さとけんさんの神奈川県〜長野県の旅行記
【ドライブ】春の木曽路を走る。鹿教湯温泉・岳の湯温泉をめぐる旅【2023年4月】
- 1日目2023年4月16日(日)
-
本日は久しぶりに一般道を走って長距離ドライブをします。長野の佐久・東御へ行きたいのですが、神奈川からの一般道のルートは、高崎から軽井沢を通る国道18号のルート、秩父から山へ入る国道299号を通るルート、国道20号を通って韮崎辺りから国道141号線で行くルートとなります。軽井沢でG7外相会議が開かれているので軽井沢ルートは無し、国道299号線は30年くらい前に一度、埼玉から佐久へ走ったことがありますが、道の崖下に車が落ちているのを目撃したりして、酷道299とも呼ばれる少し怖い道ですので、これもなし、一番楽な相模湖から国道20号を甲府へ向かい、韮崎を過ぎて国道141号で長野県の佐久へ抜けるルートにしました。
-
神奈川から5時間ほどで長野県の佐久市に到着、意外とスムーズに、楽に到着できましたので、佐久は神奈川から近いのだなと、そんな印象を受けます。東御市の草笛に到着し、昼食をとります。中盛りでも大盛りでもないのに、長野県の草笛は、そばの量がたっぷりとあって、これは蕎麦好きからすると、とても嬉しい。蕎麦も美味しい。食事の後は、かねてより行ってみたかったアートヴィレッジ明神館の露天風呂へ向かいます。
-
明神館は、東御市のウェブサイトによれば、「明神(みょうじん)池のほとり、芸術むら公園内に建つ公共の宿。ナトリウム・カルシウム塩化物泉の湯は体がよくあたたまる湯冷め知らずの温泉で、露天風呂から眺める浅間連峰はとても壮観です」とあります。公共の宿なのですな。日帰り入浴も利用でき、営業時間は基本的に11時から20時(最終受付19時30分)・定休日は水曜日となっています。利用料金は510円、露天風呂からの眺めは、まさに、この写真の如く、空の広さも浅間山連峰の稜線の広がりも素晴らしいお風呂でした。
-
この写真はテラスからの写真ですが、露天風呂からの景色とほとんど同じです。田んぼが黄金色に輝く季節に、また訪れたいです。
-
アートヴィレッジ明神館から鹿教湯温泉へ向かう道沿いに宝蔵寺がありますので、お参りしていきます。宝蔵寺は山際にあるお寺で、本堂まで、かなり急な階段を一歩一歩昇っていきます。
-
こちらが宝蔵寺の境内にある義仲桜です。樹齢800年・義仲が植えたといわれています。木曽義仲が京都に攻めあがる際に、このお寺にお参りして先勝祈願をしたそうです。
-
階段を昇ったところにある観音堂。ご本尊は聖観世音菩薩です。合掌一礼のお参りをします。
-
お寺の説明です。岩谷堂観音としても知られています
-
観音堂から更に上に、石段が続いていますので昇っていきますと・・
-
おお、これは素晴らしい眺めです。月見堂と呼ばれている展望台です。宝蔵寺を辞し、本日のお宿へ向かいます。
-
鹿教湯(かけゆ)温泉の斉北荘さんにお世話になります。鹿教湯温泉は、地図でみると、上田と松本の中間あたりにある温泉場で、古くから栄えてきた湯治場でもあります。今でも、昔からの雰囲気がここかしこに残っていて、今回は一泊しかしなかったのですが、雰囲気がとても良くて、長居したくなるような、そんな温泉場・お宿でした。お宿には15時にチェックイン、すぐにお風呂に入りにいきますと、とてもきれいな脱衣所に感動しました。誰もいません。
-
そしてこちらもとても清潔に手入れをされている浴室、お湯がドボドボと流れ込み溢れ出ている湯舟も丁度良い広さで、ガラス張りで明るい浴室です。お湯がいい熱さで、ぬるくはないのですが、長く入っていられる、身体の芯が温まっていく感覚が良い。ああ、また入りに行きたいなと、この旅行記を書いていて思う。混雑していないのもいいですね。食事までに三度ほど入りに行きます。24時間はいることが出来ます。
