やんまあさんの京都府の旅行記

京都東山F◆清水寺222年ぶり秘仏公開!3月3日京雛祭り
- 1日目2018年3月3日(土)
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阪急河原町から八坂神社に行くと必ず行列ができている天丼で有名な店。11:00開店で、10:30ぐらいに着いたのだが、2組待っていました。10:45には10組ほどかな・・。開店20分前かな?待っている人にメニューが渡された。
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妻チョイスの「ミックス丼@1700円」は、「アナゴ」が2匹と「海老」が一匹です。ご飯も多めでボリューム満点。お腹いっぱいになりました。二人で行くなら、もう一人は「かきあげ丼@1600円」を頼んで分けるのもよいかと。
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一日10食『天周風かき揚げ丼@1600円』がド〜ン!!開店前に売り切れの札が立てられた。カウンターから料理しているところを見ていると、巨大かき揚げが油という温泉から上がってきた瞬間を見たとき、デカッと予想以上にびっくり。。当分は揚物いらないと思ったが、たぶん、また食べたくなる予感・・。ひとまず、かき揚げは横の小皿に移動させ、割る⇒ご飯に乗せる⇒タレor抹茶塩などを掛けて食べるを繰り返す・・。
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拝殿・本殿にはスサノオ一家の和魂が祀られ、境内の摂社にスサノオ@荒魂が祀られているので、個人的なお願いはこちらになる。いつ来ても、ここに参拝する人が少ないのが不思議。
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八坂神社の御朱印は3種類ある。一つは「八坂神社」で、残りはスサノオ@荒魂を祀る「悪王子社」、残りは右手にある「大社神宮」で伊勢神宮内宮・外宮の神様「アマテラス」と「トヨウケ」となっている。昔は2種類だったような気がするが・・・。
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八坂神社を抜け清水寺へ行くときのルートですね。春秋など時期によっては人でごった返すが、この時期はガラガラでした。
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毎月3日は「三面大黒天」の縁日で、一日3回だけ特別祈祷が受けられる。この大黒天は秀吉の出世守りとされ、大黒天・毘沙門天・弁財天の三天合体を示す珍しい像だそうだ。京都・大原野近くの正法寺などにもあるけど。
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河原町周辺などではいつも行列ができる「都路里」だが、ここは穴場で、待ち時間はほぼない。八坂から清水寺に向かうねねの道で右側を凝視していると「大黒」キーワードが出てくるので、そこの寺門に入るとあります。
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ねねの道の途中に高台寺がある。ここは豊臣秀吉の菩提を祀るために建立したとされるが、実際は、徳川家康が世論操作のために建立したとも言われている。見仏好きには興味が沸かないが、夜間拝観で景色を楽しむのは良い。
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昔の京にタイムスリップした気がする小路で人が絶えない。紅葉時など夜間拝観をする寺が多いため、ここを通って行くことをオススメする。隠れスポット的な店が多いそうです。
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明治天皇の詔により、明治維新を目前に倒れた志士たちを祀るために建てられた。坂本龍馬、中岡慎太郎、木戸孝允ら、多くの志士たちが祀られている。隣に霊山歴史館があり、坂本龍馬を斬った刀や、龍馬が高杉晋作にもらった短銃などが展示されており、歴史好きにはオススメです。
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「産寧坂」と記載することもある。八坂から清水寺に通じる道路にある石畳の坂道を指す。喫茶店、食事処、土産物店が並ぶ京情緒あふれる地域で、写真スポットですね。しかし、着物を着た外国人の方が多いことにびっくり。。
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清水寺の拝観券を購入する窓口の手前に位置する「随求堂(ずいぐいどう)」で222年ぶりに「大隨求菩薩」が御開帳!!ニュースで流れているせいか山門まで人が並んでいた。。。20分ほど待って見仏!!この御開帳は2015年から続いている「西国三十三所 草創1300年記念 特別拝観」の2018年用清水寺出し物で、2018年3月2日〜3月18日と10月5日〜10月15日限定です。仏像は八臂の110cm程度の坐像で、定慶が作りそうな観音に感じた。高い位置に安置されているので、目線は下向きかと思ったがそうでもない。昔は今よりも低い位置で安置されていたかと思う。顔については御寺の楊貴妃観音風味で、同時に弁財天と准抵観音のいいとこどりにも感じた。ちなみに、お堂の地下の中を歩く「胎内めぐり」の途中に石があるのだが、これは大随求菩薩を示す。石をまわして祈りを捧げるとよいそうな。御利益は滅罪、子授け、息災などとなっている。 最後に、ここの秘仏公開は1754年と1796年の2回で222年ぶりとなっているが、1989〜2013年に展覧会や清水寺境内の別の施設で29回開帳(出開帳)している。随求堂には歓喜天も安置されていたが、それはさすがに非公開だが、須弥壇右手に「清水寺式千手観音立像」、左手に「十一面観音立像」が安置されていたが、暗いのでペンライトがあった方が良い。
