close

2023.12.02

福岡のおすすめ観光スポット14選!半日・日帰りモデルコースも紹介<2023>

福岡県に行ったらぜひ訪れてほしい代表的な観光地を紹介します。2023年にオープンした博多の新スポットのほか、太宰府天満宮などの代表的な神社の新着情報や、博多駅から1時間以内でアクセスできる糸島と海の中道へのドライブコースも提案しているので、チェックしてみてくださいね。そのほか、半日や日帰り、1泊2日など日程別のモデルコースも記載しています。素敵な旅になりますように。

※この記事は2023年11月14日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

福岡県ってどんなところ?

観光エリアがコンパクトにまとまり、半日から魅力を体感できる街

アジアの玄関口として古くから栄える福岡県は、福岡空港、博多駅から、様々な観光エリアまで短い移動時間で巡ることができます。繁華街から海にも山にも近く、自然の美しさをダイレクトに体感できる絶景スポットにも気軽に行くことができます。さらに九州各県から豊富な食材が集まり、食べ物が美味しいことでも知られています。

福岡県

おしゃれなショップやグルメスポットが数多く点在する「博多・中洲・天神エリア」、自然と一体になって思い切り遊べる「海の中道エリア」、歴史ある建物やパワースポットが多い「太宰府エリア」、絶景スポットや美味しい飲食店がある「糸島エリア」、約100年前の大正ロマンを感じられる「門司エリア」など、それぞれの地域で異なる魅力を体感できます。その日の気分や好みに応じて、組み合わせて楽しんでくださいね。

美味しいものが豊富!再開発も進む博多・中洲・天神エリア

福岡空港・JR博多駅から、地下鉄やバス、徒歩を組み合わせて、30分以内で移動できる博多・中洲・天神エリアには、博多の下町文化と触れ合える中洲地域のほか、新旧の大型複合施設があり、飲食店も豊富です。1日かけてじっくり回るのもいいですし、次の旅行地や、帰りの飛行機、新幹線までの待ち時間を利用して巡るのにも最適です。

福岡大名ガーデンシティ【福岡市】

福岡大名ガーデンシティ

2023年6月、天神地区にグランドオープンした「福岡大名ガーデンシティ」。上層階にはラグジュアリーホテルブランドの「ザ・リッツ・カールトン福岡」が九州地区に初進出し、最上階にはオーシャンビューのバーもあります。

また低層階には、商業施設「福岡大名ガーデンシティ・ビオスクエア」がオープン。ファッション系のブランドショップや個性豊かな飲食店が全18店舗あり、西日本初出店の店舗もあります。天神でランチやディナーの店を探すときにもぜひ、利用してみてください。

福岡大名ガーデンシティ

福岡有数の繁華街、天神の中心部にある広大な芝生広場

施設の中心には、「旧大名小学校」の校庭を活用した、約3000平方メートルの芝生広場があります。芝生に座ってのんびりしたり、広場で催されるイベントに参加したり、思い思いの時間を過ごせますよ。

■福岡大名ガーデンシティ
[TEL]非公開
[住所]福岡県福岡市中央区大名2-6-50
[営業時間]【物販店舗】11時~20時 【飲食店舗】11時~23時 ※一部店舗は異なる。予告なく変更の場合あり
[定休日]不定休
[アクセス]【電車】福岡市地下鉄 天神駅より徒歩3分、西鉄 福岡天神駅より徒歩10分 【車】福岡都市高速 天神北ICより3分
[駐車場]249台(月極含む/30分250円)
「福岡大名ガーデンシティ」の詳細はこちら

キャナルシティ博多【福岡市】

(画像提供:スナップマート)
(画像提供:スナップマート)
キャナルシティ博多

JR博多駅より1kmほどの距離にある「キャナルシティ博多」はショッピングや映画、舞台鑑賞、ゲーム、飲食、宿泊など、一日楽しめる大型複合施設です。中でも2023年9月にオープンした「Alpen Fukuoka」は東京・新宿に次ぐ旗艦店として、ゴルフのほか各種スポーツ、アウトドア用品などを豊富に揃えています。

キャナルシティ博多
夜は噴水ショーもライトアップ

また、施設の中央を流れるキャナル(運河)沿いでは、様々な音楽に合わせて噴水が上がる噴水ショー「ダンシングウォーター」を定期的に開催。夜になるとライトアップされた噴水ショーも楽しめます。

