シトラさんの広島県の旅行記
福山 尾道 広島 グルメと平和祈念の旅
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私の《住んでみたい街》の1つである【広島県】へ新幹線で一泊旅行してきました。 1日目=新幹線 福山駅で降り、ドラマ《流星ワゴン》や、映画《崖の上のポニョ》の舞台である【鞆の浦(とものうら)】へ行き、ノスタルジックな港町でロケ地めぐり。 そのあとJR 山陽本線で【尾道】へ移動し、坂の街を散策しながら【しまなみ街道】を眺め、尾道の街中でご当地グルメの《尾道ラーメン》をいただきました。 尾道から再びJR 山陽本線に乗り夕刻には【広島】へ移動して、この日は広島駅前で宿泊。 2日目=日本三景の1つ【安芸(あき)の宮島】へフェリーで渡り【嚴島(いつくしま)神社】を参拝しました。 それから広島市内に戻り、市電で【原爆ドーム】と【広島平和記念資料館】に行き、あらためて平和の大切さと戦争放棄の重大さを感じてきました。
神社ツウ シトラさん 女性 / 60代
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- 1日目2015年9月5日(土)
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新幹線で福山駅に到着。 福山駅前から《トモテツバス》で【鞆の浦(とものうら)】まで行きます。…運賃は520円で30分程かかります。
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バス停 鞆の浦を降りると、目の前には海が広がり【仙酔島(せんすいとう)】が見えます。
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仙酔島へは福山市営渡船で行けます。
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この船は、坂本龍馬率いる海援隊の《いろは丸》に見立てて作ってあります。
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《平成いろは丸》の乗船料は240円。 約5分で仙酔島に着きます。
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ここ鞆の浦は、江戸時代〜昭和初期の古い町並みが残っていて、鞆港(ともこう)には今もこんな《常夜灯》が建っています。
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この写真を見て『あっ!ここは…』と思う方もあると思います。
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この【いろは丸展示館】があるように、坂本龍馬とゆかりのあるスポットであると同時に…
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ドラマ《流星ワゴン》や、映画《崖の上のポニョ》の舞台にもなった場所です。 龍馬さん、すんませ〜ん! 私は歴史のことはよくわからないんでσ(^_^;)
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こんなことを書きながら、実は私は流星ワゴンも崖の上のポニョも見たことないんです。 が、ステキな町並みをいくつかご紹介!
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鞆の津 町並み 花めぐり
福山市
ちょうどこの日はイベントをやっていて、流星ワゴンのロケで使われた実際の自動車が展示されていました。
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ここは永田家で一雄の実家です。
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チュウさんが〈黒ひげ危機一髪〉を買いに行ったおもちゃ屋。
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ここももちろんロケで使われました。
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昔の民家がそのままオシャレなカフェになってます。
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そして、ここ鞆の浦の特産品《保命酒(ほうめいしゅ)》の醸造元があります。
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古くは江戸時代初期から、本みりんに16種類の薬味を漬け込んだ薬味酒を製造し始めたんだそうです。 美容と健康に良いらしいっす!
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それぞれの製造元(4店舗)によって多少味が違うらしいです。 どこも試飲させてくれるので、お好みの保命酒をどうぞ。
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私は、保命酒に梅や杏子や生姜を加えて飲みやすくしたモノを買いました。
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そうそう、こんな水鉢もありました。
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鞆港から福山駅までの帰りは《ボンネットバス》に乗りました。 9・10・11月の土日祝日だけ福山駅前と鞆港間を直行便として走ります。 本当に昭和33年頃走っていたバスを使っているそうです。…料金は普通のバスと一緒です。
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レトロな鞆の浦をあとにして、JR 山陽本線で30分ほどで【尾道】に着きました。
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朱華園
尾道市
まずはお昼ご飯に《尾道ラーメン》を食べようと【朱華園】に行ってみたら…なんと!9月3日〜10日まで夏季休暇だそうで(T_T) ショック!
