岡山県瀬戸内市にある牛窓(うしまど)は、瀬戸内海に面していて“日本のエーゲ海”とも呼ばれている美しいエリアです。そんな牛窓の魅力が満喫できる、おすすめスポットをご紹介します。
恋愛のパワースポットとして人気を集めるヴィーナスロードや、ゆったりした時間が過ごせるカフェ、絶品グルメスポットなど厳選してピックアップしました。
また、そんな魅力的なスポットを巡るモデルコースもご紹介。今度の休日は、暖かくて穏やかな気候の牛窓で、のんびりとした旅を楽しんでみませんか。
美しい自然に囲まれた“牛窓”の魅力

岡山県瀬戸内市にある牛窓は、大小さまざまな島が眺められ“日本のエーゲ海”と呼ばれる景観の美しいエリアです。牛窓港のすぐ目の前にある前島や、干潮時に姿を現すヴィーナスロード、「日本の夕陽百選」にも選ばれた瀬戸内海上で輝く夕日などで心癒されます。
このエリアには、おしゃれで落ち着いた雰囲気のカフェや、シーカヤックなどのアクティビティが楽しめるスポット、グランピングやバーベキューができる施設など、グルメやレジャーも満喫できます。
さらに、1347年に建立されたお寺や1000年以上の歴史を持つ神社など、趣ある寺社が海からほど近い場所に鎮座しています。牛窓は瀬戸内の自然やグルメ、歴史に触れられる魅力あふれる町です。
ここからは、牛窓のスポットをおすすめ順に紹介します♪
牛窓オリーブ園
80年の歴史を持つオリーブ園

「牛窓オリーブ園」は、1942年に開園した10haもある広大な農園です。園内には展望台があり、天気のいい日は明石海峡大橋や瀬戸大橋、源平の古戦場である屋島を360度見渡せます。

第一駐車場から高台に向かって登っていくと展望台、さまざまなオリーブ製品が取りそろえられているオリーブショップがあります。ショップには、ビタミンEが豊富な有機栽培のエキストラバージンオリーブオイルや、添加物不使用のオリーブオイルなど多種多様な製品がずらり。
園内には、古代ローマの神殿を思わせる三美神広場や鳴らせる幸福の鐘など、見どころもたくさん!入園無料で楽しめます。
0869-34-2370
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓412-1
9時~17時
なし
無料
【電車】JR 邑久駅よりタクシーで20分【車】岡山ブルーライン 邑久ICより20分
80台
「牛窓オリーブ園」の詳細はこちら
ヴィーナスロード
干潮時にのみ姿を現す神秘的な砂の道

「ヴィーナスロード」とは、干潮時に黒島という離島に出現する砂の道のことです。黒島・中ノ島・端ノ小島の3つの島が弓のような形につながっており、中ノ島には“女神の心”と呼ばれるハート形の石があることから、恋人たちのパワースポットとして知られています。

潮の満ち引きの関係で、限られた時間にだけ姿を現す小道はとても神秘的。映画の舞台やPV撮影などにも使われる美しい景色が魅力です。牛窓の夕陽は「日本の夕陽百選」に選ばれるほどで、「ヴィーナスロード」から見る夕陽は息をのむほどの美しさです。

全長800mの砂の道を島から島へとたどり歩いて行くと、ハート形の石を見つけることができます。顔より大きいサイズの石なので、足元に注意しながら歩くと見つけやすいですよ。
0869-34-9500(瀬戸内市観光協会)
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓
なし
※船の運航状況はホテルリマーニHPを確認
【5~10月】大人2500円、小学生1500円、4歳~未就学児550円、0~3歳無料(所要時間約60分)【11~4月】大人2200円、小学生1100円、4歳~未就学児550円、0~3歳無料(所要時間約40分) ※大人2名以上より出航、要予約(ホテルリマーニ)
【電車】JR 邑久駅よりタクシーで20分【車】岡山ブルーライン 邑久ICより15分※本土から歩いて渡れないためホテルリマーニからの送迎船を利用
60台(ホテルリマーニ)
「ヴィーナスロード」の詳細はこちら
しおまち唐琴通り
江戸時代から昭和時代にかけての雰囲気が楽しめる

