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2023.06.20

【全国】この夏行きたい絶景旅プランおすすめ9選!青の洞窟や富士山など<2023>

頬をなでる風が、心地良く感じられる季節。大自然の中へ、非日常感たっぷりの風景を楽しみに行きませんか。

ローカル線に連れられて秘境の中へ、冒険気分で滝の裏側へ…気軽に出かけて楽しめる大人のための絶景の旅、厳選してみました。

【福島県・会津若松市~只見町】ローカル線に乗って、ぶらり。秘境の絶景と町を楽しむ。

旅のメモ
会津若松駅から只見駅までは約3時間~3時間20分。列車の本数が少ないため、途中下車をする場合は、時刻表を確認しておくこと。会津宮下駅、会津川口駅、只見駅には駅や周辺にレンタサイクルあり。

周辺の宿泊エリア
JR只見線の起点となる会津若松駅まで東山温泉より車で10分、芦ノ牧温泉より車で30分。JR只見線沿線に柳津温泉、宮下温泉、玉梨温泉他の温泉地がある。

JR只見線【福島県・会津若松市~只見町】

JR只見線
沿線で一番人気の第一只見川橋梁。時刻表が貼ってあり、絶好のタイミングで撮影できる
JR只見線
新しく誕生したビュースポットから眺める第二只見川橋梁(写真提供:奥会津郷土写真家 星 賢孝)

全線再開した只見線。沿線には気軽に楽しめるビューポイントが多数。
四季折々の風景で鉄道ファンのみならず多くの人々を惹きつけるJR只見線。豪雨による甚大な被害を乗り越え、2022年10月、11年ぶりに全線で運転が再開。福島県会津若松駅から新潟県小出駅までの36駅、135.2km。水温む春から夏は、只見川沿いを走る奥会津の絶景や立ち寄りスポットを巡る旅をおすすめしよう。

会津若松駅では城下町の風情も楽しんで出発。会津柳津駅を過ぎると窓の外に水辺の風景が広がってくる。そして車窓のみならず、このローカル線の絶景を楽しめるスポットが沿線に多数点在。駅から気軽にアクセスできる場所を紹介するのでぜひ途中下車を。夏は朝と晩に川霧が見られることもあり、さらに幻想的。

只見線で会える絶景たち

只見線と青く輝く水辺の景色はこんなに多彩。春と夏、朝と昼でも違った表情を見せてくれる。

第一只見川橋梁(会津宮下駅)

第一只見川橋梁(会津宮下駅)
(写真提供:奥会津郷土写真家 星 賢孝)

大渓谷、列車、川、鉄橋を一望できる只見線屈指のビュースポット。山間のトンネルの上にあるため傾斜がきついが人気が高い。

JR会津宮下駅より遊歩道入口(道の駅尾瀬街道みしま宿)まで徒歩30分または自転車で15分またはシャトルバスで5分。遊歩道入口からビュースポットまで徒歩10分
0241-48-5000/三島町観光協会

第二只見川橋梁(会津西方駅)

第二只見川橋梁(会津西方駅)

只見線沿線の景観プロジェクトによって誕生した新たな眺望ポイント。道路からほぼ水平な目線で橋梁を眺めることができるのが楽しい。

JR会津西方駅より徒歩2分、会津宮下駅より徒歩20分または自転車で7分
0241-48-5000/三島町観光協会

宮下アーチ三兄(橋)弟(会津宮下駅)

宮下アーチ三兄(橋)弟(会津宮下駅)

地元有志が整備した近年話題のスポット。全国的にも珍しい3本のアーチ橋(国道、鉄道、県道の橋)が並んでいる

JR会津宮下駅より徒歩5分
0241-48-5000/三島町観光協会

奥会津かねやまふれあい広場(会津川口駅)

奥会津かねやまふれあい広場

会津中川駅~会津川口駅間の大志集落を眺めるビューポイント。車窓からも見られるが、川のすぐそばを走る列車も眺めるならこちらで。

JR会津川口駅より徒歩10分または自転車で5分
0241-42-7211/金山町観光物産協会

■JR只見線
050-2016-1600(JR東日本お問い合わせセンター6時~24時)
会津若松駅へは磐越道会津若松ICより車で10分
近隣にコインパーキングあり
「JR只見線」の詳細はこちら

