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2022.11.15

【金夜発ゆる2泊3日京都旅】東京発!紅葉の嵐山と清水寺、京のおばんざいを満喫

木々も色づき、過ごしやすい季節になりましたが、それゆえ混雑してしまう紅葉シーズンのお出かけ。移動中は渋滞で、予定時間をおすこともしばしば。渋滞をできるだけ回避して、余裕をもって観光したいですよね。

そこで今回は、金曜から前乗りして土曜にしっかり観光を楽しむ2泊3日プランをご提案します。11月下旬頃から紅葉が始まる人気エリア、京都・嵐山や「清水寺」などの名所、おばんざい、モーニングまでたっぷり満喫しましょう!

※この記事は2022年11月14日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

金夜発2泊3日のここがいい!

★金夜のご当地飲み会が楽しい!
金曜夜に現地に着くと、いつもと違う土地でご当地飲みが楽しめます。飲んだ後家まで遠いということがなく、近くのホテル・宿で寝るだけなので快適です。

★観光は土曜の朝からたっぷり1日!
土日の旅行だと土曜の午前中は移動で潰れてしまいがち。紅葉シーズンは道中も混雑することもありますが、前乗りすれば目的地近くの宿で朝食を食べたらすぐ出発でき、朝からたっぷり観光が楽しめます。朝ならではの絶景や、清々しい紅葉散歩も前乗りならではの楽しみです。

★日曜は早めの帰りで混雑回避。ゆったり平日に備えられる
土日の旅行は日曜にも観光の予定を詰め込みがちですが、土曜にたっぷり観光すれば日曜は基本的にお土産を買ったりしながらゆっくり帰るだけ。混雑する時間帯を回避し、早めに帰ることができれば帰宅後にバタバタせず、ゆっくり荷ほどきもできます。

金夜に新幹線に乗って東京から京都へ

(写真提供:フォトAC)
京都タワーが存在感を放つ夜の京都駅周辺(写真提供:フォトAC)

東京駅から京都駅まで新幹線で約2時間10分。朝最寄り駅から電車に乗って、京都駅から目的地までとなると移動だけで3時間以上かかってしまいます。京都駅まで金曜の夜に行ってしまい、翌日は朝から京都観光を楽しむプランならたっぷり観光名所をまわれます。京都駅近くは遅くまで開いている飲食店も多数。京都は電車での移動がしやすいので、京ごはんを楽しんで翌日に備えましょう。

土曜は朝から紅葉名所嵐山へ。ランチは京料理を堪能

(写真提供:フォトAC)
紅葉時期の嵐山と渡月橋(写真提供:フォトAC)

土曜の朝はバタバタ出発しなくてもホテルの朝食をサクッと食べて朝から観光に出かけられます。京都駅から電車と徒歩で約30分の嵐山へ。桂川に架かる長さ155mの「渡月橋」は嵐山のシンボルであり、外せない京都の紅葉名所です。橋の中央が車道で、端が歩道となっており、紅葉時期には平日休日問わず非常に混雑します。写真を撮りたい場合は交通量が少ない朝早い時間がおすすめです。

AWOMB烏丸本店
「手織り寿し」3267円。予約優先なので事前に予約していこう
AWOMB烏丸本店
京町家を改装したお店。店内はモダンな雰囲気

ランチは湯豆腐やおばんざい、にしんそばなどの京料理をいただきましょう。おすすめは新しいスタイルの手巻き寿司で楽しむことができる「AWOMB烏丸本店」。おばんざいやお刺身、薬味など、約50種類の素材を自分で自由に組み合わせ、オリジナルの手巻き寿司を作って食べる「手織り寿し(ておりすし)」は旅の思い出に残ること間違いなし!豊作の秋をイメージした寿司屋のパフェや、柿と番茶のカクテルハイボールなど季節限定メニューも要チェックです。

重要文化財をはしごするのも京都の醍醐味。夕食は京町屋でおばんざいを

清水寺
清水寺の舞台から眺める紅葉と京都の美しい景色

午後は京都観光では外せない世界遺産「清水寺」へ。音羽山中腹に13万平米の境内があり、国宝や重要文化財を含む堂塔伽藍(どうとうがらん)が30以上も建ち並びます。中でも本堂の前面に張り出すように広がる“舞台”は有名で、京都の町を望む美しい景色は古くから人々を魅了してきました。境内は11月中旬頃から紅葉がはじまり、11月下旬から12月上旬にかけて紅葉の見頃を迎えます。

八坂神社
八坂神社のシンボルにもなっている「西楼門」

清水寺の紅葉を満喫したら、そこから徒歩18分の「八坂神社」へ。全国約2300社鎮座する八坂神社は祇園信仰神社の総本社。地元京都では“祇園さん”として親しまれています。境内には数多くの神様が祀られているので、様々なご利益をいただきに境内をめぐるのも楽しみのひとつ。祇園の花街に通じる重要文化財の「西楼門」が有名ですが、本殿の正面に位置する重要文化財の「南楼門」が正門にあたるので、まずはそこからお参りしましょう。

紅葉シーズンには境内にある木々が色づきます。本殿の裏手にある摂社や末社の参道につくり出されるもみじのトンネルが、八坂神社の紅葉風景の中でも鮮やかで見事です。

八坂神社参拝の後は西楼門を通って「祇園商店街」へ立ち寄るのもおすすめ。四条通、花見小路など複数の趣ある通りが交差するこのエリアは、土産屋や飲食店も揃い、舞妓さんや芸妓さんがそぞろ歩く姿が見られることもあります!