「しおまち唐琴通り(からことどおり)」では、江戸時代から港町として栄えた牛窓の姿を見ることができます。1347年に建立されたとされる「本蓮寺」をはじめ、明治時代に建てられた屋敷を改装した御茶屋跡、白壁の土蔵など趣ある建物が並んでいます。

通りの道幅は拡張されることなく、江戸時代のまま残っています。片道は1kmほどと散策にぴったりで、通り沿いにある「牛窓神社」の石段を上がれば、日の光を反射したキラキラと輝く瀬戸内海が一望できます。

映画のロケ地になった建物もあり、記念碑も建てられています。
0869-34-9500(瀬戸内市観光協会)
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓
見学自由
なし
なし
【電車】JR 邑久駅よりタクシーで20分【車】岡山ブルーライン 邑久ICより15分
なし
「しおまち唐琴通り」の詳細はこちら
街角ミュゼ牛窓文化館(旧中国銀行牛窓支店)
牛窓の文化に触れられる国の登録文化財

「街角ミュゼ牛窓文化館」は、牛窓銀行本店として1915(大正4)年に建てられました。その後、1980(昭和55)年まで中國銀行牛窓支店として利用され、現在は国の登録文化財に指定されています。
牛窓の昔の写真や伝統行事に使われる「ししこま」などが展示されているため、牛窓や現地の文化について知ることのできるスポットです。「しおまち唐琴通り」を散策している人が気軽に立ち寄れるよう開放されていて、文化館として使われています。

壁は漆喰で高級感があり、和と洋が融合した大正時代のモダンな建築様式になっています。敷地内には当時の金庫がある土蔵も残されています。

ここでは、時期によってイベントが開催されていることもあり、内容に合わせて館内が美しくディスプレイされます。散策のときにふらりと立ち寄ってみてはいかがですか。
0869-22-3953(瀬戸内市文化観光課)
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓2835-1
9時~17時
年末年始12月29日~1月3日
無料 ※土蔵の見学は不可
【車】岡山ブルーライン 邑久ICより15分
なし
「街角ミュゼ牛窓文化館」の詳細はこちら
てれやカフェ
珈琲と音楽と文学が楽しめるアカデミックなカフェ

「てれやカフェ」は、おいしい珈琲と音楽が楽しめる、古民家を改築したおしゃれなカフェです。海風が心地よいテラス席からは、美しい夕陽を眺めることもできます。夜にはライブハウスになることもあるそうです。

おすすめのメニューは、ボリューム満点のカレーやパスタ、オムライスなど!『ハヤシハンバーグ』は、お肉たっぷりのハンバーグにハヤシライスのさっぱり感とチーズの組み合わせが絶妙です。ハンバーグはふっくら柔らかく、食べた瞬間に口の中でおいしさが広がります。

ほっと一息つけるカフェメニューも魅力。すべてハンドドリップで淹れられた珈琲をはじめ、抹茶ガトーショコラなどケーキ類も絶品です。
0869-34-5397
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓4200-1
10時~18時
木
【電車】JR 邑久駅よりタクシーで18分【車】岡山ブルーライン 邑久ICより11分
4台
「てれやカフェ」の詳細はこちら
牛窓神社
1000年以上の歴史をもつ海辺の神社

「牛窓海水浴場」のビーチからほど近くにある「牛窓神社」。鳥居は「牛窓海水浴場」のすぐそばにあり、長い石段を上がった先に社殿があります。

創建は平安時代の1012~1017年とも言われており、1000年以上にわたって鎮座する由緒正しい神社で、本殿は市の重要文化財です。
鎮守の山は「亀山公園」と呼ばれ、ヤマモモなどがなっている自然豊かな原生林です。公園は瀬戸内海国立公園に指定され、木々に囲まれた「牛窓神社」は神聖な雰囲気が漂います。