-
そしてお夕食です。部屋でいただきました。山菜の天ぷらが美味しい。タケノコ御飯も美味しいですな。山菜中心の夕食・朝食が美味しかったですね。
-
瓶ビールの中ビンだと、私には量が多すぎていけませんので、自家製梅酒のソーダ割りを頂きました。これも美味しかったです。食後はしばしうたた寝、起きてからお風呂へ行って、就寝し、ぐっすりと眠りました。
- 2日目2023年4月17日(月)
-
朝風呂に入ってから、鹿教湯温泉街を朝の散策です。朝の7時、朝食が8時からですので、それまでに戻ってきます。斉北荘の近くにある「鹿教湯橋」のバス停です。1日に8本のバスが停まるようですな。
-
こちらが斉北荘の外観です。地上4階建ての建物で、写真の最上階左側にフロントへの入り口があります。駐車場は、写真右手の一番下の階(3階・2階・1階・地上階の地上階)にあります。
-
鹿教湯の温泉街を歩いていると現れる案内板。文殊堂へ行ってみます。
-
文殊堂へ向かう道すがら、古い石塔と神社をみます。鹿教湯は江戸時代には湯治場として栄えていたとのこと。そのころから在る石塔なのでしょうか。
-
この道は「湯端通り」というようですね。両脇に情緒ある昭和の温泉宿があります。泊ってみたいなぁ。
-
ここは「温泉飲泉所」です。写真中央の石柱(木箱の右)から温泉が流れ続けていて、コップも置いてあります。私は両手ですくって飲んでみます。お湯ですな。お湯です。鹿教湯温泉旅館協同組合のウェブサイトによると「効能(飲泉)便秘を主とする整腸作用、胆汁分泌促進作用」とあります。また「15歳以下の者については、知見が必ずしも十分に無いため、飲用は避けて下さい」ともありますので、ご注意ください。この場所から右手に、川へ向かって坂を下っていきます。
-
おお、これはこれは、風情があるではないか。川にかかる五台橋、橋の途中にはベンチがあって、休憩することが出来ます。夏など、川の上を流れる風に吹かれたら気分がいいだろうなと思いました。この近く、この写真の撮影者の左後ろに、鹿教湯温泉の外湯である「文珠の湯」があります。それでは橋を渡りましょう。橋の上から川を眺めると、流れが曲がっていてその景色も良いですな。橋の向こうに見えている階段の先にあるお堂は「薬師堂」です。
-
五台橋を渡って左手へ行きますと、文殊堂へ続く階段の下に至ります。写真に写っている階段ではなくて、撮影者の左手に直線の階段がありますのでそれを昇って行きますと・・。
-
おお、これが文殊堂。ご本尊は文殊菩薩です。1701年着工・1709年完成のお堂です。
-
参道にはお地蔵様が並びます。境内はとてもきれいに掃き清められています。文殊菩薩に合掌一礼のお参りをします。昨年の4月から6月にかけて、26年ぶりの御開帳があったようですね。
-
文殊堂には多くの彫刻がほどこされていて、塗られた色が残っています。
-
向かって右手側のお堂の彫刻です。314年前の顔料、ということなんでしょうか。
-
天井に描かれている龍の絵です。顔料の残り具合が、経てきた時の流れを示していて、とても良いですな。
-
案内板によると、堂を建立した当時の記録がよく残されているとのこと、「元禄時代の仏堂の作風を明瞭に示す県内有数の建物です」とあります。
-
堂が建立されてからの314年の間に、どれだけの人がどんな格好をしてここを通り、お参りしたのでしょうねぇ。
-
文珠堂から薬師堂への道には、石仏が沢山並んでいました。
-
文珠堂の横に建つ薬師堂です。薬師如来に合掌一礼のお参りをします。薬師如来の両脇には仁王像が立っています。
-
五台橋を渡ります。右手の白い建物が外湯の「文珠の湯」、その前を右から左、左から右と登って行く坂が「湯坂」です。
-