お数家 いしかわ
「お数家 いしかわ」のカウンター
お数家 いしかわ
美味しそうなおばんざいが並ぶ

夕食は京のおばんざいや京野菜など、地味深い料理を食べに行きましょう。おすすめは築100年以上の京町屋を改装した「お数家いしかわ」。女将が幼い頃から食べて育った“お母さんのおかず”をベースにした定番のおばんざいはお酒のアテにも、白いご飯にもよく合います。女性が夜ひとりでも気負いなく来られる落ち着いた雰囲気のお店です。秋のおすすめメニューは「生麩とイチヂクと生ハムの白和え」。和洋問わない食材の組み合わせとその味わい深さに驚きます。

京都を夜まで満喫したら、町屋の宿やホテルに宿泊。観光地京都には素敵な宿がたくさんあります。

日曜は京都のモーニングからスタート。「京都の台所」でお土産を購入

イノダコーヒ
街にしっとり溶け込む町家造りのお店
イノダコーヒ
ボリュームたっぷりのモーニング「京の朝食」1600円

朝ごはんはホテルの朝食もいいですが、京都のモーニングを食べるのもツウな楽しみ方。1940年に創業した老舗の珈琲店「イノダコーヒ」のボリューム満点のモーニング「京の朝食」は、地元の方にも観光客にも好評です。タイムスリップしたようなレトロな空間で、創業当時から変わらないネルドリップ式のコーヒーとともに味わいましょう。

錦市場商店街
人でにぎわう「錦市場商店街」

朝食後は400年の歴史を有し“京の台所”として古くから親しまれている「京都錦市場商店街」へ。東西約390mに渡る錦小路通りは、両側に乾物や漬物、おばんざい、加工食品を商う老舗・専門店が軒を連ね、京都独特の食材はほぼここで揃うと言っても過言ではありません。お店の人に京ならではの食材について教えてもらうのも、ここでの買い物の醍醐味です。

お土産をたっぷり購入したら京都駅へ。錦市場から電車に乗って14分で京都駅なのですぐに新幹線で東京へ向かうことができます。昼過ぎに帰宅することができるので、旅の荷ほどきもゆっくりでき翌日の準備にバタバタしません。金曜の前乗りで旅行することで、終始時間に余裕があるプランとなり、パワーチャージして翌日からの平日に備えることができます。

<京都2泊3日モデルプラン>

京都2泊3日モデルプラン

【金曜】

・東京駅

↓新幹線で約2時間10分

・京都駅
京都駅周辺のホテル・旅館・宿泊施設はこちら

【土曜】

・京都駅

↓電車で約30分

・嵐山 渡月橋
桂川に架かる大きな木製の橋で、古くから別荘地としても親しまれてきた嵐山を代表するスポット。 “月が橋を渡るように見えた”という逸話をもとに名付けられたといわれている。木々が赤や黄色に染まる紅葉の時期、渡月橋の向こうに嵐山を臨む景色はまさに“京都の秋”。その景色を一目見ようと、日本全国だけでなく世界中からも観光客が訪れる。

[住所]京都府京都市右京区嵯峨
[営業時間]見学自由
[定休日]なし
[アクセス]JR嵯峨嵐山駅より徒歩15分、阪急電鉄嵐山駅より徒歩5分、京福電鉄(嵐電)嵐山駅より徒歩5分
[駐車場]市営駐車場、コインパーキング等多数あり(800円~)
「嵐山 渡月橋」の詳細はこちら

↓電車で約40分

・手織り寿し AWOMB 烏丸本店
無形文化遺産でもある和食と京都に根ざした文化をテーマに、“衣・食・住”をプロデュースしているAWOMB。烏丸本店では、京町家をリノベーションした趣ある空間で、季節の食材をふんだんに使った「手織り寿し(ておりすし)」が楽しめる。おばんざいやお刺身などを自分で組み合わせ、オリジナルの手巻き寿司を作って食べる“体験”は、お腹も心も満たしてくれる。

[住所]京都府京都市中京区姥柳町189
[営業時間]12時~15時(LO14時)、17時~20時(LO19時)
[定休日]年末年始
[アクセス]京都市営地下鉄四条駅より徒歩7分、阪急烏丸駅より徒歩7分
[駐車場]なし
「AWOMB烏丸本店」の詳細はこちら