展望台からは、瀬戸内に浮かぶ大小さまざまな島を眺めることができます。階段を登りきった達成感だけでなく、高台から見える空や海の青と、草花が織りなす鮮やかなコントラストの絶景を望めます。
0869-34-5197
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓2147
[参拝時間]9時~17時
なし
無料
【電車】JR 邑久駅よりタクシーで20分【車】岡山ブルーライン 邑久ICより20分、一本松ICより15分
神社裏駐車場約30台、海水浴場側正面駐車場約60台
「牛窓神社」の詳細はこちら
寒風陶芸会館
作陶体験ができて須恵器の歴史について学べる

備前焼のルーツとされる須恵器が焼かれていた寒風古窯跡群。そこから出土した遺物の展示をしている「寒風陶芸会館」は寒風古窯跡群の隣にあり、古代へ想いを馳せることのできる施設です。
その昔、奈良の都へ税金として納められたと言われている須恵器についての歴史が学べるほか、希望者は専任スタッフから説明も受けられます。

ここでは、玉の形に丸めた土を指先で形作っていく、“土ひねり”から楽しめる陶芸教室を常時開催。寒風の土を使い、日常使いの陶器から本場備前焼まで、多種多様な作品を作ることができます。料金は、自由制作コース1270円から。
また、寒風作家協議会会員である現代陶芸家の作品も展示・販売されていて、実際に手に取って鑑賞することもできます。
0869-34-5680
岡山県瀬戸内市牛窓町長浜5092
9時~17時
月、祝の翌日
[入館料]無料
【電車】JR 邑久駅よりタクシーで10分【車】山陽自動車道 備前ICより20分
30台
「寒風陶芸会館」の詳細はこちら
~あなご料理専門店~青島
創業31年で各メディア絶賛のあなご専門店

2022年に創業31年目を迎えたあなご料理専門店「青島」。全国区のテレビ番組や各種旅行誌で取り上げられるなど、常に注目を集めているお店です。
ランチには、ぷりぷりで肉厚のあなごを使用した『厳選肉厚上あなご重』がイチオシです!数量限定で売り切れ次第終了なので、事前予約がおすすめです。あなご重はテイクアウトもOK。

夜しか味わえない『あなご尽くしコース』は焼きや天ぷら、煮あなごなどが堪能できます。特に、あなごの天ぷらは衣がさくさく!身はふっくらしていて極上の味わいです。
店の前には瀬戸内海が広がり、オーシャンビューも楽しめます。夜にはタイミングが合えば月が海面に映し出され、月に向かって伸びる道のように見えるムーンロードが浮かび上がることもあるそうです。
080-1934-7448
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓5405-2
11時~14時30分(LO14時)※夜の部17時~のコース料理は前日までの完全予約制
木
昼 1780~3000 円、夜(コース料理)5000円~
【電車】JR 邑久駅よりタクシーで16分【車】岡山ブルーライン 邑久ICより15分
10台
「~あなご料理専門店~青島」の詳細はこちら
前島
牛窓港からフェリー5分の離島

「前島」は、牛窓港の目の前にある離島です。牛窓港からフェリーで5分ほどの距離にあり、往復料金も240円で訪れることができます。別名「緑島」と呼ばれ、松林などの自然林が残っており、大自然を存分に満喫することができます。

「前島」は東西に細長い島で、外周約10kmです。遊歩道やサイクリングコースがあるので、海風を感じながらの散策もおすすめです。

「大阪城築城残石群」と呼ばれる、大阪城を築城する際に石垣用の石を切り出した石切丁場の遺跡もあります。刻印や矢穴が残っている石もあり、当時の面影を感じさせます。この遺跡は、前島のほとんどの部分が白亜紀後期にできた花崗岩類であることの証明でもあるそうです。
0869-34-9500(瀬戸内市観光協会)
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓
※フェリーの運行状況は前島フェリーHPを確認
なし
大人240円、小人120円(前島フェリー)
【電車】JR 邑久駅よりタクシーで19分、牛窓港より船で約5分【車】岡山ブルーライン 邑久ICより15分、牛窓港より船5分※本土から歩いて渡れないため前島フェリーのフェリーを利用
なし
「前島」の詳細はこちら
海遊文化館
古くから栄えた牛窓ならではの歴史博物館

