美し過ぎるクロワッサンが話題の「コクリコルージュ」。店内にはカラフルなクロワッサンや手毬のようなパンなど、芸術的なビジュアルのパンがズラリと並びます。
2023年12月には姉妹店「コクリコブラン」が京都中心部・八坂の塔(法観寺)の目の前にオープン。今回はそんな「コクリコルージュ」「コクリコブラン」の魅力を紹介します。
伊勢市のブーランジェリー「コクリコルージュ」
毎日焼き上げるパンは200種類以上!
JR伊勢市駅から車で5分ほどの場所にある「コクリコルージュ」ですが、 “朝1番に訪れても選ぶ楽しさと、その日の自分好みのパンを見つけてもらいたい”と、6時の開店から購入できるパンはなんと100種類以上。最終的には200種類ほどのパンが店頭に並びます。
土日の9時以降は入店規制をかけるほど盛況で、SNSでも話題のカラフルなクロワッサンやパンは、夕方には売り切れることも多いとか。店舗にはイートイン用のテラス席が4テーブル用意されており、パンと一緒にドリンクを購入してその場で味わうのもおすすめです。
パンのビジュアルに注目されがちな「コクリコルージュ」ですが、本当にすごいのは購入者ファーストの真摯な姿勢と丁寧な仕事ぶり。「たった一人でも、そのパンを目当てに訪れてくださるファンがいる限り、ラインナップから減らすことはありません」と語るオーナーの言葉通り、オープンから4年目を迎えた現在まで、店頭で販売したパンの種類は、増えることはあれど減ることはなく、常に購入者目線に立った開発・提供を心掛けているそうです。なかには、1日4個しか焼かないパンもあるというからスゴすぎます。
芸術的な映えるパンが勢ぞろい
バイカラークロワッサン
鮮やかな色が特徴のバイカラークロワッサンは看板商品のひとつ。全部で11種類あり、1番人気はフランボワーズ味のクリームチーズが入った赤色だとか。
チョコクロワッサンをベースにしたものなど、見た目の組み合わせも中身もさまざまなので、ぜひ全種類制覇したいですね。13cmほどの大きさで意外とボリュームもありますよ。
クーゲル マロン
手毬のようなコロンとしたフォルムがキュート!クリスマスツリーを飾りつけしている時にひらめいたというこの商品は、中にダマンドクリームと栗の甘露煮が入っています。外側のパリッとした食感も魅力です。
ダマンドキューブ
積み木をイメージしたデニッシュ生地の中にはダマンドクリームが入っており、表面のサクサクした食感と中のしっとりとした生地、クリームのバランスが絶妙です。種類によって、マロンやローストしたアーモンドなどがアクセントになり、食感の違いも楽しめますよ。
シュプリーム
ニューヨークのベーカリー発祥の進化系クロワッサン。渦巻き状に焼き上げたクロワッサンは側面から見ても美しく、陳列されている姿はケーキが並んでいるかのようです。中にはチョコ、ホワイトチョコ、ルビーチョコ、ピスタチオの4種類の異なる生チョコがたっぷり!
ニューヨークロール×ミニクロ
切り株をイメージしたニューヨークロールに、ミニサイズのバイカラークロワッサンをのせたアートのような商品。
ニューヨークロールのフレーバーは、シュプリームと同様の4種。上にのせるミニクロワッサンはランダムで、焼き上げるスタッフの気分次第だとか。もしかしたら、次回訪れたときに同じ組み合わせの商品は無いかも!?
余談ですが、この商品を開発する際「“パンonパンなんてありえない!”とスタッフに大ブーイングされました」とオーナー。言われてみれば、パンの上にパンって斬新。でも、オーナーの熱意とこだわりが形になり、人気商品のひとつになったというから、オーナーの着眼点に脱帽です!
フルーツサンド
“他の店では真似できないような、ここにしかないパンを作ろう”と商品開発がスタート。完成したフルーツサンドは、食べるのがもったいないほど精巧です。
3種の生クリームを混ぜたクリームは、口どけがよく後味もスッキリ。フルーツやクリームを挟むパンも、見栄えを考えブルーベリーのピューレで色を付けた特製のものを使用しています。
エクラン
クロワッサンの層を横に積み重ねたキューブ状のパンは、ふんわりとした軽い食感が特徴。フレーバーは4種類。サクサクの生地とトッピングのナッツ類の食感が楽しめるほか、それぞれ異なる中のクリームなど、甘さのバランスもバッチリです。
パン本来の味を追求した定番商品
アクアバゲット
加水率が驚異の110%!バゲットとは思えないほどしっとりしたフランスパンで、使用する小麦粉も厳選した4種類をブレンド。フランスパンは、ほかにもスタンダードな「バゲット(432円)」「天然酵母のバゲット(432円)」「ウォーターバゲット(432円)」がそろっています。
モーンプルンダー
甘く香ばしいケシの実の自家製ペーストと、くるみを練り込んだ新食感のデニッシュです。歯ごたえのある外側と軟らかな内側のギャップが秀逸で、創業当時から提供されている看板商品のひとつ。
あおさのエピ
低温熟成発酵したフランスパンに、美味しさを損なわない限界の量のあおさを練り込んだという風味豊かなパンは、ワインなどのお酒とも好相性。
オーナー曰く「原価率は考えていません!赤字覚悟です」と、材料と製法にこだわり抜いた地元愛あふれる渾身の逸品です。
2023年12月京都に姉妹店「コクリコブラン」がオープン
2号店は観光地にオープン。風情溢れる雰囲気も魅力
もともと1号店は“海外の人に美味しいパンを届けたい”と、中国に出店を考えていたオーナー。縁があり伊勢に店を構えることになったのですが、その想いは4年たった今も変わらず「日本で次に店を出すなら外国人が多く訪れる観光地で」と考えていたそうです。その想いが実り、2023年冬、京都に2号店が誕生しました。
店頭に並ぶパンは、伊勢の店舗で製造したパンを毎朝直送しています。小規模店舗のため、パンはショーケースから選んでスタッフがピックアップするスタイルで、まるで宝石店のようで特別感があると国籍、世代を問わず評判になっています。
京都限定商品に注目
京都店には土・日・月のみ登場する限定品が全部で10種類ほどあります。ラインナップは伊勢の店舗でも人気のバイカラークロワッサンやクーゲルなどの宇治抹茶バージョン。落ち着いたグリーンカラーが京都らしい雰囲気を醸していて、開業直後から人気はうなぎのぼり。ぜひ味わってみてくださいね。
まとめ
2024年5月半ばには近鉄伊勢市駅近くにモーニングが楽しめるベーカリーカフェをオープン予定。ここでしか出会えない魅力的なパンを味わいに、ぜひ現地へお出かけください♪
※この記事は2024年4月26日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。