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2022.09.13

ブラジル料理とは?シュラスコなどの定番メニューや東京のおすすめ店を紹介<2022>

ブラジル料理の定番メニューについて詳しく解説!有名な肉料理のシュラスコから、日本では知られていないけどブラジルでは多くの方に愛されている料理までセレクトしました。

記事の後半では、東京のおすすめブラジル料理店も紹介するので、気になるお店をチェックしてみてくださいね。

ブラジル料理とは

ブラジルにはヨーロッパ、アジア、アフリカなどさまざまな人種が住んでいて、食文化も多様性のある国です。シュラスコのイメージが強いからか、ブラジル料理といえば「肉」が思い浮かぶ方が多いかもしれませんが、魚や野菜、豆、米に芋類を使った料理なども豊富です。

調理法はシュラスコのように焼くだけ、煮込むだけといったシンプルな料理が多いです。その分、焼き加減や使う食材の組み合わせなど、作り手によって差が出やすいともいえます。

料理によく使われる調味料は、地域によってさまざまですが、ココナッツミルクやパーム油(アブラヤシから採れる油)が比較的メジャーです。

代表的なブラジル料理

ここからは、定番のブラジル料理を8つ紹介!これらを押さえておけば、お店で「この料理、どんな料理だろう…?」ということも少なくなるはずです。

シュラスコ

串に刺した肉を豪快に焼き上げる、ブラジル版バーベキュー

(画像提供:写真AC)
(画像提供:写真AC)

シュラスコとは、鉄串に大きな肉の塊を刺して炭火で焼いた料理です。日本でのバーベキューのように、ブラジルでは休日にシュラスコを楽しむ方が多いそうです。お店では、焼き上げたシュラスコを目の前で切り分けてくれるという演出を楽しめることもあります。

味付けは岩塩のみとシンプル。みじん切りにしたたまねぎやトマトなどの野菜に、オリーブオイルとワインビネガーを加えたソースがかけられることもあります。また、お肉の種類も牛、豚、鶏とさまざまです。

ポン・デ・ケージョ

タピオカ粉を使った弾力のあるパン

(画像提供:写真AC)
(画像提供:写真AC)

ポン・デ・ケージョは、タピオカ粉で作ったパンで、外はカリッと・中はもちもち食感が特徴。たっぷりとチーズが入っており、口の中でその風味が広がります。ベーコンやゴマが練り込まれたものもあります。

ブラジルではコーヒーと一緒に朝食でよく食べられていますが、ビールのおつまみとしてもよく合います。

フェイジョアーダ

黒豆と肉を煮込んだブラジルの国民食

(画像提供:写真AC)
(画像提供:写真AC)

フェイジョアーダとは、黒インゲン豆と牛肉、豚肉やソーセージなどに、ニンニクと塩を加えて煮込んだ料理で、ブラジルでは国民食として多くの人に愛されています。日本でいうお味噌汁のようなもので、ご飯ともよく合います。

見た目は真っ黒ですが味はまろやかで、シンプルな味付けなのでクセも強くありません。しっかりと煮込んでいるので、お肉も柔らかく食べやすい料理です。

パステル(パステウ)

サクサクした食感のブラジルを代表する軽食

(画像提供:スナップマート)
(画像提供:スナップマート)

小麦粉の生地で牛肉とゆで卵などの具材を包んで、きつね色に揚げたもので、春巻きや揚げ餃子に似た料理です。ブラジルでは屋台やサッカースタジアムでよく売られていて、多くの方に親しまれています。

具材にはさまざまなバリエーションがあり、チーズとベーコンを入れたものや、フルーツが入ったものもあるそう。また、生地の形は四角が一般的ですが、円形や半円形の場合もあり、大きさも一口サイズから20cmほどのものまであります。

コシーニャ

鶏肉とじゃがいもを揚げたブラジル風コロッケ

(画像提供:写真AC)
(画像提供:写真AC)

コシーニャとは、茹でたじゃがいもから作った生地で、ほぐした鶏肉を包んで揚げた料理。パステルと同じく、ブラジルを代表する軽食として愛されています。

揚げたてはコロッケのように外はサクサクで、中はふんわり。手のひらサイズで小さいですが、意外とボリュームたっぷりです。おつまみとしてお酒にもよく合います。

タブレ

カロリー抑え目だけどお腹にたまるサラダ

(画像提供:写真AC)
(画像提供:写真AC)

粗びき小麦と野菜、ハーブを混ぜ合わせて作るタブレはフランスでも定番のサラダ。粗びき小麦の代わりにクスクスを使うこともあるのだそう。

しっかりと食べ応えがありますが、カロリーは抑え目でヘルシーです!

ハバーダ

柔らかい牛テールが主役の煮込み料理
ハバーダとは、牛テールとじゃがいもをトマトソースで煮込んだ料理です。にんじんやたまねぎ、ソーセージなどを入れることもあります。

牛テールは煮込まれることで柔らかくなり、トマトソースがしっかりとしみ込んだ奥深い味わいです。コラーゲンがたっぷり含まれているので、美容が気になる方にもおすすめです。

プジンジレイチコンデンサード

甘さ強め!コンデンスミルクのプリン
ブラジルの定番デザートで、家庭でもよく作られているプリン。牛乳とたっぷりのコンデンスミルクに砂糖と卵を加え、蒸し焼きにして作ります。

日本のプリンよりも甘めで、食感は固め。直径20cmほどの大きさなので、ホールケーキのように切り分けて大人数でシェアして食べることが多いそう。

東京でブラジル料理のシュラスコが楽しめる店4選!