1887(明治20)年に西大寺警察署分署として建てられた「海遊文化館」。現在では、国の登録有形文化財に登録され、朝鮮通信使の資料や牛窓の秋祭りに使う舟形の上に屋形が建てられただんじりを展示する文化施設です。
館内に入って、すぐ目をひくのは朝鮮通信使のジオラマ。朝鮮からの外交使節団である朝鮮通信使を受け入れ、牛窓が異国との窓口として友好関係を築いていたことを物語る資料です。県指定重要有形民俗文化財の舟形のだんじりは、多くが邑久大工によって製作されたもので、舳先に竜や獅子、麒麟などの精巧な彫刻が施されています。

玄関や木柱、窓枠には欧米建築でみられる細工があしらわれていますが、屋根は波型の瓦が積んである桟瓦葺(さんかわらぶき)で、建築方法にも日本の伝統的な工法である和小屋組が用いられています。欧米と日本の建築技法を取り入れた、異国情緒が感じられる趣きある建物です。
0869-34-5505
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓3056
9時~17時(最終入館は16時30分)
水
大人300円、学生(小・中・高校生)150円、小学生未満無料
【電車】JR 邑久駅よりタクシーで19分【車】岡山ブルーライン 邑久ICより15分
9台
「海遊文化館」の詳細はこちら
法華宗本蓮寺
長い歴史を受け止めてきた風格と名刹と呼ばれるにふさわしい格調が漂う寺

“風待ち・潮待ちの港”として栄えた牛窓の海が一望できる高台に位置する、法華宗の古刹「法華宗本蓮寺」。日本では珍しい海辺の三重塔があります。
創建は、南北朝時代の1347年に大覚大僧正が法華堂を建立したことから始まります。本堂や、番神堂、珍しい四脚をもつ中門が国の重要文化財に、三重塔と祖師堂が県の重要文化財に指定されています。

室町時代から江戸時代にかけて、朝鮮王朝が日本へ送った外交使節団である朝鮮通信使一行が宿泊する際の宿舎であったことから、境内地は朝鮮通信使遺跡に指定されています。
宿舎として使われた客殿にはけやきの一枚板の床板など、見ごたえのあるポイントがいくつもあります(客殿の拝観は要予約)。

ほかにも客殿を見上げると、屋久杉の美しい格天井が張られていることに気づきます。格天井とは、木を井桁状に組んだもの。当時の建築技術の高さがうかがえます。
0869-34-2014
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓3194
9時~17時
なし
境内無料、客殿拝観については要確認
【電車】JR 邑久駅よりタクシーで19分【車】岡山ブルーライン 一本松IC・邑久ICより15分
なし
「法華宗本蓮寺」の詳細はこちら
瀬戸内市立美術館
美術作品に触れ瀬戸内海の美しい景観が眺められる美術館

素晴らしい美術品の鑑賞に加え、瀬戸内海を眺めることができる「瀬戸内市立美術館」。オリーブの画家と呼ばれた佐竹徳氏の油彩画をはじめ、瀬戸内市ゆかりの作家の作品をコレクションしています。

