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2024.01.29

タツノオトシゴってどんな生き物?豆知識や全国の会えるスポット10選を紹介!

2024年は辰年!そこで、想像上の動物・竜が海に産み落とした子のようであることからその名が付いたという不思議な生き物「タツノオトシゴ(竜の落とし子)」に着目し、知ればじっくり観察したくなる豆知識と、日本でタツノオトシゴに会えるおすすめスポットも一緒に紹介します。

※「タツノオトシゴ」とはヨウジウオ科タツノオトシゴ属の総称であるのと同時に、トゲウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴ属のHippocampus coronatusという単一種の標準和名としても用いられます。
※この記事は2024年1月17日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

タツノオトシゴの豆知識

不思議な見た目をしているけど、実は魚の仲間

タツノオトシゴ

細長い体をもち、全体の様子は竜のようなタツノオトシゴ。顔は馬に似ているため、英語では「seahorse(シーホース)」、中国語では「海馬(かいま・かいば)」と呼ばれています。エビのように硬い体、ヘビのように巻きつく尻尾、たて笛のような口、くりくりの目、と不思議な見た目をしていますが、ヨウジウオ科に属する白身魚の仲間です。よく観察すると他の魚と同じようにエラや背ビレ、胸ビレを確認できます。

毒のない白身魚なので食べようと思えば食べられますが、東南アジアでは漢方薬の原料として使用することなどを目的とした乱獲が問題になり、国際的に保護されています。近年は、タツノオトシゴを漁獲していない日本でも、海に潜っても発見できる回数が減っており、海藻やサンゴの消失によってすみかを失いつつあることが心配されています。

オスが赤ちゃんを出産する

タツノオトシゴ

オスのお腹には育児嚢(いくじのう)と呼ばれるカンガルーのような袋があり、メスはこの袋の中に卵を産み落とします。オスは受け取った卵を育児嚢で育て、稚魚を出産します。最近の研究では育児嚢は、哺乳類のメスの子宮と同様、胎盤機能を持ち、子どもたちに栄養を供給していることがわかってきたそうです。つまりタツノオトシゴは、オスが出産・子育てをする生き物なのです。

メスがお腹を痛めずに子どもを授かれることから、身ごもったオスの立ち姿や、メスが卵をオスに受け渡す際に、2匹合わせてハート型のように見える姿をモチーフとした安産のお守りが、古くから重宝されています。

かくれんぼが上手

タツノオトシゴ

色鮮やかだったり、頭にツノのような突起が生えていたりと、海中では目立つ存在のように思えますが、実はかくれんぼが上手。周囲の環境に合わせて体色を変化させ、身を隠す擬態(ぎたい)の名人です。ウロコはなく、外骨格を体表面に発達させて身を守ります。平和主義なタツノオトシゴはなわばり形成をせず、異性を奪い合うために他者と闘うこともなく、擬態しながらそれぞれが生きています。

泳ぎは苦手!でも尾が発達していて、手のように使える

タツノオトシゴ

魚の仲間でありながら、泳ぎは遅く、苦手なタツノオトシゴ。尾ビレがない代わりに、ヘビのように長い尾が発達しており、まるで手のように使うことができます。普段は尾で海藻やサンゴなどを掴み、じっとしています。

メスがオスの求愛を受け入れ、情熱のダンスを行う際にも尾が発達している様子が見て取れます。手をつなぐようにお互いの尾先を絡ませてクルクルと旋回したり、水槽の底を這うように泳ぎまわったりするそうですよ。

タツノオトシゴに会える施設

青森県営浅虫水族館【青森県】

青森県営浅虫水族館
「ヒメタツ」の様子
青森県営浅虫水族館
「おらほのめんこちゃん」コーナー

自然に恵まれた青森県に生息する生き物をはじめ、多様な水生生物を約300種8000点展示している「青森県営浅虫水族館」。長さ15mのトンネル水槽「むつ湾の海」のほか、津軽三味線やねぶた囃子をイメージした音楽に合わせて行われるイルカパフォーマンスなどが名物です。

タツノオトシゴの仲間が見られるのは、津軽弁で“我が家のかわいい子”を意味する「おらほのめんこちゃん」コーナー。「ヒメタツ」という種類に出会えます。色や形が個体によって違うのでおもしろいですよ。木に擬態してパッと見ではどこにいるかわからないのでよく探してみてください。エサをあげると泳ぐのが下手ながらエサを追いかける姿が愛らしく、癒やされます。

■青森県営浅虫水族館
[TEL]017-752-3377
[住所]青森県青森市浅虫馬場山1-25
[営業時間]9時~17時(最終入館16時30分)
[定休日]なし
[料金]【入館料】一般・高校生1030円、小・中学生510円、幼児無料
[アクセス]【電車】青い森鉄道浅虫温泉駅より徒歩10分【車】青森自動車道青森東ICより15分
[駐車場]398台(無料)
「青森県営浅虫水族館」の詳細はこちら

長岡市寺泊水族博物館【新潟県】

長岡市寺泊水族博物館
「クロウミウマ」の様子
長岡市寺泊水族博物館
館内2階の展示場所

新潟県長岡市にある「長岡市寺泊水族博物館」は、日本海に浮かんでいるように建てられた八角形の建物が特徴的。「ダイバーの餌付けショー(当面の間土日祝のみ)」や「テッポウウオの餌取り射撃ショー」といったイベントが楽しめます。また、3階は展望フロアになっていて、天気のいい日であれば、日本海に沈む夕日を堪能できます。

タツノオトシゴ展示は館内2階のクラゲ水槽前で出会える「クロウミウマ」という種類。水槽内の疑草に尾を巻き付けたり、時にはタツノオトシゴ同士で絡まったりする姿が見られます。

■長岡市寺泊水族博物館
[TEL]0258-75-4936
[住所]新潟県長岡市寺泊花立9353-158
[営業時間]9時~16時30分(最終入館16時)
[定休日]不定※詳細は公式HPを確認
[料金]【入館料】大人(高校生以上)700円、中学生450円、小学生350円、幼児(3才以上)200円
[アクセス]【電車】JR寺泊駅より越後交通バスで10分※寺泊水族館前下車徒歩すぐ【車】北陸自動車道中之島見附ICより25分
[駐車場]150台(無料)
「長岡市寺泊水族博物館」の詳細はこちら

上越市立水族博物館 うみがたり【新潟県】

上越市立水族博物館 うみがたり
「ポットベリーシーホース」

100羽以上という飼育数を誇るマゼランペンギンや日本海に生息する生き物を中心に、約300種4万5000点を飼育している「上越市立水族博物館 うみがたり」。見どころの1つ、「うみがたり大水槽」は目の前に広がる日本海を表現した巨大水槽で、自然光が降り注ぎ、角度によって見られる生き物や景色が変わるのが魅力です。

タツノオトシゴに会えるのは2階「日本海の多様性」エリアです。大きい物では30cm程度にまで成長するという、タツノオトシゴの中では大型の「ポットベリーシーホース」が、海藻などに巻き付きゆらゆら動く様子を観察できます。

■上越市立水族博物館 うみがたり
[TEL]025-543-2449
[住所]新潟県上越市五智2-15-15
[営業時間]10時~17時(最終入館16時30分)※季節により異なる、詳細は公式HPを確認
[定休日]なし※設備点検による臨時休館あり
[料金]【入館料】大人(18歳以上)1800円、高校生1100円、小・中学生900円、幼児500円、シニア(65歳以上)1500円
[アクセス]【電車】JR直江津駅より徒歩15分【車】北陸自動車道上越ICより15分
[駐車場]580台(無料)
「上越市立水族博物館 うみがたり」の詳細はこちら

シーライフ名古屋【愛知県】

シーライフ名古屋
たくさんのタツノオトシゴが見られる
シーライフ名古屋
観察しやすい工夫にも注目

スコットランド発祥で、世界約50カ所近くで展開している水族館ブランド「シーライフ」。レゴランド(R)・ジャパン・ホテル併設の「シーライフ名古屋」では、サメやエイ、金魚、クマノミなど3500匹以上の生き物が、日本の多様な川や海をテーマにした11の異なるゾーンに分けられて展示されています。

「タツノオトシゴのすみか」では「ポットベリーシーホース」と「クロウミウマ」がマングローブの中をゆらゆらと泳いでいます。「ポットベリーシーホース」の飼育数はなんと100匹以上。月・火・水・土・日曜の13時からはタツノオトシゴの餌やりと共に体の仕組みについて解説する「タツノオトシゴのトーク」が無料で行われているので、参加してタツノオトシゴの秘密に迫ってみてくださいね。

■シーライフ名古屋
[TEL]0570-05-8605(レゴランド(R)・ジャパン・リゾート)
[住所]愛知県名古屋市港区金城ふ頭2-2-1
[営業時間]【平日】11時~18時(最終入館17時)【土・日・祝】11時~18時30分(最終入館18時)※時期により異なる。詳細は公式HPを確認
[定休日]不定
[料金]【SEA LIFE1DAYパスポート】大人(19歳以上)1800円~、子ども(3~18歳)1400円~※入場日や購入方法により異なる。詳細は公式HPを確認
[アクセス]【電車】名古屋臨海高速鉄道金城ふ頭駅より徒歩5分【車】伊勢湾岸自動車道名港中央ICより5分
[駐車場]なし※近隣の名古屋市営金城ふ頭駐車場(有料)を利用
「シーライフ名古屋」の詳細はこちら

伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス(伊勢シーパラダイス)【三重県】

伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス(伊勢シーパラダイス)
「ポットベリーシーホース」の様子
伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス(伊勢シーパラダイス)
「ハナタツ」の稚魚
伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス(伊勢シーパラダイス)
展示エリア「タツノオトシゴのくに」

「伊勢夫婦岩ふれあい水族館(伊勢シーパラダイス)」は、ショッピングや食事、アクティビティ体験もできる商業施設「伊勢夫婦岩めおと横丁」に併設の水族館。“生き物との距離感ゼロ”がテーマで、「セイウチのお散歩」や「トドのお食事」、「ゴマちゃんタッチ」など柵なしで楽しめるイベントを毎日開催しています。

タツノオトシゴは圧倒的な飼育種数を誇り、「イバラタツ」、「タカクラタツ」、「ハナタツ」、「オオウミウマ」、「クロウミウマ」、「ポットベリーシーホース」、「タイガーテールシーホース」、「ゼブラスナウトシーホース」、「カリビアンシーホース」「ラインドシーホース」「シドニーシーホース」など11種類ほどに出会えます(種類や種数は変動あり)。タツノオトシゴ専用エリア「タツノオトシゴのくに」に展示され、分かりやすい解説を見ながら見比べられますよ。繁殖も行っているので、タイミングが合えば出産の瞬間や赤ちゃんの姿を見られるかもしれません。

伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス(伊勢シーパラダイス)
「タツノオトシゴ巻き付きふれあい体験」の様子

「ふれあい魚館」エリアでは波に流されないようサンゴなどに巻き付く習性を活かし、タツノオトシゴを指に巻き付けるイベント「タツノオトシゴ巻き付きふれあい体験」ができますよ。1人300円で4歳以上が対象です。

■伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス(伊勢シーパラダイス)
[TEL]0596-42-1760
[住所]三重県伊勢市二見町江580
[営業時間]9時30分~17時(最終入館16時30分)※季節変動あり、詳細は公式HPを確認
[定休日]なし※12月にメンテナンス休業あり
[料金]【入場料】大人2100円、小・中学生1000円、幼児(4才以上)500円
[アクセス]【電車】近畿日本鉄道・JR鳥羽駅より三重交通バスで12分※夫婦岩東口・伊勢シーパラダイス前下車徒歩すぐ【車】伊勢自動車道伊勢ICより10分
[駐車場]250台(有料※変動あり、料金は公式HPの料金カレンダーを確認)
「伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス(伊勢シーパラダイス)」の詳細はこちら

鳥羽水族館【三重県】

(画像提供:鳥羽水族館)
「タカクラタツ」の様子(画像提供:鳥羽水族館)
(画像提供:鳥羽水族館)
「ポットベリーシーホース」の様子(画像提供:鳥羽水族館)

三重県鳥羽市にある「鳥羽水族館」は鳥羽湾に向かって建つ水族館。国内で唯一飼育されているジュゴンをはじめ、ラッコやスナメリなど、全約1200種の多種多様な生きものが暮らしています。館内は、生息環境に合わせて12のゾーンに分かれており、順路が設けられていないのが特徴。時間や興味に合わせて、自由に見学できます。

出会えるタツノオトシゴの仲間は「タカクラタツ」と「ポットベリーシーホース」。不思議な形や生態を持つ生きものたちを集めた研究所風のゾーン「へんな生きもの研究所」と「特別展示室」にいます。

■鳥羽水族館
[TEL]0599-25-2555
[住所]三重県鳥羽市鳥羽3-3-6
[営業時間]9時~17時(最終入館16時)※時期により変動あり、詳細は公式HPを確認
[定休日]なし
[料金]【入館料】大人2800円、小・中学生1600円、幼児(3歳以上)800円
[アクセス]【電車】近畿日本鉄道・JR鳥羽駅より徒歩10分【車】伊勢自動車道伊勢ICより15分
[駐車場]500台(800円)
「鳥羽水族館」の詳細はこちら

島根県立しまね海洋館アクアス【島根県】

島根県立しまね海洋館アクアス
「アマモ場」水槽の「タツノオトシゴ」
島根県立しまね海洋館アクアス
「オーストラリア」水槽の「ポットベリーシーホース」

「島根県立しまね海洋館アクアス」は約400種1万匹の海の生き物を展示。シロイルカやペンギンのほか、1年を通じての展示は珍しい島根県の県魚・トビウオにも出会えます。2022年からはプロジェクションマッピングが館内5カ所に導入され、美しい光の演出と生き物たちのコラボレーションが見られるようになりました。

1階「アマモ場」水槽には「タツノオトシゴ」が、3階「オーストラリア」水槽には「ポットベリーシーホース」がいます。何匹のタツノオトシゴの仲間たちが隠れているか探してみてください。運が良ければ水槽内で生まれたばかりの赤ちゃんを目にすることができるかもしれませんよ。

■島根県立しまね海洋館アクアス
[TEL]0855-28-3900
[住所]島根県浜田市久代町1117-2
[営業時間]9時~17時※夏休み期間は~18時まで(最終入館は閉館の1時間前)
[定休日]火(祝日の場合翌平日)※春・夏・冬休み、GW、年末年始は無休
[料金]【入館料】大人1550円、小・中・高校生500円、未就学児無料
[アクセス]【電車】JR波子駅より徒歩10分【車】山陰自動車道浜田東ICより6分
[駐車場]2000台(無料)
「島根県立しまね海洋館アクアス」の詳細はこちら

高知県立 足摺海洋館SATOUMI【高知県】

高知県立 足摺海洋館SATOUMI
「クロウミウマ」の様子
高知県立 足摺海洋館SATOUMI
「足摺の海」エリア

2020年リニューアルオープンの高知県土佐清水市「高知県立足摺海洋館」は、プロジェクションマッピングによる環境演出や奇岩を模した「竜串湾大水槽」など、臨場感あふれる展示が必見の水族館。目の前に広がる竜串湾の生き物を中心に、展示数は約350種1万5000点を誇り、そのほとんどは飼育員が採集、または地元の漁師さんなどから譲り受けたものだそうです。

1階「足摺の海」エリアではタツノオトシゴの仲間の「クロウミウマ」に出会えます。黒潮によって運ばれてくる個性的な生き物たちの姿をじっくり観察できるエリアです。実際に竜串湾で暮らしている環境が丁寧に再現されており、「クロウミウマ」が船の係留ロープに尻尾を巻き付けている様子などが見られます。

■高知県立 足摺海洋館SATOUMI
[TEL]0880-85-0635
[住所]高知県土佐清水市三崎4032
[営業時間]9時~17時(最終入館16時30分)
[定休日]なし
[料金]【入場料】大人1200円、小人(小・中・高校生)600円、未就学児無料
[アクセス]【電車】土佐くろしお鉄道宿毛駅より高知西南交通バスで1時間※SATOUMI前下車徒歩すぐ【車】高知自動車道四万十町中央ICより1時間40分
[駐車場]180台(無料)
「高知県立 足摺海洋館SATOUMI」の詳細はこちら

長崎ペンギン水族館【長崎県】

長崎ペンギン水族館
「タツノオトシゴ」の様子

「長崎ペンギン水族館」では、世界に18種類いるペンギンの内9種、全約180羽が飼育・展示されています。ペンギンたちが自然の海で泳ぐ様子や、陸上だけでなく水中での食事風景を見られるほか、ペンギンの特徴と行動について解説するイベントなどがあり、様々なペンギンの種類や特性について学べる水族館です。

ペンギンだけではなく長崎に生息する魚や生き物も観察でき、「タツノオトシゴ」もその1つ。2階の「ポスト水槽」に1個体いるので、どんな風に擬態をしているか見比べてみてくださいね。2024年1月1日(月)~31日(水)は2024年の干支にちなんで、期間中水槽前に特別な装飾が行われるそうなので、こちらも注目です。※生き物の状態により展示が変更になる場合があります。

■長崎ペンギン水族館
[TEL]095-838-3131
[住所]長崎県長崎市宿町3-16
[営業時間]9時~17時
[定休日]なし
[料金]【観覧料】大人520円、3歳~中学生310円
[アクセス]【電車】JR長崎駅より徒歩すぐの長崎駅前交通広場より長崎県営バスで30分※ペンギン水族館前下車徒歩すぐ【車】長崎自動車道長崎芒塚ICより5分
[駐車場]349台(最初の1時間200円、以降1時間100円)
「長崎ペンギン水族館」の詳細はこちら

タツノオトシゴハウス【鹿児島県】

タツノオトシゴハウス
「ゼブラスナウトシーホース」の様子
タツノオトシゴハウス
オスのお腹にメスが卵を産み落とす瞬間
タツノオトシゴハウス
館内の様子
タツノオトシゴハウス
見晴らしの良い場所に建つ「タツノオトシゴハウス」

東シナ海と開聞岳を望める絶景スポット「番所鼻自然公園」内にある「タツノオトシゴハウス」。海中で出会った1匹のタツノオトシゴに魅入られて養殖を決意した館長が、2008年にオープンしたタツノオトシゴ観光養殖場です。

「ポットベリーシーホース」や「クロウミウマ」、「ヒメタツ」など常時4種、300匹以上の生体展示が行われ、 大きな水槽でゆったりと泳ぐたくさんのタツノオトシゴを観賞できます。自然との調和を心がけた養殖を行い、飼育用のタツノオトシゴ販売も行われ、 生態に関する豆知識から飼育の相談まで、幅広いお話が聞けますよ。幸運を呼ぶと言われるタツノオトシゴのオリジナルグッズも豊富です。

■タツノオトシゴハウス
[TEL]0993-38-1883
[住所]鹿児島県南九州市頴娃町別府5202-2 番所鼻自然公園内
[営業時間]10時~16時30分
[定休日]火(祝日は営業)
[料金]【入場料】無料
[アクセス]【電車】JR水成川駅より徒歩20分【車】指宿スカイライン頴娃ICより20分
[駐車場]60台(無料)
「タツノオトシゴハウス」の詳細はこちら

まとめ

辰年にちなみ、タツノオトシゴについて、その生態や会えるスポットを紹介しました。タツノオトシゴは住む環境により体の色や模様が異なるので、同じ種類でもスポット毎に印象が違って見えることもあります。不思議な生態と可愛らしい姿をもっと知りたい、実際に見てみたいと思った人はぜひ、足を運んでみてください。

※展示されているタツノオトシゴの種類や種数は変動しやすく、掲載情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください
※掲載の価格は全て税込価格です

晴山 ゆう子  晴山 ゆう子

2人の男児を子育て中のママライター。自分で作る料理はずぼら&ヘルシーに、外食はとことん楽しむ!がモットー。薬剤師でもある。最近の楽しみは小さな庭での家庭菜園。

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