湯坂と五台橋の案内板です。旅行記を書くにあたって調べていたら、環境省が令和5年3月にまとめた「丸子温泉郷 国民保養温泉地計画書」という報告書をみつけました。ネットで閲覧できる書類なのですが、お役所がこういう計画書をつくっているのですね、新鮮な発見です。丸子温泉郷とは「鹿教湯温泉・大塩温泉・霊泉寺温泉の三温泉地を総称した呼び名」とのこと、大塩温泉も霊泉寺温泉も、鹿教湯温泉への道沿いにその看板を見かけました。報告書によれば「平成 5 年までは概ね 65 万人から70 万人の間で推移していた」丸子温泉郷の利用者が「団体保養の終了や温泉地を取り巻く環境変化などにより、利用者数は減少傾向にある」らしいのですが、近年は若手温泉経営者を中心に新たな取組みが始まっていて、鹿教湯・大塩・霊泉寺の「魅力を的確に発信し、豊かな自然環境を味わいながら、心身の健康が実感できる温泉地を目指していく」としています。同報告書記載の鹿教湯温泉の、宿泊客のデータだけを見ても、2018年に309,692人いた利用者が、コロナの影響が大きかった2020年には119,891人に減少と、約31万から約12万への減少は、これはかなりきついと思いました。よし、また行こうと、また泊りに行こうとと、観光客が戻ってきて多少混むようになってきても、私も鹿教湯温泉・丸子温泉郷へ再び行こうと思います。
-
宿に戻りまして、朝食です。タケノコのお更に山菜の三皿、若女将さんお手製のスムージーと、どれも美味しく、シャケの皮も、おひつの御飯もすべて平らげました。ご馳走様でした。もう一回お風呂に入って、チェックアウトしました。今日は小諸の懐古園へ行きます。
-
懐古園には10時30分に到着、鹿教湯温泉からはだいたい45分くらいで着きました。駐車料金は500円です。共通券は、懐古園内散策・動物園・徴古館・藤村記念館・小山敬三美術館・小諸義塾記念館のすべてをみることが出来て、500円です。散策券(懐古園内散策・動物園)は300円です。共通券を買って入口手前の懐古館を見学してから入園します。
-
若山牧水の「かたわらに秋くさの花かたるらく ほろびしものはなつかしきかな」という歌を目にします。ああ、いいですね。どうしてこんなに上手に表現できるのか。このあと藤村記念館にて「千曲川旅情の歌」を読みます。しずかに、味わいたいです。「昨日またかくてありけり 今日もまたかくてありなむ この命なにをあくせく 明日をのみ思ひわづらふ」「いにしよをしずかにおもえ ももとせもきのうのごとし」と。
-
懐古園の桜の季節は過ぎてしまったようですね。平年なら今頃が、花の見ごろなんですよ、というのは、入口で地元の方がおっしゃってました。ところどころに満開の桜が、まだ残っていて、私を楽しませてくれました。
-
小山敬三美術館を見学します。小山敬三さんは1897年に小諸で生まれた方で、新高輪プリンスホテル(現在のグランドプリンスホテル新高輪)のロビーの壁画「紅浅間」を描かれた方です。懐古園はもとは小諸城で、切り立ったかなり高い崖の上にあるのですが、美術館は、その崖の有様が良く判る場所に建っています。この写真の千曲川の景色を小山さんが描いた絵(実際の構図はもう少し左手からの視点です)も展示されています。一度、懐古園から出て、歩いてすぐの美術館で見学して、懐古園へは再入場することになります。
-
懐古園に植えられている桜の若木が何本かあったのですが、一様に、奇麗な花を満開に咲かせていました。今度私が来るときは、どのくらい大きくなっているのでしょうかね。
-
小諸城の本丸に建つ懐古神社をお詣りです。
-
懐古園から動物園へ移動しました。ペンギンが一羽、私がやってくるのをみて、トポンと水に入り、スイスイと泳いでみせてくれました。他のお友達はどうした?君は一人なのか?
