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2023.05.23

コツメカワウソの豆知識&コツメカワウソに会えるおすすめスポット【世界カワウソの日】

2023年5月31日(水)が「世界カワウソの日」というのをご存知ですか?世界のカワウソの現状や保全について考えることを目的として、毎年5月の最終水曜日に制定されています。日本の水族館などでは主にコツメカワウソに出会うことができますが、生息地の環境悪化や乱獲などで、実は絶滅危惧種に指定されています。そこで今回は「世界カワウソの日」にあわせて、知っているともっとコツメカワウソが好きになる豆知識と、コツメカワウソの姿が見られるだけでなく、その生態を知ることのできる展示やイベントなどが実施されている、おすすめのスポットをご紹介します!

※この記事は2023年5月22日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

知っているともっとコツメカワウソが好きになる!豆知識3選

泳ぎが上手で手先が器用なかわいい生き物ということ以外に、生態については知らないことも多いコツメカワウソ。コツメカワウソについてより深く知ることで、実際に見た時に感じることや見るポイントも変わってきます。知っているともっと興味がわいてくる、豆知識をご紹介します。※サンシャイン水族館監修

カワウソは毛皮が分厚く二層構造になっている

コツメカワウソ

カワウソは水をはじく長い外側の毛と、“アンダーコート”や、“アンダーファー”と呼ばれる綿のような短く密度の濃い内側の毛を持っています。その二層構造のおかげで皮膚が水に濡れないようになっているのだそうです。

なおユーラシアカワウソの毛の密度は1mm四方でなんと450~600本。コツメカワウソは、少しユーラシアカワウソに比べて暖かいところに分布しているので、毛の密度は減るかもしれませんが、スリムに見えてしっかり毛を着こんで体温を保っているのです。

カワウソは仲間とおしゃべりする。

コツメカワウソ

カワウソは鳴き声でコミュニケーションをとる生き物とされています。鳴き声の種類は12種類以上見つかっているという報告もあります。また、コツメカワウソは群れで生活しており、とても社会性が高い生き物だと言われています。

サンシャイン水族館の飼育員さんも、コツメカワウソが特定の鳴き声を出した時に一カ所に集まる様子を見かけたり、キケンを知らせる声を出したり、日々の行動の場面場面で鳴き声が変わるのを感じているのだとか。ぜひ、鳴き声による仲間とのコミュニケーションにも注目してみてください。

生後間もないコツメカワウソは “小爪”じゃない!

コツメカワウソ

コツメカワウソは名前にもなっているように爪が小さいことが特徴です。指の上に小さな米粒が乗っているかのような爪の形になっています。

しかし、サンシャイン水族館で赤ちゃんが生まれた際、生まれて間もない頃には前肢の指のサイズに対してしっかりとした長い爪がついていたのだとか。おそらく大人になっていくにつれて、体の成長に対して爪の成長が遅いことや、生活の上で削られて小さくなることが“コツメ”になる要因ではないかということです。

コツメカワウソに会える!学べるおすすめスポット

おたる水族館【北海道】

おたる水族館
コツメカワウソの小さな手やツメ、肉球にも注目

日本海に面した、北海道の大自然の中にある水族館。北海道の希少動物、日本近海に生息する多種のアザラシ、世界最大級のミズダコ、オヒョウをはじめとする大きな海の生物など、約5000点の生き物が展示されています。

おたる水族館
泳ぎが得意なコツメカワウソ。2つのトンネルを通じて2つの水槽を自由に行き来する

コツメカワウソの展示は、メイン水槽と小水槽に分かれており、2つの水槽は観覧通路の上を通る空中トンネルと、足元を通る水中トンネルでつながれています。空中トンネルからは肉球や足あとを、水中トンネルでは回転しながら生き生きとすばやく泳ぐ様子を間近で見ることができます。

2023年5月31日(水)には「世界カワウソの日 コツメカワウソ水槽ライブ配信」を予定。コツメカワウソ水槽内に飼育員が入り、エサを与えながらカワウソがおかれている現状などについてお話しするイベントです。

■おたる水族館
[TEL]0134-33-1400
[住所]北海道小樽市祝津3-303
[営業時間]9時~17時(最終入館16時30分)※冬期変動あり
[定休日]なし(12月頃と3月頃に2週間程度の休館あり)
[料金]高校生以上1800円、小・中学生700円、3歳以上350円、2歳以下無料
[アクセス]【電車】JR小樽駅より北海道中央バス水族館行きで25分 【車】札樽道小樽ICより20分
[駐車場]1000台(1日600円)
「おたる水族館」の詳細はこちら

