ZUNDAMさんの岡山県〜高知県の旅行記

四国ど真ん中往復、高知・祖谷渓・金刀比羅宮・丸亀城の旅
- 1日目2024年11月3日(日)
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11:00-11:00
岡山駅西口でレンタカーを借りて、四国旅行に出かけました。
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12:00-12:00
早島ICで瀬戸中央自動車道に入りました。天候にも恵まれ、瀬戸大橋に差し掛かると視界が一気に開け、橋の両側に瀬戸内海の優美な景色が飛び込んできます。さらに、与島PAに降り、今後は下から瀬戸大橋の勇姿を眺めました。この巨大な橋を作った技術力に畏敬の念を抱くと同時に、美しい自然と調和しているデザインの秀逸さにも感嘆しました。
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13:00-13:00
豊浜サービスエリアで昼食休憩をとりました。香川と言えば讃岐うどんです。コシのしっかりとした鶏天うどんでお腹を満たしました。駐車場越しに瀬戸内海も見える眺めの良いSAです。
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14:00-14:00
川之江ジャンクションで高知道に入り、一路南下しました。起伏の多い山々が続き、トンネルと渓谷が交互に続く山岳路ですが、片側2車線で交通量も多くないため快適なドライブを楽しめました。高知市に入る前に南国SAに立ち寄りました。高知の名産品が多数売られていて、観光案内も充実しています。気になったのは、市名とIC名はいずれも南国(なんこく)となっていましたが、SAだけは南国(なんごく)となっています。理由を調べましたが、わかりませんでした。
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15:00-15:00
高知城公園の駐車場に車を停め、追手門に向かって歩いていくと右手に山内一豊の騎馬像があることがわかり、立ち寄りました。初代の銅像は、太平洋戦争時の金属類回収令のため取り壊され、現在の像は1996年に再建された二代目とのことです。槍を抱えた武士の騎馬像は珍しく、迫真性に満ちた傑作だと感じました。
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15:00-16:00
残存十二天守閣の一つです。戦時下の空襲の被害もなんとか免れ、本丸内の建物が全て残っている貴重なお城です。敷地も広く、そそり立つ石垣も見応えがあります。期待していた以上に迫力があり、国宝5城に匹敵する魅力がある城郭だと感じました。
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16:00-16:00
高知城からほど近いところにある観光スポットということで、寄ってみました。高知土産はここで全てまかなえそうです。何よりも驚いたのは、夕方の早い時間帯からお酒を飲んでいる人の多さです。市場内にある広場や横丁にテーブルが並べられ、あちこちで酔客が乾杯しています。楽しそうだなと感じましたが、運転中であることを思い出し我慢しました。
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17:00-17:00
夕暮れが迫るなか、陽が落ちる前になんとか桂浜にたどり着き、あまりにも有名な坂本龍馬像を見ることができました。個人的には日本三大銅像は、上野公園の西郷隆盛像、仙台城址の伊達政宗像、そして、桂浜の坂本龍馬像だと思っていて、高知旅行時には必ず訪れようと計画を練っていました。威風堂々とした龍馬像を仰ぎ見て、しばし感慨にふけりました。
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17:00-18:00
坂本龍馬像を見た後、桂浜の散策をしました。波の音だけが聞こえる静けさのなか、暮れなずむ茜色の空を背景に龍王岬のシルエットがくっきりと浮かび上がっていました。
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21:00-21:00
晩ご飯食べに行ったついでに有名なはりまや橋を見に行こうと探したのですが、まさかの改修工事中でした。日本三大がっかり名所ということで有名ですが、残念ながら工事で覆われている幕の隙間からしか見ることができず、実態を確認することさえできませんでした。
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21:00-22:00