さらに約2500インチ相当の施設壁面・ガラス面を活かした3Dプロジェクションマッピングと、ウォータースクリーン、コンサートホール並みの音響、照明を駆使した、ライブ感あふれる総合エンターテイメント「キャナルアクアパノラマ」も必見です。幻想的な世界で素敵な夜を過ごしてくださいね。

■キャナルシティ博多
[TEL]092-282-2525
[住所]福岡県福岡市博多区住吉1-2
[営業時間]【ショップ】10時~21時 【レストラン】11時~23時※年末年始やお盆、特定日の場合は異なる。詳細は各店舗に要問合せ
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR 博多駅より徒歩10分、福岡市地下鉄 櫛田神社前駅より徒歩3分、福岡市地下鉄 祇園駅より徒歩5分 【車】福岡都市高速 呉服町IC・千代ICより10分
[駐車場]1300台(平日、土・日・祝終日:30分200円)※周辺にコインパーキングもあり
「キャナルシティ博多」の詳細はこちら
「キャナルシティ博多」のクチコミ・周辺情報はこちら

櫛田神社【福岡市】

櫛田神社
風格のある櫛田神社本殿

地元の人から“お櫛田さん”として親しまれている「櫛田神社」は、奈良時代の757年創建。博多の総鎮守として尊崇を集める神社です。毎年7月に開催される「博多祇園山笠」で祭りのクライマックスを飾る「追い山笠の櫛田入り」は、この櫛田神社が舞台となっています。

櫛田神社

楼門をくぐってすぐの場所で見られる「座牛」は、自分の身体の不調な部分と同じところに触れると改善するという言い伝えがあり、多くの参拝客が立ち止まる場所です。このほか、干支恵方盤、ユーモラスな風神雷神の木彫り、横綱の力石など、境内には様々な見どころがあります。

櫛田神社
(画像提供:福岡市)

毎年2月に行われる「節分大祭」では、楼門におたふく面が設置されるので、くぐって境内に入ってみましょう。餅まきや豆まきも開催されるので、時間を合わせて行ってみてくださいね。

■櫛田神社
[TEL]092-291-2951
[住所]福岡県福岡市博多区上川端1-41
[参拝時間]4時~22時 ※社務所は9時~17時
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR 博多駅より徒歩15分、福岡市地下鉄 櫛田神社前駅より徒歩1分、福岡市地下鉄 祇園駅より徒歩5分 【車】福岡都市高速 呉服町IC・千代ICより10分
[駐車場]50台(参拝者は30分まで無料、その後20分100円)※その他周辺にコインパーキングあり
「櫛田神社」の詳細はこちら

海風に吹かれて、自然と一体になれる海の中道エリア

JR博多駅から電車または車で30分程度と程よい距離感で、大人でも童心に返って遊べるのが海の中道エリアです。豊かな自然に身をゆだねると、心身の癒しを感じられるでしょう。博多湾に突き出た半島・志賀島へのアクセスもよく、近隣に複数の宿泊施設があるので、遊んだ後の移動も楽で嬉しいですね。

国営海の中道海浜公園【福岡市】

国営海の中道海浜公園

博多湾と玄海灘の2つの海に囲まれた「国営海の中道海浜公園」は、広大な敷地の中で様々なアクティビティを楽しめる国営公園です。サイクリングコースがあるため、自転車や電動キックボードで快適に周遊できます。

国営海の中道海浜公園
視界いっぱいに広がるネモフィラの群生

春はサクラやネモフィラ、夏はコキア、秋はコスモス、冬はウメやスイセンなど、四季折々の花が目を楽しませてくれます。

国営海の中道海浜公園
光と風の広場にオープンした「INN THE PARK 福岡」

2022年3月にリニューアルオープンした「光と風の広場」は、パーク・ツーリズムをテーマにした施設です。国内最大級のアスレチックタワーがあり、4タイプの宿泊施設やBBQ場、ランチと本格フレンチディナーを楽しめるレストランなどをあわせもつ「INN THE PARK福岡」が誕生しています。ランチはテイクアウトもできるので、青空の下でのピクニックも素敵ですね。

