2023年に10月6日(金)に開業した「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」。東京メトロ・日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅に直結しており、地上49階、地下4階建てのビルの中には、オフィスやユニークなラグジュアリーホテルのほか、数多くの飲食店、テナントが集結。新たなランドマークとして注目を集めています。
今回は、虎ノ門エリアに賑わいを生み出すさまざまな施設の写真とともに、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」内にある駅直結の商業施設「T-MARKET」を中心に取材レポをお届けします。
「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が開業


2023年10月6日(金)、東京・虎ノ門ヒルズ駅に新たなランドマーク「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が開業しました。開放的な駅前広場「ステーションアトリウム」や、「ステーションタワー」 を貫くように通る大規模な歩行者デッキ「T-デッキ」などの空間に加え、情報発信拠点「TOKYO NODE」やレストランを中心とした商業施設「T-MARKET」、2023年12月6日(水)開業予定の「ホテル虎ノ門ヒルズ」なども登場します。


「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」は、約25万平米の大規模施設です。オフィスのほか、全205室の「ホテル虎ノ門ヒルズ」も併設。地下2階から地上7階までの商業空間には、約70のさまざまな店舗が集まります。
さらに、49階にはフランス料理のシェフ小林圭氏が監修するレストラン「KEI COLLECTION PARIS」(2024年1月オープン予定)など、特別な日にピッタリな高級レストランも。それだけではなく、レストランの利用者のみが使用可能なインフィニティプールもあるという特別感。夜に利用すれば、地上250メートルから眺める東京の夜景を独り占めした気分になれそうですね。
駅直結の商業施設「T-MARKET」には27店舗が揃う

「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の開業と同時にオープンした「T-MARKET」は、虎ノ門ヒルズ駅の駅前広場「ステーションアトリウム」に直結。約3000平米のスペースにはカフェ、ダイニング、ブリュワリー、バーラウンジ、角打ちなどの飲食店やスイーツ、チーズ&ワイン、フラワー、雑貨などのショップ全27店舗が集結。インテリアデザイナーの片山正通氏率いる「ワンダーウォール」がデザインした空間は、“都市の中庭”のような洗練された雰囲気です。


「T-MARKET」の全650席中、約140席は「T-MARKET PUBLIC TABLE」になっており、時間帯によって使い方が変わる設計です。朝から夕方までは誰でも自由に使え、夜はレストラン利用者のみ使えます。「T-MARKET」では、シェフ同士のコラボメニューや生産者によるワークショップ、アートや音楽のイベントも開催予定だそう。
「T-MARKET」のおすすめ店舗を紹介
角打ち KAN



「角打ち KAN」は、大田区蒲田にある酒屋直営の酒処。座ってゆっくりできる居心地の良い店内で、「虎ノ門おでん」など酒類に合う食事とともに、酒屋ならではの角打ちを楽しめます。おでんは盛り合わせ3種(825円)と5種があり、昆布やこんにゃくなど単品(275円~)も25種類と豊富です。自由が丘の「おでん 高太郎」を長く経営していた店主を料理長に招いて、開発されたのだそう。
ほかにも、「酒屋のだし巻き 灘のだし巻き 灘の甘酒風味」(550円)や「大山鶏のチキン南蛮 柴漬けタルタル添え」(880円)など、酒場メニューが約20品あります。だし巻きは、ふわっとしているだけでなく甘酒を使った酒屋さんならではの仕上がりで、まろやかな風味がクセになるおいしさです。
セルフ式の角打ちエリアでは、日本酒や焼酎、ワインなどバラエティー豊かなお酒を飲み比べもできます。「生姜かおる甘酒サワー」(759円)は、文字通り生姜が効いていて、さっぱりと飲みやいのでおすすめですよ。
dam brewery restaurant



