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2022.09.12

9月12日は宇宙の日!天体観測にぴったりの泊まれる天文台【全国】

9月12日は「宇宙の日」!1992年のこの日、毛利衛宇宙飛行士が日本人として初めてスペースシャトルに搭乗しました。この記念すべき日に、星空を眺めて壮大な宇宙を感じてみませんか?

宿泊施設のある天文台なら、星空をゆっくり満喫できます。今回は、非日常の素晴らしい体験ができる全国の泊まれる天文台をご紹介します。

※この記事は2022年9月9日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

星と森のロマントピア (青森県)

星と森のロマントピア
天の川銀河の渦巻きを模したらせん状階段を上がった4階に天体ドームがある
星と森のロマントピア
ゴザの貸し出しがあり、寝そべりながら流れ星の観察ができる
星と森のロマントピア
岩木山と星空が美しい

公開天文台「銀河」がある「星と森のロマントピア」。広大な敷地内にはホテルやテニスコートなどもあるレジャー施設です。弘前市の街明かりを避けた南西の丘にある天文ドームからは大型望遠鏡で本格的な天体観測が体験できます。

天文台には40cm反射カセグレン式望遠鏡を始め、プロミネンス観察望遠鏡、黒点観察屈折望遠鏡などがあり、日中は太陽観察も可能です。毎月第2土曜日(変動あり)には「観察会」があり、専門スタッフの解説つきでじっくりと天体観測ができます。

小惑星探査機「はやぶさ」3分の1模型を始めとした手作り感いっぱいの展示や、Mitakaソフトでのスクリーン投影による宇宙旅行シミュレーション体験など、子どもでも親しめる工夫がたくさんされています。

星と森のロマントピア
星の宿白鳥座(ホテル)の別棟プライベートツイン「獅子座」
■星と森のロマントピア
[TEL]0172-84-2288(代表)、 0172-84-2233(天文台直通)
[住所]青森県弘前市大字水木在家字桜井113-2
[アクセス]【電車】JR弘前駅より車で30分(※宿泊客は無料送迎あり、3日前までの予約制) 【車】東北自動車道大鰐弘前ICより30分 
「星と森のロマントピア」の詳細はこちら

オーベルジュ アルビレオ天文台(兵庫県)

オーベルジュ アルビレオ天文台
重さは3tあるという大型望遠鏡を備えた天文台
オーベルジュ アルビレオ天文台
神鍋山をバックに星空を楽しめる

兵庫県北部にあるリゾート地・神鍋(かんなべ)高原内に位置する「オーベルジュ アルビレオ天文台」60cm反射望遠鏡を備えた天文台で天体観測ができる宿泊施設です。

「天体観測付き 季節の高原フレンチプラン」をはじめ、宿泊プランではフランスで修行を積んだシェフが作る本格フレンチが楽しめます。自家農園で収穫された旬の野菜、日本海の魚介や但馬牛などを使用したこだわりのディナーを堪能した後は屋上の天文台へ。スタッフの方が丁寧に解説してくださいます。日中はフォレストアドベンチャー奥神鍋でのアウトドア体験もおすすめです。

オーベルジュ アルビレオ天文台
バストイレ付きの「洋室メゾネット」
オーベルジュ アルビレオ天文台
宿泊設備・レストラン・天文台が1つになっている
■オーベルジュ アルビレオ天文台
[TEL]0796-45-1066
[住所]兵庫県豊岡市日高町山田147-1
[アクセス]【車】北近畿豊岡自動車道日高神鍋高原ICより15分
「オーベルジュ アルビレオ天文台」の詳細はこちら

姫路市宿泊型児童館 星の子館(兵庫県)

姫路市宿泊型児童館 星の子館
直径7メートルのドーム内に大型展望台がある
姫路市宿泊型児童館 星の子館
家族での利用に最適な和室タイプの「宿泊室A」
姫路市宿泊型児童館 星の子館
建築家・安藤忠雄氏の建築物で、迷路のような作りになっている

兵庫県姫路市にある「姫路市宿泊型児童館 星の子館」。天文台だけでなく、プレイルーム、どくしょルーム、レストランや別館なかよしホールなどもあり、遊んで、食べて、泊まって、さまざまな体験ができる全国でも珍しい宿泊型の児童館です。

天文台には、90cm・14tの反射望遠鏡を有しています。休館日を除き、夜の天体観望会は毎日2回(19時と20時、要予約・無料)実施中です。土日祝日など、学校がお休みの日にはお昼の観望会(13時~13時45分、予約不要・無料)を行っているほか、夏と冬の時期には、流星群観望宿泊イベントなど、季節に合わせたイベントも実施しています。お子様連れも多いので初めての天体観測体験におすすめの施設です。

■姫路市宿泊型児童館 星の子館
[TEL]079-267-3050
[住所]兵庫県姫路市青山1470-24
[アクセス]【車】山陽自動車道姫路西ICより10分
「姫路市宿泊型児童館 星の子館」の詳細はこちら

