まりもさんの福岡県〜大分県の旅行記
夢のスペースワールドと九州北部の史跡めぐり
- 1日目2017年7月12日(水)
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10:00-10:00
大分空港
羽田から1時間半で大分空港に到着。空港のレンタカーカウンター→営業所で受付、スムーズにレンタカーに乗車。
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12:00-14:00
石清水八幡や鶴岡八幡の元締め、和気清麻呂が道鏡の野望を打ち砕いた宇佐神宮に到着。他の神社では赤い配色のところが、やけにオレンジ色が強かった気がします。手を4回叩くのがしばらく続く拍手をしているみたいで違和感がありましたが、面白かったです。敷地はとても広くて、全てをじっくり見る時間がなかったことが残念です。
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13:00-14:00
最近気付きましたが、神社とかの宝物館って美術館に似ていて、価値のあるものを見せるという点では優れていて、1つ1つじっくり見るには見ごたえはあるのですが、わかりやすくとか展示に工夫とかが見られないので、ちょっと面白みには欠けますね。神社という神聖な場所の宝物なので別にいいんですけど。人は少ないし、静かだし、涼しいし休憩場所には最適です。孔雀文磬しか記憶にありませんが、展示品はそれほど多くはないと思います。
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14:00-14:00
注文してから少し待たされましたが、味がしっかり肉にしみ込んだジューシーな唐揚げでした。最低個数(5個だったかな?)買いましたが、1個が大きくて、最後はほぼ無理やり食べてました。中津の唐揚げと食べ比べをしようと思っていましたが、当分唐揚げはいらないやと思えるほど満腹になったので、中津の唐揚げは断念。
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15:00-17:00
期待していなかったのですが、なかなかよかったです。天守閣は見る角度によって印象が変わって、とても絵になる城だと思いました。中の展示室では「逆タマ」だの「ひーじじ(家康)」「おっくん(奥平忠昌)」といった言葉がポスターや解説板で普通に使われていてびっくり。なんかゆるい資料館だなと思いましたが、嫌いじゃないです、こういうの。ハイカラな陣羽織が印象的でした。また、双葉山というお相撲さんがとってもハンサムで、こんなイケメン力士がいたんだと知って嬉しくなりました。展示品の図録がほしかったのですが、売店になかったのでそこが残念です。
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15:00-17:00
天守からの景色もいいです。城の立地もよくわかります。
- 2日目2017年7月13日(木)
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08:00-09:00
明らかにこの一画だけ浮いてました。異様だったけど、壁が赤いのには歴史的な理由があるので、そのことを思うとしんみりしてしまいます。
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09:00-10:00
解体新書など江戸後期の医学の飛躍的な発展にとても興味があったので、村上医家史料館とどちらに行くか悩んだ末、合元寺に近かったこちらに行ってみました。とは言ってもあまり詳しくないので、字が小さくぎっしり書かれた説明を読むのがしんどくて、展示の仕方もなんかごちゃごちゃしていてちょっとわかりにくかったのですが、勉強になりました。職員さんから、中津での医学の発展には藩主の奥平さんの援助があったことが大きかったのだと説明されて、時の権力者によって大きく左右されるところが歴史の面白いところだなあと思いました。駐車場はないと思っていたのですが、入り口の斜め前に駐車場がありました。
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09:00-10:00
大江医家史料館の庭には薬草園があります。宿泊地と唐揚げのため(食べずじまいでしたが…)に来た中津だったけど、福沢諭吉関連の施設にも行きたかったし、見どころがたくさんあったので機会があればまた行きたいです。
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11:00-11:00
よかろうの周防巻というのを買ってみましたが、お酢が苦手な私にはかなり酸っぱかったです。ゆずロールはバター系クリームがぎっしりでちょっと重かったです。貝柱の天ぷらも油ぎっとりで想像した味と違いました。個人的には、コーンスナックのスナッピーだけが普通に美味しかったです。
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12:00-16:00
スペースワールド
北九州市八幡東区
やっと来ることができました。スペースワールド!3大絶叫コースターのザターン、タイタンMAX、ヴィーナスグランプリに乗ってフラフラになり、最後は1時間ほどベンチでダウンしてしまいましたが大満足です。空に向かって飛び立ちそうなスペースシャトルも生で見たかったんですよね!観覧車にも乗って全景を目に焼き付けました。お客さんも少なくゆっくりできてよかったです。
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12:00-16:00
スペースドームでは27年のあゆみ展をやっていました。初めて来たので思い出があるわけではないけれど、時代を追った内容の懐かしさと閉園の寂しさで少し涙が出そうになりました。
- 3日目2017年7月14日(金)
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09:00-11:00
大宰府天満宮ともなると外国人(特に中国の方)が多かったです。英語と中国語対応の外国語みくじには驚きでした。神社も観光地化、国際化で進化していくんですね。体型がころころして、くりくりしたお目目の、まるでポメラニアンのような狛犬がとても可愛いです。菅原道真は左遷とたたりの印象が強く、あまり好きではありませんでしたが、その人生を知り、こうして神として祀られている様子を見ると、印象が良い方へ変わるのが不思議です。
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09:00-10:00