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「随求堂(ずいぐいどう)」で秘仏を観た後は、胎内巡りをしました。5年ぶりぐらいに暗闇をテクテクしました。拝観後は、横の階段を下りると清水寺塔頭寺院「成就院」で『第52回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開〜秘められた京の美をたずねて〜』が行われていた。西郷隆盛や近衛忠煕らが集まって密談が行われた場所で、高台寺山を借景とした名勝庭園「月の庭」が有名。
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第52回 京の冬の旅 清水寺 成就院 非公開文化財特別公開
京都市東山区
安政の大獄で幕府から追われて鹿児島湾で入水したときに、西郷隆盛と月照上人が身に着けていたという衣や月照・信海両上人の木像などゆかりの寺宝が展示されていた。800円です。
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なんでここは「オオクニヌシ」なのか謎だった。創建に深い繋がりがある奈良・子嶋寺の僧や坂上田村麻呂が関係していることを考えると八幡系の方がすっきりする。が、ふと気づいた。。オオクニヌシ=島根・杵築大社(現・出雲大社)で、二大清水寺と言えば、1位京都で2位島根だなと。島根繋がり!?
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このアプローチいいですよね。紅葉の時よさげ。
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春桃会
京都市東山区
三十三間(120メートル)の堂内に安置される1001体の千手観音立像と二十八部衆には、献花がお供えされていた。また、本尊横には7段のお雛様も飾られていた。
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「三十三間堂」の名前にちなんで「三」の重なる、3月3日は「春桃会」という名の無料開放日!!この日限定で女性専用「桃のお守り」も授与されます。久しぶりに圧巻の1001体千手観音に会った。慶派・円派・院派の仏像が混在しており、仏像博物館と言えるかも。二十八部衆@国宝は、慶派だろうか。2017年の快慶展@奈良国立博物館、運慶展@東京国立博物館、国宝展@京都国立博物館で、慶派仏像の凄さを見た。ここの本尊は運慶の息子・湛慶作であり、昨年、自身の仏像が国宝指定された快慶愛弟子の行快の千手観音もあるとわかったが、どこにあるかわからない・・。とりあえず、運慶と快慶の次世代が係わったようだ。
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境内では様々なイベントや屋台が出ていた。私たちが行ったときは瀬戸内寂聴さんのトークショーで人だかりになっており、笑いを取っていた。そして「しょうぐうさん」発見!!
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平安時代から皇室・公家からの崇敬があり、御神徳を奉賽したことは史記に多々散見する。祭神は宗像三神の「多紀理比賣命」と「市寸嶋比賣命」と「多岐都比賣命」、神大市比賣命、下光比賣命となっている。
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3月3日は「ひいなまつり」がある。大きなひな壇に、その前で十二単の着付けした「ひと雛」が勢ぞろいする。雅楽と舞、平安貴族の遊びも紹介される。ひな壇でコスプレして写真撮影も可能!!
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ひいな祭
京都市下京区
官女の舞、十二単の着付け実演、投扇興や貝合わせが披露され、ひな茶の接待もあります。
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午前中に「さんだわら」に乗せた雛人形のけがれを払ってから、境内を流れる御手洗川に流し、子供たちの無病息災を祈る神事「京の流しびな」が行われる。ここの祭りごとは、朝から場所を取るのが良い。
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京の流しびな
京都市左京区
世界遺産での伝統行事だけにマスメディアも多く、一時間前から境内は満員になる。雛まつりは、モトモトは日々の穢れを雛に託して祓う神事であるが、現在では雛壇に飾って祝うのが一般的となったとさ。
京都東山F◆清水寺222年ぶり秘仏公開!3月3日京雛祭り
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