「INN THE PARK福岡」では、満天の星空と都会の夜景を楽しめる、球体テントでの宿泊も可能です。

■国営海の中道海浜公園
[TEL]092-603-1111
[住所]福岡県福岡市東区西戸崎18-25
[営業時間]【3月~10月】9時30分~17時30分【11月~2月】9時30分~17時※最終入園は閉園時間の1時間前
[定休日]12月31日、1月1日、2月の第1月・火
[料金]【15歳以上】450円【中学生以下】無料【65歳以上】210円
[アクセス]【電車】JR 海ノ中道駅より徒歩すぐ 【車】福岡都市高速 アイランドシティICより13分
[駐車場] 3400台(1日530円)
「国営海の中道海浜公園」の詳細はこちら
「国営海の中道海浜公園」のクチコミ・周辺情報はこちら

マリンワールド海の中道【福岡市】

マリンワールド海の中道
水深7mの外洋大水槽は大迫力

「マリンワールド海の中道」は、九州の水辺の世界をまるごと体感できる水族館です。約350種類3万点の海洋生物を保有。九州近海のほか、外洋や奄美の海、九州の川を再現した水槽を展示しています。

マリンワールド海の中道
マリンワールド海の中道
水族館の人気者、ラッコのリロくん

毎日時間替わりで、解説やパフォーマンスを楽しめるのも魅力です。博多湾の海と空を背景に繰り広げられるアシカ・イルカショーや、外洋大水槽のマイワシのショー、ダイバーが水槽の中から魚を紹介する「ダイバー魚ッチング」、ラッコの食事タイムは毎日開催。このほか、アザラシやイルカのエサやり、バックヤードツアーなどの体験メニュー(事前予約制)も豊富です。

また2024年春には新エリアも誕生予定です。アザラシステージが誕生し、ペンギンエリアも大きくなるそうなので、新たな楽しみが増えますね。

■マリンワールド海の中道
[TEL]092-603-0400
[住所]福岡県福岡市東区大字西戸崎18-28
[営業時間]【3月~11月】9時30分~17時30分【12月~2月】10時~17時※入館は16時30分まで(GW・夏休みは9時30分~21時、クリスマスは10時~21時)
[定休日]2月第1月・火
[料金]【高校生以上】2500円【小・中学生】1200円【3歳以上小学生未満】700円【65歳以上】2200円
[アクセス]【電車】JR 海ノ中道駅より徒歩5分 【車】福岡都市高速 アイランドシティICより15分
[駐車場]あり(1日530円)
「マリンワールド海の中道」の詳細はこちら
「マリンワールド海の中道」のクチコミ・周辺情報はこちら

古くから栄えた西の都。パワースポットも多い太宰府エリア

JR博多駅から車で50分、西鉄電車でも行ける太宰府エリアは、奈良~鎌倉時代までアジア都市に開けた政治や交易の玄関口でした。当時の華やかさを偲ばせる遺跡のほか、古くから信仰される寺社などパワーをもらえるスポットが多くあります。また、それらの伝統的な建築物のほか、現代の建築家によるモダンな建築物も複数ありますので、行ってみましょう。

太宰府天満宮【太宰府市】

太宰府天満宮
「仮殿」をお参りできるのは、大改修期間の約3年間だけ

2023年5月より、124年ぶりに御本殿の大改修を実施している「太宰府天満宮」。 “天神様”の愛称で親しまれるこの神社は、太宰府で晩年の2年間を過ごした菅原道真公が御祭神です。全国に学問の神様として知られており、年間約1000万人もの参拝者が訪れます。

御本殿の大改修が完了する2026年頃まで、御本殿前の仮殿(かりでん)でのお参りが可能です。仮殿は国内外で活躍する建築家・藤本壮介氏による設計で、“浮かぶ森”をイメージしています。「太宰府天満宮」の周囲に広がる天神の杜との調和に配慮し、屋根に緑を蓄えたあたたかく美しいデザインが特徴的です。

太宰府天満宮
太鼓橋

参拝コースの途中には、漢字の“心”の形をした池に架かる3つの橋「太鼓橋」があります。それぞれ過去・現在・未来を表すこの橋を渡りながら、心身を清めてお参りしましょう。

