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2022.12.19

2023年の干支はうさぎ!ふれあい、ご利益、グッズ…うさぎスポットへ行ってみよう

2023年は“うさぎ年”。うさぎはペットとしてもモチーフとしてもファンの多い動物です。そんなうさぎをもっと知って、興味を持ってもらうため、知っていると愛しさが増しちゃう豆知識や、うさぎとふれあえる動物園、うさぎにまつわる神社、うさぎグッズ専門店など、うさぎスポットを紹介します。

※この記事は2022年12月15日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

知ってびっくり!?うさぎの豆知識

うさぎについて皆さんどのくらい知っていますか?「ニンジンを食べる」「寂しがり」など、多くの人が知っているつもりの知識、実は間違いもいっぱいあります。うさぎのイメージを覆す、驚きの豆知識をご紹介します。

うさぎは寂しくても死んだりしない。

うさぎ

“うさぎは寂しいと死ぬ”なんて言われていますが、基本的にそんなことはないそうです。そういったイメージは、「うさぎ=か弱い」というイメージや、昔のヒットソングやドラマのセリフに出てきたフレーズからそのように広く認知されてしまったなど諸説あります。

現在世界で飼育されているカイウサギの原種「ヨーロッパアナウサギ」は、数頭から数十頭の群れで生活している社会性のある動物です。そのため、飼育下でも相性のいい個体同士であれば十分な広さがあれば複数頭で飼育することもできます。一方で、狭い場所で複数頭を飼育したり、相性の悪い個体同士だったりすると激しいケンカをすることもあるので注意が必要なのだそうです。特に寂しがりという訳ではないようですね。

感情が高まるとうさぎも鳴く?

うさぎ

うさぎには、犬の“ワンワン”や猫の“ニャーニャー”のような、固定の鳴き声のイメージがありませんよね。それもそのはず、うさぎには声を出すための器官「声帯」がありません。そのため、いわゆる鳴き声のようなものはないのですが、感情が高まると声帯以外の場所から音を発して鳴くのだそうです。

個体差はありますが、機嫌がいい時は“プープー”や”ブーブー“のような感じに聞こえるそう。ふれあい体験などでは距離が近いので、もしかしたら貴重な鳴き声を聞けるかもしれません。

うさぎの歯は一生伸び続ける。

うさぎ

野生のウサギは繊維質を豊富に含んだ植物が主食。植物をかじって食べると、歯が摩耗していくため、歯が削れすぎるのを防ぐため、ウサギは歯が一生伸び続けるように進化してきました。

家畜化されたウサギたちにもその性質は残っているため、飼育下で野菜や果物などの軟らかいエサばかり与えられると、歯が伸びすぎて咬み合わせが悪くなるなどの病気につながるため注意が必要なのだそうです。

可愛くって癒される!うさぎとふれあえるスポット

動物ふれあいコーナーでもよく見られるうさぎですが、実際にふれあってみなければわからない特徴や魅力がいっぱいです。複数の種類を飼育しているところでは、同じうさぎでもたくさん違いがあることに気付かされます。その可愛さに癒されるだけではなく、しっかり観察してうさぎをもっと知りましょう。

八木山動物公園フジサキの杜(宮城県)

八木山動物公園フジサキの杜
ゾウやキリン、シマウマを一目で見渡せるアフリカ園
八木山動物公園フジサキの杜
ふわふわの長い毛が特徴の「アンゴラウサギ」
八木山動物公園フジサキの杜
うさぎのふれあい体験は大人も参加OK

八木山動物公園フジサキの杜は、絶滅危惧種を含む115種約600頭の動物を飼育する東北最大級の動物園。動物の生息環境を再現した展示が特徴で、ふれあい・えさやり体験なども毎日実施しています。

ふれあい館ではうさぎの中で最も小型の品種「ネザーランドドワーフ」や、顔の横に耳が垂れた「ホーランドロップ」、細く長い毛が特徴の「アンゴラ」など毛の長さや大きさが違う5品種のウサギを展示しており、比較して観察することもできます。また、同園では年間を通じて様々なイベントを開催しており、うさぎをテーマにしたイベントの開催もあるので、ぜひホームページでチェックしてみてください。

