福岡といえば、「博多ラーメン」や「明太子」などご当地グルメがいっぱい!今回は、福岡名物とそのメニューが食べられるお店をご紹介します。
ぷりっぷりのもつがたっぷり入った「もつ鍋」に、カリカリ食感が病みつきになる「とり皮」。さらにまさばを特製だれに漬け込んだ郷土料理「ごまさば」などバリエーション豊富です。
明太子
ピリッと刺激的で濃厚な味が魅力の明太子。ほかほかご飯のお供にしたり、おにぎりの具材にしたり、パスタに絡めたりと、アレンジの幅広さが魅力的です。
明太子の本場ともいわれる福岡には明太子メーカーが多数あります。味付けの基本は食塩やトウガラシですが、各社こだわりのだしや日本酒、漬け込み時間に工夫しているため、同じように見えても味や口当たりに違いがあるので食べ比べてみるのも楽しいですよ。
お土産店はもちろん、明太子専門店が運営する飲食店もあるので、気軽に立ち寄ってみてください
元祖博多めんたい重【福岡市中央区】
明太子料理専門店。特製調味だれをかけたお重に箸が止まらない

そのままでも美味しい明太子を昆布でまき、特製だれにじっくり漬け込んだ「昆布巻き明太子」。ホカホカご飯の上に海苔をしき、その上から特製だれをかけて食べる「めんたい重」は、まさに箸が止まらぬ一品です。
うま味成分たっぷりの特製だれが明太子のうま味を引き出しているので、美味しくてどんどんお腹に入っていきます。
リピーターが続出する「元祖博多めんたい重」をぜひ一度召し上がれ。
福岡県福岡市中央区西中洲6-15
7時~22時30分(LO22時)
なし
元祖博多めんたい重:1848円
【電車】福岡市営地下鉄中洲川端駅より徒歩約5分
なし(近隣にコインパーキングあり)
「元祖博多めんたい重」の詳細はこちら
博多ラーメン
もはや全国のみならず、海外でも知られている博多ラーメンは、白濁したとんこつスープにストレートの細麺が特徴的。
麺の固さを変えられるお店が多く、九州の方言である「バリ」=「とても」の言葉を使った、「バリカタ」「カタ」「普通」「やわ」「バリやわ」のオーダーが主流です。
トッピングは、ネギ、チャーシューを基本とし、お店によっては紅ショウガやきくらげ、煮たまご、海苔などを入れるところもあります。各店、こだわりの味を楽しんでください。
博多らーめんShin-Shin【福岡市中央区】
臭み・雑味のないスープ、秘伝だれのチャーシューが絶品!

国内産を中心とした豚骨と、佐賀県の銘柄鶏「ありたどり」のガラ、地元九州の香味野菜をベースとしたスープは、一度食べると病みつきに!丁寧な灰汁抜きによって仕上げられたスープは、臭み・雑味がなく最後の一滴まで飲み干したくなります。
チャーシューは昔ながらの手法により、醤油などをブレンドした秘伝のたれを使用。ほんのり甘さを感じられる口当たりのよいお肉は、麺との相性もばっちりです。

福岡県福岡市中央区天神3-2-19
【月~土】11時~翌3時【日】11時~24時
なし
博多ShinShinらーめん:760円
【電車】福岡市営地下鉄天神駅より徒歩5分【車】福岡高速天神北ICより5分
なし
「博多らーめんShin-Shin」の詳細はこちら
(画像提供:博多らーめんShin-Shin)
もつ鍋
ホルモンのあま~い脂と一緒に、キャベツやニラなどの野菜をたっぷり味わえるもつ鍋。寒い時期のみならず、一年中親しまれている博多グルメです。
脂がスープに溶けすぎないよう、煮込まずにさっと火を通すのがポイント。脂っこくないぷるぷるしたもつは絶品です。醤油やみそ、塩、ピリ辛などいろんな味のスープで楽しめます。
締めはうま味が染み出したスープに、ご飯や麺を絡めて召し上がれ。お腹がいっぱいでも、おいしさのあまり不思議と入っていきますよ。
もつ鍋笑楽【福岡市中央区】
卸問屋から直接仕入れているもつを使ったもつ鍋