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では《つたふじ》へ行ってみることに。
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どひゃ〜〜!…1時間半も待たされました。 お店はカウンター席のみで10人しか入れない。 その上、ご年配の店主が一生懸命マイペースで作っているので回転が悪い! 相当タイムロスしてしまいました。
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尾道ラーメンを急いで食べ終え【千光寺ロープウェイ】へ向かいました。
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ここ尾道は坂道と石段の街。 千光寺ロープウェイで登り(片道320円)、ゆっくり景色を見ながら下りてきました。
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【しまなみ街道】も見えます。
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千光寺にも参拝してきました。 朱色の鮮やかな鐘つき堂もあります。(…鐘はつけません) 石段の幅や高さや勾配がまちまちで、かなり危ない感じです。 足腰に自信のない方はロープウェイで下りられた方が良いと思います。
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はあ〜疲れた! 麓のロープウェイ乗り場の近くのカフェでひと休みしよう。
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【こもん】はワッフル専門店です。 熱々のうちにバターを溶かし、メープルシロップをかけてサク旨しっとりをいただきました。
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もう1軒スイーツのお店に寄りました。
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【からさわ】はアイスモナカ(150円)がオススメ! とにかくモナカが超サクサク・パリパリでクリーミーなアイスクリームとマッチして美味し〜い。 ちっちゃいからいくつでも食べれそう(^.^)
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尾道駅へ向かう途中のお店に《尾道プリン》ってのが売っていたので買って食べました。 魚型のチューブにはレモン風味のシロップが入ってました。
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ハート型のかわいいドーナツを売ってるお店もあったので、そこで《練乳ドーナツ》も買っちゃいました。
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もともとは銭湯だったところをカフェにしている【ゆーゆー】。 ここもレトロな感じでした。
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これもレトロな雰囲気の、市内の主要観光地を循環するバスです。
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JR 山陽本線で【広島】まで行きました。 尾道から広島へは1時間44分もかかりました。 尾道駅と新幹線の新尾道駅とは少し離れているので不便です。
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広島へ着いてから、晩ご飯は《広島風お好み焼き》にしよう!と駅ビルASSE(アッセ)の2Fにある【麗ちゃん】へ行きました。
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またまたすごい行列! が、結構回転が速く、そんなに待たされませんでした。 《そば肉玉》=770円。 う〜ん、大阪のお好み焼きを食べ慣れてる私は、ちょっと違和感あるなあ。
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【アーバイン広島エグゼクティブ】は駅から徒歩5分ほどです。 宿泊者は《24時間無料ドリンクサービス》が付いてますので助かりました!
- 2日目2015年9月6日(日)
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おはようございます! なんと、アーバイン広島エグゼクティブは《朝食サービス》も無料なんです! それも早朝5時からやってますので、早起きの私には超嬉しいホテル。 朝食はバイキングでパンも米飯もお味噌汁もヨーグルトもフルーツもあります。 チェックアウト後も荷物を預かってもらえたし、この日はあいにくの雨模様だったので、傘も1日貸してくださいました。 スタッフの接客も優しい笑顔で素晴らしいかったです。 1万円以下でこれだけの好条件はオススメですし、私は広島へ来る時はまた利用しようと思います。
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さて、今日はまずJR 山陽本線で【宮島口】まで約30分=410円。
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宮島口駅からすぐのところにフェリー乗り場があり【宮島】へ渡ります。 広島市内の元安川桟橋(原爆ドームの近く)から宮島へ行く船もあります。
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フェリーはJRのフェリーと…
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松大汽船のフェリーと2つ運行していて、両方とも同じ料金で片道180円です。
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約10分で【宮島桟橋】に到着! 揺れが全くなく、『動いているのかな?』という感じでした。
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この日は大雨の悪天候で、いつもだったら桟橋辺りにたくさんいる《鹿》が全くいません。 唯一いたので写真を撮りました。 宮島住民の方に『雨の日は鹿はどこかに収容してるんですか?』と聞いたら、『ええ?…野生なんで山に隠れてるんじゃないですかぁ』という答え。 あら!そうだったんだ。 私は動物園のように宮島の方が飼育しているのかと思っていましたσ(^_^;)
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宮島桟橋から嚴島神社まで、今回は【町家通り(まちやどおり)】を歩いて行きました。 江戸時代初期の宮島のメインストリートです。
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嚴島神社の大鳥居が見えてきました。 が、この日の朝早くは干潮でした…私は前回来た時も干潮だったなぁ(ー ー;)
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世界文化遺産【嚴島神社】です。 拝観料 300円、午前6時半から参拝できます。
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私的には満潮の時の方がやっぱり好きかな。
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次回は宮島に泊まって、晴れた日の満潮時・干潮時・夜の嚴島神社を見たい!
