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今回は、静岡県に行ったことがあり、3カ月に1回以上は旅行する400人にアンケートを実施。その結果をまとめた、人気観光スポットランキングTOP30を紹介します。伊豆の動物園やうなぎパイファクトリーといった定番観光スポットに加え三島スカイウォークなどが絶景スポットもランクイン！

ぜひ、静岡旅行の参考にしてみてくださいね。

静岡の人気スポットTOP30

旅行好きで、静岡県を訪れたことがある400人にアンケートを実施した結果、動物と触れ合える施設や、山や海岸など自然景観を楽しむスポット、お得にブランド品が購入できるアウトレット施設など、様々なジャンルの場所がランクインしました。観光地が比較的近い範囲に点在しているので、まずは中心となる目的地を選び、その周辺を巡ると効率よく周ることができますよ。

それでは、ランキング順に各スポットの見どころなどを交えて紹介していきます！

【アンケート調査概要】
インターネット 調査：選択方式によるアンケート
調査時期：2023年10月11日～18日
調査対象：20～40代男女の3カ月に1回以上旅行に行く人
有効回答数：400名

1位：伊豆シャボテン動物公園【伊東市】

大小9つの島と沿岸をボートで巡りながら動物を観察

動物たちに触れたり、おやつをあげる体験をしたりと、アクティビティを楽しめる動植物園。国内の動物園では珍しい動物の展示方法を採用しており、「アニマルボートツアーズ」では、大きな池に浮かぶ島々を巡り、ガイドの話を聞きながら動物を観察でき探検気分も味わえます。

古代遺跡ロックガーデンエリアでは、ロープを使って地上から丘の上にいるラマにおやつをあげる「ラマのジップライン」ができます。ロープから落とさずにおやつをあげることができるかどうか、ぜひトライしてみてくださいね！

また、例年11月下旬〜翌年4月初旬にかけて開催される「元祖カピバラの露天風呂」は、“伊豆の冬の風物詩”として知られています。

「シャボテン温室」には世界各国から集められた約1500種類のサボテンや多肉植物が展示されています。「シャボテン狩り工房」ではオリジナルの寄せ植え（有料）をつくることもできますよ。

（画像提供：伊豆シャボテン動物公園）

2位：うなぎパイファクトリー【浜松市】

職人技を見て学び、出来立てのうなぎパイを味わう

うなぎパイの製造工場とオリジナルカフェを併設した施設。工場見学は自由見学、ガイド付き見学（要電話予約）、窯出しの焼き立てうなぎパイ付き見学（要Web予約）の3つから選べます。

2階の「うなぎパイカフェ」では、うなぎパイを使った期間限定のオリジナルスイーツや食事を楽しめます。ガーデンでは、移動販売車「うなくん号」で「うなぎパイジェラート」を販売。サクサクのうなぎパイをクラッシュして自家製ミルクジェラートとブレンドした食感が面白いスイーツです。

（画像提供：うなぎパイファクトリー）

3位：富士サファリパーク【裾野市】

迫力ある動物たちの暮らしをバスやマイカーで巡る

世界中から集まった約60種900頭の動物たちがのびのびと過ごす、富士山麓の自然公園。

園内は、マイカーやジャングルバスに乗って放し飼いの動物たちを観察できる「サファリゾーン」と、動物たちと触れ合える「ふれあいゾーン」に分かれています。

「イヌの館」「ネコの館」「ウサギの館」といった動物と癒しの時間を提供する屋内施設や、動物の形をしたパンづくり体験を楽しめる工房もあります。

（画像提供：富士サファリパーク）

4位：御殿場高原 時之栖【御殿場市】

グルメやスポーツ、カメラ好きの心もくすぐる絶景スポットも満載！

「御殿場高原 時之栖（ときのすみか）」は、1日中遊べるレジャー施設です。約98,000坪の広大な敷地に宿泊施設、100%天然温泉、地ビール醸造所、レストランのほか、ボルダリングやサッカーなどができる屋内外のスポーツエリア、パンやワイン、チーズといった手づくり工房が併設されています。