佐竹徳氏は、日展を中心に中央画壇で活躍した洋画家です。牛窓を訪れた際に、赤土とオリーブの緑が印象的な景観に心を打たれ、その後、約40年にわたり「牛窓オリーブ園」で制作を続けました。味わい深い数々の作品は、いつでも佐竹徳記念室で見ることができます。
そのほか、季節ごとに特別展と企画展も実施。企画展はさまざまな切り口で近現代の美術が楽しめます。 時期によっては学芸員のギャラリートークやイベントも開催されているので、詳細は公式サイトで確認してください。
0869-34-3130
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓4911
9時~17時
月(祝日を除く)、祝の翌日(土日を除く)、年末年始(12/28~1/4)、展示替え期間
一般 400円、65歳以上 300円、中学生以下 無料 ※特別展の料金は別途定めあり
【電車】JR 邑久駅よりタクシーで16分【車】岡山ブルーライン 邑久ICより10分
48台
「瀬戸内市立美術館」の詳細はこちら
牛窓ウォータートレイル
シーカヤック体験ツアーなどが楽しめる

瀬戸内海牛窓でシーカヤック体験ツアーを開催している「牛窓ウォータートレイル」。牛窓の海を知り尽くしたベテランのローカルガイドが各種ツアーをプロデュースしてくれます。

無人島で浜カフェや浜辺食堂を開店するコースや、小学生も参加できるビギナー向けコース、浜辺でキャンプが楽しめるコースなどから選べます。風を感じながら島でのんびりと過ごすひとときは格別です。

特に、1999年の開業以来、定番人気をほこるワンデイ・トレイルとハーフデイ・トレイルは初めての人が十分満足できる充実の内容。
ワンデイ・トレイルは、朝凪を感じながら海に漕ぎ出し、辿り着いたどこかの島でアウトドアランチができるという所要時間6時間の旅。ハーフデイ・トレイルは3時間の旅で、ランチの代わりに浜辺カフェが楽しめます。
カヤック装備一式レンタルやレーションという行動食、ドリンクもセットになっています。シーカヤックと瀬戸内海の魅力が存分に楽しめるアクティビティです。
0869-34-9300
非公開(当日集合場所指定あり)
8時~19時
不定
6200円~
【車】岡山ブルーライン 邑久ICより15分、前島フェリーで5分
5台
「牛窓ウォータートレイル」の詳細はこちら
牛窓海水浴場
波が穏やかでゆったり遊べるビーチ

水の透明度が高く、広々とした砂浜が魅力の「牛窓海水浴場」。水深は浅く、穏やかな瀬戸内の海が堪能でき、目前に前島を望むことができます。
夏の海水浴期間はブルーとホワイトのパラソルが並び、リゾート気分が満喫できます。海の家が開店し、休憩所やシャワー、更衣室も備えてあるため水着さえあれば気軽に泳ぎに行けます。

夕方には“瀬戸の夕凪”を体感しにビーチに足を運ぶのもおすすめ。山に囲まれた瀬戸内海の海は凪が発生しやすく、穏やかなひと時を過ごすことができます。
写真の右端に見えている石柱のそばに「牛窓神社」の鳥居が立っていて、近くには蕪崎園地の展望台などもあります。
0869-34-9500(瀬戸内市観光協会)
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓
7月第2土曜~8月下旬
【電車】JR 邑久駅よりタクシーで20分【車】岡山ブルーライン 邑久ICより15分
100台
「牛窓海水浴場」の詳細はこちら
牛窓ヨットハーバー
約450隻のディンギーヨットやクルーザーヨットが停泊できるヨットハーバー

約450隻が停泊でき、大きな規模を誇る「牛窓ヨットハーバー」。ずらりと並ぶディンギーヨットやクルーザーヨットは圧巻で、ディンギーヨット教室やクルーザーヨット体験会なども開催されています。

ヨットハーバーのクラブハウス2階には、「港の中のキッサテン」があり、瀬戸内海を眺めながらおいしいコーヒーや食事が楽しめます。総窓ガラス張りの店内からはぐるりと海を見渡すことができます。

屋外にはバーベキューコーナー、宿泊施設などがあり、タイミングによってはスナメリが見えるかもしれないスポットも!クラブハウスの利用と合わせて1日中楽しめるスポットです。
0869-34-5160
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓5414-7
9時~17時
火
【電車】JR 邑久駅よりタクシーで16分【車】岡山ブルーライン 邑久ICより10分
約100台
「牛窓ヨットハーバー」の詳細はこちら
牛窓かまぼこ屋 中光商店
牛窓で愛され続けて70年のかまぼこ屋