サンシャイン水族館【東京都】

サンシャイン水族館
自然界では水辺に生息するカワウソ。自然に近い姿が見られる

“天空のオアシス”をコンセプトにビルの屋上にありながら空・光・水・緑に満ちた自然環境を再現している水族館。生き物の生態を至近距離で楽しめる屋外エリア「マリンガーデン」やラグーン(海洋生物が最も多彩に生活する温暖で比較的浅い海中)をイメージした「サンシャインラグーン」水槽のある屋内展示エリアなどがあります。

サンシャイン水族館では現在「いきものディスカバリー」という取り組みを実施中。生き物の自然な姿やスタッフとの関わりを時間や場所をうたわずに紹介するイベントで、コツメカワウソは給餌やトレーニングなどが毎日行われています。

サンシャイン水族館
タイミングが合えばスタッフさんがエサをあげる様子が見られる

2023年5月8日(月)~31日(水)は「世界カワウソの日」にあわせて、カワウソの生態や特徴を解説したパネル展示が実施されます。また、水族館開館前に飼育スタッフからカワウソの生態や環境などについて解説を聞ける「いきものキャンパス」(有料)も開催。カワウソを取り巻く環境問題などを学ぶことができます。詳細はHPを確認してください。

サンシャイン水族館
「いきものキャンパス」の様子
■サンシャイン水族館
[TEL]03-3989-3466
[住所]東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上
[営業時間]9時30分~21時(春夏)、10時~18時(秋冬)※最終入場は終了1時間前、変更の場合あり
[定休日]なし
[料金]高校生以上2600円~、小・中学生1300円~、4才以上800円~、4歳未満無料※変更の場合あり
[アクセス]【電車】東京メトロ東池袋駅より徒歩5分 【車】首都高速道路5号線東池袋出入口(IC)直結
[駐車場]あり(30分/300円)
「サンシャイン水族館」の詳細はこちら

市川市動植物園【千葉県】

市川市動植物園
小獣エリアに展示中のコツメカワウソ

交流都市から寄贈されたレッサーパンダやオランウータンのほか、小さな動物中心に飼育されており、ゆったりとした時間が流れる市川市動植物園。自然観察園やバラ園のほか、ミニ鉄道やピクニックにぴったりの広場、遊具なども充実しており、小さな子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる施設です。

現在コツメカワウソは小獣エリアに3頭飼育されています。市川市動植物園ならではの展示といえば、通称「流しカワウソ」と言われる塩化ビニール製の筒でできたウォータースライダーのような水路です。細い水路など狭いところを動き回るカワウソの習性を利用したもので、傾斜の角度など改良を重ね、今の形になりました。コツメカワウソが遊んで滑り降りる姿は本当に楽しそうですが、流れてくるかはカワウソの気分次第。寝ている時などはそっと見守りましょう。

市川市動植物園
カワウソは泳ぎが得意!名物「流しカワウソ」
■市川市動植物園
[TEL]047‐338‐1960
[住所]千葉県市川市大町284-1
[営業時間]9時30分~16時30分(ただし入園は16時まで)
[定休日]月(祝日の場合は翌日)、年末年始
[料金]高校生以上440円、小・中学生110円、未就学児無料
[アクセス]【電車】JR市川大野駅より市川市コミュニティバスまたは京成バスにて10分、動植物園停留所より徒歩すぐ 【車】京葉道路京葉市川ICより25分
[駐車場]240台(500円)
「市川市動植物園」の詳細はこちら

横浜・八景島シーパラダイス【神奈川県】

横浜・八景島シーパラダイス
寄り添うコツメカワウソたち。野生のコツメカワウソは10~15頭の家族で群れを作る

テーマの異なる4つの水族館と、さまざまなアトラクション、ショッピングストア、レストラン、ホテルが併設された「海・島・生きもの」のテーマパーク。700種12万点の生きものを展示しており、多彩なショーやプログラムが開催されています。

4つの水族館のうちコツメカワウソに会えるのは「アクアミュージアム」と「ふれあいラグーン」。「アクアミュージアム」では陸上の遊び場や水辺でコツメカワウソたちが元気に駆け回ったり、お昼寝したりする姿を楽しめます。ごはんをあげて手のひらにタッチができるプログラム「コツメカワウソとあくしゅ」も開催されています(1名400円)。