正面ゲートからほど近い「初夢の橋」は、初夢で見ると縁起の良いと言われる一富士・二鷹・三茄子を表した人気のフォトスポット。

日中はアクティビティや散策を満喫したり、夜は夜空を華麗に彩る噴水レーザーショーを「王宮の丘」で見て過ごしたりと、年齢問わず楽しめるリゾートです。

（画像提供：御殿場高原 時之栖）

5位：御殿場プレミアム・アウトレット【御殿場市】

約290店舗が揃うアウトレットでお買い物を楽しむ

全国に展開するプレミアム・アウトレットの中でも店舗面積が国内最大の施設で、国内外のブランドショップ、レストランなど多くの人で賑わっています。

見晴らしの良いミニ遊園地やホテルも併設。100%自家源泉の日帰り温泉施設では富士山の大パノラマを望む露天風呂と19室ある貸切個室露天風呂、ロウリュを楽しめるサウナなどもあり、買い物をして、疲れたら温泉で休憩して、また遊びに出かけるなど思い思いの滞在時間を過ごすことができます。

（画像提供：御殿場プレミアム・アウトレット）

6位：三島スカイウォーク【三島市】

高低差約70mの大吊橋から富士山と駿河湾を眺める

長さ400mの歩行者専用吊橋「三島スカイウォーク」。地上からの眺めとは趣が異なる富士山のビュースポットとしても親しまれています。

空を飛んでいるようなスピード感あるスリルも楽しみたい人は、ロングジップスライドがおすすめ。

樹から樹へと様々なアクティビティを体験できる「アドベンチャーコース」は、大人から子どもまで夢中になって遊ぶことができます。

（画像提供：三島スカイウォーク）

7位：熱海 來宮神社の大楠【熱海市】

夜は幻想的な世界が広がる、樹齢2000年超の御神木

来福・縁起の神として信仰を集めている「來宮神社」。国指定天然記念物にも指定されている御神木「大楠」は樹齢2100年を超えており、大きくて立派な姿から歴史の流れを感じることができます。

また、御神木の生命力にあやかり、心に願いを秘めながら１周すると、健康長寿や願いが叶うと言われる伝説もあるのだそう。

17時～23時は、杜の草木に宿る木霊を約160個の明かりで表現したライトアップが行われ、川のせせらぎのもと、幻想的な世界を楽しめます。

（画像提供：來宮神社）

8位：伊豆パノラマパーク【伊豆の国市】

空と水盤と富士山が織り成す、美しきブルーの展望スポット

ロープウェイを上った先に広がるのは、標高452mから望む360度の大パノラマ！ 山頂には「碧テラス」があり、中でも富士山と駿河湾の海と自然が織り成すブルーの水盤「ザ・ウォーターラウンジ」は人気の特等席です。

コーヒーを片手に雄大な富士山を眺めながら、ソファやベンチに座って過ごせます。ふかふかのマットの上で足を伸ばして寛ぎたい人は、「かつらぎ茶寮 プライベートガゼボ」（完全予約制、席料／平日3000円、土・日・祝3500円）もおすすめ。

また、木漏れ日が美しい小径「ボードウォーク」では、新緑や紅葉などの風景を通じて季節の移り変わりを体感できます。

（画像提供：伊豆パノラマパーク）

9位：大室山 登山リフト【伊東市】

噴火口の“お鉢巡り”を散歩感覚で楽しむ

お椀を伏せたようなシルエットが特徴の「大室山（おおむろやま）」は、リフトを使って登れます。かつて山そのものが御神体と考えられ、人々の信仰を集めてきた聖地であり、五智如来、八ヶ岳地蔵、浅間（せんげん）神社が祀られています。

噴火口跡を巡る通称“お鉢巡り”は、およそ1km。富士山、南アルプス、伊豆諸島、房総半島などの眺望を楽しめ、晴れた日は東京スカイツリー（R）や横浜ランドマークまで見渡せます。

（画像提供：大室山 登山リフト）

10位：河津桜まつり【河津町】

2月に花開く桜で、ひと足早い春の訪れを感じられるお祭り

河津町発祥とされる「河津桜」。例年2月上旬になると開花が始まり、河津川沿いには850本ほど、町全体では8000本ほどが咲き誇ります。

2024年開催の「河津桜まつり」は、多くの露店と桜のライトアップの他に、伊東駅～稲取駅区間を走る「河津桜夜桜ビール列車2024」が運行。また、夜桜を背景にひびのこづえ氏の衣装を着たパフォーマーが躍るダンスパフォーマンス「Rinne」や、地元劇団による舞台なども行なわれました。

※飲酒運転は法律で固く禁じられています。飲酒をする場合は公共交通機関でお出かけください。

（画像提供：河津桜まつり）

11位：道の駅 伊東マリンタウン【伊東市】

伊豆半島の玄関口に建つ海辺の観光拠点

ヨットハーバーを併設した全国的にも珍しい道の駅。海沿いにある遊歩道での散歩や遊覧船によるクルージング、海の幸グルメ、カラフルでフォトジェニックな建物とお土産店など、海を満喫できる観光スポットです。

