close

2023.09.30

【京都】嵐山祐斎亭の見どころをガイド!予約方法や紅葉の見頃、ライトアップ情報も

京都・嵐山に位置する「嵐山 祐斎亭(ゆうさいてい)」は、染色作家・奥田祐斎氏が築150年の建物をリノベーションした染色アートギャラリーです。2021年にオープンして以来、絶景の紅葉スポットとしてSNSでも話題となっています。今回は、「嵐山 祐斎亭」とは一体どんな施設なのか、季節ごとの魅力も紹介します。

※この記事は2023年9月20日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

嵐山 祐斎亭ってどんなところ?

風光明媚な景観とアートが調和

@junichiro.takikawa
水鏡 @junichiro.takikawa

「嵐山 祐斎亭」は、約800年前に造営された離宮の跡地「亀山殿跡」にあり、嵐山を借景とした美しいロケーションが魅力です。

築150年の建物は、明治時代に料理旅館として建てられたもの。当時にして、一日一組限定の宿だったというから、その贅沢さに驚きますよね。

かの有名な文豪・川端康成もここに滞在して執筆したと言われています。

@junichiro.takikawa
テラス席 @junichiro.takikawa

すぐ目の前には大堰川(おおいがわ)が流れ、屋形船が行き交う風流な光景も楽しめますよ。 

紅葉の見頃とライトアップ時期

四季折々のなかでも、燃え立つように華やぐ11月下旬~12月初旬の紅葉シーズンは必見です。夜にはライトアップされた幻想的な光景にも出合えます。

2023年の紅葉ライトアップは、11月中旬頃~12月3日(日)頃の予定です。貸切営業の時間帯もあるので、期間・時間などの詳細は公式HPでチェックしてください。

見学は予約優先で、支払いは現金がスムーズ

どの季節も予約優先で、空きがあれば当日も可能です。ただし、紅葉シーズンは特に人気で混み合う季節。土・日はすぐに埋まってしまうそうなので、早めに予約しましょう。予約は2023年10月1日の10時から、公式HPにて受付開始予定です。

見学料は2000円で、入場できるのは中学生以上限定となっています。

支払い方法は、現金のほか、クレジットカードやICカードの利用も可能です。ただし、クレジットカードやICカードは決済時に時間を要する場合もあるそうです(森の中にあり、電波状況が不安定なため)。混雑する紅葉シーズンは現金払いが一番スムーズです。

嵐山 祐斎亭の見どころ

丸窓の部屋

嵐山 祐斎亭

部屋に入った瞬間、思わず息を呑む紅葉リフレクションがお出迎え!磨き上げられた黒いテーブルに丸窓と紅葉が映リ込み、幽玄な世界に誘われます。

連結したユニークな丸窓と2つの丸窓が並ぶデザインは、奥田祐斎氏が20年前に考案して設計を依頼したオリジナルだそうです。

眺める位置によって表情が変わるので、じっくり観賞してください。

水鏡

@junichiro.takikawa
@junichiro.takikawa

庭園に設置された大きな水盤の「水鏡」には、嵐山の借景が映り込み、風でゆらゆら揺らいだり、陽光がキラキラ反射したり、移ろう情景は見飽きることのない美しさです。

筆が用意されているので、水面を撫でたり水滴を落としたりして、オリジナルの水模様や波紋を作って遊んでみてくださいね。

川端康成の部屋

@junichiro.takikawa
@junichiro.takikawa 

料理旅館時代には離れの客室だった場所で、文豪・川端康成が小説『山の音』を執筆したとされる部屋です。

テーブルにはガラス製の円形水鏡が置かれており、ここでも美しい紅葉リフレクションを楽しめます。

木漏れ日アートキャンバス

@junichiro.takikawa
@junichiro.takikawa

エメラルドグリーンに輝く大堰川を一望しながら、染色アートと自然との融合を感じられる空間です。太陽の光で色が変化する「夢こうろ染」のスカーフが風にふわりと揺れる優美な光景にうっとり。

秋の紅葉シーズン以外なら、絶景テラスで抹茶とお菓子(1000円)をゆっくり味わうのもおすすめです(紅葉シーズンは混雑のため休止)。

秋のほか「初夏」や「冬」も見ごたえあり

青もみじは4月中旬~11月中旬が見頃

嵐山 祐斎亭

爽やかな青もみじは、春~早秋までの長期間楽しめます。淡い新芽が萌える春や、鬱蒼と茂る濃緑の夏、ところどころに赤や黄色が混ざり始める早秋など、時期によって表情はさまざま。訪れるたびに異なる緑の景色を満喫できます。

冬には雪景色が見られることも

嵐山 祐斎亭

静寂が似合う冬は、雪が積もると物語の世界のような光景になります。冬枯れの枝と真っ白な雪とのコントラストは神秘的。

ただ、雪が積もるのは1シーズンに数回程度。時期はその年によってまちまちなので、天気予報などをチェックして、希少な雪景色を味わってください。

■嵐山 祐斎亭
[TEL]075-881-2331
[住所]京都府京都市右京区嵯峨亀ノ尾町6
[営業時間]季節により異なる(公式HP参照)
[定休日]木
[料金]2000円※入館は中学生以上限定
[アクセス]【電車】京福嵐山駅より徒歩10分 【車】京都縦貫道大原野ICより23分
[駐車場]なし(近隣に有料駐車場あり)
「嵐山 祐斎亭」の詳細はこちら

まとめ

京都・嵐山の風流な景観を活かした「嵐山 祐斎亭」は、紅葉リフレクションや新緑リフレクションなどSNS映えする絶景が四季折々に楽しめます。アートと自然が融合する別世界にぜひ浸ってみてください。

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

Topics

tag

この記事に関連するエリア

この記事に関連するキーワード