一般財団法人星のふるさと 星の文化館(福岡県)

一般財団法人星のふるさと 星の文化館
口径100cmリッチー・クレチアン式望遠鏡
一般財団法人星のふるさと 星の文化館
空気が澄んでおり、肉眼でも美しい星空が眺められる

福岡県南部と大分県との県境に位置する星野村にある「星の文化館」。いつでも星が見られる公開天文台には、2017年のリニューアルで口径100cmの天体望遠鏡が設置されました。コンピューターで制御する大型の天体望遠鏡は、はるかな宇宙の星の輝きを鮮やかにとらえることができます。

併設するプチホテルの宿泊客は、21時過ぎからプラネタリウム鑑賞と、22時からの天体観測会が無料です。星が最も美しくなる遅い時間帯の宿泊者専用特別プログラム(約60分~90分間)です。そのほか、屋上テラスでは星野村の夜空を自由に鑑賞したり、天文ラボでは小惑星探査機の精密モデルを見学できたり、と宇宙の神秘を心ゆくまで楽しめます。

一般財団法人星のふるさと 星の文化館
宇宙船の船内をイメージした「スターキャビン」。さまざまなタイプの客室が用意されている
一般財団法人星のふるさと 星の文化館
全国でも珍しい、昼間から公開されている天文台
■一般財団法人星のふるさと 星の文化館
[TEL]0943-52-3000
[住所]福岡県八女市星野村10828-1
[アクセス]【車】広川ICまたは八女ICより45分
「一般財団法人星のふるさと 星の文化館」の詳細はこちら

オーベルジュ「森のアトリエ」 南阿蘇ルナ天文台(熊本県)

オーベルジュ「森のアトリエ」 南阿蘇ルナ天文台
口径82cmの反射式望遠鏡がある天体観測室
オーベルジュ「森のアトリエ」 南阿蘇ルナ天文台
高精細なプラネタリウムもツアー内に含まれる

熊本県の阿蘇くじゅう国立公園内にある、南阿蘇ルナ天文台・オーベルジュ「森のアトリエ」は「星とともに暮らす」がテーマ。2400坪の広々としたガーデン内に、天文台とプラネタリム、南阿蘇の食材を使った創作フレンチと英国調洋館が素敵なオーベルジュを備えています。

宿泊プランのおすすめは星空体験ツアーが含まれる「星空満喫プラン」です。高さ6mの巨大望遠鏡のある天文台と4Kデジタルプラネタリウムを楽しんだ後は、寝転んで星空を見上げる「星見ヶ原」でフィナーレ。約90分間、星空散歩のプロ「星のコンシェルジュ(R)」のガイドのもと、少人数グループでゆったりと星空を満喫できます。

オーベルジュ「森のアトリエ」 南阿蘇ルナ天文台
「星見ヶ原」で好きなだけ星空を楽しめる
オーベルジュ「森のアトリエ」 南阿蘇ルナ天文台
落ち着いた雰囲気の「本館客室」リビング
■南阿蘇ルナ天文台・オーベルジュ「森のアトリエ」
[TEL]0967-62-3006
[住所]熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川18
[アクセス]【車】熊本ICより1時間
「南阿蘇ルナ天文台・オーベルジュ「森のアトリエ」」の詳細はこちら

清和高原天文台(熊本県)

清和高原天文台
空気が澄んで光害がなく、星空観測に最適なロケーション
清和高原天文台
宿泊施設「清和高原の宿」はロッジタイプ
清和高原天文台
北側には阿蘇山、南側には九州山地が見える

熊本県阿蘇⼭の南外輪⼭に位置する「清和高原天文台」。通称清和高原と呼ばれる⼭都町井無⽥⾼原内にあります。標高700mで360度⾒晴らしが良く、昼間は1000m級の九州山地が一望できるロケーションにある天文台です。

天気が良い日は、反射式口径50㎝大型望遠鏡のある屋上観測室で天体観測会を実施しています。宿泊の際は「お食事付き宿泊プラン」がおすすめです。敷地内のレストランでボリュームたっぷりの焼き肉を味わった後は、天文台での天体観測を楽しめます。

■清和高原天文台
[TEL]0967-82-3300
[住所]熊本県上益城郡山都町井無田1238-14
[アクセス]【車】山都中島西ICより30分
「清和高原天文台」の詳細はこちら

まとめ

いかがでしたか?泊まれる天文台では、日常では味わえない特別な体験ができます。ゆっくり星空を眺めて、宇宙の神秘に触れたら、心も体もリフレッシュできそうですね。ぜひお出かけの参考にして下さい。

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください

晴山 ゆう子  晴山 ゆう子

2人の男児を子育て中のママライター。自分で作る料理はずぼら&ヘルシーに、外食はとことん楽しむ!がモットー。薬剤師でもある。最近の楽しみは小さな庭での家庭菜園。

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