■太宰府天満宮
[TEL]092-922-8225
[住所]福岡県太宰府市宰府4-7-1
[参拝時間]<開門>春分の日より6時、秋分の日より6時30分<閉門>4~5月、9~11月:19時、6~8月:19時30分、12~3月:18時30分 ※社務所は9時~17時
[定休日]なし
[料金]なし
[アクセス]【電車】西鉄 太宰府駅より徒歩5分 【車】九州道 太宰府ICより15分
[駐車場]2000台(普通車1台500円)※そのほか周辺にコインパーキング多数あり
「太宰府天満宮」の詳細はこちら
「太宰府天満宮」のクチコミ・周辺情報はこちら

宝満宮 竈門神社【太宰府市】

宝満宮 竈門神社
竈門神社(下宮)御本殿

古くから神の山として崇められる宝満山の麓に鎮座する「竈門神社(下宮)」は、福岡県きってのパワースポットとして知られる神社です。主祭神に「玉依姫命(たまよりひめのみこと)」をお祀りしており、えんむすびの神様として信仰されています。

宝満宮 竈門神社
えんむすびの神様にちなんだ、キュートなデザインの授与所

世界的なインテリアデザイナー・片山正通氏が手掛けた授与所は、“百年後も愛され続ける建物”をコンセプトに設計されたもの。白とピンクを基調とし、多くの縁を結び繋いでいくという願いが込められています。授与所の裏手にある展望舞台からは太宰府の街並みを一望でき、ゆったりとした時間の流れを感じられますよ。

宝満宮 竈門神社

毎年3月にはさくらまつり、11月にはもみじまつりを開催。四季折々の自然が参拝者の心を癒してくれています。

■宝満宮 竈門神社(かまどじんじゃ)
[TEL]092-922-4106
[住所]福岡県太宰府市内山883
[参拝時間]境内自由※授与所は8時30分~18時
[定休日]なし
[料金]なし
[アクセス]【電車】西鉄 太宰府駅より車で10分 【車】九州道 太宰府ICより20分
[駐車場]100台(1回400円)
「宝満宮 竈門神社(かまどじんじゃ)」の詳細はこちら
「宝満宮 竈門神社(かまどじんじゃ)」のクチコミ・周辺情報はこちら

大宰府政庁跡【太宰府市】

大宰府政庁跡
遣唐使の経験者などが活躍した大宰府の中枢

「大宰府政庁跡」は奈良~鎌倉時代前半にかけて、九州一円を管轄する大きな行政機関「大宰府」があった場所。西の守りの防衛と、外国との交渉の窓口を担っていました。古くは平城宮などと同じ朝堂院形式の政庁があったということですが、建物はすでに失われており、公園のような広い敷地となっています。広場には建物の礎石や石碑などが残っているので、歴史に思いをはせてみましょう。

(画像提供:写真AC)
春には花見客でにぎわう(画像提供:写真AC)

春にはサクラ、秋には紅葉などが見られて自然が豊かです。敷地内にある「大宰府展示館」では、大宰府史跡の発掘調査によって見つかった遺構の一部を保存公開しているほか、古代の大宰府を再現したジオラマも展示しています。隣接する「学校院跡」や「観世音寺」、「戒壇院」などと合わせて訪れてみてくださいね。

■大宰府政庁跡
[TEL]092-921-2121(太宰府市観光推進課)
[住所]福岡県太宰府市観世音寺4-6-1
[営業時間]散策自由【大宰府展示館】9時~16時30分
[定休日]なし 【大宰府展示館】月曜が祝日・振替休日の場合は翌日、12月28日~1月4日
[アクセス]【電車】西鉄 都府楼前駅より徒歩15分、西鉄 太宰府駅より西鉄バス「まほろば号」で約5分 【車】福岡都市高速 水城ICより10分
[駐車場] 20台(無料)
[料金]【大宰府展示館入館料】一般200円、高・大学生100円、小・中学生無料
「大宰府政庁跡」の詳細はこちら
「大宰府政庁跡」のクチコミ・周辺情報はこちら

福岡のハワイとも呼ばれる、HOTな糸島エリア

JR博多駅から車で50分ほどで行ける糸島エリアは、絶景を楽しめる飲食店やおしゃれな雑貨店があり、自然の雄大さも感じられる観光地です。海沿いに続くサンセットロードは、ドライブするだけで爽快な気分になれるでしょう。絵になるフォトスポットも多いので、ぜひカメラを片手に行ってみてくださいね。