500円の3館共通券(国立博物館、宝物殿、菅公歴史館)で入りました。りっぱな建物の構えと比べると展示物は思ったより少ないですが、神社の宝物だけあって価値のありそうな貴重なものが展示されています。建物は綺麗だし、人も少なくゆっくりできて落ち着けるところです。
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09:00-10:00
大宰府天満宮の敷地内には牛が何頭かいますが、この宝物殿の牛が1番神秘的で、理想的な牛でした。
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10:00-11:00
人形や昔の装束が好きなので、共通券で行ける3館の中では1番楽しかったです。場面場面の背景、人形、装束、全てとてもよくできていると思います。菅原道真の人生を美化し過ぎのような気もしましたが、ここは道真をご祭神とする神社なのでそれほど気になりませんでした。天神人形が展示してある部屋では、本当にいろんな種類の人形がたくさんあって面白かったです。
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10:00-11:00
お気に入りの変顔天神その1。
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10:00-11:00
お気に入り変顔天神その2。
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11:00-11:00
ビックリしたのがこれ。太宰府天満宮と九州国立博物館の間には、山をぶち抜いた屋根つきのエスカレーターと動く歩道があります。とっても便利だけど、よくまあこんなもの作ったなあと度肝を抜かれました。
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11:00-13:00
建物の形が面白くてとてもインパクトがあります。国立博物館の名にふさわしい、堂々とした建物だと思います。私は常設展だけ行きましたが、テーマ別に展示してあってわかりやすかったと思います。ただ、最近の新しい博物館に多い、多言語表示の解説が私は苦手です。
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13:00-14:00
朝、太宰府天満宮に向かう途中に見つけたので、急きょ予定に組み込みました。施設のおじ様の解説がとてもわかりやすく、納得できることがたくさんありました。こじんまりとしていますが、展示品の量はちょうどいいくらいで、内容もわかりやすく、視覚的にも楽しめたので満足です。個人的には藤原純友は瀬戸内海の人だと思っていたけど、大宰府にまで進出していたことを知らなかったので驚きでした。他にも山上憶良とか大伴旅人とか名前を聞いたことある人が出てきて嬉しかったです。
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14:00-15:00
こんな田舎(失礼!)に、昔の奈良や京都のような建物があって栄えていたの?と不思議に思うほどの周辺環境でした。復元された建物はありませんが、展示館で見た大宰府政庁の模型を想像しながら、規模や当時の雰囲気を感じることができます。
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15:00-16:00
大宰府展示館のおじ様に勧められたのと、ちょっとお気に入りの天智天皇が母の斉明天皇のために建てた寺だというので来てみました。派手さはありませんが、雰囲気のいいところだと思います。宝蔵の仏像は必見です。
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15:00-16:00
仏像にあまり興味はないのですが、巨大立像それも3体の大きさと迫力に圧倒されました。他の仏像も大きくてけっこう間近で見えるので、顔や手足などいろんな部分を詳細に見ることができて、なかなか興味深かったです。
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16:00-17:00
水城跡は遠いからと諦めていたら、大宰府展示館のおじ様が展示館もあるし、近いよと教えてくれたので行ってみました。展示施設「水城館」に閉館30分前に滑り込み、映像や解説などでお勉強。水城って何なのかいまいちよくわからなかったのですが、要は土塁と濠なんですね。混乱の原因が水城という名前の紛らわしさにあることがわかってスッキリ。といっても水城館は本当に規模が小さくて内容もわずかです。水城館の上の展望台から見ても全貌は見えませんが、なんとなく雰囲気はつかめました。
- 4日目2017年7月15日(土)
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09:00-13:00
立地的に都会ではないので、昔もこんな景色だったんだろうなと思えるような環境がよかったです。復元建物類は、いろいろ調べた上での想像でしかないので、まるごと信じるわけではありませんが、本当によくできていると思います。広すぎて4時間かけても全てをまわることができなかったのは残念ですが、期待どおりで大満足です。
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09:00-13:00
環濠の中を歩いてみましたが、かなり深かったです。環濠と木の杭が延々と続く景色は見ごたえがあります。
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09:00-13:00
歴史公園センター、展示室、北墳丘墓、弥生くらし館など、ガイダンス施設も充実してました。作り物のイノシシがお気に入りです。売店で佐賀土産に買った煎米クッキー「いろはにほほほ」はそれほど甘くなく、万人受けしそうなお土産だと思います。
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15:00-18:00
今回、蒙古襲来(元寇)について詳しく知るために鷹島にやってきました。でももう1つの目的は、モンゴル村駐車場にあるホーク像。とってもかっこいいと思います。ソフトバンクの記念碑もあるし、ここはホークスファンにとっては聖地ですね。(私はファンではありませんが、なんか血がたぎりました)キャッチフレーズも勝利の風が吹く島だそうです。キャッチフレーズも本当にかっこいいと思います。
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15:00-15:00
優美な鷹島肥前大橋を渡ると、道の駅鷹ら島があります。写真の船はNHK大河ドラマ「北条時宗」で使われたものだそうです。ここの食堂では鷹島ちゃんぽんを食べてみました。