横浜・八景島シーパラダイス
「コツメカワウソとあくしゅ」の様子
横浜・八景島シーパラダイス
アニマルパフォーマンスでのコツメカワウソ

「ふれあいラグーン」ではペンギンやオタリアなどさまざまな動物が登場する「アニマルパフォーマンス」(無料)にコツメカワウソも登場。「コツメカワウソの肩乗りフォト」(1組4名まで1500円)も実施しています。※各イベントの詳細はHPをご確認ください。

■横浜・八景島シーパラダイス
[TEL]045-788-8888
[住所]神奈川県横浜市金沢区八景島
[営業時間]【平日】10時~17時 【土・日・祝】10時~19時※施設・日により異なる
[定休日]なし
[料金]アクアリゾーツパス:高校生以上3300円、小・中学生2000円、4歳以上1000円、4歳未満無料
[アクセス]【電車】シーサイドライン八景島駅より徒歩すぐ 【車】首都高速湾岸線幸浦出口より4分、横浜横須賀道並木ICより5分
[駐車場]4000台(1日1500円)
「横浜・八景島シーパラダイス」の詳細はこちら

下田海中水族館【静岡県】

下田海中水族館
「ふれあいの森」でのコツメカワウソ。手のひらには肉球がある

天然の入江をそのまま利用して海上に浮かぶ、直径20mほどの「アクアドームペリー号」がシンボルとなっている水族館です。黒潮と親潮の影響を受け、深海もせまる伊豆の海を再現した水槽には50種10000点もの生物が生息しています。アクアドームペリー号から海に浮く通路を渡っていくと、コツメカワウソが暮らす「ふれあいの森」へ。流木などを備えたエリア内で元気に動き回るコツメカワウソを近くで見ることが出来ます。タイミング次第で、寝ているところや泳いでいるところなど、コツメカワウソのさまざまな自然な姿に出会えるのも見所の1つです。

下田海中水族館
かわいらしい手にタッチ

「コツメカワウソ餌やり体験」(毎日10時~、14時~、1回500円)は、壁穴から素手で直接餌をあげられるイベントで、愛らしい手に触れたり記念写真を撮ったりできます。

■下田海中水族館
[TEL]0558-22-3567
[住所]静岡県下田市3-22-31
[営業時間]9時~16時30分※時期によって変動、詳細はHPを確認
[定休日]なし※ただし2023年12月12日~15日は休館
[料金]大人(中学生以上)2100円、小人(4歳~小学生)1050円
[アクセス]【電車】伊豆急行下田駅より南伊豆東海バスにて7分、下田海中水族館下車徒歩すぐ 【車】伊豆中央道・伊豆修善寺道路 月ヶ瀬ICより1時間
[駐車場]200台(無料)
「下田海中水族館」の詳細はこちら

のとじま水族館【石川県】

のとじま水族館
元気いっぱいのコツメカワウソ

能登半島周辺に生息、回遊する魚類を中心に約500種の生きものを飼育している水族館。日本海側唯一となるジンベエザメの展示やイルカ・アシカショー、ペンギンのお散歩タイムなどイベントも沢山実施しています。

「海の自然生態館」にコツメカワウソの水槽があります。好奇心旺盛で活発に動く様子を十分に見られるようにと、樹木、プール、滝・流れ、アクリル円柱を組み合わせた立体的な展示水槽です。「カワウソのおやつタイム」(エサ1個 100円、各回3組先着順、平日11時50分・14時、土日祝11時50分・14時50分)は、カワウソ水槽に設置したパイプを通して、コツメワウソにエサをあげることができるイベントです。器用な手先の動きを間近で観察することができます。

のとじま水族館
カワウソのおやつタイム
■のとじま水族館
[TEL]0767-84-1271 
[住所]石川県七尾市能登島曲町15部40
[営業時間]9時~17時(3月20日~11月30日)、9時~16時30分(12月1日~3月19日)※入場は閉館の30分前まで
[定休日]12月29日~31日
[料金]一般(高校生以上)1890円、小人(3歳以上中学生以下)510円、3歳未満無料
[アクセス]【電車】JR和倉温泉駅より能登島交通バス「のとじま臨海公園」行きにて30分、終点のとじま臨海公園よりすぐ 【車】能越自動車道和倉ICより20分 
[駐車場]1100台(無料)
「のとじま水族館」の詳細はこちら

