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2023.04.27

【京都】オムライスのおすすめ店9選!昭和レトロな洋食店やSNSで話題のお店も<2023>

洋食屋さんの王道メニューといえば、「オムライス」。楕円形のご飯が卵で包まれた様子を見るだけで、なんだかお腹が減ってきそうですね。今回は京都市内で評判のオムライスが食べられるお店をピックアップしました。ケチャップライスやバターライス、薄い卵やふわとろオムレツ、さらに特製のソースと、お店ごとに特徴があり、どれも魅力的なものばかり!気になるオムライスを見つけたら、京都観光とあわせて足を運んでみてくださいね。

【左京区】グリル小宝

約2週間煮込んだ特製ドビソースが魅力

グリル小宝

岡崎公園や平安神宮の近くに店を構える「グリル小宝」は、昭和レトロな雰囲気が漂う洋食屋さん。創業は1961年、祇園にあった洋食屋「たから船」で修業した初代が独立した際、師匠に敬意を込めて「小宝」と名付けて開店したそうです。ランチ時は、行列の絶えない店で地元民はもちろん、観光客にも愛されています。

グリル小宝
「オムライス」(中)1100円(料金改定の場合あり)

名物の「オムライス」は、牛肉をはじめ、豚肉、玉ねぎ、グリンピースが入ったケチャップご飯をしっかり焼いた卵で巻いています。その上には、ブイヨンに牛スジや玉ねぎ、ニンジンなどを入れて約2週間じっくりと煮込んだ自家製ドビソースがかかり、ソースの奥深いコクがケチャップご飯との相性も抜群。小・中・大と3つのサイズから選べるのも嬉しいですね。

■グリル小宝
075-771-5893
京都府京都市左京区岡崎北御所町46
11時30分~21時(LO20時30分)
火・水(祝日の場合は営業、振替休あり)
【電車】京都市営地下鉄東山駅より徒歩15分
「グリル小宝」の詳細はこちら

【左京区】喫茶me

銀座で有名なフワトロオムライスが京都に登場!

喫茶me

オムライスで有名な東京銀座の「喫茶YOU」で修業をした職人さんが、2022年7月に京都で「喫茶me」をオープン。レトロな空間の中で、ふわとろのオムライスがいただけます。

喫茶me
「オムライスセット」1200円~(ドリンク付き)

ケチャップライスの上には、マーガリンで中心部を固めずに焼き上げたオムレツがのっています。真ん中にナイフを入れると、半熟の卵がまるでスカートのように広がります。オムレツには卵を2個使用し、たっぷりの生クリームを入れることで、このとろとろ感を出しているそう。ケチャップライスの具材はベーコンと玉ねぎのみ。具材はシンプルにあえて細かくカットすることで、卵のとろっとした食感が活かされています。

喫茶me
「カラーフロート」650円

あわせて注文したいのが、レトロかわいい「カラーフロート」。店の雰囲気と一緒に写真におさめたいですね。

■喫茶me
075-708-7218
京都府京都市左京区岡崎成勝寺町1-8
【平日】11時~17時(LO16時)【土】16時~19時【日・祝】11時~19時(LO18時)
火、ほか不定休あり
【電車】京都市営地下鉄東山駅より徒歩6分
「喫茶me」のInstagramはこちら

【北区】おむらはうす 金閣寺店

京都ならではの生湯葉を使った和風仕上げ

おむらはうす 金閣寺店

金閣寺から徒歩約10分のところにある、オムライス専門店「おむらはうす」。定番の「チキンオムライス」のほか、「カレーオムライス」、「サラダオムライス」、「明太子オムライス」など、一つひとつ味付けの異なるライスとソースが組み合わさったオリジナリティ溢れるメニューが並びます。

おむらはうす 金閣寺店
「とろ湯葉オムライス」1500円

中でもいちおしが京都らしい「とろ湯葉オムライス」。ライスには“ひじきと揚げのたいたもの”(煮物)を混ぜ込んでいて、和風テイストになっています。それをLLサイズの卵を3つも使った半熟卵で包み込み、上から生湯葉とお出汁のソースがかけられています。アクセントとしてわさびが効いていますが、苦手な人はわさび抜きも選べますので、スタッフさんに伝えてくださいね。

おむらはうす 金閣寺店
「玉子焼きとポテトのサラダ」1000円

オープン以来、店で人気の「玉子焼きとポテトのサラダ」と一緒に味わうのがおすすめです。

■おむらはうす 金閣寺店
075-462-9786
京都府京都市北区衣笠総門町10-9
11時~15時30分(LO15時)
月(祝日の場合は営業、翌日休み)
【電車】阪急電鉄西院駅より京都市バス「金閣寺道」下車徒歩5分
「おむらはうす 金閣寺店」の詳細はこちら
「おむらはうす 金閣寺店」のInstagramはこちら