■八木山動物公園フジサキの杜
[TEL]022-229-0631
[住所]宮城県仙台市太白区八木山本町1-43
[営業時間]【3月~10月】9時~16時45分(最終入園16時) 【11月~2月】9時~16時(最終入園15時)
[定休日]月(祝休日の場合は翌日)、年末年始 ※2023年4月から水曜休園(祝休日の場合は翌日)
[料金]一般480円、小中学生120円、未就学児無料
[アクセス]【電車】地下鉄八木山動物公園駅より徒歩すぐ 【車】東北道仙台南ICより約20分
[駐車場]370台(30分毎100円上限500円)
「八木山動物公園フジサキの杜」の詳細はこちら

月うさぎの里

月うさぎの里
広場では個性豊かなうさぎたちが自由に遊んでいる
月うさぎの里
「抱っこタイム」は子どもたちにも好評

石川県の加賀市にはうさぎが恩返しをする民話の伝承があり、うさぎは幸せやツキを呼ぶと言われ縁起が良いとされています。そんなうさぎをテーマにした「月うさぎの里」は、うさぎを見て一緒に遊べるほか、特産品が食べられるレストランや、うさぎグッズやスイーツなどのお土産屋があるうさぎの体験型テーマパーク。

屋外広場では約10種類50羽のうさぎが放し飼いになっており、エサをあげたりふれあったりすることができます。「抱っこタイム」では膝にうさぎを乗せてゆっくり可愛がることもできます。

■月うさぎの里
[TEL]0761-73-8116
[住所]石川県加賀市永井町43-41
[営業時間]9時~16時
[定休日]なし(メンテナンス休業あり)
[料金]うさぎ広場入場料:大人300円、小学生以下200円、3歳以下無料
[アクセス]【車】北陸道加賀ICより3分
[駐車場]30台(無料)
「月うさぎの里」の詳細はこちら

富士サファリパーク「ウサギの館」

富士サファリパーク
海外のお家のような外観の「ウサギの館」
富士サファリパーク
可愛いウサギを膝に乗せて癒しタイム
富士サファリパーク
ウサギの館で会えるウサギ「ネザーランドドワーフ」

富士山の麓、標高約850mに位置するサファリパーク。ライオンやトラ、キリン等が放し飼いにされているエリアを自家用車やジャングルバスで見学することがきる「サファリゾーン」と、カピバラやカンガルー等にエサあげ体験やふれあい体験ができる「ふれあいゾーン」があるほか、「ウサギの館」、「イヌの館」、「ネコの館」ではそれぞれの動物とゆっくり過ごすことができます。

イングランド北部にある湖水地方の建物をモチーフにした「ウサギの館」には、ネザーランドドワーフやアメリカンファジーロップ等、約25羽のウサギがおり、気に入ったウサギを膝の上に乗せて触れ合えたり、エサあげ体験をすることができます。(1人600円、3歳以上有料)
※膝の上に乗せたウサギにエサあげ不可。エサあげできる個体は限定あり。受付時間や休館日は変更になる場合あり。公式ホームページを要確認

■富士サファリパーク
[TEL]055-998-1311
[住所]静岡県裾野市須山字藤原2255-27
[営業時間]9時~15時30分(曜日・季節により異なる)
[定休日]なし
[料金]高校生以上3200円、4歳~中学生2000円、65歳以上2500円(要証明書)、3歳以下無料
[アクセス]【電車】JR御殿場駅より富士急行バス約35分、富士サファリパーク下車徒歩すぐ 【車】東名裾野ICより約15分、新東名新富士ICより約30分
[駐車場]1400台(無料)
「富士サファリパーク」の詳細はこちら

“狛うさぎ”やうさぎのお守りが可愛い!うさぎ神社

日本には各地にうさぎにまつわる伝承があり、神の使いとされているところもあります。狛犬ならぬ“狛うさぎ”がある神社、うさぎのお守りを受けられる神社など、うさぎにまつわる神社をご紹介します。

東天王 岡﨑神社

東天王 岡﨑神社
本殿の脇には「狛うさぎ」。よく見ると提灯もうさぎの模様が
東天王 岡﨑神社
境内には「狛うさぎ」や「招きうさぎ」など複数のうさぎ像がある
東天王 岡﨑神社
黒御影石でできた「子授けうさぎ」