-
ペンギンの水槽から離れようとすると、すかさず水からあがって、私のいる方へやってきて、クイクイクイッと身体を丸めていました。そのなつっこさに思わず笑みがこぼれる。
-
そしてこちらはライオン、草原を駆ける夢でも見ているのかな、お休み中ですな。
-
そしてかちらは亀ですが、イメージに反して活動的に、それも結構速い感じで動いていました。このあと、小諸義塾記念館を見学し、教育とは面倒を見るということと同義なんだなと実感します。昔の日本は、若い人の面倒を見る伝統・気概というものがあったなと。
-
こちら、懐古園の駐車場となりにある草笛です。天ざるをいただきました。美味しいですね。時刻は13時ですが、とても混雑していました。懐古園の駐車場を13時30分に出発、北国街道の海野宿を目指します。
-
時刻は14時ちょうど、海野宿見学の為の駐車場に車を停め、駐車場から近い白鳥神社にお詣りです。海野宿は白鳥神社から北西へ続いています。千曲川がすぐそばを流れています。
-
海野宿の白鳥神社近くの入り口に立ち、思わず感嘆の声をあげる。これはすごいなと。宿場の通りが直線でずっと続いています。街道の道幅の広さも、思っていたよりもあります。
-
ああ、いいですね。天気も良くて、ブラブラと歩きます。
-
一枚前の写真もこの写真も海野宿資料館の前あたりで撮影した写真です。建物の二階部分に「うだつ」が良くみてとれます。江戸・明治・大正・昭和・平成そして令和と、時代を経てきた街道の街並みが私の目の前に静かにたたずんでいる、そんな一瞬です。
-
行っては眺め、振り返っては眺め、この用水路の有様も、まさに宿場という感じで良いですね。
-
こちらの建物もまたいい風情ですね。
-
宿場の観光案内所でもある「うんのわ」に立ち寄って、係りの方と少しお話をします。千曲川が近くに流れていますが、大きな災害にも合わず、戦災で焼けることもなく、ここまで残った宿場町だと知ります。使用しませんでしたが、中庭にあるトイレの外観が、とてもきれいでした。
-
続いて資料館に立ち寄ります。こちらは昭和40年ころの写真です。電柱が残っていますね。右側の建物の屋根やうだつからみて、資料館から白鳥神社側へ少しだけ行ったポイントから北西に向けて撮った写真のようです。電柱以外は、現在とそれほど変わりが無いようにみえます。
-
こちらは昭和初期から昭和10年頃の写真です。
-
屋根が茅葺きですね。着ている着物や大八車に時代を感じます。左手から顔だけを出している女性でしょうか、はっきりはみえないけれど、何か、カメラに向かって好奇心旺盛な笑顔を向けているようにも見えます。まあ、だいたい私の想像なのですが、この好奇心は、時代にかかわらずという感じで、それがとても面白い。
-
「うんのわ」も「資料館」も、中庭のある奥まで見学することが出来ます。昔の家の区割りは、奥行きがあることが多いですね。資料館は、1790年ごろに建てられた建物で江戸時代は旅籠を、明治時代には養蚕を営んでいたとのこと、この敷地の様子も、井戸の場所以外はほとんど昔と変わらないとのこと、海野宿を辞し、本日のお宿へ向かいます。
-
本日は岳の湯温泉の雲渓荘に泊ります。途中、写真のようなアーケードがあり、これはちょっと嬉しいですね。
-
雲渓荘は山あいの一本道の先にあり、周りの土地よりも少し寒いのでしょうか、沿道の桜が、ちょうど見ごろを迎えています。
-
雲渓荘の前の道でも桜が満開です。今回の旅で満開の桜を観られるとは思っていなかったので、これは嬉しい。
-
