2023.08.04

備瀬のフクギ並木の楽しみ方！散策方法やカフェなどを地図で紹介【沖縄・2023】

沖縄本島北部の観光名所「美ら海水族館」から車で3分。備瀬エリアの海岸線沿いにある「備瀬のフクギ並木」を知っていますか？

フクギとは木の種類で、ここには並木があり、ノスタルジックな沖縄の空気が感じられ、周囲には雰囲気の良いカフェなどが点在しています。散策やレンタサイクルでの観光も可能なので、旅行の際にはぜひ訪れてみてください。

※この記事は2023年7月24日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信：じゃらんニュース

備瀬のフクギ並木とはどんな場所？何ができる？

数千本のフクギが連なる景勝地で、散策や写真撮影にピッタリ

「備瀬（びせ）のフクギ並木」は、沖縄県北部の本部町にある観光名所です。備瀬の集落はおよそ100年前に防風林として整備されたフクギが、数千本も存在し約1kmに渡って並木道を作っています。

フクギとは、熱帯性常緑高木の一種。葉の密度が高いため、沖縄では街路樹や防風林として古くから活用されてきました。

並木道の途中には集落やカフェ、レストランなどが点在し、散策やレンタサイクルで観光することができます。またフクギの漢字は「福木」と書き、幸福を招くと言われていて、パワースポットとしても知られています。

備瀬のフクギ並木へのアクセスは？駐車場はある？

那覇空港から車で1時間50分、無料駐車場あり

「備瀬のフクギ並木」へは、那覇空港から沖縄自動車道と国道449号を経由してトータル1時間50分。「美ら海水族館」や「海洋博記念公園」に程近く、車だと3分、徒歩だと15分前後です。

駐車場は「美ら海水族館」方面からフクギ並木に入る入り口付近に60台あり、料金は無料。営業時間は24時間です。

また、周辺には有料駐車場もあります。

フクギ並木の地図

フクギ並木の散策方法

徒歩での散策

「備瀬のフクギ並木」は、小道の両側にフクギが茂り、緑のトンネルを作っています。往復2kmの並木道は徒歩で散策するなら所要時間は約30分。景色を撮影しながらゆっくり回っても1時間ほどで十分楽しむことができます。

おすすめは絶景スポットの「備瀬崎」を目指し、そこから戻るルートです。並木道入り口から「備瀬崎」までは徒歩約12分。「ナハミチ」と呼ばれるメインストリートを通り、帰りはスージー（小道）を通ると、ぐるっと周遊できます。

レンタサイクルでの散策

並木道はアップダウンがなく、道は平坦なため、レンタサイクルで観光するにも最適です。

緑のトンネルは晴れた日なら木漏れ日が降り注ぎ、とても気持ちの良い空間。ゆっくりと周囲を眺めながら、気軽にサイクリングを楽しむことができます。

「福レンタサイクル＆一福茶屋」には、普通自転車のほか、子ども用や電動アシストタイプ、電動キックボード、補助輪付き、チャイルドシート（前用・後ろ用）付き、子ども用ヘルメットなどがあり、サイクリングマップも貰えますよ。

フクギ並木周辺の絶景ポイント

夫婦福木

並木道の入り口付近にある「夫婦福木」。2本の巨木が寄り添うように空に向かって伸びています。夫婦円満や幸せを呼ぶパワースポットと言われていて、カップルや夫婦で記念写真を撮るのもおすすめです。

備瀬海岸

フクギ並木を海の方へ行くと現れる「備瀬海岸」。並木道入り口にある無料駐車場からは徒歩5分ほどです。約300m続く砂浜と、透明度の高い海が広がり、エメラルドグリーンの海の向こうには、独特の景観をした伊江島が見えます。

備瀬崎

フクギ並木を抜けた岬にある「備瀬崎」。

美しい海岸線とエメラルドグリーンの海は透明度が高く、カラフルな熱帯魚が泳いでいる姿も肉眼で確認できるほどです。潮が引くと潮溜まりが現れ、磯遊びもできます。

備瀬のワルミ

沖縄県にあるパワースポットの中でも神が降り立ったと言われる聖域の一つ「備瀬のワルミ」。現在は陸路からのアクセスは封鎖され、海路のみとなっています。

海路のアクセス方法はカヤックです。体験アクティビティを通して「備瀬のワルミ」へ行くことができます。

「備瀬カヤックfuku」では地元出身のガイドがインストラクターを務め、地元ならではの情報を交えながら、「備瀬のワルミ」までカヤックでクルーズ。上陸して写真撮影などを楽しめます。

フクギ並木周辺のカフェ・レストラン

古民家食堂ゆくる

フクギ並木のメインストリートにある「古民家食堂ゆくる」。屋根の上にシーサーが鎮座する古民家のお店です。

メニューは店名でもある沖縄そばの「ゆくるそば」、沖縄県産のブランド豚・アグーのとんかつ（1980円）、皮付きの三枚肉を泡盛や醤油で甘辛く味付けした郷土料理のラフテー（1500円）など、沖縄らしい料理を提供してくれます。

「ゆくるそば＆ミニタコライス」（1400円）、「ソーキそば＆ミニタコライス」（1400円）など、名物を一度に楽しめるメニューや、「お子様プレート」（700円）もあり、家族旅行で訪れるのもおすすめです。

また、前日までの予約制でアグーを使ったセットメニューが2つあります。１つは、自慢のそば出汁で味わう「アグーしゃぶしゃぶセット」（3000円）。もう1つは黒糖を使い上品な甘さの「アグーすき焼きセット」です。

美ら海Cafe

フクギ並木に溶け込むように佇むカフェレストラン。名店で修行したシェフが腕を振るう、フードメニューが充実しています。

看板メニューは「やんばる骨付鶏カレー」。カレーは、野菜と牛肉をたっぷり溶け込ませたフォンドボーに、特製スパイスを効かせた手作りです。沖縄らしい「アグーのカツカレー」もあります。

また、本部町は全国でも有数の本まぐろの養殖地。もとぶ漁港で水揚げされる新鮮な生まぐろを使った「もとぶの生まぐろ丼」（1280円）は、お財布に優しい価格帯も魅力です。

ほかには、スパイスが効いた「タコライス」、やわらかい三枚肉がのった「沖縄そば」（750円）など、沖縄ならではの味を楽しむのにぴったりのお店です。

琉果

「琉果」は年中、沖縄の多彩な果実を味わえるフルーツカフェ。緑に覆われた外観から一歩店内へ足を踏み入れると、海が見え、風が吹き抜けるウッドデッキがあります。2階の屋上にもウッドテラスがあり、目の前はエメラルドブルーの海と空を一望できる好ロケーション。

契約生産者から仕入れているフルーツはその後自社で追熟させ、最大限の香りとうま味、甘みを引き出してから加工・急速冷凍しているそう。さまざまなメニューとしてカフェで味わうことができます。

食事メニューは、果物が隠し味に入るスパイスカレーや、もとぶ牛パテにドラゴンフルーツと島らっきょうのタルタルソースがかかったハンバーガー「グランバーガーダブリュー」（2300円）などがラインナップ。

カフェメニューは、波照間島産の黒糖と沖縄を代表するハーブの月桃で作ったわらび餅入りのかき氷ほか、フルーツドリンク（500円〜）は年間60種ほど登場します。

まとめ

備瀬フクギ並木の楽しみ方を紹介しました。美ら海水族館や古宇利島への観光と合わせて、ぜひ足を運んでみてください！

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
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