東天王 岡﨑神社は、794年平安京遷都に際し王城鎮護のため平安京の四方に建立された社の一つで、陽のいずる都の東(卯の方位)に鎮座する事から“東天王”と呼ばれています。ご祭神は速素盞鳴尊(すさのをのみこと)と奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)。たくさんの御子神をもうけられ、子宝に恵まれたことから子授け安産の神ともされています。また、昔は境内を始め地域一帯が野うさぎの生息地であり、多産なうさぎは古くから氏神様の神使いと伝えられていたことから、安産の神としての信仰が厚く、腹帯を持ち込み祈願する慣わしがあります。

境内には可愛らしい狛うさぎが据えられている他、手水舎には水を掛けてお腹を擦り祈願すると、子宝に恵まれ安産になるといわれ信仰を集めている「子授けうさぎ」もあり、安産や子授けを祈願する方が多く訪れています。

■東天王 岡﨑神社
[TEL]075-771-1963
[住所]京都府京都市左京区岡崎東天王町51
[参拝時間]9時~17時
[定休日]なし
[料金]なし
[アクセス]【電車】京阪神宮丸太町駅より徒歩20分、地下鉄蹴上駅より徒歩16分
[駐車場]なし
「東天王 岡﨑神社」の詳細はこちら

白兎神社

白兎神社
白兎神が祀られている霊験あらたかな神社
白兎神社
日本初のラブストーリー発祥地として「恋人の聖地」にも認定
白兎神社
うさぎの形がかわいい「縁結び御守り」

日本最古の書物「古事記」に記される日本神話「因幡の白うさぎ」の白兎神(ハクトカミ または ハクトシン)を主神とする白兎神社(はくと じんじゃ)。神社の境内や周辺には、「因幡の白うさぎ」の世界を想像させるような神話の舞台がいくつも残っています。日本の医療、動物医療の発祥の地といわれ、古来、皮膚病、傷疾に霊験あらたかな神様が鎮座するほか、大国主命と八上姫との縁を取りもった(仲人された)とされる縁結びの神様としても信仰されています。

参道には狛うさぎが並び、絵馬やお守りもうさぎをモチーフにしているものが多数あります。うさぎの耳が特徴的な珍しい縁結び御守りは、わざわざ入手したくなる可愛いデザインです。

■白兎神社
[TEL]0857-59-0047
[住所]鳥取県鳥取市白兎603
[参拝時間]拝観自由 ※社務所・授与所は9時~16時
[定休日]なし
[料金]なし
[アクセス]【電車】JR末恒駅より徒歩20分 【車】山陰道吉岡温泉ICより10分
[駐車場]111台(無料)※道の駅「神話の里 白うさぎ」駐車場と共用
「白兎神社」の詳細はこちら

富士山パノラマロープウェイ「うさぎ神社」

うさぎ神社(富士山パノラマロープウェイ)
赤い鳥居が目印の「うさぎ神社」
うさぎ神社(富士山パノラマロープウェイ)
盃を的に投げ、天上山の神様に諸願成就する「かわらけ投げ」にもチャレンジ
うさぎ神社(富士山パノラマロープウェイ)
各所に「かちかち山」の展示がある。富士山の眺望も抜群

太宰治の小説でも有名な昔話「かちかち山」。この昔話の舞台といわれているのが富士山パノラマロープウェイのある天上山です。ここにある富士見台の広場には「うさぎ神社」があり、山梨の百名山の一つである三つ峠の登山者や観光客の安全と健脚を祈願して、うさぎの御神体が祀られています。両脇には狛犬ならぬ「狛うさぎ」が2体おり、頭を伏せている「夢見兎」の頭をなでると“知恵授受”、後ろ脚で立ち上がっている「富士見兎」の脚をなでると“健脚”を祈願する思いが込められているのだとか。

■富士山パノラマロープウェイ
[TEL]0555-72-0363
[住所]山梨県南都留郡富士河口湖町浅川1163-1
[営業時間]【平日】9時30分~上り最終16時、下り最終16時20分
【土日祝】9時30分~上り最終17時、下り最終17時20分
[定休日]12月初旬頃年次点検による休みあり
[料金]大人往復900円、子ども往復450円
[アクセス]【電車】富士急行線河口湖駅より徒歩15分 【車】中央道河口湖ICより15分
[駐車場]300台(河口湖畔県営無料駐車場)
「うさぎ神社」の詳細はこちら

うさぎ好きのためのうさぎグッズ専門店

うさぎは見た目もかわいらしく、モチーフとしてもファンが多い動物です。そんなうさぎのグッズばかりを集めたうさぎグッズの専門店があるのをご存じでしょうか?うさぎ好きのオーナーが集めた、うさぎ好きイラストレーターによるうさぎ作品は、可愛いのはもちろん、うさぎが干支の2023年を盛り上げるのにぴったりのアイテムが見つかるはず!