卸問屋から直接仕入れているもつ、たっぷりのキャベツやニラ、粒が大きなにんにく、さらにほかのお店ではあまり見かけない、太めのささがきごぼうが入ったもつ鍋を食べられます。
スープは3種類あり、醤油・味噌(白・赤)・塩味から選べますが、柚子胡椒をちょっと加えて味変を楽しんでもOK!
「もつ鍋笑楽」には、九州各地の地酒が充実。食事やお酒で福岡を体感したい人にぴったりです。
福岡県福岡市中央区西中洲11-4 笑楽ビル
【月~金、日】17時~24時【土】12時~15時、17時~24時
不定休
もつ鍋:1人前1520円
【電車】福岡市営地下鉄天神南駅より徒歩3分
なし(近隣に有料駐車場あり)
「もつ鍋笑楽」の詳細はこちら
水炊き
鶏のうま味を楽しめる「水炊き」。骨からぶつ切りにした鶏肉を鍋に入れ、長時間じっくりと煮立たせていきます。お肉が柔らかくなったところで、季節の野菜を投入。
具材からうま味が染み出し、いい出汁がでているので何もつけなくても美味しく食べられます。ポン酢や酢醤油などにつけると、また別の味わいを楽しめます。もみじおろしやしょうが、ねぎ、ゆずといった薬味をいれても美味しいですよ。
博多水炊きとり田 博多本店【福岡市博多区】
6時間炊き込んだスープと柔らかい鶏肉、九州産の食材が美味

丸鶏を6時間炊き込んだ水炊きスープと、下処理した部位違いの鶏はとっても柔らか。鶏のうま味を余すことなく味わえる水炊きです。
味を引き立てるのは、出汁ベースに橙酢を使った自家製の万能ぽん酢。大分の完熟黄柚子を皮ごと使った自家製の柚子胡椒を薬味にいただきましょう。

1階はテーブル席、2階はベンチシートの広間と個室(2~20名)がある全130席のお店なので、デートや仲間うちの宴会など、様々なシーンで利用できます。
福岡県福岡市博多区下川端10-5
【平日】11時30分~14時30分、17時~23時【土・日・祝】11時30分~23時
不定休
水炊き:3500円(1人前)
【電車】福岡市営地下鉄中洲川端駅より徒歩1分【車】福岡高速呉服町ICより3分
なし
「博多水炊きとり田 博多本店」の詳細はこちら
(画像提供:博多水炊きとり田 博多本店)
ごまさば
博多の郷土料理のひとつである「ごまさば」。魚の種類であるごまさばかと思いきや、博多で生まれたさば料理の一つです。
新鮮なまさばを刺身にし、醤油や酒、みりんを使った特製だれにつけこみます。味がしみ込んださばに、たっぷりのごまや刻みのりをかけていただきましょう。
ご飯にのせて食べてもいいですし、お酒のおつまみにもぴったり。生のさばは新鮮な時に処理したものでなければ傷みやすいため、福岡に訪れたらぜひ味わってほしい一品です。
海鮮屋はじめの一歩【福岡市博多区】
一度食べたらやみつき!秘伝だれで食べる新鮮なごまさば

鮮度抜群の食材を使った博多料理を味わえる「海鮮屋はじめの一歩」で、ほとんどの人が注文するのが大好評の「ごまさば」です。
新鮮なさばを秘伝のたれに漬け込み、最後にはごまをひとふり。このごまの香りも刺身の美味しさを引き立てています。
他にも、天然ものにこだわった魚料理や、添加物を使わずに仕込んだ明太子など、てまひまかけた料理がいっぱい。観光客も地元の人も足を運ぶお店です。
福岡県福岡市博多区博多駅前3-7-15
11時30分~14時(LO13時30分)、17時~23時(LO22時)
不定休(年末年始、そのほかメンテナンス・修繕などによる休みあり)
ごまさば:2人前2728円 3人前3608円(昼1000円~、夜5000円~6000円)
【電車】JR博多駅より徒歩8分
なし
「海鮮屋はじめの一歩」の詳細はこちら
(画像提供:海鮮屋はじめの一歩)
ごぼう天うどん
ふわふわした柔らかい麺が特徴的な博多うどん。商人の町 博多で、すぐにでも食べられるようゆで置きしていたことや、近隣の農家が栽培するたんぱく質の少ない小麦を使用していることが理由だとか。
いりこ・サバ節・かつお節・アゴ(トビウオ)・昆布などで出汁をとり、薄口醤油で仕上げたつゆは透き通っていてあっさり。
そこに、ささがきごぼうの天ぷらやスティック状のごぼうの天ぷら、かき揚げのごぼう天などをのせたのが「ごぼう天うどん」です。
最初は天ぷらのカリカリ感を楽しみましょう。しばらくすると汁を吸いとろとろした衣になるので、うどんと一緒に味わうのも美味しいですよ。
博多やりうどん福岡店【福岡市中央区】
器から飛び出す長さ32cmの槍に見立てたごぼう天