犬と一緒に楽しめる足湯は、愛犬家にも喜ばれています。100%自家源泉を使った日帰り温泉施設では、伊東の海を一望しながらお湯に浸かれる大浴場や貸切風呂、サウナもあります。

（画像提供：道の駅 伊東マリンタウン）

12位：城ヶ崎海岸【伊東市】

断崖絶壁にあるスリル満載の吊橋

ユネスコの「世界ジオパーク」に認定された伊豆半島を構成する景勝地のひとつです。4000年ほど前、大室山の噴火で流れ出した溶岩によって生まれたと考えられている「城ケ崎海岸」。海岸線沿いには「城ヶ崎ピクニカルコース」と呼ばれる全長3kmのハイキングコースがあります。

全長48mの「門脇（かどわき）吊橋」はサスペンスドラマのロケ地やアニメの舞台となった名所で、360度のパノラマが楽しめる「門脇埼灯台」からは伊豆七島や天城連山を望むことができます。

（画像提供：伊東市役所）

13位：伊豆ぐらんぱる公園【伊東市】

ゴーカートにイルミネーションまで！夜もアトラクションで遊べて大興奮

往復約400mの長さを滑走する「ジップライン～風 KAZE～」や、透明のバルーンの中に入って水の上を歩く「ウォーターバルーン」、実物大の恐竜たちの間をゴーカートで駆け抜ける「ディノエイジカート」など、冒険心をくすぐるアトラクションが点在しています。

夜になると園内一帯がイルミネーションで彩られ、目の前に広がる幻想的な世界観に心が躍りそう。また、ライトアップされた中で遊ぶアトラクションは昼とは違う趣があり、非日常の体験を楽しめます。

（画像提供：伊豆ぐらんぱる公園）

14位：熱海サンビーチ【熱海市】

南国リゾートのような景観と、夜のライトアップビーチは見もの

400mほどあるビーチ沿いにはヤシの並木通り、周辺にはホテルやカフェなどが立ち並び、まるで海外へ出かけたような雰囲気を楽しめます。

波が穏やかなので、砂浜をのんびりと歩いたり、水際で遊んだりと、海水浴シーズン以外の季節も多くの人が訪れる場所です。日が沈むと、照明デザイナー・石井幹子氏が手掛けたライトアップでビーチが彩られ、幻想的な美しさが広がります。

（画像提供：ピクスタ）

15位：白糸ノ滝【富士宮市】

富士山の雪解け水が流れ落ちて生まれる幻想的な美しい滝

高さ20m・幅150ｍの湾曲した絶壁から大小数百の滝が流れ落ちていく「白糸ノ滝」。国の名勝及び天然記念物に選定されており、流れていく様は幾筋の絹糸を垂らしている白糸のようだと言われています。

滝壺の近くに立てば、三方が水のアーチとなった自然美を間近から眺められるので、お出かけの際はぜひ立ち寄ってみてください。

隣には、「曽我兄弟伝説」でも知られる雄大な姿の「音止（おとどめ）の滝」があります。その昔、曾我兄弟が父の仇討ちを相談していましたが、滝の音で声がさえぎられてしまいました。そこで、しばし神に念じたところ、一瞬滝の音が止んだという伝説からこの名が残っています。

（画像提供：富士宮市観光協会）

16位：焼津さかなセンター【焼津市】

港から直送される焼津の名産・マグロを味わう

焼津港、小川港、大井川港で水揚げされた新鮮な魚介を直売している施設で、市場と食堂を合わせて約50店舗が集結しています。日によっては、市場には出回りづらい希少部位を販売。威勢のよい店員さんとの根切り交渉や掛け合いは見ているだけでも楽しめます。

全国におけるマグロ類の漁獲量は静岡県が日本一で、「焼津さかなセンター」では、マグロの品数が豊富に揃っています。他にも様々な魚介を取り扱っている魚の大型ショッピングセンターです。

（画像提供：焼津さかなセンター）

17位：三保松原【静岡市】

歌川広重の浮世絵にも描かれた風光明媚な景観

約5kmの海岸に推定3万本の松が生い茂り、松林の緑、打ち寄せる白波、海の青さと富士山が織り成す風景は、数々の絵画に描かれてきました。国の名勝第1号「三保松原」は、2013年に世界文化遺産「富士山 信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産に登録。

