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2020.12.17

子連れスキー・スノボ完全ガイド! 服装、持ち物から親子で楽しめるスキー場選びまで

雪が降ると子どもたちはわくわくドキドキ!冬ならではの楽しさを満喫できるウィンタースポーツといえば、スキー・スノーボードですね!この冬は親子でチャレンジしませんか?

目の前に広がる真っ白な雪景色や、頂上から見下ろす白銀の世界、自然の冬絶景広がる非日常な空間は最高!
なんといっても、スピード感に高揚したり、上達する楽しさを感じたり、子どもから大人まで満喫できるスポーツなので親子で共通の趣味になるかも!?

そんな子連れのスキー・スノーボード旅行に行くには、大人だけで滑りに行く時とは少し違ったポイントが大切!

今回は子ども大人も楽しむためのゲレンデ選びから服装や持ち物などを、スキーインストラクター歴7年、今でも毎シーズン雪が降るとスキー&スノーボード三昧な、じゃらんニュース編集部のあだちが解説します。

※この記事は2020年12月17日時点での情報です。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
記事配信:じゃらんニュース

スキー・スノーボードは何歳から始められる?

子連れスキー&スノボを楽しむポイント

何歳からスキーデビューできる!?そう思ったらまずは靴のサイズを確認してみましょう。スキーもスノーボードも一番小さいブーツサイズは13cmくらいからなので、使える道具があるかどうかは大切です。スクールは3歳から受け入れているところも。

いつもと違う雪景色や、慣れない服装に小さい子どもは驚いてしまうこともあるので雪遊びをしたりして雪に慣れながら、半日ずつくらいから楽しく始めるのがおすすめです。

また、小学生から始めて世界的なプロのスキーヤーやスノーボーダーになっている選手もたくさんいます。本人がやってみたい!楽しそう!と思った時がはじめ時。ぜひ楽しくデビューしてくださいね。

また、最初はスクールで教えてもらってから、パパやママと一緒に滑るのもおすすめ。ゲレンデを熟知しているインストラクターのプライベートレッスンを家族で受けるのも、テクニックはもちろん、そのゲレンデや土地のことも教えてもらえるのでより一層楽しめますよ。最近はシニアのスキーヤーも増えているので三世代でチャレンジするのもあり!

子連れにおすすめのスキー場選びのポイント

子連れスキー&スノボを楽しむポイント

スキー場選びのコツをご紹介します。次のポイントを気にしながら、お気に入りのゲレンデを探してみて。

●屋外のキッズエリアやそりコースがある
スキー・スノーボード以外も楽しめて飽きずに過ごせて◎

●初心者用ゲレンデ、子どもの練習用エリア、スノーボード初心者限定バーンなどがある
安心してゲレンデデビューしやすいので◎

●屋内の子ども用休憩スペース、無料休憩所(仮眠スペースなど)がある
天候の変化や、子どもの体力に合わせて過ごせるので◎(遊び疲れた子どもがお昼寝できる子ども専用の休憩スペースがあるスキー場も最近は多いです)

●授乳室やおむつ替えスペースなどの施設がある
乳幼児連れ場合は要チェック!

●託児所をチェック!
託児は予約が必要な場所が多いので、あらかじめ確認を。半日単位で預かってくれるところもあるので、午前中は一緒に遊んで午後は託児所を利用するのも◎パパママも思い切り楽しめますよ。

>>関東近郊の子連れにおすすめのスキー場はこちら
>>東北エリアの子連れにおすすめのスキー場はこちら

子どものスキー・スノーボードの服装と選び方

子連れスキー&スノボを楽しむポイント
子どもの服装選びについて解説します。スキー・スノーボードを楽しむために、準備万端でお出かけしましょう。

また、パパやママは付き添いだけで滑らない場合も、暖かい服装を!ゲレンデを歩く場合にはスノーブーツがおすすめです。そり遊びだけの場合も、濡れてしまうので思いっきり楽しむためにも、スキーウェアやグローブ、ニット帽は忘れずに持って行ってくださいね。

子どものスキーウェアの選び方

せっかく買うなら来年も着せたい!と思うパパやママも多いはず。でも、ウェアが大きすぎると身動きがしづらく、思い切り楽しめないことも。裾丈や腕の部分が伸縮できるウェアも販売されているので、試着して動きやすいウェアを選びましょう。

子ども用は上下つなぎになっているウェアが多く、転んだり思い切り雪にまみれても雪が入りづらくて便利!ただし、トイレに行きづらいので子どもの成長に合わせて、選んでみてくださいね。

子ども用ウェアのレンタルをしているスキー場もあるので、事前に予約してレンタルするのも◎

スキーウェアの中は何を着る?