麺は福岡県産小麦を使用した「ふわもち麺」。福岡県産の醤油に、九州産の煮干しや鰹節をあわせた、こだわりのだしを使用しています。
槍に見立てた約32cmのごぼう天と、博多名物でもある丸天をのせた「名物!博多やりうどん」は、一度は食べて欲しいメニューのひとつ。

さらに「天下三槍うどん」はごぼう天が3本ものった贅沢な一品。豪快に召し上がれ!
福岡県福岡市中央区天神2-11-2 2F(西鉄福岡天神駅コンコース内)
【月~土】7時30分~21時【日・祝】8時30分~21時
なし
名物!博多やりうどん:790円
【電車】西鉄福岡天神駅より徒歩2分
なし
「博多やりうどん福岡店」の詳細はこちら
(画像提供:博多やりうどん福岡店)
とり皮
一般的な焼き鳥のように見えますが、出来上がりまで時間も労力もかけた、贅沢品ともいえる「とり皮」。たれの漬け込みと焼きを何日間も何度も繰り返すことで、余計な脂を落としうま味を凝縮しています。中には6日間もかけて提供しているお店まであるので驚きです。
棒にぐるぐると巻き付けて焼いているので、外はカリカリ、中はジューシー。香ばしさと食感がくせになり、食べる手がとまりません。
一人10本・20本は当たり前、ぺろりと食べてしまう人が続出です。
博多かわ屋 白金店【福岡市中央区】
6日間でトータル7~8回も焼き、甘辛たれに絡めたカリカリのとり皮

柔らかい首の部分だけを使い、外はパリッと、中はもっちりと柔らかいとり皮を味わえる「かわ屋」。絶妙な加減のたれがしみ込んだとり皮は、焼きあがるまで6日間もかけた逸品です。

甘辛のたれがおいしく、「10本!」「20本!」とあちこちから注文の声があがります。地元民はもちろん、全国からわざわざ訪れる人も多く、連日にぎわっています。
福岡県福岡市中央区白金1-15-7
17時~24時(LO23時30分)
なし
1本132円
【電車】福岡市営地下鉄・西鉄天神薬院駅より徒歩約5分
なし
「博多かわ屋 白金店」の詳細はこちら
(画像提供:博多かわ屋 白金店)
博多通りもん
博多名菓といえば名前があがる「博多通りもん」。モンドセレクション金賞を22年連続で受賞しているお菓子です。
舌の上でとろけるような柔らかなしろ餡を、生クリームを使った皮で包み、焼き上げたおまんじゅう。滑らかな舌ざわりと、ほんのり漂うミルクの風味がとっても上品です。しっとりソフトな食感なので、年配の方から小さな子どもたちまで幅広く愛されています。
賞味期限が3~4週間と長いため、お土産にもぴったりです。
明月堂 博多駅マイング1号店【福岡市博多区】
ミルクやバターを使ったお饅頭。お土産としても喜ばれる名菓

博多を中心に、福岡近郊に直営店を26店舗展開する「明月堂」は、西洋のお菓子と和菓子とを掛け合わせた約15種類の商品を購入できるお店です。
なかでも、博多駅マイング1号店は、博多駅内にあるから旅行の時にも便利。観光途中でも寄りやすいため多くの人が訪れます。博多通りもんは5個入りから40個入りまで揃っているので、用途に合わせて購入できるのも嬉しいですね。

博多通りもんは、他にも福岡空港、博多駅構内売店、高速道路売店(一部)でも購入できます。
福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1
9時~21時
1月1日(未定)
博多通りもん:5個入620円~40個入り5500円、他
【電車】JR博多駅直結
なし
「明月堂」の詳細はこちら
(画像提供:明月堂)
※この記事は2022年7月25日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
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