2022.05.31

香川満喫プラン！フォトジェニックな絶景に、歴史と伝統の名所めぐりモデルコース＜2022＞

讃岐うどんで有名な香川県。公式に「うどん県」を自称するほどの名物グルメですが、観光スポットも盛りだくさん。瀬戸内海に面した四国の玄関口であり、瀬戸大橋を利用すればマイカーはもちろん、電車やバスでも簡単にアクセスできるのも魅力です。

1日目はSNSで絶景写真が話題になっている「父母ヶ浜」や、パワースポットとして知られ「こんぴらさん」の愛称で全国から多くの参拝客が集まる「金刀比羅宮」などへ。そのままお膝元の「こんぴら温泉」に宿泊するのもおすすめです。

2日目は2020年にオープンした「四国水族館」や、国の特別名勝に指定されている大名庭園「栗林公園」を観光。日本一の小さな面積ながら、多彩な旅の楽しみ方が凝縮された香川のテッパンルートをご紹介します。

※この記事は2022年2月4日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信：じゃらんニュース

香川満喫！1泊2日おすすめモデルコース概要

【1日目】坂出IC→父母ヶ浜（ちちぶがはま）→銭形砂絵（ぜにがたすなえ）→中野うどん学校 琴平校→金刀比羅宮（ことひらぐう）
【2日目】四国水族館→特別名勝 栗林公園（りつりんこうえん）

香川の1泊2日モデルコース【1日目】

父母ヶ浜（ちちぶがはま）

「日本のウユニ塩湖」で幻想的な一枚を。

干潮時に現れる潮だまりに空が映り、世界的な絶景地として知られるボリビアの「ウユニ塩湖」のような写真が撮れると話題のスポットです。昼なら真っ青な空と白い雲、夕方なら茜色や紫の美しいグラデーションが砂浜の水鏡に映し出され、上下がシンメトリーになった幻想的な景色を見ることができます。

特に「マジックアワー」と呼ばれる日没の時間帯と干潮のタイミングが合えば美しさは格別。思い出の一瞬を写真に残そうと、多くの人がスマホやカメラを向けるほどです。干潮以外にも風がなく波が立たないことも条件なので、チャンスがあれば絶対に見逃せませんね。

また、サラサラの砂浜は素足で歩くだけでも気持ちよく、約1kmもあるロングビーチは遠浅の海水浴場としても人気。夏には多くの海水浴客で賑わいます。

↓ 車で15分

銭形砂絵（ぜにがたすなえ）

金運のパワースポットとしても人気の、巨大な「寛永通宝」の砂絵。

観音寺市を代表する観光スポット。有名なTV時代劇のタイトルバックに使われたことでも知られています。寛永10（1633）年に讃岐の藩主・生駒高俊公を歓迎するために、たった一夜で作りあげたと伝えられていて、見ると健康や長寿、お金に不自由しないなどのご利益があるとの評判も。

東西122m、南北90m、周囲345mで実際には楕円形になっていますが、これはすぐ横にある琴弾山山頂の「琴弾展望台」から見下ろしたときのバランスを考慮して工夫されたもの。地上から見ると「寛永通宝」の文字は読めませんが、間近で巨大さを実感するのもおすすめです。

また、日没から22時まではライトアップが行われ、すぐ近くには日本や世界の貨幣が約2000点も展示されている「世界のコイン館」もあります。

↓ 車で40分

中野うどん学校 琴平校

本場のうどん打ちを体験。実食してお土産も！

「こんぴらさん」の参道にあり、参拝の際には食事も兼ねてぜひ立ち寄ってみたいスポットです。人気のうどん打ち体験は「うどんティーチャーズ」が指導してくれ、粉を練るところから始まって、麺棒でのばし、茹でて食べるまでを40分～60分で伝授。和気あいあいの楽しい雰囲気の中で讃岐うどんの美味しさの秘密が体験できて、自分で打ったできたてうどんの味は格別ですよ。

終了後は卒業証書と秘伝帳が授与されるので、旅の記念にもぴったりですね。体験は要予約で、電話や公式HPで事前の申し込みができます。

1階には名物のしょうゆ豆など土産物も豊富に揃い、テイクアウトコーナーではカラフルな郷土菓子の「おいり」をトッピングしたソフトクリームも大人気です。

↓ 徒歩で45分

金刀比羅宮（ことひらぐう）

御社までの長い石段が有名。全国の金刀比羅神社の総本宮へ。

古くから海上安全や五穀豊穰、商売繁盛など広範なご利益があるとされ、「こんぴらさん」と親しまれる庶民信仰の神社。象頭山（ぞうずさん）の中腹に鎮座し、春は桜、秋は紅葉の名所としても知られていますが、何よりも有名なのは長い石段。海抜251mの御本宮までは785段もあり、普通に歩くと45分くらいが目安とされています。拝殿の北東方向は展望台になっていて、眼下に広がる讃岐平野や瀬戸大橋、讃岐富士（飯野山）などが一望できる絶景スポットです。

縁起物は「幸福の黄色いお守り」や「笑顔元気くん守り」などが人気で、帰りは石段の途中にある表書院や、日本近代洋画の開拓者とされる高橋由一の作品を所蔵する美術館に立ち寄ってみるのもおすすめ。

香川の1泊2日モデルコース【2日目】

四国水族館

海や清流など、四国の「水景」を再現した展示をめぐる。

2020年にオープンした水族館。波の穏やかな瀬戸内海や黒潮が流れる雄大な太平洋、四万十川をはじめとする清流など四国ならではの表情豊かな「水景」を多彩な水槽で再現しています。水の生き物だけでなく、四国の文化やそこで暮らす人の営みや環境までも表現されていて、四国を巡ったような気分になれる展示が特徴。

子どもから大人まで楽しめるコンテンツがいっぱいで、ペンギンやカワウソなどのフィーディング（餌やり）タイムは必見です。イルカが瀬戸内海を背景に躍動するプールでは、トレーナーと一緒に様々なことに挑戦し、驚きの能力や可愛らしい仕草を見せてくれるプレイングタイムが人気。

ミュージアムショップやオーシャンビューのレストランには、オリジナルキャラクターの「しゅこくん」をモチーフにしたお土産や、ご当地の食材を使ったグルメも揃っています。

↓ 車で40分

特別名勝 栗林公園（りつりんこうえん）

広大な敷地に、池や築山が絶妙に配置された大名庭園。

史跡名勝天然記念物の中でも特に重要な特別名勝に指定され、「お庭の国宝」と呼ばれる名園。300年以上も前の雰囲気をそのまま残している南庭と、明治時代に整備された北庭で構成され、全国227カ所にある名勝指定庭園の中でも最大の広さを誇ります。

高松市の中心部にありながら、紫雲山を背景として6つの池と13の築山を巧みに配し、四季折々の花で彩られた美しさは海外からも高い評価を受けるほど。一歩ごとに風景が変わる「一歩一景」も魅力で、歴代の藩主も魅了された池泉回遊式庭園の傑作です。

南庭で最大の池「南湖（なんこ）」では殿様の気分で優雅な船遊びができる周遊和船（乗船料620円）もあり、池畔の「掬月亭（きくげつてい）」では庭を眺めながら抹茶をいただくこともできます。

※掲載の価格は全て税込み価格です。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、感染拡大防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします。