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2024.03.02

仙台名物ずんだ餅&スイーツのおすすめ店9選!シェイクやお土産も<宮城・2024>

仙台といえば、牛タンや笹かまぼこなどのグルメが有名ですが、甘いもの好きには「ずんだスイーツ」が外せません。“ずんだ”とは、枝豆をつぶして作った餡のことです。特に「ずんだ餅」は宮城県を代表する和菓子として知られています。

今回は、仙台市内の美味しい「ずんだスイーツ」が味わえる甘味処やお土産店を紹介。“ずんだ”を使った進化系和菓子の店もありますよ。

仙台名物「ずんだスイーツ」はどんなグルメ?作り方も紹介

“ずんだ”は枝豆で作る郷土料理 

(画像提供:写真AC)
(画像提供:写真AC)

新鮮な枝豆を茹でてつぶし、砂糖と少量の塩を混ぜた餡を“ずんだ”と呼びます。

その餡をからめた「ずんだ餅」は、江戸時代から仙台地方で食べられてきた餅料理のひとつです。お盆やお彼岸に登場する定番の供え物ですが、優しくまろやかな甘さが好まれ、一年中楽しめる甘味として仙台市内の様々な店で提供されています。

また、優しい甘さの“ずんだ”は、餅以外の食材とも相性が良いのも魅力。シェイクやたい焼き、モナカなど“ずんだ”のアレンジスイーツがぞくぞくと登場しています。

「ずんだ餅」の作り方

(画像提供:写真AC)
(画像提供:写真AC)

「ずんだスイーツ」を代表する「ずんだ餅」の作り方はいたってシンプル。まず、茹でた枝豆のさやと薄皮を取り除き、すり鉢やフードプロセッサーで砕きます。砂糖を溶かして煮詰めた砂糖液と、砕いた枝豆をあわせ軽く煮たら、塩を少々加えて味を整えます。冷ましてから、この“ずんだ”の餡を餅にまぶせば、「ずんだ餅」のできあがり。

工程がシンプルなだけに、餅の味や食感はもちろん、枝豆の品種は何を使うのか、枝豆をどのくらいの細かさに砕くのか、甘みはどのくらいに仕上げるのか、といった点で各家庭や店の味が大きく異なります。

【仙台駅構内】ずんだ茶寮 仙台駅ずんだ小径店

アクセス抜群!餅もシェイクも土産もそろう

ずんだ茶寮 仙台駅ずんだ小径店
ずんだ餅セット850円

仙台銘菓「萩の月」で知られる老舗菓子メーカー「菓匠三全(かしょうさんぜん)」の、“ずんだ”スイーツ専門店が「ずんだ茶寮」。定番の「ずんだ餅」を始め、アレンジスイーツや、お土産品を中心に展開しています。

仙台駅ずんだ小径店は仙台駅3階にあり、店内でオリジナルスイーツを味わうことができます。
「ずんだ茶寮」の「ずんだ餅」は、風味豊かな枝豆を使用。餅米ミヤコガネでついたコシのある餅に、粒の食感を残したずんだ餡がたっぷりからみ、十分な食べ応えです。

ずんだ茶寮 仙台駅ずんだ小径店
ずんだシェイク(レギュラー) 店内飲食387円、テイクアウト380円

“ずんだ”のまろやかな風味をひんやりと楽しめる「ずんだシェイク」は、メディアでの紹介も多いメニュー。ベースとなるバニラシェイクの甘み、“ずんだ”の風味と食感、それらのバランスが絶妙な逸品です。

「ずんだシェイク」は、仙台駅2階の「仙台駅ずんだシェイクエクスプレス店」や駅ビル「エスパル仙台」でもテイクアウトできますよ。

ずんだ茶寮 仙台駅ずんだ小径店
“ずんだ”カラーをふんだんに取り入れた店内
ずんだ茶寮 仙台駅ずんだ小径店
仙台名物ずんだ餅(8個入り)1080円

店内飲食の他、常温で持ち歩けるタイプや、「ずんだせんべい」(2枚×12袋入り1200円)なども販売しているので、お土産選びにも立ち寄ってみてくださいね。

■ずんだ茶寮 仙台駅ずんだ小径店
022-715-1081
宮城県仙台市青葉区中央1-1-1仙台駅3階
【物販】9時~21時【喫茶】10時~18時30分(LO18時)
なし
【電車】JR 仙台駅構内【車】東北道 仙台宮城ICより10分
なし ※近隣にコインパーキングあり
「ずんだ茶寮 仙台駅ずんだ小径店」の詳細はこちら
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【仙台駅構内】喜久水庵 ずんだスタンド