山と海に囲まれた牛窓で、70年間にわたりかまぼこ屋を営んでいる「中光商店」。季節ごとに変わる牛窓の新鮮素材をふんだんに使用した、“そのとき一番おいしい”牛窓の味を作り続けています。

職人が石うすで丁寧にすり身を作り、旬の食材を練り込んで成型する、昔ながらの伝統技術の“石うす造り”で地元牛窓の新鮮素材を使った練り製品を作っています。魚介類はできる限り地元のものを使っているため、牛窓の海の幸を存分に味わえます。

魚介類だけでなく、契約農家から取り寄せた有機無農薬野菜をたっぷり練り込んだ商品も揃っています。
0869-34-2159
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓3178
8時30分~17時
水、第1・3火
110~210円
【車】JR 邑久駅より車で20分
15台
「牛窓かまぼこ屋 中光商店」の詳細はこちら
牛窓TARI
海辺でグランピングやバーベキューが楽しめる

日帰りで手ぶらバーベキューやバレルサウナ、グランピングなどが楽しめる「牛窓TARI」は、“人と自然の循環”をテーマにした総合施設。ヤシの木の雰囲気も相まって、目の前に広がる雄大な景色はまるで南国にいるかのよう。開放感あふれる空間でゆったりとした時間が楽しめます。

日帰りバーベキューでは、手ぶらで本格的な肉料理が味わえます。食材や道具は不要で、気軽に過ごせるのはうれしいところ。グランピングは、スタイリッシュな白いロータスベルテントでプライベート空間を独占できます。(日帰り、宿泊可)

日帰りバレルサウナ施設もあるので、心身ともに整えることが可能。海に向かって飛び出す爽快感を味わえる“デスブランコ”や、瀬戸内海を背景に写真が撮れる“天使の小部屋”など、映えスポットがエリア内に点在しています。
0869-34-5551
岡山県瀬戸内市牛窓町鹿忍6129
9時~17時(変動あり、公式サイトを要確認)
不定
2750円~
【車】岡山ブルーライン 邑久ICより15分
約20台
「牛窓TARI」の詳細はこちら
牛窓1日満喫モデルコース
牛窓はドライブ観光がおすすめ!心地よい海風を感じながら、気になったスポットに立ち寄れます。牛窓の魅力が満喫できるモデルコースを紹介します。
10時 寒風陶芸会館

スタートは「寒風陶芸会館」!邑久ICから車で7分、備前ICから車で20分のところにあります。備前焼のルーツと言われる須恵器に触れ、牛窓の歴史に思いを馳せてみては。
陶芸に興味がわいたら、国指定史跡の「寒風古窯跡群」を眺めながら作陶体験が楽しめます。
↓車で14分
11時 牛窓オリーブ園

次に訪れたいところは「牛窓オリーブ園」。瀬戸内海を眺めて、海風を感じながら園内を散策し心身ともにリフレッシュできます。オリーブショップには化粧品や料理に使えるオリーブオイルがたくさんで、ショッピングも楽しめます。5階の展望台は晴れた日に瀬戸大橋まで見渡すことができます。建物以外のエリアは、ペットの同伴も可。
↓車で6分
12時30分 てれやカフェ

ランチは「てれやカフェ」へ。「牛窓オリーブ園」から海に向かって進むと、県道沿いに専用駐車場があります。オリーブロードというかわいい名前の道を経由していくこともでき移動時間もほぼ同じです。ボリューム満点のハンバーグを食べてエネルギーを補給しましょう。
↓車で3分
13時30分 牛窓海水浴場