ヤシの木ブランコ【福岡市】

ヤシの木ブランコ
ヤシの木と手をつなぎ揺られるような、幻想的なブランコ

まるで夫婦のようなヤシの木に抱かれるブランコは糸島半島の東側「活魚茶屋 ざうお 本店」の敷地内にあります。目の前は空と海、晴れた日は青の世界が広がる大パノラマ。波の音に耳を澄まして、ゆらゆら揺られると、まるで南国リゾートで休日を過ごしているような気分になれます。水平線に昇る朝日の時間帯なら、より幻想的な写真も撮影できますよ。

ヤシの木ブランコ
階段を上ると青く輝く海が一面に広がる「宙の鐘」

砂浜には「ヤシの木ブランコ」以外にも色んな形のブランコや遊具、オブジェが設置されており、みんな思い思いに座って海を眺めたり、遊んだり、写真撮影をしています。利用料金はすべて無料(駐車場は有料)で、近くの山の上にも、まだあまり知られていないフォトスポットが設置されているそうです。

ヤシの木ブランコ
名物の「鯛茶漬け」(1880円)

日本有数の鯛の漁獲量を誇る糸島。「ヤシの木ブランコ」のある活魚茶屋ざうお本店では、活魚を使った名物の鯛茶漬けや海鮮丼(数量限定・2100円)が食べられます。食事利用で駐車場代が2時間無料になりますよ。

■ヤシの木ブランコ
[TEL]092-809-2668
[住所]福岡県福岡市西区小田79-6(活魚茶屋 ざうお 本店敷地内)
[営業時間]散策自由 ※「活魚茶屋 ざうお 本店」は11時30分~21時(不定休)
[アクセス]【車】西九州道 今宿ICより約15分
[駐車場]あり(40分300円。「活魚茶屋 ざうお 本店」の食事利用で2時間無料)
「ヤシの木ブランコ(活魚茶屋 ざうお 本店敷地内)」の詳細はこちら

一蘭の森 糸島店【糸島市】

一蘭の森 糸島店
糸島の大自然に囲まれた「一蘭の森」。駐車場からは内部が見えない

「一蘭の森」の敷地面積はなんと東京ドーム2個分。一蘭の製造拠点、博物館、食事処、お土産販売所などが1カ所に集まった、一蘭好きにはたまらない場所です。一蘭のラーメンは、「一蘭の森」で研究、品質チェック、製造されており、“秘伝のたれ”“出汁”に関しては、全てこの場所から全世界の店舗へと届けられています。

一蘭の森 糸島店
とんこつラーメン博物館

製造エリアでは、普段は決して見ることのできない製麺過程の一部を特別に公開。また博物館では一蘭の歴史、味へのこだわりなど、とんこつラーメンに対する一蘭の情熱がわかる展示があります。

一蘭の森 糸島店
創業以来の味をうけつぐ「天然とんこつラーメン」980円

関東にも製造拠点はありますが、食事処が併設されているのは「一蘭の森」だけです。豊かな自然の中でつくられたとんこつラーメンを、ぜひ味わってください。

■一蘭の森 糸島店
[TEL]092-332-8902
[住所]福岡県糸島市志摩松隈256-10
[営業時間]11時~LO16時※混雑状況により入店制限あり
[定休日]なし
[アクセス]【車】西九州道 今宿IC・前原東ICより21分
[駐車場]594台(無料)
「一蘭の森 糸島店」の詳細はこちら

桜井二見ヶ浦【糸島市】

桜井二見ヶ浦

夕日の名所として知られる「桜井二見ヶ浦」は、糸島半島の先端に位置する「櫻井神社」の宇良宮(うらみや)としてお祀りしている地で、2つの岩は向かって右が男神イザナギノミコト、向かって左に女神イザナミノミコトが鎮まっているとされています。夏至の日には伊勢にある二見ヶ浦の中心から朝日が昇り、桜井二見ヶ浦の中心に夕日を迎えるとのことで、太陽神天照大神を祀る伊勢と糸島とのつながりを神秘的に感じられる場所です。

桜井二見ヶ浦

青い空ときれいな海、砂浜に真っ白な鳥居が映えて、とても美しい風景が見られ、渚百選、夕日百選にも選ばれています。干潮時には鳥居に近づくこともでき、撮影スポットにもなっています。