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ【岐阜県】

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ
長良川を再現したエリア、3階と4階でコツメカワウソと会える

木曽三川・長良川の源流から河口までと世界の淡水魚をテーマの淡水の水族館。約250種類・22000点の生き物や植物を展示し、魚類を中心に水辺の生き物たちが生息する環境を再現、岐阜県と世界の河川環境を楽しく学べます。

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ
カワウソのことを知るきっかけになれば、と展示やイベントが工夫されている

コツメカワウソは陸上でじゃれあう姿を4階で、水の中を力強く泳ぐ姿は3階で観察できます。ポイントガイド付きの「フィーディングウォッチ」は毎日3回実施中。2023年5月22日(月)~31日(水)の平日には、14時30分~カワウソの現状などを知ることができる「特別ポイントガイド」や、クイズなども開催されます。イベント詳細はHPを確認してください。

■世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ
[TEL]0586-89-8200
[住所]岐阜県各務原市川島笠田町1453
[営業時間]【平日】9時30分~17時 【土日祝】9時30分~18時※最終入館は閉館1時間前
[定休日]【2023年】6月12日、7月10日、9月11日、11月13日、12月11日 【2024年】1月9日、2月13日、3月11日※河川環境楽園に準じる
[料金]大人1780円、中学・高校生1400円、小学生900円、3歳以上500円
[アクセス]【電車】名鉄笠松駅より岐阜バス笠松川島線河川環境楽園停より徒歩すぐ 【車】東海北陸道川島PAハイウェイオアシス隣接
[駐車場]約1900台(無料)
「世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ」の詳細はこちら

海遊館【大阪府】

海遊館
展示では森や渓流を再現

“すべてのものはつながっている”をコンセプトに、約620種30000点の生き物が飼育展示されている大型水族館。ジンベエザメが泳ぐ「太平洋」水槽を中心に、環太平洋の地域の自然環境を再現しています。

海遊館
アユと一緒に展示されている

コツメカワウソは、森や渓流の自然環境を表現した「日本の森」水槽で飼育されています。水槽では滝も流れ、絶滅種となってしまったニホンカワウソはかつてこんな環境下で暮らしていたのかもしれない、と思わせられる情景です。水中にはアユが暮らしており、カワウソがアユを追いかけたり、アユが岩陰などに逃げ隠れして、それぞれの野生本来の行動を観察できます。

■海遊館
[TEL]06-6576-5501
[住所]大阪府大阪市港区海岸通1-1-10
[営業時間]10時~20時(変動あり、入館は閉館時刻の1時間前まで)
[定休日]不定(次回休館日は2024年1月10日・11日)
[料金]高校生・16歳以上2700円、小・中学生1400円、3歳以上700円、3歳未満無料
[アクセス]【電車】Osaka Metro大阪港駅より徒歩5分 【車】阪神高速湾岸線・大阪港線天保山出口よりすぐ
[駐車場]1000台(平日200円/30分、最大料金1200円、土・日・祝・特定日250円/30分、最大料金2000円)
「海遊館」の詳細はこちら

アドベンチャーワールド【和歌山県】

アドベンチャーワールド
岩場もすいすい俊敏に駆け回る

ジャイアントパンダをはじめ、肉食、草食動物が暮らす「サファリワールド」、海の生き物が暮らす「マリンワールド」、小動物類が暮らす「ふれあい広場」など陸、海、空140種1400頭の動物たちと出会えるテーマパークです。

コツメカワウソは小動物のほか、カバやチンパンジー、鳥たちの世界も満喫できる「ふれあい広場」で見ることができます。ツアー・アトラクション「コツメカワウソの食事タイム」は毎日実施中で、かわいい顔とギャップのあるワイルドな食事風景は必見です。アドベンチャーワールドのコツメカワウソは主にアジを食べているそうですが、魚をまるまる掴み、頭も尻尾も丈夫な歯でバリバリと噛み砕きます。実施時間は当日のパークガイドを確認してください。

アドベンチャーワールド
丈夫な歯で頭もガブリ!
■アドベンチャーワールド
[TEL]0570-06-4481(ナビダイヤル)
[住所]和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399
[営業時間]10時~17時(季節によって変動あり)
[定休日]不定※公式HP要確認
[料金]大人5300円、シニア(65歳以上)4800円、中学・高校生4300円、4歳以上3300円、3歳以下無料
[アクセス]【電車】JR白浜駅よりバスで10分、アドベンチャーワールド下車徒歩すぐ 【車】紀勢道南紀白浜ICより10分
[駐車場]5000台(1日1200円)
「アドベンチャーワールド」の詳細はこちら