霧幻峡の渡し(早戸駅)【福島県・金山町】

霧幻峡の渡し(早戸駅)
6月~8月の5時~7時頃と16時以降に霧が発生しやすい
霧幻峡の渡し(早戸駅)
1944(昭和19)年に建立された、霧幻峡のシンボル的存在、霧幻地蔵(写真提供:奥会津郷土写真家 星 賢孝)

船頭さんの漕ぐ船で廃村集落を巡る。
早戸駅の対岸にかつてあった三更(みふけ)集落。その住民の足であった渡し船が復活し、廃村となった集落へ運航。散策付きプランでは船頭さんが唯一残る古民家などを案内してくれる。

■霧幻峡の渡し(早戸駅)
0241-42-7211(金山町観光物産協会)
[営業期間]4月下旬~11月下旬
7時~日没
周遊プラン(約45分)3名まで6000円、4名以上は1名に付き1800円(変更の場合あり)。散策付きプランもあり※要予約
JR早戸駅より徒歩2分
「霧幻峡の渡し(早戸駅)」の詳細はこちら
「霧幻峡の渡し(早戸駅)」のクチコミ・周辺情報はこちら

田子倉湖(只見駅~大白川駅間車窓から)【福島県・只見町】

田子倉湖(只見駅~大白川駅間車窓から)


只見駅を出て長い田子倉トンネルを抜けた先に広がる景色は車内からわっと声が上がるほど。見物できる時間は短い

■田子倉湖(只見駅~大白川駅間車窓から)
0241-82-5250(只見町インフォメーションセンター)
「田子倉湖(只見駅~大白川駅間車窓から)」の詳細はこちら
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元祖輪箱飯 割烹 田季野(会津若松駅または七日町駅)【福島県・会津若松市】

元祖輪箱飯 割烹 田季野(会津若松駅または七日町駅)
会津産こしひかりの上に、きのこ、ぜんまい、かに、紅鮭、玉子焼きを盛り込んだ「五種輪箱飯」2310円
元祖輪箱飯 割烹 田季野(会津若松駅または七日町駅)
七日町通り近くにある

会津の伝統のわっぱ飯を250年前の陣屋で味わう。
桧を曲げた器に会津米とさまざまな食材を入れて蒸し上げる会津の郷土料理わっぱ飯。その伝統の味を250年前の糸沢陣屋を復元した建物で味わうことができる。会津西街道から移築された建物は戊辰戦争の傷痕を残す大黒柱や太い梁があり、情緒たっぷり。

■元祖輪箱飯 割烹 田季野(がんそ わっぱめし かっぽう たきの)(会津若松駅または七日町駅)
0242-25-0808
福島県会津若松市栄町5-31
8時30分~19時
なし
【電車】JR会津若松駅より徒歩20分またはJR七日町駅より徒歩17分【車】磐越道会津若松ICより20分
50台
「元祖輪箱飯 割烹 田季野(会津若松駅または七日町駅)」の詳細はこちら
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小池菓子舗(会津柳津駅)【福島県・柳津町】

小池菓子舗(会津柳津駅)
あわまんじゅう1個120円、10個入り1200円。併設のカフェスペースでも味わえる

ふわっと優しい口当たり柳津銘菓のあわまんじゅう。
柳津の福満虚空蔵尊が大火事に見舞われた際に二度と災難に「アワ」ないようにと配ったものが名物になったと言われる。できたてはふわふわ、冷めたらモチモチ食感。どちらもおすすめ。

■小池菓子舗(会津柳津駅)
0120-090-976
福島県河沼郡柳津町大字柳津字岩坂町甲206
8時30分~18時
なし
【電車】JR会津柳津駅より徒歩5分【車】磐越道会津坂下ICより10分
10台
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宮下温泉 栄光舘(会津宮下駅)【福島県・三島町】

宮下温泉 栄光舘(会津宮下駅)
源泉100%掛け流しの温泉。窓の向こうには静かな景色が広がる(写真提供:ミュウルズ)

列車の音を聴きながらのんびりとにごり湯で。
只見川と支流の大谷川の合流地点にある静かな環境の一軒宿。窓が大きく取られた開放的な風呂には、黄金色に輝く少し熱めの湯。時折、只見線が通る音も聞こえてくる。