ラビットデパートメント新宿店

ラビットデパートメント新宿店
店内はうさぎをモチーフにしたグッズであふれている
ラビットデパートメント新宿店
左/うさぎんちゃこ缶バッチ付きドロップス(528円)、右/うさぎんちゃこイラストラムネ(605円)
ラビットデパートメント新宿店
作家森山標子さんのイラストノート
ラビットデパートメント新宿店
2023うさ福袋の中身イメージ

“森でひょっこり顔を出したうさぎさんに出会えた時の素敵な気持ち”をコンセプトに、うさぎ雑貨を中心にオリジナル商品や作家さんのグッズを取扱ううさぎグッズ専門店。様々なイラストレーターさんが描きおろした、色々なタイプのうさぎに出会えるので、心ときめくうさぎグッズが見つかります。お菓子や文具、小物など、自分用にはもちろんプレゼントとしても喜ばれるかわいい商品がいっぱいです。

例年、イラストレーターさんによる描きおろしイラストをグッズ化し、「うさ福袋」として発売。2023年は漫画家ひうらさとる先生がイラストを担当した「2023うさ福袋」(5940円)が販売されるので要チェック。新しい商品の情報は、Twitter(@RabbitDEPARTME)やInstagram(@rabbitdpt)でも発信しています。

■ラビットデパートメント新宿店
[TEL]03-5341-4141
[住所]東京都新宿区新宿3-1-26 新宿マルイアネックス1F
[営業時間]11時~20時 ※新宿マルイアネックスに準ずる
[定休日]なし ※新宿マルイアネックスに準ずる
[アクセス]【電車】東京メトロ・都営地下鉄新宿三丁目駅より徒歩約2分、JR新宿駅より徒歩約5分
[駐車場]なし(近隣に新宿マルイ アネックス提携の有料駐車場あり)
「ラビットデパートメント新宿店」の詳細はこちら

うさぎ雑貨店 Rebekka

うさぎ雑貨店 Rebekka
お店のインスタグラムにもたびたび登場する看板うさぎがお出迎え
うさぎ雑貨店 Rebekka
店内奥にはイラストレーター森山標子さんが描いた壁画も

約40人のうさぎハンドメイド作家の作品を取り扱っているうさぎ雑貨専門店。“大人が使えるうさぎ雑貨”をセレクトしており、普段使いできるかわいい雑貨が多数揃っています。Rebekkaオリジナルの生地やハンドメイド雑貨も製作・販売しており、ここにしかないうさぎグッズにも出会えます。

店舗だけでなくオンラインストアも随時更新中。また、2023年1月4日(水)~10日(火)は阪神梅田本店8Fのハローカルチャーにてうさぎイベントを開催予定。胸キュンなうさぎグッズに出会えるチャンスです。

■うさぎ雑貨店 Rebekka
[TEL]06-4397-4777
[住所]大阪府大阪市北区南扇町2-6 寺町ビルⅡ2F
[営業時間]13時~19時
[定休日]火水
[アクセス]【電車】地下鉄扇町駅より徒歩6分、地下鉄南森町駅より徒歩8分、JR大阪天満宮駅より徒歩10分
[駐車場]なし(近くに有料駐車場あり)
「うさぎ雑貨店 Rebekka」の詳細はこちら

まとめ

2023年の干支“うさぎ”特集はいかがでしたか?知っていると楽しい豆知識や、ふれあえるスポット、うさぎ神社、うさぎグッズ専門店などのお出かけスポットを紹介しました。うさぎに癒しとパワーをもらったら、2023年も素敵な年になりそうな予感♪ぜひ足を運んでみてくださいね。

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

鳥井 晴風  鳥井 晴風

5人の子どもを持つママ編集ライター。 子供に大好きな漫画の主人公の名前を付けてしまうほど漫画アニメ好き。キャラ弁やキャラケーキづくりが得意。好きなお出かけ先は道の駅や直売所など食材が豊富なところ。 自分で収穫する味覚狩りや芋ほりも大好き。

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