新屋島水族館【香川県】

新屋島水族館
コツメカワウソの「サン」と「ソラ」

標高300mの屋島山上にある水族館。日本に2館で6頭しか飼育されていないという貴重な動物アメリカマナティのうち2頭を飼育しているほか、イルカ・アザラシ・アシカ・カワウソ・ペンギンや色鮮やかな魚類を展示しています。ここの展示の特徴は、ほかの水族館ではあまり見られない変わった形の水槽が多く見られること。親会社がアクリルメーカーということで、その技術を生かした展示が実現できるのです。

新屋島水族館のコツメカワウソには、1階の入り口から入り左手にあるカワウソ水槽で出会えます。現在2頭のコツメカワウソがおり「カワウソエサやり体験」を毎日実施中。1日3回(平日10時、12時30分、15時、土日祝10時、12時5分、15時5分)、柄杓でごはんをあげることができます。柄杓からエサを探って取り出す様子を間近で見られる貴重な体験です。「コツメカワウソ」の特徴でもある小さな爪にも注目してみてください。

新屋島水族館
柄杓からエサを掴み取る様子が可愛らしい「カワウソえさやり体験」
■新屋島水族館
[TEL]087‐841‐2678
[住所]香川県高松市屋島東町1785‐1
[営業時間]9時~17時
[定休日]なし
[料金]大人1500円、小・中学生700円、幼児500円、2歳以下無料
[アクセス]【電車】高松琴平電気鉄道琴電屋島駅よりことでんシャトルバス10分 【車】高松中央道高松中央ICより30分
[駐車場]355台(20分以上より300円)
「新屋島水族館」の詳細はこちら

大分マリーンパレス水族館「うみたまご」【大分県】

大分マリーンパレス水族館「うみたまご」
つぶらな瞳のコツメカワウソ

動物たちと“なかよくなる”がテーマの水族館。大分県南のリアス式海岸の水中景観を再現した大回遊水槽には90種1500匹の魚類が遊泳しています。「動物とあそぶ×アートであそぶ」がテーマのエリア「あそびーち」は南国のビーチをイメージした人口の砂浜があり、プールを自由に泳ぎ回るイルカや、お散歩するさまざまな生き物たちなど、自然のままの姿を観察することができます。

2階のパフォーマンスエリアのカワウソプールにコツメカワウソはいます。「もぐもぐカワウソ!ごはんちょ~だい!(カワウソのエサやり体験)」(平日:1カップ 500円、土日祝:1カップ1000円、屋外2階別府湾プール前・「!」コーナー、11時~13時※動物の体調次第で急遽中止する場合があります)は水槽に開いた穴から手を出すコツメカワウソに直接餌を与えることができるイベントです。キューキュー鳴いてごはんをねだる可愛らしい姿と食べている時のギャップにまた一層魅力を感じる体験ができます。

大分マリーンパレス水族館「うみたまご」
「もぐもぐカワウソ!ごはんちょ~だい!」の様子
■大分マリーンパレス水族館「うみたまご」
[TEL]097-534-1010
[住所]大分県大分市大字神崎字ウト3078-22
[営業時間]9時~17時(最終入館は営業終了の30分前)※GWやお盆期間は延長の可能性あり
[定休日]なし※1月中に2~3日ほどメンテナンス休業有
[料金]高校生以上2600円、小・中学生1300円、4歳以上850円、4歳未満無料
[アクセス]【電車】JR別府駅より大分交通路線バス大分駅行にて15分、高崎山自然動物園前より徒歩すぐ 【車】東九州道大分ICより12分
[駐車場]800台(420円)
「大分マリーンパレス水族館「うみたまご」の詳細はこちら

まとめ

いかがでしたか?つぶらな瞳に仕草も愛くるしいコツメカワウソ。得意な泳ぎやお昼寝の姿など、どんな場面を見ても楽しい気持ちにさせてくれます。「世界カワウソの日」をきっかけにカワウソの生態や取り巻く環境などにも注目してみてくださいね。ぜひコツメカワウソに会いに足を運んでみてください。

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格はすべて税込価格です。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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