こちらが雲渓荘。海野宿から車で40分、15時55分に到着です。公共の宿ということで、源泉かけ流しのお風呂で朝の9時から10時の1時間以外は、入ることができます、建物はやや古いですが、私が泊った部屋はトイレ付きで、このトイレがとても綺麗にリフォームされていました。接客もとても感じが良かったですよ。まずはお夕飯の前に2回、お風呂へ行きます。いいお湯ですね。日帰り入浴が10時から20時ですので、20時までは日帰りのお客さんもいます。
-
さて、お夕飯です。本日は、すき焼きを食べたいということで、すき焼きのプランです。量がたっぷりあって、満足です。
-
これはちょっと贅沢な牛肉をいただきました。食事の後は消化活動に専念し、落ち着いてから2回ほどお風呂に入って就寝です。
- 3日目2023年4月18日(火)
-
雲渓荘の朝食です。簡単ですが充分です。こちらのお宿も良いお宿でした。食後に1回お風呂に入って、8時50分にチェックアウトです。
-
宿の前の桜がきれいですな。今年の桜は、これで見納めかと思います。このあとは、中山道の和田宿、諏訪大社・下社、おぎのや諏訪インター店、諏訪大社・上社と周って帰ろうと思います。
-
雲渓荘から国道152号に入り、途中から国道142号を行きます。和田宿までは、とても走りやすくスカッとした見通しの良い道を走っていたと思います。気分よくドライブしていました。写真は和田宿です。中山道六十九次の江戸から数えて二十八番目の宿場です。
-
国道142号沿いに和田宿ステーションがあり、ここに車を停めて和田宿を少しだけ歩きました。和田宿は中山道の難所である和田峠の入り口にあたります。ここからは今までの気分よくドライブ出来る道とは明らかに違う登り道となっていきます。この先、国道142号は、長いトンネル(新和田トンネル有料道路・1978年開通・2022年4月1日より無料開放)のある新道・142号と、旧中山道のルート(徒歩道)に近い旧道・142号に分かれます。私の車のナビは迷わずに旧道を選択し、曲がりくねった比較的細い道に入っていきます。新道・旧道の分岐までの142号はそこそこの交通量がありましたが、旧道は私の車の他には、後続車両が一台もない、対向車も旧道を通して2台くらいでしたかね、交通量は少ないし、道は細くなるし、道にひびは入っているし、しかし雪は全然残っていなくて、これは本当に助かりました。ところどころにある中山道の徒歩道と旧道142号線の交差地点で、街道歩きをしている方を見かけましたね、単独の方が何人かです。みなさん、歩いていらっしゃいますね。
-
しばらく心細い道を走っていると、段々と空が開けてきました。そろそろ峠かなというところで、東餅茶屋跡に至ります。和田峠を挟んで、下諏訪宿側に「西餅屋」、和田宿側に「東餅屋」があったということで、この写真の右手に建つ案内板には「東餅屋 標高1531mの和田峠は急坂が多く降雪の際はもとより、雨や霧の日も旅人は難渋した。この峠の唐沢、東・西餅屋、樋橋、落合に茶屋があり人馬の休憩所となっていた。この東餅屋では、5軒の茶屋が名物の餅を売っていた。寛永年間(1624〜1643)より、1軒に一人扶持(1日玄米5合)を幕府から与えられ難渋する旅人の救助にもあたっていた。幕末には大名休息のための茶屋本陣もおかれ土屋氏が勤めていた。鉄道が開通するとともに往来も途絶え、5軒の茶屋も店をたたみ、今は(ドライブイン以外家はなく)石垣を遺すのみである。 文化庁 長野県 和田村」と記載されています。そして、写真のお店も今はお店を畳まれたようで、ちょっと前までの中山道歩きのブログなどには美味しそうな「力餅」が記録されているようですが、今はそれも食べられないということになります。時代の変遷に立ち会っている、そんな気持ちになります。このあと、ちょっと走って峠をこえることになります。