高知駅近くの蓮池町通にある隠れ家的な雰囲気の店です。幸いにもカウンター席が空いていて、入ることができました。季節のお勧め料理をいくつか注文したのですが、なかでも、ぬたという味噌のようなものにつけて食べたブリの刺身(ブリぬた)が絶品でした。地酒を飲みながら高知の郷土料理を堪能しました。
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18:00-
お値段以上のホテルです。高知市内のホテルではダントツと言って良いほど低価格です。繁華街から多少離れているから安いのかもしれませんが、せいぜい徒歩20分程度です。朝食ビュッフェでカツオのたたきなど高知の郷土料理が出てきた時には、この値段でと驚きました。大浴場もあり、ゆっくりと手足を伸ばして疲れを癒すこともできます。高知旅行をする際はファーストチョイスになり得るホテルです。
- 2日目2024年11月4日(月)
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08:00-08:00
五台山公園への登頂ルートは一方通行となっています。青柳橋を渡ってすぐのところに登り口があり、そこからひたすら山道を上がっていきます。山頂近くの駐車場に車を停めて展望テラスまで行くと、眼下には美しい浦戸湾が広がり、北を見ると昨日越えてきた四国山地の急峻な山並みが市街地に迫っている様が見て取れます。高知市内が一望できる絶景スポットです。
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08:00-09:00
四国八十八ヶ所のひとつで、高知を代表する名刹です。本堂、大師堂、五重塔、山門、書院などの堂塔が立ち並ぶ立派な寺院です。緑豊かな静かな境内を散策するだけで心が洗われます。
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10:00-10:00
高知観光を終え、高知道を通って一路北へ向かいます。まずは、南国SAに立ち寄り、英気を養いました。ここで高知とはしばしのお別れです。
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11:00-11:00
高知道を大豊ICで降り、国道32号をひたすら北上します。ほぼ全行程、吉野川と土讃線との並走です。大歩危橋のところで右折した後は、今度は峠越えのつづら折りの難所が続きます。山越え後急坂を下り祖谷川にかかる橋に差し掛かろうかというところに道の駅にしいやがあります。かなり小さな道の駅で駐車スペースも10台あるかどうかです。ここで、目的地の祖谷のかずら橋に行く前の最後の休憩をとりました。
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11:00-12:00
祖谷は隠れ里のイメージがあったのですが、来てみると広大な駐車場と物産館があり、大型バスでツアー客が多数訪れています。もはや秘境とは言えません。お目当てのかずら橋も大人数がいっせいに渡っていたので大丈夫かと心配でしたが、かずらの中が補強されており切れる心配はないことに気づき、ちょっと安心しました。ただし、足元の板は隙間が空いており、真下の渓流が丸見えです。意を決して渡り始めましたが、足がすくんでしまい大変でした。一生で一番怖い経験でした。
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12:00-12:00
祖谷のかずら橋を渡り終え、左手に向かうとすぐに琵琶の滝があります。癒し効果のある美しい滝です。かずら橋渡りで怖い思いをした直後なので、ほっとしました。
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11:00-12:00
吉野川の支流である祖谷川は四国山地の深い谷間を縫うように流れています。祖谷のかずら橋付近では渓流の高さまで降りることができますが、それ以外は山の中腹付近にある道路から見下ろす形になります。日本ではなかなか見られないダイナミックな景観です。
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12:00-12:00
西祖谷の集落からホテル祖谷渓方面に向かう道を北上する途中にあります。車が数台しか停められない手狭な展望スペースから見下ろすと、ひの字をなぞったような深い渓谷があります。ユニークなネーミングどおりの眺めです。
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12:00-12:00
ホテル祖谷渓のやや北側にある観光名所です。ここから見る祖谷渓の渓谷美は確かに美しいのですが、ここに小便小僧を設置しようとどうして思ったのか不思議です。人間の代わりに度胸試しをさせようとしたのでしょうか?
