違った風味を生み、プリンは甘じょっぱくクセになる美味しさに!それぞれの商品に味わい深さをプラスして仕上げています。

店では南慎太郎さん、こころさん夫婦が温かく迎えてくれます。先代から受け継いだ天然塩作りを続けながら、夫婦で新たな商品を生み出しています。各商品のおすすめの食べ方や、季節のイチオシ商品なんかも丁寧に教えてくれますよ。
↓車で15分
17時:矢堅目公園
巨岩を望む絶景展望所。大パノラマの海を染める夕景に感動

奈摩湾入口にある「矢堅目公園(やがためこうえん)」は、東シナ海に面し、園内から見るオーシャンビューは壮大で圧巻のひと言!夕日の名所として知られるほか、海に浮かぶ円錐形の奇岩が人気キャラクターに似ていることでも話題です。
可愛い(!?)巨岩に加え、複雑に入り組んだ海岸線が織り成す造形美が見事。夕暮れ時になるとオレンジ色に染まった海に、巨岩のシルエットが浮かび上がる美しい光景が見られます。


公園の展望所からの景色も抜群ですが、対岸に整備された「白草公園(住所:長崎県南松浦郡新上五島町曽根郷)」からのロケーションもおすすめです。季節によって夕日の沈む位置が異なり、春は巨岩越しの夕景がキレイに見られるベストなシーズン!
~宿泊施設へ~
【3日目】五島列島の2泊3日コース
11時:新上五島町観光物産センター
地元土産はここでゲットしよう。ランチは名物・五島手延うどん!


土産処「新上五島町観光物産センター」と食事処「うどん茶屋 遊麺三昧」が併設した観光スポット。こちらでは島の特産品をショッピング、その後は名物の五島うどんで腹ごしらえ!
「新上五島町観光物産センター」には島内各製麺所が手がけた「五島手延うどん」をはじめ、新鮮な海産物や銘菓、椿油、焼酎、Tシャツなどなど…商品の種類は実に多彩。観光案内所が併設しているので、困った時には立ち寄ってみるのもいいですよ。

食事処は「五島手延うどん協同組合」の直営店。伝統の技を受け継ぐ麺匠自慢の手打ち麺に、アゴ(トビウオ)を効かせた出汁を合わせる本場の「五島うどん」が堪能できます。
メニューのなかでもイチオシは「地獄炊き定食(うどんのみ750円、定食1100円)」。コシが強く、抜群の喉越しが魅力の麺を大鍋で茹で、そのままいただく豪快な一杯です。別皿のあごだしスープに付けて食べるもよし、そのまま生卵に絡ませてズズッと啜るもよし、本場五島流の味わい方で堪能しましょう。
0959-42-0964(新上五島町観光物産協会)、0959-42-0680(うどん茶屋 遊麺三味)
長崎県南松浦郡新上五島町有川郷428-31
8時30分~17時、【うどん茶屋 遊麺三味】11時~14時30分
1/1、【うどん茶屋 遊麺三味】月曜、年末年始、お盆明け期間
入場無料
「新上五島町観光物産センター」の詳細はこちら
「うどん茶屋 遊麺三味」の詳細はこちら
↓車で25分
13時30分:五島列島リゾートホテル マルゲリータ
爽快な空と海の絶景を眺め、良質な湯でリフレッシュ

中通島の高台に建つ「五島列島リゾートホテル マルゲリータ」。館内にスパ(温浴施設)を備え、日帰り利用も可能です。浴室は男女共に内湯、露天を備え、海を一望する好ロケーション。
クセがなく肌にしっとり馴染む単純温泉が、加水なしのかけ流しで湯船へ。効能は多岐にわたりますが、その中のひとつとして疲労回復にも期待できるそう!良質な湯をゆっくり満喫して、旅の疲れを癒しましょう。男性大浴場は1F、女性大浴場は2Fとなっています。

良質な湯でしっかり温まったら、「メディケーションデッキ」でクールダウン。こちらもさすがの展望です。屋外なので潮風を直に感じる心地良さも魅力。タオルやシャンプーなど各種アメニティも充実しているので、手ぶらでも安心です。


春になると敷地内のマーガレットの花が見頃を迎え、白を基調としたホテルをバックに美しい花景色を見せてくれます。1階にあるイタリアン「空と海の十字路」も日帰り利用可能。
0959-55-3100
長崎県南松浦郡新上五島町小串1074
【日帰り入浴】11時~15時
なし
【日帰り入浴】中学生以上800円、小学生・60歳以上400円、小学生未満無料
「五島列島リゾートホテル マルゲリータ」の詳細はこちら
↓車で5分
15時:青砂ヶ浦天主堂
キリシタンが残した美しい教会。虹色に光輝く内部を見学

青砂ヶ浦天主堂は1910年に建立され、今年で献堂112年。国の重要文化財に指定されるなど、上五島を代表する教会です。「コウモリ天井」で開放感のある内部。うっとりするようなステンドグラスの輝きに溢れ、今なお残る造形美は一見の価値ありです。

設計は長崎の教会を数多く手がけた鉄川与助氏によるもの。リブ・ヴォールト(コウモリ)天井、尖塔アーチを用いたゴシック様式が採用されています。正面入口の柱頭にある葉形装飾や、内部に散りばめたバラ柄のステンドグラスなど細部までこだわった装飾部分も見どころのひとつ。

ミサなどで内覧不可の場合もあります。訪問の際は教会のルール、マナーを守って拝観して下さい。
↓車で50分
17時:奈良尾港ターミナル
たくさんの思い出と共に長崎港へと帰航

五島の旅を満喫したら、奈良尾港から船に乗り長崎港へ。ジェットフォイルなら最短1時間10分。(※船の時刻は変更になる場合あり。要確認)
新上五島町の南部に位置する「奈良尾港ターミナル」は長崎港、福江港、奈留島港をつなぐフェリーが発着し、新上五島町の玄関口として活躍しています。2Fには土産物店が併設し、かんころ餅、五島手延うどんなどの特産品が販売されています。
まとめ
朝ドラの舞台として注目されている「五島列島」の旅はいかがでしたか?
今回はそのまま使えるモデルコースとして紹介しました。押さえておきたい全12スポットを巡れば、自然の絶景に教会群、グルメ、温泉と島の魅力をまるっと楽しめること間違いなし!
初日は長崎港から福江港、最終日は奈良尾港から長崎港へ帰るルートに設定しています。各船の時間、料金は公式ホームページや電話で問い合わせて素敵な旅を計画しましょう。各日の宿もお忘れなく!
レンタカーを探す場合はこちらも参考にしてくださいね。
じゃらんレンタカー
※この記事は2022年3月17日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報が変更の可能性があります。日々状況は変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
※掲載の価格はすべて税込価格です。
GAKU(J.9)
株式会社J.9(ジェイ.キュー)所属のライター。福岡・東京を拠点に観光情報誌、情報WEBサイトで日本各地のグルメ、イベント情報などを日々発信しています。Twitterで食べたい!行きたい!情報を随時更新中。 @GakuKael(https://twitter.com/GakuKael)、株式会社J.9( http://j9-fukuoka.com/about/)