【東山区】グリル 富久屋

芸妓さんのリクエストで誕生した美しい一品

グリル 富久屋

1907年創業、花街・宮川町で舞妓さんや芸妓さんたちに愛される洋食屋さんが「グリル 富久屋」です。店内に芸妓さん、舞妓さんの名前が入ったうちわが飾られているところからも、たくさんの人に愛されていることがわかります。

グリル 富久屋
「フクヤライス」980円

店の名前に由来する看板メニュー「フクヤライス」は、芸妓さんの希望からできあがったといわれる創作オムライス。ご飯は、昔ながらのケチャップライス。その上には、芸妓さんでも食べやすい様にと、小さく刻まれたトマトやマッシュルーム、グリンピースなどが、半熟卵と一緒にのっています。トマトの酸味が爽やかで、あっさりと楽しめる一品です。

舞妓さん、芸妓さん、歌舞伎役者さん御用達の「洋食弁当」(並・イートイン1800円、テイクアウト1900円)もあるので、こちらもチェックです♪

■グリル 富久屋
075-561-2980
京都府京都市東山区宮川筋5-341
12時~21時
木、第3水
【電車】京阪電鉄祇園四条駅より徒歩10分

【中京区】ザ・洋食屋キチキチ

オムレツを目の前でカットする様子はショーのよう!

ザ・洋食屋キチキチ

ふわふわとろとろなオムレツを目の前でカットして、オムレツを完成させる様子がSNSでも評判になった「ザ・洋食屋キチキチ」。“オムライスで世界をハッピーに!見て美味しい、食べて美味しい、聞いて美味しい”をコンセプトに掲げており、オープンキッチンで行われる調理風景はまさにショータイム♪明るいシェフの人柄にも癒やされること間違いなしです。

ザ・洋食屋キチキチ
「キチキチオムライス」2700円

注目の「キチキチオムライス」は、チキンライスに半熟卵がトッピングされ、さらに特製デミグラスソースがたっぷりとかかります。デミグラスソースは肉の旨みがしっかりと感じられ、苦みとコクのある味わいがたまりません。

ザ・洋食屋キチキチ
「超おすすめ 牛タンシチュー」3250円

そのほか、しっかりと煮込んだ牛タンが入った「超おすすめ 牛タンシチュー」も看板メニューのひとつです。

■ザ・洋食屋キチキチ
075-211-1484
京都府京都市中京区材木町185-4
【土・日・祝】12時~14時、17時~21時【月~金】17時~21時
不定休※公式HPを要確認
【電車】阪急電鉄京都河原町駅より徒歩7分、京阪電鉄三条駅より徒歩5分
「ザ・洋食屋キチキチ」の詳細はこちら
「ザ・洋食屋キチキチ」のInstagramはこちら

【中京区】京都洋食ムッシュいとう

オムレツをカットしてくれるパフォーマンスも魅力!

京都洋食ムッシュいとう

「ザ ロイヤルパークホテル 京都三条」の地下一階に佇むレストランが「京都洋食ムッシュいとう」です。収蔵庫をイメージした空間で、創業以来“手作りされた本格的なお料理”をテーマに、昔ながらの洋食やフレンチの技法を取り入れた料理を提供しています。

京都洋食ムッシュいとう
「オムライス」1500円※オムライスの提供はディナーのみ

ディナー限定で味わえる「オムライス」のご飯は、京都の老舗米屋「八代目儀兵衛」のお米を使った、昔ながらのしっかりとした味付けのチキンライスです。その上には、ふわとろに仕上げられたオムレツがのり、ここからがさらにお楽しみ!スタッフさんが目の前でオムレツにナイフを入れ、ぱっかーんと割れたところにデミグラスソースをかけてくれるパフォーマンスを見せてくれます。思い出に動画やカメラでおさめるのをお忘れなく。

■京都洋食ムッシュいとう
075-241-1144
京都府京都市中京区三条通河原町東入ル中島町74 ザ ロイヤルパークホテル 京都三条B1F
【朝食】7時~10時【ランチ】11時30分~15時(最終入店14時)【ディナー】17時30分~22時(LO21時30分)※オムライスの提供はディナーのみ
なし
【電車】京阪電鉄三条駅より徒歩3分、京都市営地下鉄京都市役所前駅より徒歩3分
「京都洋食ムッシュいとう」の詳細はこちら

【中京区】京洋食まつもと

ほろ苦なデミグラスソースが絶妙な大人テイスト

京洋食まつもと

京都の中心街・烏丸四条にある「京洋食まつもと」は、京都産の食材を中心に提供する洋食店です。

京洋食まつもと
「特製デミグラス オムライス」1650円

「特製デミグラス オムライス」は、シャキッとした食感が特徴の、甘みとコクがある京都府・銘柄鶏「丹波あじわいどり」を使用。この鶏肉と玉ねぎ入りのケチャップライスの上には、丹波産の卵と生クリームを使ったとろとろ半熟卵がふんわりとのっています。その周りを囲むのが、3日間かけて煮込んだ特製のデミグラスソース。玉ねぎやセロリ、ニンニク、香草などに加えて、赤ワインも入った特製のソースで、やさしいケチャップの風味、コクある卵、ほろ苦さが残るデミグラスソースが三味一体となって楽しめます。