おいしいランチを食べて元気いっぱいになったら、瀬戸内海を満喫しに行きましょう。カフェから東に車を走らせれば、「牛窓海水浴場」に到着です。離島の「前島」が目の前にぽっこりと浮かび、瀬戸内海らしい海上に連なる島々の景観を楽しめます。浅瀬で足場もよいため、足だけ海に入るのもおすすめです。
↓車で3分
14時30分 本蓮寺

瀬戸内海を堪能したあとは、1338年建立の「本蓮寺」にお参りへ。ここは歴史あるお寺で、予約をすれば大名の小堀遠州が手がけたという庭園を鑑賞できます。国の重要文化財の本堂や番神堂、岡山県指定重要文化財の三重塔など価値ある建造物が立ち並んでいます。700年近く牛窓の町を見守ってきたお寺の厳かな雰囲気を堪能してください。
↓車で1分
15時 海遊文化館

「本蓮寺」からすぐのところにある「海遊文化館」。朝鮮通信資料室で通信使の歴史に触れられ、入口にある、外交使節団朝鮮通信使の様子を再現したジオラマは精巧な作りで思わず見入ってしまいます。入館料は300円なので、気軽に立ち寄れるのもうれしいところ。もともとは警察署として建てられた建物も印象的です。
↓車で1分
15時30分 牛窓かまぼこ屋 中光商店

海遊文化館からすぐのところにある「牛窓かまぼこ屋 中光商店」は、地元の新鮮食材を使ったかまぼこ屋です。職人が一つひとつ丁寧に作ったかまぼこは、地元で愛され続けて70年の味!散策を楽しんで小腹が減ってきたら、ぜひ食べてみてください。1枚110円でお土産用にセット購入できます。
↓車で4分
16時 瀬戸内市立美術館

小腹が満たされたら、「瀬戸内市立美術館」で美術作品鑑賞へ。オリーブ園の赤屋根の家で、約40年にわたり絵を描いた佐竹徳氏の作品が数多く展示されています。そのほか、企画展に加え瀬戸内市にゆかりのある芸術家や、今注目の芸術家の展覧会などが開催されています。
↓車で3分
16時30分 牛窓ヨットハーバー

「瀬戸内市立美術館」から海に向かって車を3分走らせると、「牛窓ヨットハーバー」に到着します。約450隻の船が停泊できる西日本最大級のヨットハーバーは迫力満点。クルーザーちょいのり体験などのイベントも開催されているので、時間を合わせて行くのもおすすめです。クラブハウスはガラス張りで瀬戸内海が一望できる写真映えスポット!
↓車で1分
17時30分 ~あなご料理専門店~青島

「牛窓ヨットハーバー」から海沿いの道を北に向かって400mほど戻ると「~あなご料理専門店~青島」があります。秘伝のタレをつけて焼いた新鮮なあなごは絶品です。目の前には瀬戸内海が広がり、贅沢な時間を過ごせます。夜限定のあなご尽くしコースのほか、不定期であなごお手軽夜膳なども登場します。夜の食事は要予約です。
↓車で6分
19時 牛窓 TARI

絶品あなご料理でお腹を満たした後は、「牛窓 TARI」に宿泊するのもおすすめ!22時まで海辺の指定エリアで手持ち花火が楽しめます。ドラム缶風呂やバレルサウナもあり、ヤシの木と青い空の雰囲気が相まってリゾート気分を満喫するのにぴったりです。瀬戸内海のさざ波を聞きながら眠りにつくという至福の気分が味わえます。
まとめ
牛窓のおすすめスポットを紹介しました。景色を楽しめる観光スポットや牛窓ならではのグルメ、悠久の歴史を持つ寺社など、さまざまなスポットがあります。“日本のエーゲ海”と呼ばれるのが納得できるほど、瀬戸内海とその周囲に点在している島々は美しく、穏やかな気候の心地よい街です。ぜひ一度足を運んで、牛窓の魅力に触れてみてくださいね。
\宿・ホテル検索はこちら/
※この記事は2022年10月26日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください
※掲載の価格は全て税込価格です
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。