また、松原の一角には天女が羽衣をかけたと言われる現在三代目の「羽衣の松」があり、羽衣伝説の舞台としても知られています。

老齢大木の松並木「神の道」は、地元の人からも親しまれている散歩コース。自転車専用道路も整備されているため、レンタサイクルで三保半島を一周するのもおすすめです。

（画像提供：静岡市）

18位：熱海 來宮神社【熱海市】

参拝後は、神社スイーツを堪能

大己貴命（おおなもちのみこと）、五十猛命（いたけるのみこと）、日本武尊（やまとたけるのみこと）の3柱の神様を主祭神としていて、来福・縁起のご利益があると言われている神社です。

境内には参拝後に休憩できるテラスカフェや、その2階にあるスタンドカフェなど3つのカフェがあり、それぞれの店舗でオリジナルメニューを堪能できます。

夜のライトアップは、やわらかな光と自然が織り成す幻想的な空間を演出。昼間とは違った景色を楽しめます。

（画像提供：來宮神社）

19位：熱海トリックアート迷宮館【熱海市】

だまし絵を使った面白写真が撮影できる

「熱海城」に隣接した施設で、平面を立体的に見えるよう専門画家が描いた様々なトリックアート（だまし絵）を約50点展示。サメが大きな口を開けている迫力ある絵や恐竜、動物など見ごたえある作品に出合えます。

見て、触って、錯覚を利用して小人や巨人の気分を楽しんだり、SNS映えする面白い写真の構図を考えながら撮影して遊んだりと、ユニークな体験を楽しんでください。

（画像提供：熱海トリックアート迷宮館）

20位：夢のつり橋【川根本町】

青く澄んだ湖面に架かるつり橋

大井川の絶景スポット「夢のつり橋」。2014年に「南アルプスユネスコエコパーク」に登録された地域の一部で、周囲には原生林が広がり、つり橋から見えるダムの湖面には新緑や紅葉など自然美が映し出されます。

この美しいエメラルドグリーンの水面は、透明度が高い水に光が差し込むことで波長の短い青の光だけが反射される現象です。

長さ90m・高さ8mもある橋は、歩くと少し揺れるのでスリル満点。橋の中央で恋愛成就を祈ると叶うと言われています。

（画像提供：寸又峡美女づくりの湯 観光事業協同組合）

21位：掛川花鳥園【掛川市】

カラフルな鳥と花に囲まれた、癒しのスポット

1年中咲き誇る満開の花の中、多くの鳥が自由に飛び交う全天候型のテーマパーク。園内には100種600羽の珍しい鳥たちが暮らし、触れ合いを楽しむことができます。

1日3回開催されるバードショーでは、様々な特技を披露。来園者のすぐ近くを低空飛行するスリル満点の体験は、思い出になりそう！

2023年11月にリニューアルした「ペンギンプール」では、のんびり泳ぐペンギンたちを見ることができます。

（画像提供：掛川花鳥園）

22位：久能山東照宮【静岡市】

日光東照宮に先駆けて造られた、徳川家康公を祀る神社

眼下に駿河湾を見下ろし、東に伊豆半島、南に御前崎を一望できる久能山。遺命により徳川家康公を埋葬した地に、2代将軍・徳川秀忠公が命じ「久能山東照宮」が創建されました。

極彩色、総漆塗り、権現造の社殿は、江戸初期の代表的建造物として国宝建造物に指定。また、権現造の建築様式は、日光東照宮を始めとする全国の東照宮の原型となっています。

併設の博物館には、江戸幕府の歴代将軍に関係する文化財2000点超が収められています。

（画像提供：久能山東照宮）

23位：ゆうえんち 浜名湖パルパル【浜松市】

浜名湖のレイクビューを満喫できるアトラクションが充実

浜名湖畔の立地を活かしたリゾート型の遊園地。赤ちゃんでも乗れるアトラクションやステージショーもあり、家族連れにおすすめです。

約14mの高さから一気に大滑走する急流すべり「ドン・ブラーコ」、浜名湖を一望できる大観覧車「コクー」、絶叫コースター「四次元」は、年齢問わず人気の乗り物。

パルパルファミリーと写真を撮ったり、踊ったりできる「パルパルファミリーのおさんぽ」は、土・日・祝日のみ開催されています。

（画像提供：ゆうえんち 浜名湖パルパル）

24位：箱根旧街道【三島市】

参勤交代で賑わった街道を歩き、江戸時代に想いを馳せる

箱根旧街道とは、江戸時代の初めに整備された東海道の一部で、静岡県・三島宿から神奈川県・小田原宿までの約32kmを指します。そのうちの三島宿から箱根峠を「西坂」と呼んでいます。