バルバッコア 青山本店【表参道駅】

10種類以上のお肉が食べ放題のシュラスコ専門店!サラダバーやデザートバー

(画像提供:バルバッコア 青山本店)

1990年にブラジル・サンパウロで創業された、ブラジルでも有名なシュラスコ店「バルバッコア」。

シュラスコと40種類以上から選べる巨大なサラダバー、デザートバーが付いたシュラスココースは7500円。10種類以上あるシュラスコの中でも、特におすすめのお肉は「ピッカーニャ」です。牛のお尻の辺りの部位で、脂と赤身のバランスが良く、お肉の味わいを存分に楽しめます。

(画像提供:バルバッコア 青山本店)

バルバッコア日本1号店がこの青山本店。ブラジル・サンパウロ本店の雰囲気がそのまま再現されています。大人っぽい落ち着いた空間で、本場ブラジルの味と目の前でお肉を切り分けるライブ感をゆったりと楽しめます。

■バルバッコア 青山本店
東京都渋谷区神宮前4-3-2 TOKYU REIT表参道スクエア B1F
【平日・土】11時30分~15時、17時30分~22時【日祝】11時~16時、17時30分~22時
なし
【電車】東京メトロ表参道駅より徒歩5分
なし
「バルバッコア 青山本店」の詳細はこちら

(画像提供:バルバッコア 青山本店)

シュラスコレストランALEGRIA Shinjuku【代々木】

20種類のお肉ごとに味付けを変えた、こだわりのシュラスコ

(画像提供:シュラスコレストランALEGRIA Shinjuku)

おしゃれな空間で自慢のシュラスコを食べ放題できるお店。

本格シュラスコを堪能したいなら「20種類のシュラスコ食べ放題&約80種類のスタンダード飲み放題」(6798円)がおすすめ。シンプルな岩塩のみ、オリジナルブレンドのスパイスやハーブなど、お肉ごとに合う味付けで提供してくれます。20種類のお肉は牛・豚・鶏だけではなく、鴨肉やラム肉もあります!

(画像提供:シュラスコレストランALEGRIA Shinjuku)

新宿駅から徒歩7分、新宿御苑に隣接した隠れ家のようなお店で、ヨーロッパの洋館を思わせる外観が目を惹きます。デートでの利用もおすすめです。

■シュラスコレストランALEGRIA Shinjuku
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-30-10 2F
【平日】17時~22時【土・日・祝】11時30分~15時、16時~22時
年末年始
【電車】JR・都営地下鉄代々木駅より徒歩3分
なし
「シュラスコレストランALEGRIA Shinjuku」の詳細はこちら

(画像提供:シュラスコレストランALEGRIA Shinjuku)

炭火シュラスコ ゴストーゾ【麻布十番】

本場ブラジルのシェフが作る、炭火で焼いた本格シュラスコ

(画像提供:炭火シュラスコ ゴストーゾ)

麻布十番駅から徒歩2分。鳥居坂を下っていると現れる、赤い看板が目印の「ゴストーゾ」。高級感漂うシックな雰囲気のお店です。

ゴストーゾの名物はブラジル人シェフが作る本格派のシュラスコ。炭火の遠赤外線効果によって、肉の旨みが引き出されよりジューシーに。おすすめは、サラダ・前菜・パンの食べ放題付き、10種類のお肉を楽しめる「炭火シュラスコ100分コース(テーブル2時間制)」(4961円)です。お酒好きに嬉しい飲み放題コースもあります!

(画像提供:炭火シュラスコ ゴストーゾ)

個室やテラスでの利用はもちろん、フロア貸切も可能です。女子会や接待、団体での利用などのシーンで使いやすいのも嬉しいですね。ブラジル出身の陽気なスタッフによる接客にも注目を!

■炭火シュラスコ ゴストーゾ
東京都港区六本木5-11-25
【平日】17時30分~22時【土】11時45分~14時45分、17時~22時【日・祝】11時45分~14時45分、17時~21時30分
なし
【電車】都営地下鉄・東京メトロ麻布十番駅より徒歩3分
なし(近くに有料コインパーキングあり)
「炭火シュラスコ ゴストーゾ」の詳細はこちら

(画像提供:炭火シュラスコ ゴストーゾ)

Nick&Noojoo新橋本店【新橋】

野菜やチーズなど食材の組み合わせをアレンジできるシュラスコバル

(画像提供:Nick&Noojoo新橋本店)

自由なアレンジや楽しみ方ができるシュラスコが評判の「Nick&Noojoo新橋本店」。ジューシーなお肉に、自社農園の新鮮野菜やラクレットチーズを合わせて食べたり、お肉を瞬間燻製にしたりと、色んな組合せを自分たちで試せるので、きっと盛り上がるはず!

お店のおすすめは「シュラスコグリル10種食べ放題プラン」(4380円)。10種類のシュラスコに加え、焼き野菜のバーニャカウダやローストビーフも味わえる、大満足の内容です。

(画像提供:Nick&Noojoo新橋本店)

大きな窓から都会の夜景を臨めるスタイリッシュな店内には、広々としたオープンラウンジ席や個室も用意されています。みんなでワイワイしたいときはオープンラウンジで、ゆっくり会話を楽しみたいときには個室で…など、シーンに合わせた利用ができるのが嬉しいですね。

■Nick&Noojoo新橋本店
東京都港区新橋3-13-4 イータス新橋7F
16時~24時
不定休
【電車】各線新橋駅より徒歩2分
なし
「Nick&Noojoo新橋本店」の詳細はこちら

(画像提供:Nick&Noojoo新橋本店)

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※この記事は2022年9月6日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
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トリクルマガジン編集部  トリクルマガジン編集部

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