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13:00-13:00
祖谷渓から国道32号に戻り、やや北上したところにある道の駅で、大歩危峡の展望スポットになっています。児啼爺(コナキジジイ)の故郷ということで妖怪屋敷も併設されていました。
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13:00-13:00
奇岩が織りなす渓谷美で有名な名勝です。本当は舟下りをしたかったのですが、流石に時間がなく、断念しました。国道32号を北上しながら途中に展望スペースがあったら立ち寄ろうと思ったのですが、駐車できる場所がほとんどなく、ちょっと残念でした。
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14:00-14:00
コンビニがあったので立ち寄ったところ、100円払えば、河原まで降りることができることがわかり、行ってみました。ドックランやラフトボートなどの利用客用に設定された料金のようです。ここら辺りは吉野川の流れも穏やかで、観光客もあまりおらずゆっくりと散策することができました。
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15:00-15:00
吉野川に別れを告げ、讃岐山脈を貫通する猪ノ鼻道路のトンネルを抜けると目的地の金比羅宮まではあと少しです。最後の休憩をこの道の駅でとりました。
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16:00-17:00
金刀比羅宮を訪れたのは2回目です。表参道の両側に連なる店を眺めながら、長く続く石段を登っていきます。前に来た時は参拝客を乗せた石段かごが威勢よく駆け上がっていたのですが、担ぎ手の高齢化を理由として廃業してしまったとのことです。金比羅宮らしさが失われた気がして残念です。大門がほぼ中間地点となります。その後も、両側に連なる石灯篭や紅葉に彩られた旭社などを見ながら、ひたすら上へと目指します。ここら辺になると、一つひとつの石段がやけに高いように思えて愚痴を言いたくなってきます。御本宮がある境内がゴールです。登り切った達成感がなんとも言えません。
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17:00-17:00
御本宮の北側にある展望台からは讃岐平野が一望できます。お参りし、幸福の黄色いお守りと御朱印を手に入れた後、帰途につきます。なお、登りより下りの方がずっと大変で、足が震えているのがわかります。転ばないように一段一段慎重に降りていきました。
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17:00-17:00
金比羅宮の参拝を終えてから、琴電琴平駅の方まで散策してみました。参道付近とは異なり、観光客もほとんどおらず、実に静かです。琴電琴平駅の隣に、江戸末期に建てられた高燈籠がありました。薄暮の中悠然と佇むその姿は気品があり優雅です。
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17:00-17:00
高松方面からの玄関口です。ちょうど高松行きの列車が出るところで、旅情をそそられました。金毘羅宮の玄関口らしい、小さいながらも品がある駅舎です。
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17:00-17:00
岡山方面から鉄路で金刀比羅宮参拝をする時の玄関口です。琴電琴平駅からは歩いて数分ほどの距離にあります。こちらもノスタルジーを感じる美しい駅です。
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18:00-
金刀比羅宮の参道にあり、伝統を感じさせる優雅な外観に魅了されます。広々とした温泉は心地よく、金比羅宮参拝の疲れを癒すことができました。夕食も素晴らしく、地酒を飲みながら、和食のコースに舌鼓を打ちました。朝食は箱膳とビュッフェでした。当然のように讃岐うどんもありました。全ての面で満足度の高い宿です。
- 3日目2024年11月5日(火)
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09:00-10:00
江戸時代から続く芝居小屋です。花道を通り、舞台に立って客席を眺めると、自分が歌舞伎役者になったような錯覚を覚えます。奈落にもぐり、廻り舞台やセリの構造を見ることもできます。貴重な文化遺産であり、金比羅宮参拝の際には忘れずに立ち寄りたいところです。
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10:00-10:00
宿泊した敷島館に隣接する蔵元金陵の資料館です。日本酒の伝統的製造過程が人形を使ってわかりやすく展示されています。日本酒好きなら必ず訪れたい場所です。
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11:00-12:00
残存十二天守閣のひとつです。小高い山の地形を生かした城割になっています。讃岐富士と呼ばれる円錐形をした飯野山が目の前に見え、瀬戸大橋も遠望できます。眺めがすこぶる良いお城です。
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13:00-13:00
帰りも与島パーキングエリアに寄りました。ここは上り線下り線共通のパーキングエリアです。四国土産、岡山土産が揃っていることは高知に行く時に確認済みだったので、帰る時にここでまとめてお土産を買おうと決めていました。雄大な瀬戸大橋が間近に見えるスポットであり、四国との往来時には必ず寄りたい場所です。
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14:00-14:00
岡山駅西口でレンタカーを返し、楽しかった四国旅行を無事終えました。
四国ど真ん中往復、高知・祖谷渓・金刀比羅宮・丸亀城の旅
1日目の旅ルート
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