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嚴島神社を出ると雨が一段と強く降りだし、ひとまず雨宿りしていたら鹿もやってきた。…鹿と一緒に雨宿り。
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参拝して桟橋に戻る頃、やっと表参道のお店がオープンしだしたのでフラフラと立ち寄りながら…。
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さて、私が1番行きたかった【紅葉堂弐番屋】は《揚げもみじ》が有名。
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もみじ饅頭に衣を付けて揚げた《揚げもみじ》は、あんこ・クリーム・チョコの3種類あり1個180円です。
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以前は宮島でしか食べられないしろものでしたが、今回広島駅の中にここの揚げもみじが食べられるお店があるのを発見! 両方とも食べてみましたが、宮島の方が衣がサクサクで美味しかったです。 宮島ではお茶も無料でサービスしてくれます。
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さて、もう1つの目的。 あなごめしの【うえの】でお弁当を買う! もちろん店内で食べることもできます。
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ここの《あなごめし》は不思議なくらい美味しいです。 前にテレビの番組で駅弁通の人が『日本一の弁当は【うえの】のあなごめしだと思う』と言ってましたが、私もそう思います!
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シンプルに、炊き込みご飯の上に切った穴子が乗せてあるだけなんですが、その穴子を食べた瞬間『さめているお弁当なのに、なぜこんなに炭火焼きの香ばしい風味が漂うの?』と驚きます! 1折 1,728円しますが、2折くらいイケちゃう美味しさです。 私は【うえの】のあなごめしが食べたくて広島に行くと言っても過言ではない。
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宮島から広島に戻り、今度は市電に乗り換えて市内・繁華街へ向かいます。
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広電=広島の路面電車で【原爆ドーム】に行きます。 運賃は一律 大人160円です。 車両は新しい感じのモノと昔からのモノと様々。
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私は原爆ドームの前に立つと、どうしても涙が止まらないです! なぜか、いつも(何度見ても)見た瞬間に胸が熱くなり涙が流れます。
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おそらく、原爆投下で無念にも亡くなった多くの方々の霊(たましい)の叫びが集結しているのでしょう。 何ヶ国語かで原爆ドームの説明が書かれています。 世界中の人々がこれを見て・読んで《世界平和》を心に刻んで欲しいです!
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真剣な面持ちで読んでいらっしゃる外国人の方がたくさんいらっしゃいました。
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この《原爆死没者慰霊碑》の前では、みんなが傘を置いて合掌していました。 もちろん私も…。
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思わず目頭を押さえる外国人の方もいらっしゃいました。 世界共通の願い!…平和です。
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そのあと【広島平和記念資料館】へ行きました。 入場料は大人 50円です。 原爆ドームとここへは、日本人なら必ず一度は訪れて欲しい場所です!
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小さい子供は怖がるかもしれません。 が、これが現実に起こったことなのです!
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目をそむけずに見て、この地獄のような出来事を忘れず、二度と同じ過ちを起こさないように願うことが大切ではないでしょうか。
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ここには本当に多くの外国人の方々が見学に来ていて、皆さん真剣に資料を読んでいました。 今の日本は豊かで平和です。 しかし、それが当たり前になり過ぎている気がします。
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今のこの豊かで平和な日本で、いつも美味しいモノをたくさんいただけることに感謝です! さあ、今回は《もみじ饅頭》をたくさんおみやげに買いました。 それぞれの店舗の、いろんな味を全てご紹介します。 【藤い屋】=甘さ控えめでカステラ部分は軽いです。
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【やまだ屋】=カステラ部分はしっとりして、あんこはしっかりした甘さ。
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いろんな種類があります。
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【にしき堂】のオリジナルは《生もみじ》。 カステラ部分がお餅のようにモチモチした饅頭です。 他にも若い人向けのフルーツあんもあります。
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定番のモノや洋風のモノもあります。 【にしき堂】=あんこの色が濃く柔らかく、全体的にしっとり。
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【にしき堂】は種類が多い!
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それぞれ形・大きさ・重さは違いがありません。 左から【藤い屋】【やまだ屋】【にしき堂】…見分けはつきません!
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切ったバージョン。 左から【藤い屋】【やまだ屋】【にしき堂】で、微妙にあんこの入り具合や色が違っていました。
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現在のこの平和な時代に感謝して、他人を思いやる気持ちを大切にし、一人一人の命が尊重される戦争のない世界を!と思いました。 まだ原爆ドームを見たことのない方、ぜひ一度は訪れることをオススメします。 今回もありがとうございました!
福山 尾道 広島 グルメと平和祈念の旅
1日目の旅ルート
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