↓電車で約30分

・音羽山 清水寺
約1250年前に創建し、焼失するなど幾多の困難を経験しながらも何度も再建されてきた北法相宗の大本山の寺院。1994年には古都京都の文化財として世界遺産にも登録されている。“清水の舞台から飛び降りる”の語源となった本堂や三重塔などの国宝、重要文化財は見逃せない。
秋には約1000本の山紅葉や楓の木々が赤く染まり、11月下旬から12月上旬にかけて紅葉の見頃に。紅葉の時期に合わせてライトアップイベンも行われる。2022年は11月18日(金)~30日(水)、17時30分~21時30分(受付21時終了)※コロナによる実施の有無・変更要確認

[住所]京都府京都市東山区清水1丁目294
[参拝時間]6時~18時(季節により変動あり)※春、夏、秋の夜間特別拝観期間中は17時30分(点灯予定)~21時(受付終了)
[定休日]なし
[アクセス]【電車】京阪電鉄清水五条駅より徒歩約25分 【バス】京都市バス207系統・東福寺・九条車庫ゆきで清水道下車徒歩10分、ほか
[駐車場]なし
「音羽山 清水寺」の詳細はこちら

↓徒歩18分

・八坂神社
平安京遷都以前より鎮座する古社で、全国約2300社鎮座する八坂神社、祇園信仰神社の総本社。2020(令和2)年には八坂神社本殿が国宝に指定され、境内・境外合わせて国宝1棟、重要文化財29棟もの建造物が建ち並ぶ。大国主社の主祭神は大国主神(おおくにぬしのかみ)で、縁結びの神としても知られている。例年11月下旬~12月上旬に紅葉が見頃に。

[住所]京都府京都市東山区祇園町北側625
[参拝時間]参拝自由、社務所受付は9時~17時
[定休日]なし
[アクセス]【電車】京阪電鉄祇園四条駅より徒歩約5分
[駐車場]なし(近隣に有料駐車場あり)
「八坂神社」の詳細はこちら

↓電車10分

・お数家 いしかわ
京都の路地奥にある、一見ふつうの民家のような佇まいの隠れ家的な京料理屋。「女性が夜ひとりでも気負いなく来られるように。家のご飯のように気軽に食べられる料理を」をコンセプトに、定番のおばんざいがカウンターに並ぶ。和・洋・中のジャンルを問わないオリジナリティーあふれるメニューはなんと100種にも及ぶ。

[住所]京都府京都市下京区高倉通四条下ル高材木町221-2
[営業時間]17時~22時 (LO21時)
[定休日]水、第3・第4木
[アクセス]阪急烏丸駅より徒歩約3分
[駐車場]なし
「お数家いしかわ」の詳細はこちら

・祇園・烏丸周辺
祇園・東山・北白川周辺のホテル・旅館・宿泊施設はこちら
河原町・烏丸・大宮周辺のホテル・旅館・宿泊施設はこちら

【日曜】

・烏丸駅周辺

↓徒歩6分

・イノダコーヒ本店
職人が焙煎した豆をネルドリップ式で味わうこだわりのコーヒー、レトロな内装、優雅にいただく贅沢な食事。創業当時から変わらないこだわりを守り続ける京都の珈琲店。本店は重厚感のある照明やチェアなどのインテリア、ギンガムチェックのクロスがレトロな空間で、コーヒーの香りに包まれながら上質なひと時が過ごせる。

[住所]京都府京都市中京区堺町通り三条下る道祐町140
[営業時間]7時~18時
[定休日]なし
[アクセス]京都市営地下鉄御池烏丸駅より徒歩10分
[駐車場]なし(提携有料駐車場あり)
「イノダコーヒ本店」の詳細はこちら

↓徒歩6分

・京都錦市場商店街
料亭や割烹、おばんざいや家庭料理にも使われる野菜、魚など旬の食材が一堂に集まる商店街。全長390mのアーケードのある長い市場には、400年の長い歴史が詰まっている。京野菜、琵琶湖の川魚、鱧、ぐじ、笹カレイ、湯葉、生麩など、珍しい食材や京都が育ててきた独特の食文化は実に奥が深い。錦小路と交差する各通りに設置された天井画やシャッターなどに描かれたアートも必見。

[住所]京都府京都市中京区西大文字町609
[営業時間]店舗により異なる
[定休日]店舗により異なる
[アクセス]京都市営地下鉄四条駅より徒歩3分、阪急京都線烏丸駅より徒歩3分、阪急京都線京都河原町駅より徒歩4分、京阪本線四条駅より徒歩10分
[駐車場]あり(有料)
「京都錦市場商店街」の詳細はこちら

↓電車14分

・京都駅

↓新幹線約2時間10分

・東京駅

まとめ

いかがでしたか?混雑してしまう紅葉シーズン、前乗りで移動時間帯をずらし、さらに朝から観光することで混雑回避する“金夜発ゆる2泊3日旅”をご提案しました。ぜひ、歴史と文化が詰まった京都エリアへのお出かけの参考にしてみてくださいね!

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください
※掲載の価格は全て税込価格です

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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