桜井二見ヶ浦

サーファーも多く、週末は多くの人出でにぎわいます。海沿いにおしゃれなカフェや雑貨店などがありますので、立ち寄ってみるのもいいですね。

■桜井二見ヶ浦
[TEL]092-322-2098(糸島市観光協会)
[住所]福岡県糸島市志摩桜井
[営業時間]散策自由
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【車】西九州道 前原ICより約25分
[駐車場]47台(1時間300円)
「桜井二見ヶ浦」の詳細はこちら
「桜井二見ヶ浦」のクチコミ・周辺情報はこちら

芥屋の大門【糸島市】

芥屋の大門

全国的に知られる日本最大級の玄武岩洞「芥屋の大門」は、玄海灘に突き出した半島奇岩です。冷え固まった溶岩が海の浸食によって削られ、荒々しく迫力のある景観となっています。

芥屋の大門

岬の先端部分へは遊覧船で向かいます。途中、見事な「柱状節理」を見ながら洞窟に接近。波が穏やかな日なら洞窟内に10mほど侵入できるので、蜂の巣状の不思議な天井も確認できるそうです。海の青と大自然が作った構造物に圧倒されます。

岬の根元部分に位置する「芥屋の大門公園」は、“糸島のトトロの森”として知られています。展望台まで続く遊歩道は樹木がアーチ状に重なるファンタジックな雰囲気で、撮影スポットにもなっています。人工の明かりがないため、散策するならぜひ昼間に訪れてくださいね。

遊覧船乗り場と芥屋の大門公園は500mほどの距離があります。それぞれに駐車場がありますので、車を停める際はお間違えないようにご注意ください。

■芥屋の大門(けやのおおと)
[TEL]092-322-2098(糸島市観光協会)※遊覧船については092-328-2012(芥屋大門観光社)
[住所]福岡県糸島市志摩芥屋677
[営業時間]【芥屋の大門遊覧船】平日9時30分~12時30分、13時30分~16時15分(45分間隔)、土・日・祝9時30分~12時30分、13時30分~16時30分(30分間隔)※乗船時間30分
[定休日]海上不良の場合遊覧船欠航※遊覧船は12月~3月中旬までの冬季期間は運行なし
[料金]芥屋大門遊覧船乗船料【中学生以上】1000円【3歳以上~小学生】500円【0歳~2歳】大人1人につき1人無料、2人目からは500円
[アクセス]【車】西九州道 前原ICより約20分
[駐車場]【遊覧船駐車場】約25台(遊覧船利用時無料)
「芥屋の大門」の詳細はこちら
「芥屋の大門」のクチコミ・周辺情報はこちら

100年前の大正ロマンを感じられる門司エリア

JR博多駅から快速電車で1時間40分の距離にある門司エリアは、大正や昭和の趣ある街並みが残る場所です。駅として現役で活躍しているJR門司港駅のほかにも、時代の風格を感じさせる建築物が数多くあります。観光施設とグルメスポットが近くにまとまっているので、半日程度の散策にぴったりです。

門司港駅【北九州市】

門司港駅
駅前の噴水広場では定期的に噴水ショーが行われます(3~11月限定)

1914(大正3)年に建てられた駅舎の保存修理工事が完了し、約100年ぶりに復原された「門司港駅」。左右対称の木造駅舎はネオ・ルネサンス様式で優雅なフォルムが特徴です。現役の駅舎で国の重要文化財に指定されているのは、東京駅と門司港駅の2つだけなので、貴重な建築物なんですよ。

門司港駅
券売機がある駅のコンコース
門司港駅
入場券(170円)を購入すれば、ホームの見学も可能

復原駅舎の洗練された色合いやディティールなどに、大正文化の豊かさを見てとれます。このほか旧貴賓室の見学もできますので、当時の人々の暮らしぶりを想像してみてくださいね。

■門司港駅
[住所]福岡県北九州市門司区西海岸1-5-31
[営業時間]ホーム内見学は始発~最終電車まで(みどりの窓口は7時30分~19時)※噴水ショーは3月~11月限定、月~日10時~19時20まで1時間おきに20分間実施(イベント開催時は停止の場合あり)
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR 門司港駅下車 【車】九州道 門司ICより7分
[駐車場]なし ※周辺にコインパーキング多数あり
「門司港駅」の詳細はこちら
「門司港駅」のクチコミ・周辺情報はこちら