■宮下温泉 栄光舘(会津宮下駅)
0241-52-2636
福島県大沼郡三島町大字宮下字塩水4113
【電車】JR会津宮下駅より徒歩10分【車】磐越道会津坂下ICより20分
20台
<日帰り入浴>
9時~19時
不定
600円
「宮下温泉 栄光舘(会津宮下駅)」の詳細はこちら

【静岡県・西伊豆町/松崎町/伊豆市】目の覚めるようなブルーの中へ。船で巡る青の洞窟と奇岩。

旅のルート例
LOQUAT西伊豆 GELATO&BAKE SANTi
↓車で23分
堂ヶ島天窓洞
↓徒歩5分
漁師カフェ 堂ヶ島食堂
↓車で11分
国指定重要文化財 岩科学校
↓車で20分
石部の棚田

夕日観賞

旅のメモ
西伊豆エリアは車が便利。鉄道利用の場合は駅でレンタカーを借りるという手も。堂ヶ島天窓洞へ東海道新幹線三島駅から1時間30分、伊豆箱根鉄道修善寺駅から1時間。

周辺の宿泊エリア
天窓洞周辺の堂ヶ島温泉(西伊豆町)のほか、南には松崎温泉(松崎町)、北側には土肥温泉(伊豆市)などがある。海岸沿いに位置し、部屋から夕日が楽しめる宿も多い。

静岡県・西伊豆町/松崎町/伊豆市

堂ヶ島天窓洞【静岡県・西伊豆町】

堂ヶ島天窓洞
\神秘的な輝きに包まれて/洞窟内に差し込んだ太陽の光が、海底に反射して内部を青く照らすことで起きる。透明度が高い海ならでは
堂ヶ島天窓洞
天窓洞周辺を楽しめる堂ヶ島遊歩道には天窓の中を覗くことができるところも
堂ヶ島天窓洞
天窓洞の西側にある替子水道。岸壁と細長い島の間を抜けていく

入る前も入ってからも。2度楽しめる“西伊豆の青の洞窟”堂ヶ島天窓洞。
閉ざされた洞窟内が神秘的な光で満たされる「青の洞窟」。もっとも有名なイタリア・カプリ島以外にも存在し、この日本にも。そのひとつが堂ヶ島天窓洞。

ここは青い輝きだけではなく、洞窟に入る前も楽しめるのがいい。周囲は“伊豆の松島”とも呼ばれる景勝地で、動物の姿にたとえられるユニークな奇岩が多く見られる。遊覧船はこれらの景色をたっぷり堪能した後で、天窓洞の内部に入っていく。もし真上から光が差す神秘的な光景を望むなら、太陽光が垂直に差し込むお昼頃の乗船がおすすめ。

天窓洞の周囲には遊歩道が整備されており、船からとは違う海の景色を楽しむこともできる。ランチや棚田なども、海を感じながら満喫。西伊豆自慢の夕日もお見逃しなく。

堂ヶ島で出会える奇岩たち

亀岩
亀岩:遊覧船乗り場の近くにある。まさに動かない亀のよう
蛇島
蛇島(じゃしま):地層が蛇のウロコに見える。手前に見えるのは亀岩
象岩
象岩:象が腰を下ろした姿に似ているところから名付けられた
瀬浜のトンボロ現象
瀬浜のトンボロ現象:3つの島からなる三四郎島が干満の差により地続きになる
堂ヶ島天窓洞
内部の長さは147m。意外と広くて幅も長い。約50名乗れる船。後部デッキがやっぱり人気
堂ヶ島天窓洞
南口より船で中へ

堂ヶ島に点在する様々な奇岩を楽しんだら、いよいよ天窓洞内の青き世界へ!

■堂ヶ島天窓洞
0558-52-1268(西伊豆町観光協会)
静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2910-2
[営業時間・定休日・料金]遊歩道は散策自由
伊豆縦貫道月ヶ瀬ICより車で50分
160台
<堂ヶ島マリン>
0558-52-0013
10時~16時
不定(波が高い場合は欠航)
乗船料(洞くつめぐり)1300円
「堂ヶ島天窓洞」の詳細はこちら
「堂ヶ島天窓洞」のクチコミ・周辺情報はこちら
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LOQUAT西伊豆 GELATO&BAKE SANTi【静岡県・伊豆市】