箱根旧街道は、浮世絵『東海道五十三次』にも描かれている江戸時代の旅路がしのばれる場所。この地を訪れた松尾芭蕉は、富士山に霧がかかった様子を俳句で詠みあげました。

江戸時代初期は滑り止めのために竹を敷いていたそうですが、1680年に石が敷きつめられて以降、石敷きの道となりました。

（画像提供：三島市）

25位：はままつフラワーパーク【浜松市】

フラワートレインに乗ってガーデンを散策

浜名湖畔の地形を活かした園内では、春は桜とチューリップの華麗な競演に始まり、フジ、バラ、ハナショウブへと続く花のリレーが続きます。色とりどりの花と香りに癒されながら散歩を楽しむことができ、疲れたら園内を走る「フラワートレイン」で周遊するのもおすすめです。

季節ごとに趣向を凝らしたテーマ展示を行う大温室「クリスタルパレス」、水と音楽の「大噴水ショー」など、趣向を凝らした空間演出が見どころです。

桜、フジの花が咲く季節や、クリスマスシーズンはイルミネーションが開催され、夜の風景を鮮やかに照らします。

（画像提供：はままつフラワーパーク）

26位：浄蓮の滝【伊豆市】

名曲にも登場する伊豆の名瀑

日本の滝100選にも選ばれている天城の名所で、柱状節理がつくり出す岩肌と水量たっぷりの滝が織り成す自然美は圧巻！ 高さ25mから落下する水の流れ、山の冷気と水しぶきで真夏でも涼しさを感じられます。

滝の左壁面には、国内では伊豆半島と九州南部のみに分布する天然記念物「ハイコモチシダ（別名 ジョウレンシダ）」が群生し、滝の下流には湧き水を利用したわさび田を間近で見られます。

（画像提供：浄蓮の滝観光センター）

27位：つま恋リゾート 彩の郷【掛川市】

アクティビティと温泉を兼ね備えた総合リゾート施設

夏の目玉「ウォータースライダー」を始め、トレジャーハンティング、乗馬など20種類以上のアクティビティやドッグラン、音楽スタジオ、ホテルなどを併設している「つま恋リゾート 彩の郷」。広大な自然の中でのびのびと過ごせます。

温泉施設「森林の湯」は、静岡ならではの「お茶風呂」、森林浴が楽しめる「露天風呂」、「ひのき風呂」など20種類以上のお風呂があり、湯巡りも楽しめます。2023年秋に始まった「つま恋 サウンドイルミネーション」は、四季の彩りを音楽で演出。2024年6月末まで開催予定です。

（画像提供：つま恋リゾート 彩の郷）

28位：三保海岸【静岡市】

白波と松原、富士山が織り成す絵画のような景勝地

富士山を望むことができる「三保海岸」は、江戸時代の絵画や和歌にも登場している「三保松原」に囲まれた自然豊かな天然海岸です。1922年には国の「史跡名勝天然記念物」に指定されました。

青い海と打ち寄せる白波、松林の緑、遠くに見える富士山は、浮世絵の世界が目の前に現れたような日本の美を象徴するような風景です。波が穏やかな内浜では、富士山を背景に水遊びやマリンスポーツを楽しめます。

（画像提供：ピクスタ）

29位：三嶋大社【三島市】

源頼朝公も足繁く訪れた神社で運気アップを願う

古くから伊豆の国の一宮として栄え、鎌倉時代には源頼朝公が源氏の再興を祈願したことでも知られています。

本殿、幣殿、拝殿は国の重要文化財で、当時の名工による彫刻は見どころのひとつ。「宝物館」には、頼朝公の下文や政子奉納の国宝「梅蒔絵手箱（模造復元品）」などゆかりの品々が展示されています。

春になると境内にある約15種200本の桜が咲き誇り、穏やかな色彩が広がる景色を堪能できます。

（画像提供：三嶋大社）

30位：厳島神社【松崎町】

参拝後はアドベンチャー気分で島を一周！

松崎海岸の北端にある巨鯛島。高さ30mほどの小さな岩山で、通称“弁天さん”と呼ばれ、99段の石段を登った先にある「厳島神社」には、市杵島比売命（いちきしまひめのみこと）が祀られています。

周囲を巡る遊歩道は1周5分ほどの規模。素掘りの低いトンネルや起伏のある階段が冒険心を刺激します。この遊歩道では、伊豆半島が南の海に位置していた頃に海底に流れ出した溶岩の地層が見られ、岩場では松崎町の天然記念物に指定されたウバメガシの群生が生い茂っています。

（画像提供：松崎町役場）

※この記事は2024年4月19時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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