旧門司三井倶楽部【北九州市】

旧門司三井倶楽部
国指定の重要文化財として登録されている
旧門司三井倶楽部

1921(大正10)年に三井物産の社交場として建築された「旧門司三井倶楽部」。大正時代の門司港は外国航路の船が絶え間なく入港する大都会だったそうで、世界中のゲストをもてなす場として利用されていました。豪華な内装は5つの暖炉と1920年代にヨーロッパやアメリカで流行したアール・デコ調の装飾に彩られ、かつての門司港の経済力の大きさがうかがえます。

1階には社交場の面影を残す「レストラン三井倶楽部」がありますので、地元の魚介を使った創作料理や、ご当地グルメの門司港名物海鮮焼きカレー(1570円)などをいただくのもおすすめです。

旧門司三井倶楽部
実際にアインシュタイン博士が宿泊した部屋

開館翌年に来日したアインシュタイン博士が宿泊した2階の一部屋は、「アインシュタイン・メモリアルルーム」として当時のまま再現されており、見学が可能となっています。また門司出身の女流作家・林芙美子氏の記念室では、自筆原稿やパリの滞在日記、従軍手帳など約150点の展示物を確認できますよ。

■旧門司三井倶楽部
[TEL]093-321-4151(門司港レトロ総合インフォメーション)
[住所]福岡県北九州市門司区港町7-1
[営業時間]9時~17時 ※入館は16時30分まで
[定休日]なし ※レストランは不定
[料金]2階(アインシュタイン・メモリアルルーム及び林芙美子記念室)【高校生以上】150円 【小・中学生】70円
[アクセス]【電車】JR 門司港駅より徒歩1分 【車】九州道 門司ICより8分
[駐車場]門司港レトロ駐車場(1時間200円※3時間まで)※その他周辺にコインパーキング多数あり
「旧門司三井倶楽部」の詳細はこちら
「旧門司三井倶楽部」のクチコミ・周辺情報はこちら

福岡の日程別おすすめモデルコース

博多の新旧スポットをコンパクトに巡る半日コース

博多駅から地下鉄や徒歩を組み合わせて30分圏内で目的地まで行けるコンパクトなコースです。移動に時間がかからず目的地をしっかり満喫できるので、飛行機や新幹線の待ち時間にも最適です。周辺にはカフェなどの飲食店も多いです。

博多

博多駅
↓ 地下鉄で2分、または徒歩で約10分
キャナルシティ博多
↓ 徒歩で約3分
櫛田神社
↓ 地下鉄と徒歩で約15分
福岡大名ガーデンシティ

食と景色に癒される、カップルにもおすすめ日帰りコース

美味しい飲食店が多い博多と糸島を巡ります。美しい風景が撮影できるスポットもたくさんあるので、想い出を残したいカップルやSNS映えをする写真を撮りたい人にもおすすめです。

桜井二見ヶ浦

博多駅 ※博多駅周辺で車をレンタル
↓ 車で約40分
ヤシの木ブランコ(活魚茶屋 ざうお 本店敷地内)
↓ 車で約10分
桜井二見ヶ浦
↓ 車で約20分
芥屋の大門
↓ 車で約20分
一蘭の森
↓ 車で約50分
キャナルシティ博多

伝統ある神社と大自然のパワーをもらえる1泊2日コース

福岡近郊をまるごと楽しめるコースです。1日目は海の中道方面へ行ってみましょう。九州本土と志賀島をつなぐ唯一の道「海の中道」は、北に玄海灘、南に博多湾を望める風光明媚な場所です。また志賀島は国宝“金印”が発掘された場所としても知られています。2日目は太宰府まで足を延ばしてみましょう。パワースポットで心身ともに元気になりたいですね。

マリンワールド海の中道

【1日目】
博多駅 ※博多駅周辺で車をレンタル
↓ 車で約30分
マリンワールド海の中道
↓ 徒歩3分
国営海の中道海浜公園
海の中道周辺で宿泊

【2日目】
海の中道周辺
↓ 車で約50分
太宰府天満宮
↓ 車で約7分
竈門神社
↓ 車で約12分
大宰府政庁跡
↓ 車で約40分
博多駅

まとめ

福岡県には今回紹介した以外にも、宗像大社がある宗像エリアや、野菜や果物の一大産地うきはエリア、ラーメン店の多い久留米エリアなど、魅力的な観光地がたくさんあります。グルメ、ショッピング、アクティビティなど満喫してくださいね。

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

Topics

tag

この記事に関連するエリア

この記事に関連するキーワード