LOQUAT西伊豆 GELATO&BAKE SANTi
パンに使われる井田塩はきれいな海水を昔ながらの釜焚きで作る
LOQUAT西伊豆 GELATO&BAKE SANTi
ジェラートは2種盛り600円、3種盛り650円。常時10種類を用意。7月~8月は三島産マンゴーや函南町のスイカを使用したフレーバーが登場
LOQUAT西伊豆 GELATO&BAKE SANTi
土肥の町中にある

伊豆の素材を使ったパンとジェラートをテイクアウト。
土肥に代々受け継がれてきた300年の歴史ある建物をリノベーションした複合施設でこだわりの焼きたてパンやジェラートを。優しい塩みがアクセントの井田塩パンは外せない一品。ジェラートは季節により味わいが変わる。

■LOQUAT西伊豆 GELATO&BAKE SANTi(ロクワット にしいず ジェラート アンド ベイク サンティ)
0558-79-3170
静岡県伊豆市土肥365
10時~16時
不定
伊豆縦貫道月ヶ瀬ICより車で25分
10台
「LOQUAT西伊豆 GELATO&BAKE SANTi」の詳細はこちら

漁師カフェ 堂ヶ島食堂【静岡県・西伊豆町】

漁師カフェ堂ヶ島食堂
堂ヶ島アジフライ定食2035円。大きなアジの外側はサクサク、中はふわふわ
漁師カフェ堂ヶ島食堂
俺の!ぶっかけ丼1925円。新鮮な刺身のブツ切りをメカブと玉子とともに豪快に味わう。食事についてくる名物のところてんは食べ放題
漁師カフェ堂ヶ島食堂
亀岩が見える

堂ヶ島を眺めながら海の幸を心ゆくまで。
遊覧船乗り場の目の前にあり、絶好のロケーションと新鮮な魚を使った料理が自慢。お刺身をメカブと食べる漁師飯や、脂ののったアジフライなどが人気。食後は店主が西伊豆の海に潜り採ってきた天草から作るところてんを。

■漁師カフェ 堂ヶ島食堂
0558-52-0134
静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2045-3
11時~16時(LO15時30分)
木(他に不定あり)
伊豆縦貫道月ヶ瀬ICより車で50分
16台
「漁師カフェ 堂ヶ島食堂」の詳細はこちら

国指定重要文化財 岩科学校【静岡県・松崎町】

国指定重要文化財 岩科学校
校門を抜けると奥の方に見えてくる校舎。なまこ壁が美しい
国指定重要文化財 岩科学校
名工・入江長八による千羽鶴が描かれた鶴の間
国指定重要文化財 岩科学校
内部には当時の暮らしの様子や、教室の風景も再現されている

明治時代に造られた伊豆地区最古の小学校。
伊豆地区で最古の学校建築物。なまこ壁を生かした社寺建築様式とバルコニーなど、和洋折衷、左右対称の外観が特徴。町内には他にもなまこ壁の建築物や、なまこ壁通りと呼ばれる道がある。

■国指定重要文化財 岩科学校
0558-42-2675
静岡県賀茂郡松崎町岩科北側442
9時~17時
なし
300円
伊豆縦貫道月ヶ瀬ICより車で1時間10分
20台
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石部の棚田【静岡県・松崎町】

石部の棚田

江戸後期から変わらぬ形。富士山と青い海が眩しい。
東日本では珍しいという石積みの棚田。眼下に駿河湾、晴れた日には富士山や南アルプスを一望する。5月の田植祭の前後で様子が変わり、田植え前は夕暮れ時、田植え後は日中がおすすめ。

■石部の棚田(いしぶのたなだ)
0558-42-3964(松崎町企画観光課)
静岡県賀茂郡松崎町石部
[営業時間・定休日・料金]見学自由
伊豆縦貫道月ヶ瀬ICより車で1時間10分
20台 ※田んぼ内は立ち入り禁止、農道は一般車の乗り入れ禁止
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西伊豆の夕日【静岡県・西伊豆町】

西伊豆の夕日
時期によっては岩場で見えにくいこともあるが黄金崎(写真)は通年見やすいスポット

1日の終わりにほっと和む絶景
西伊豆をめぐる旅では1日の締めくくりに、海を赤く染め上げる夕日もぜひ堪能したい。太陽が沈んだ後でも、あたりがまだ残光に照らされるマジックアワーと岩が織りなす風景は必見。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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