-
旧道142号の和田峠には、信号機付きのトンネルがあります。青に変わるのを待ってスタートです。諏訪大社・下社には、ここから車で20分ちょっとで到着します。
-
諏訪大社・下社にお詣りです。こちらは下社の御神湯。熱いお湯が流れでています。
-
こちらは神楽殿。この奥に拝殿・本殿があります。
-
拝殿前にて、二礼二拍手一礼のお詣りをします。
-
下社から上社へ行く道中に、峠の釜めしで知られるおぎのやさんのドライブインがありますので、そちらでお土産を購入します。釜めしの他に、お肉屋さんが併設されていて、こちらのお肉がそれはもう美味しそうなものですから、お土産と自分用にステーキ肉など購入します。そして釜めしもお土産と自分用に購入。陶器の器に入っている重量感。まさに「おぎのやの釜めし」ですな。
-
諏訪大社・上社へやってまいりました。こちらは上社の御神湯です。こちらからも熱いお湯がでています。
-
境内にて結婚式が執り行われていました。本殿方向に頭だけ下げて、柏手は手真似だけ、音は出さないようにしました。
-
諏訪大社・上社をお詣りしまして、本日は帰路につきます。時刻は正午、一般道で帰っても、帰宅ラッシュにはあわずに帰ることが出来そうです。
-
国道20号で甲府を過ぎた後、道の駅・甲斐大和で、ソフトクリーム休憩をとります。なんと、今だけ半額の200円とのことで、おいしくいただきました。今回は、雪道の心配もなくドライブ出来るシーズンの幕開けということで、久しぶりのドライブを楽しみ、そしてちょっと通いたくなる温泉場の発見ということで、とても有意義な旅行になったと思います。
【ドライブ】春の木曽路を走る。鹿教湯温泉・岳の湯温泉をめぐる旅【2023年4月】
1日目の旅ルート
さとけんさんの他の旅行記
-
【18きっぷ】鳥取・新見・広島・岡山・相生、境港のカニと日生のカキを堪能する旅【2024年3月】
2024/3/4(月) 〜 2024/3/9(土)- 一人
- 1人
18きっぷを利用して、1日目は神奈川県から鳥取まで移動し、2日目は松江城を見学して境港のカニを堪能し...
87 1 0 -
【18きっぷ】国宝犬山城と関ヶ原を訪ねて【2023年12月】
2023/12/18(月) 〜 2024/1/9(火)- 一人
- 1人
今回は浜松に宿泊し、18きっぷを利用して1日目は雪景色の関ヶ原を訪問し、2日目は国宝の犬山城を訪れ、3...
31 1 0 -
【浜松ドライブ】スズキ歴史館・明治村・登呂遺跡を訪ねて【2023年12月】
2023/12/10(日) 〜 2023/12/12(火)- 一人
- 1人
まず1日目は浜松でスズキ歴史館と浜松市博物館を見学してから遠州灘・中田島砂丘を訪れ、2日目はかねて...
36 1 0 -
【九州その3】長崎平和祈念公園・諏訪神社・大浦天主堂・グラバー園・崇福寺から遠藤周作文学館、雲仙温泉へ【2023年10月11月】
2023/10/22(日) 〜 2023/11/3(金)- 一人
- 1人
九州旅行その3では、杖立温泉から長崎市内へ走り、平和公園・原爆資料館・諏訪神社・長崎公園・大浦天...
125 4 0
みんなのコメント(0件)
投稿する
投稿に際しては、必ず観光ガイドご利用規約をご確認ください。
閉じる皆様がより快適にご利用いただくための「投稿上のルール」や、
投稿内容の利用に関して記載しております。
さらに表示する