「dam brewery restaurant(ダム ブルワリー レストラン)」は、クラフトビールの醸造所が併設されたブルワリーレストランです。店内は立ち飲みカウンターに、ハイチェアに腰かけるテーブル席、落ち着きあるソファ席があり、開放感のある広さ。クラフトビールは、軽やかで口当たりもよくフルーティーな「daily paper -Sasion-」(レギュラー780円)、ハーブやシトラス系の爽やかさが際立つ「day light -IPA-」(レギュラー780円)、コーヒー豆の豊潤な香りも楽しめる期間限定「dawn brew -Brown Ale-」(レギュラー880円)の3種。フレッシュなビールは、クラフトビールが苦手な人にも飲みやすい仕上がりになっているので、ぜひ試してみてください。
おつまみには、ぜひ「フィッシュ&チップス」(1900円)を。試食した白身魚は、クリスピーな衣とふんわり食感の白身魚が後引くおいしさです。白身魚に加えて大エビ、イカ、ソフトシェルクラブ、サーモンから1種類または2種類を選んで変更することも可能なので、4種類のオリジナルディップソース(オリジナルポテトチップス付き)につけてお好みのメニューに仕上げてみましょう。ほか地中海や中東、アジアなど世界各国のエッセンスを取り入れたフードメニューも用意されています。
BEAVER BREAD BROTHERS


東日本橋のベーカリー「BEAVER BREAD」の新業態「BEAVER BREAD BROTHERS(ビーバー ブレッド ブラザーズ)」がオープン。菓子パン・総菜パンをはじめ、ハード系まで揃う町のパン屋さん、ライブ感あふれるオープンキッチンに焼き立てが並びます。ちなみに「サンフランシスコ サワードゥブレッド・ブール」(630円)と「クー」(プレーン・マロンの2種/各360円)は、虎ノ門ヒルズ店限定です。
また2023年11月24日(金)の夜からは、ワインやウイスキーを楽しめるバーもオープン。パン屋ならではのおつまみパンやオーブン料理を味わえます。試食には、夜限定で提供されるノルディックパンに栗のペーストをのせた穀物パンをいただきました。栗の甘さを生かしたちょっぴり大人のパンで、お酒にも合いそうですね。お酒とパンを楽しみながら、こぢんまりとしたカウンターに座って、ゆったりとした時間を過ごすのもおすすめ。
AM STRAM GRAM(11/24オープン)


「AM STRAM GRAM(アム ストラム グラム)」は、毎朝できたての生地を使い、その日に焼き上げるタルト専門店です。“どれにしようかな…決~めた!” という気持ちで、旬のフルーツを使った季節限定タルトや塩味を感じる商品など、ワクワクしながら選べるタルトばかり。またランチタイムには塩気がある、おやつ時にはボリューム感、デザートには甘さ、そして夜はお酒に合ったタルトなど、時間帯に合わせて選べ、1日中楽しめるように様々なタルトが用意されているのだそうです。
見た目の美しさだけでなく、味に変化をもたせたり、サクサク食感の「サブレ」や「シュクレ」、少ししっかりした「フォンセ」「ブリゼ」といった4種のタルト生地を味わうなど、こだわりのおいしさをぜひ堪能してみてください。試食には「ブラックベリーとブルーベリーのタルト」(1150円)をいただきました!
土台となるタルトが、フルーツのフレッシュな甘さとカスタードクリームの程よい甘さをふんわり包んで、絶妙なおいしさ。小さすぎず、大きすぎない8cmのタルトは、片手で持てるけどちょっとした贅沢感も味わえる、ちょうどいいサイズなので、食べ終わったときの満足度も高いですよ。
「T-MARKET」の店舗一覧

※商業施設の店舗は 2023年10⽉6⽇(⾦)以降、順次オープン予定
03-6406-6192
東京都港区虎ノ門 2-6-1
店舗により異なる ※詳細は公式 HP を要確認
不定
【電車】東京メトロ 虎ノ門ヒルズ駅直結【車】首都高速 汐留出口からより 5 分、首都高速 霞が関出口からより 5 分
あり(200 円/15 分)※各種割引あり
「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の詳細はこちら
まとめ
10月にオープンした虎ノ門エリアの新スポット「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」。地下エリアの「T-MARKET」で気軽に食事を楽しむも良し、上層階の高級レストランで非日常を味わうも良し、ホテルに宿泊して1日中遊ぶも良し、さまざまな過ごし方ができる施設です。ぜひ一度足を運んでみてください♪
\宿・ホテル検索はこちら/
※この記事は2023年10月26日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。