食べ歩きできる“ずんだ”スイーツに注目

喜久水庵 ずんだスタンド
ずんだだんご 店内飲食285円、テイクアウト280円
喜久水庵 ずんだスタンド
仙台ひとくちずんだ餅(4個入り)650円 ※常温商品

「喜久水庵(きくすいあん)ずんだスタンド」は、仙台の老舗茶屋「お茶の井ヶ田(おちゃのいげた)」がプロデュースする“ずんだ”専門店。仙台駅西口1階の「tekuteせんだい」内にあります。

驚くべきはその種類の多さ。イートインスペースではもちろん、散策のお供としても味わえるメニューがそろっています。

「ずんだだんご」は串に刺さったワンハンドで食べられる団子。紙に包まれているので、たっぷりのずんだ餡を、こぼさずに食べることができますよ。

喜久水庵 ずんだスタンド
ずんだシェイク450円 ※冷凍商品

とろっとした「飲むずんだ餅」(店内飲食591円、テイクアウト580円)や、シェイクの「飲むずんだ」(店内飲食407円、テイクアウト400円)など“飲めるずんだ”も、食べ歩きにぴったり。「飲むずんだ」は、パウチタイプの持ち帰り用「ずんだシェイク」もあります。冷凍商品なので、自宅で半解凍にしてシャリシャリのアイスとして味わうのもいいですね。

喜久水庵 ずんだスタンド
喜久福(4個入り)570円 ※冷凍商品。「抹茶」「ずんだ」「ほうじ茶」「生クリーム」の4種が入る

「喜久水庵」の定番土産「喜久福」も販売。甘さ控えめな小豆あんと、中央のとろりとしたクリーム、そして餅の柔らかな食感が組み合わさった大福は、一度は食べたい美味しさです。

喜久水庵 ずんだスタンド
ポップなイラストが描かれたイートインスペース

お土産も自宅用の菓子もそろう「喜久水庵」は市内に30店舗ありますが、取り扱い商品は店によって様々。目当ての商品がある際は事前に問い合わせることをおすすめします。

■喜久水庵ずんだスタンド
022-797-7278
宮城県仙台市青葉区中央1-1-1
8時~20時
なし
【電車】JR 仙台駅構内【車】東北道 仙台宮城ICより10分
なし ※近隣にコインパーキングあり
「喜久水庵ずんだスタンド」の詳細はこちら

【仙台駅から徒歩12分】甘味処 彦いち

仙台で50年近く続く甘味処

甘味処 彦いち
づんだ餅 店内飲食770円、テイクアウト756円

1961(昭和51)年創業、平日でも開店間もなく席が埋まり、週末には行列ができる老舗甘味処です。「づんだ餅」やあんみつ、パフェなどの甘味のほか、ラーメンやうどん、そばなど、約100種類ほどのメニューが幅広くそろいます。

「づんだ餅」は今から40年ほど前に誕生したメニュー。鮮やかな若草色になるよう枝豆の薄皮をしっかり取り除いて餡を作っています。枝豆が豊かに香るクリーミーな“ずんだ”と、適度なコシのある餅は相性抜群。箸休めの漬物と共にいただきましょう。

甘味処 彦いち
あんみつ 店内飲食638円、テイクアウト540円

たっぷりのフルーツが盛られた「あんみつ」は店の看板商品。上にのる餡は粒餡、こし餡、そして“ずんだ”に白餡を混ぜなめらかにした餡の3種類から選べます。別添えの蜜も、白蜜または黒蜜を好みで選択可能。フルーツと餡、手作りの寒天が、とろりとかけた蜜でひとつにまとまり、優しい甘さのハーモニーを堪能できます。

甘味処 彦いち
昔は料亭として使われていたという建物

賑わうアーケード街から路地に入り、左手の建物が「甘味処 彦いち」です。「老若男女誰もがくつろいで欲しい」という落ち着きのある空間で、和スイーツを楽しんでくださいね。

■甘味処 彦いち
022-223-3618
宮城県仙台市青葉区一番町4-5-41
11時~18時(LO17時30分)
月 ※祝日の場合は営業
【電車】JR 仙台駅より徒歩12分【車】東北道 仙台宮城ICより10分
なし ※近隣にコインパーキングあり
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【仙台駅から徒歩12分】村上屋餅店

伊達藩ご用達の店がルーツの老舗餅店

村上屋餅店
づんだ餅 店内飲食790円、テイクアウト760円

江戸時代には、伊達藩ご用達の菓子舗だった「村上屋餅店」。1877(明治10)年に餅店として創業し、その歴史は140年を越します。

「村上屋餅店」の「づんだ餅」は自慢の餅を味わうためのメニューです。水につけた豆の薄皮をひとつずつ手作業で剥き、手間暇かけて作られる餡はほどよくなめらか。甘じょっさぱさも絶妙で、宮城県産「みやこがね」を100%使ったキメ細かく歯切れの良い餅の風味をしっかりと引き立てています。

村上屋餅店
ずんだ色ののれんが目印

店内にはテイクアウト用のショーケースがあり、イートインは12席。曜日に関わらず行列になることが多いので、時間には余裕を持って訪れましょう。

■村上屋餅店
022-222-6687
宮城県仙台市青葉区北目町2-38
9時~18時(LO17時30分)
月、火
【電車】JR 仙台駅より徒歩12分【車】東北道 仙台宮城ICより10分
なし ※近隣にコインパーキングあり
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【仙台駅から徒歩15分】ZUNDA ZUNDA CAFE 仙台一番町本店

ニューオープンの“ずんだ”専門カフェ

ZUNDA ZUNDA CAFE 仙台一番町本店
ずんだ餅セット 850円

2023年8月、アーケード内にオープンした“ずんだ”スイーツ専門のカフェです。“ずんだ”専門店「あおばずんだ本舗」直営とあって、餡は無添加、無着色、そしてすべて自社製というこだわり。風味の強い茶豆と枝豆をすり鉢で粗くすりつぶしているので、食感をしっかりと感じる仕上がりです。

このお店の魅力は、なんといっても自慢の餡を堪能できるアレンジスイーツの種類の多さ。和洋問わず10種類以上のスイーツをそろえています。

ZUNDA ZUNDA CAFE 仙台一番町本店
ZUNDA ZUNDAパフェ 店内飲食・テイクアウト700円
ZUNDA ZUNDA CAFE 仙台一番町本店
ZUNDAロール 店内飲食・テイクアウト450円
ZUNDA ZUNDA CAFE 仙台一番町本店
ZUNDAマフィン 店内飲食・テイクアウト320円

上にちょこんとのった串だんごがかわいらしい「ZUNDA ZUNDAパフェ」。みたらし餡や米のシリアルなどで10層になっていて、味わいと食感の変化が楽しい一品です。

シフォン生地にたっぷりの“ずんだ”クリームを巻き込んだ「ZUNDAロール」や、“ずんだ”がふわりと香る「ZUNDAマフィン」など、洋菓子とあわせたメニューも豊富。石巻市で30年続く「珈琲工房いしかわ」のスペシャルティコーヒーとあわせて味わうのがおすすめです。

ZUNDA ZUNDA CAFE 仙台一番町本店
注文は1階で行う。イートインスペースは2階に6席
ZUNDA ZUNDA CAFE 仙台一番町本店
アーケードの一番町四丁目商店街にオープン

ニューオープンで注目度が高い店です。座席数が少ないので、訪れる際は予約しておくといいですよ。

■ZUNDA ZUNDA CAFE 仙台一番町本店
070-1184-7159
宮城県仙台市青葉区一番町4-4-27豊川ビル1階
10時30分~18時(LO17時30分)
不定
【電車】仙台市営地下鉄 勾当台公園駅より徒歩2分【車】東北道 仙台宮城ICより10分
なし ※近隣にコインパーキングあり
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【仙台駅から徒歩15分】玉澤総本店 一番町店

だだちゃ豆を使った“ずんだ”は風味豊か

玉澤総本店 一番町店
ずんだ餅 店内飲食870円(餅5個入り)、テイクアウト370円(餅3個入り)

仙台市内に7つの店舗がある「玉澤総本店」。80年以上前に仙台で誕生した老舗和菓子店です。

「一番町店」は2階が喫茶室となっている店舗。餅が5つ入った「ずんだ餅」をはじめ、みつ豆やあんみつなど、“ずんだ”を使った和スイーツがそろいます。ずんだ餡は山形県産の「だだちゃ豆」を使用。風味が豊かで、豆の甘みがしっかり感じられる仕上がりです。

ずんだ餡を使った「ずんだしるこ」(870円)といった変わり種や、季節限定で登場する「ずんだフラッペ」(820円)といったひんやりスイーツなど、メニューが多彩なのでリピーターが多いというのも納得です。

玉澤総本店 一番町店
クラシカルでゆったりとした雰囲気の空間。席の予約は店舗へ問い合わせを

1階では、お土産用の菓子を販売しています。「玉澤総本店」の看板商品である「黒砂糖まんじゅう」(1個115円)や、「仙台生ゆべし・仙台味噌」(1個170円)など仙台土産にぴったりの商品が見つかりますよ。

■玉澤総本店 一番町店
022-262-8467
宮城県仙台市青葉区一番町4-9-1
【販売】10時30分~18時【喫茶室】11時30分~17時30分(LO17時)
不定
【電車】仙台市営地下鉄 勾当台公園駅より徒歩2分【車】東北道 仙台宮城ICより10分
なし ※近隣にコインパーキングあり
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【仙台駅より車で10分】エンドー餅店

風味の異なる2種の「づんだ餅」を食べ比べよう

エンドー餅店
極みづんだ餅(3個)720円 ※テイクアウトのみ
エンドー餅店
づんだ餅(3個)480円 ※テイクアウトのみ

1948年創業の老舗餅店「エンドー餅店」は、素材と手作りにこだわった団子やおはぎなどの餅菓子作りを続けています。

名物は過去数々の賞を受賞した「づんだ餅」と「極みづんだ餅」です。「づんだ餅」は、爽やかな香りが際立つ青大豆を使用。一方「極みづんだ餅」は、豆の甘みが強い秘伝豆を使っているので、同じ「づんだ餅」といっても味わいは異なります。

「づんだ餅」と「極みづんだ餅」は、ファンも好みが分かれるという看板メニュー。イートイン限定のお茶付き「づんだ餅食べ比べセット」(500円)で、2つのメニューの味わいを比べてみましょう。「極みづんだ餅」と「づんだ餅」が1個ずつセットになっているので、国内産の枝豆を100%使った餡の、それぞれの風味の違いを堪能できますよ。

エンドー餅店
2023年9月にイートインコーナーを復活させ、リニューアルオープン

余計な物は一切入れないというこだわりの「エンドー餅店」の「づんだ餅」。素材の良さや製法の丁寧さが際立つ老舗の味にリピーターも多く、売り切れる場合が多いので購入する際は電話で取り置きをお願いしておきましょう(繁忙期は取り置き不可の場合もあり)。

また、オンラインショップもあるので取り寄せも可能です。

■エンドー餅店
022-223-9512
宮城県仙台市青葉区宮町4-7-26
8時30分~18時
木 ※催事により異なる場合あり
【電車】JR 東照宮駅より徒歩4分【車】東北道 仙台宮城ICより17分
なし ※近隣にコインパーキングあり。領収書または駐車証明書の提示で100円のお渡し(1000円以上お買い上げ時)
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【仙台駅から徒歩3分】うす皮たい焼き 鯛きち 名掛丁店

焼きたてあつあつの「ずんだ餅」入りたい焼き

うす皮たい焼き 鯛きち 名掛丁店
薄皮たい焼きずんだ餅220円 ※テイクアウトのみ
うす皮たい焼き 鯛きち 名掛丁店
薄皮たい焼き小倉あん(奥)、薄皮たい焼きカスタード(真ん中)各170円 ※テイクアウトのみ

種類豊富なたい焼きが並ぶたい焼き専門店。パリッと香ばしく焼き上げた薄皮に、小倉やカスタードなどの餡がたっぷり詰まっています。

仙台名物の「ずんだ餅」が入った「薄皮たい焼きずんだ餅」は店を代表するメニューの一つです。“ずんだ”は添加物不使用。甘みと香りが強い茶豆のみを使って、塩釜産の「藻塩」と砂糖だけで味付けをした、昔ながらの製法で作られています。注文を受けてから餅と餡をからめるのも美味しさのポイント。出来たてのたい焼きは、茶豆の濃厚な風味と粗くつぶした粒感をしっかりと楽しめます。

うす皮たい焼き 鯛きち 名掛丁店
テイクアウトのみの販売

「薄皮たい焼き」のほかに、ホイップクリームがたっぷり入ったもちもち生地の「生たい焼き」(200円~)もあります。季節限定で登場するメニューもあるので、訪れるたびに新しい味に出合えるのも魅力です。

■うす皮たい焼き 鯛きち 名掛丁店
022-224-7233
宮城県仙台市青葉区中央2-1-30須田ビル1階
10時30分~19時 ※生地が無くなり次第終了
なし
【電車】JR 仙台駅より徒歩3分【車】東北道 仙台宮城ICより10分
なし ※近隣にコインパーキングあり
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【仙台駅から徒歩10分】すずや

かわいいだけじゃない!こだわり素材のサクっとモナカ

すずや
いちごずんだ 店内飲食400円、テイクアウト400円。あんこバージョンもある
すずや
ずんだカタラーナ 店内飲食350円、テイクアウト350円

ノスタルジックな雰囲気の「文化横丁」にある店。スイーツを中心に、和洋にとらわれないオリジナリティ溢れるメニューを提供しています。

看板メニューは、たっぷりの具が印象的なモナカ。北海道十勝産の小豆を使った自家製あんこや季節のフルーツ、白玉、クリームチーズなどを、注文を受けてからモナカの皮にはさんでいます。

おすすめの「ずんだスイーツ」は、特大のいちごを使った「いちごずんだ」や、濃厚なスペイン風プリンが入った「ずんだカタラーナ」です。ずんだ餡には、宮城県角田市産の希少な秘伝豆を使用。粉砕はせず、すりつぶしているので、素材の持つ風味をしっかりと感じることができます。

すずや
ずんだあんみつ 店内飲食770円、テイクアウト594円。あんこバージョンもある

黒蜜をかけて味わう「ずんだあんみつ」も、香り豊かな“ずんだ”を楽しめる一品。毎朝店で生地を仕込む白玉や酸味のあるフルーツ、爽やかな寒天など、シンプルな素材それぞれの美味しさを味わいましょう。

すずや
イートインスペースは2階。予約不可

モナカは、食べ歩き用で、と伝えるとバーガー袋に包んでくれるので、その場ですぐに味わうことができます。自宅用や手土産用の場合は、餡と皮を分けて包装。食べる直前に餡を自分ではさむので、いつでもモナカの皮はサクサクの食感です。

なお、2024年3月には仙台市若林区の荒町商店街に新しいカフェをオープン予定とのこと。スイーツだけでなく食事とナチュールワインも楽しめるそうなので、ぜひ訪れてみてくださいね。

■すずや
022-748-5877
宮城県仙台市青葉区一番町2-3-37
11時~18時30分(LO18時)
不定
【電車】仙台市営地下鉄 青葉通一番町駅より徒歩2分【車】東北道 仙台宮城ICより10分
なし ※近隣にコインパーキングあり
「すずや」の詳細はこちら

まとめ

“ずんだ”の作り方はどの店もとてもシンプル。ですが、甘さの加減は千差万別ですし、食感もなめらかだったり、つぶつぶだったりと様々で、それぞれの店のこだわりが詰まっています。いろいろな店を訪れて、美味しいずんだスイーツを食べ比べてみてくださいね。 

※この記事は2024年2月19日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

星 マチコ  星 マチコ

東北・宮城県在住のライター、兼2人の子どもの母。見て、聞いて、触れて、温度感のある観光情報を発信中。雪山が好き。休日はマニアックで美しい絶景を求め、東北をあっちこっちさまよっている。