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鷹島ちゃんぽん。具だくさんで量が多く最後は飽きてきましたが、お腹いっぱいになりました。メニューに途中からソースを入れるのもおススメと書かれていたので入れてみましたが、私はそのままの味の方が好みでした。途中で味に飽きたら入れてみてもいいかもしれません。その他メニューの、おとこめしというのも食べてみたかったです。
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15:00-16:00
鷹島神崎遺跡の元寇船の発見は、歴史が物によっても証明された点が、とても衝撃的で興味深い出来事でした。海から発見された物も、土から発見された物と同じように残っていることにちょっと感動。ここでは海中遺跡の調査のやり方などの説明もありましたが、解説を見てもその大変さは想像つかないですね。現実的に厳しいですが、海中遺跡の発掘が全国でも活発になればいいなと思います。
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15:00-16:00
元寇船の復元模型や海底から引き揚げられた大いかりなどが展示されています。また、PEG含浸装置や脱塩処理中の木製品など保存処理の現場が見れます。私が行った時は職員も誰もおらず、展示というよりはちょっと乱雑な仕事現場っていう感じでしたが、保存処理現場はふだん見る機会がないのでとても興味深かったです。
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16:00-17:00
国史跡鷹島神崎遺跡
元寇船が見つかった遺跡。海中遺跡なので現地に行っても眼前にあるのは、海です。説明板があるのみです。
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16:00-17:00
鷹島で一番高いところに位置するらしいのですが、島を見下ろせるようなところではないので、景色は期待できません。元寇の由来を書いた石碑と五輪塔も草に埋もれていました。
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18:00-18:00
牧の岳史跡公園と比べてこちらは景色がいいです。玄界灘が一望できて鷹島で最も眺めがいいところらしいです。壱岐と対馬が見たかったのですが、ちょっとそこまでは見えませんでした。
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18:00-18:00
宮地嶽史跡公園内にあります。ただ碑があるだけなんですけど、歴史の重み、元寇という出来事の重みを感じます。島内には元寇関連の史跡はいくつかあるのですが、車を止めるところがないので他はあまり行けませんでした。
- 5日目2017年7月16日(日)
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09:00-10:00
とても綺麗な施設です。名護屋城や文禄・慶長の役についてあまり知らなかったので、勉強になりました。中でも洪浩然という人の生涯が印象に残りました。時間を気にして常設展をさらっとしか見ていませんが、企画展など施設見学にもう少し時間をかけたかったです。
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10:00-13:00
博物館で無料タブレットを借りてバーチャル名護屋城を体験しましたが、この場所にどんな建物が建っていたかがよくわかって、とても面白かったです。史跡の現地を歩きながら疑似的に体験できるというのが私の中では画期的で、当時の様子を体感する方法として建物復元以外にもこういう方法もあるのだということが、目からうろこでした。天守台からの景色が素晴らしく、石垣が見ごたえありました。バーチャルを楽しみながら全てを見てまわるには時間が足りなかったのが残念です。
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10:00-13:00
石垣が残る城跡は、高いところから見渡すと沖縄の中城とかの城跡を彷彿させます。武将の名があちこちに書かれた陣跡マップを見ていると陣跡めぐりもしたくなりました。入り口の看板に「史跡維持の協力金のお願い」として1人100円と書かれていますが、協力金ではなくほぼ強制的です。100円以上の価値はあると思うので、入場料として取ってくれた方がスッキリします。協力という名の強制にはちょっと嫌な感じを受けました。
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13:00-14:00
回転イカが見ものです。売店でのイカたこ焼も気になりました。秀吉羊羹とイカそぼろしか買いませんでしたが、イカシューマイとかイカの食材をもっと買えばよかったと後悔。
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14:00-14:00
時間がなかったので対岸から眺めただけですが、こんもりとした緑が続いていて、美しかったです。今度は松林の中を歩いたり、鏡山から眺めたり、唐津バーガーを食べたりしたいですね。
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15:00-16:00
国史跡板付遺跡
水田跡で有名な弥生時代の代表的な遺跡。環濠や竪穴住居が復元されていました。竪穴住居前に置かれた壺や甕などの土器がかわいくて、個人的にはお気に入りです。福岡空港の近くなので、車があれば空港利用の際にちょろっと寄れそうです。
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15:00-16:00
板付遺跡の隣りには弥生館があります。板付遺跡は縄文系の夜臼式土器と弥生系の板付式土器が一緒に出た遺跡というので貴重だそうですが、私には難しかったです。鋤や鍬などの木製品や土器の複製品がたくさんあり、手に取って触れるようになっているので、子供の勉強にはいいと思います。私は弥生人の足跡に感動しました。けっこう小さいんですね。
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17:00-19:00
福岡空港
空港前でレンタカーを返却。福岡空港は工事中で、人も多いのでなんかごちゃごちゃしていました。飛行機の時間までかなりあったので展望ロッジに行こうとしたのですが、行き方がややこしかったので断念。
夢のスペースワールドと九州北部の史跡めぐり
1日目の旅ルート
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