京洋食まつもと
「大人のハンバーグ」2200円

京都産の牛肉と銘柄豚「京の都もち豚」を7対3の割合で練り込んだ「大人のハンバーグ」も好評。レバーチップと松の実が入り、名前の通り、大人な味わいが堪能できます。

■京洋食まつもと
075-708-7616
京都府京都市中京区蛸薬師通新町西入不動町171-4
11時30分~15時(LO14時30分)、18時~22時(LO21時30分)
月(祝日の場合は営業、振替休あり)
【電車】阪急電鉄烏丸駅より徒歩8分
「京洋食まつもと」の詳細はこちら
「京洋食まつもと」のInstagramはこちら
「京洋食まつもと」のTwitterはこちら

【下京区】北極星 四条河原町店

1925年からの歴史を持つオムライス専門店

北極星 四条河原町店

1922年、先代が大阪「なにわ筋汐見橋停留所前」に創業したオムライスのお店「北極星」。1925年に、常連のお客さんがいつもオムレツと白ご飯を食べていたところから、「くる日もくる日も同じものでは可哀想だ…」と、ケチャップライスを薄焼き卵で包んだ特製料理を生み出したそう。

いくつか支店がある中でも、こちらのお店は、観光途中に立ち寄りやすい、四条河原町に位置しています。

北極星 四条河原町店
「ビーフストロガノフオムライス」1350円
北極星 四条河原町店
鶏の唐揚げ 5個730円

いちおしの「ビーフストロガノフオムライス」のご飯は、鉄のフライパンを使い、強火でパラパラに仕上げたバターライス。味付けを一切していない卵を薄めに焼いて、バターライスに巻いています。そして目玉となるビーフストロガノフソースは、牛肉と玉ねぎの旨みが詰まった濃厚な味わい。赤ワインの風味と、ピクルスの酸味が隠し味になっています。ほかにも、「鶏の唐揚げ」も人気メニューですので、シェアして味わうのもいいですね。

■北極星 四条河原町店
075-746-2585
京都府京都市下京区四条通河原町東入真町68 京都河原町ガーデン7F
【平日】11時~21時(LO20時30分)【土日祝】11時~21時30分(LO21時)
なし
【電車】京阪電鉄祇園四条駅より徒歩3分、阪急電鉄京都河原町駅より徒歩1分
「北極星」の詳細はこちら
「北極星」のInstagramはこちら
「北極星」のTwitterはこちら

【下京区】食堂デイズ

珍しい“白い卵”を使ったオリジナルメニュー

食堂デイズ

昼はオムライス店、夜は洋食居酒屋を展開する「食堂デイズ」。ウッド調のアットホームな空間で、フレンチシェフが作る肴と、厳選したお酒が楽しめます。

食堂デイズ
白オムライス 数量限定 ランチ1760円、ディナー2090円

SNSでも話題になった「白オムライス」はその名前の通り、見た目が白!北海道産の黄身まで白い卵を使うことにより、この色になるのだそう。ご飯はシンプルなチキンライスで、中にはじっくり煮込んだブランド鶏「ナカムラポートリー 田舎どり若様」と、淡路島産の玉ねぎを使用。ソースは、黒毛和牛と玉ねぎをたっぷりと使ったハッシュドビーフソース。さらに驚くことに、この白いオムレツをカットすると、中からは卵黄がとろりとでてくる仕掛けもあり、こちらは白い卵と黄色の卵の両方を使った技だそうです。「白オムライス」は数量限定なので、事前予約をおすすめします♪

■食堂デイズ
075-744-0191
京都府京都市下京区稲荷町330-3 しきさい河原町ビル2F
11時30分~14時30分(LO13時30分)、18時~21時30分(LO20時30分)
水・木
【電車】阪急電鉄四条河原町駅より徒歩3分、京阪電鉄祇園四条駅より徒歩6分
「食堂デイズ」のInstagramはこちら

まとめ

「オムライス」と一言でいっても千差万別!気になったお店に訪れるのもいいし、食べ比べしてみるという楽しみ方もあります♪どこも店自慢の一品ばかりなので、期待して味わってみてください。

※この記事は2023年3月24日時点での情報です。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

CLIP(土井真由美、小林佐知子)  CLIP(土井真由美、小林佐知子)

「旅」を中心に、グルメ、温泉、カルチャーなどの情報を発信するライター集団。食いしん坊が揃い、特にグルメネタが得意!

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