雪山の天候は変わりやすく、晴れていても風が強いと寒いことも。またいくら寒い屋外とはいえ、スキーもスノーボードもスポーツ!汗をかくので、速乾性や吸湿性のある素材を調整しやすいよう重ね着するのがおすすめ。

長袖のTシャツの上に、着脱しやすいトレーナーやフリースなどの組み合わせだとゲレンデで調整もしやすいです。(ゲレンデでの荷物管理は、コインロッカーなどが便利!)

ウェアのズボンの下にはタイツを着用。スポーツ用がおすすめですが、スキーブーツやスノーボードブーツの中におさまる厚さのかさばらないレギンスやタイツでも大丈夫。吸湿性、速乾性があり、温かく過ごせる素材がおすすめです。つま先まであるタイツだとブーツの中で滑ってしまうので、足首までの長さのタイツに靴下を重ねましょう。

ブーツがはきづらくなってしまうジャージやスウェット、またジーパンなどの硬い素材は動きずらいのでNG。

ウェアだけだと、人とぶつかった時など怪我につながることもあるので、安全面からもぜひタイツを着用してくださいね。

靴下

スポーツ用の厚手のハイソックスがおすすめ。ない場合も、靴擦れになりずらいようにできるだけ刺繍や縫い目の少ないソックスを。

子どもの場合は雪遊びで濡れてしまったり、汗をかくことも多いので、ゲレンデに行くときも1足余分に持っていきましょう。

グローブ(手袋)

雪遊び用の、撥水性と保温性のある手袋を選びましょう。

ミトンタイプと、5本指タイプ、小指から中指がミトンになっている3本指タイプなどがあります。サイズが大きいと、スキーの場合はストックが持ちづらくなってしまったり、雪遊びも思い切り楽しめないのでこちらも、できるだけサイズぴったりのものをチョイス。

ネックウォーマーやフェイスマスク

雪の日や寒い日は特にあると便利なのがネックウォーマー。雪が顔に当たるのを防いでくれたり、首元も保温してくれます。

ただし、マフラーはNG。外れやすく、またリフトや道具に引っかかると危険!大人はフェイスマスクがあると日焼け予防にもなるので便利!

スノーブーツ

スキーやスノーボードの時には、専用のブーツを履きますが、そりなどのスキーやスノーボード以外の遊びの時には、濡れても平気なスノーブーツがおすすめ。スキー場との往復でも足元が滑りにくくて安心で、雪が降っても温かいので思いっきり遊べますよ。

子連れスキー・スノーボードの必需品

子連れスキー&スノボを楽しむポイント

ヘルメットとニット帽子

大人にはもちろんですが、子どものスキーヤー・スノーボーダーに絶対おすすめしたいのがヘルメット。スキーやスノーボードは楽しい反面、スピードも出て、いくら気を付けていても転倒や衝突の危険性もあります。

いざというときのためにも、安全に楽しむためにもヘルメットの着用を!スキー・スノーボード用のヘルメットは防寒仕様になっているものがほとんどですが、サイズ調整や防寒用、雪遊び用にニット帽子もあると便利。

ゴーグル

雪の上では光が反射して普段よりも眩しく、また安全面からもゴーグルは必需品!思いっきり遊ぶためにもサングラスではなくゴーグルにしましょう。サイズの合ったものを選んでくださいね。

スキーセット、スノーボードセット、そりなど雪遊び道具

レンタルする場合も購入の場合も、しっかりと試着してサイズの合ったものを選びましょう。ビンディング取り付けや解放値の設定などは店員さんに相談して、安全に使用を。

1シーズンに何回か滑りに行けそうな場合は、その都度ゲレンデでレンタルするのではなく、シーズンレンタルするという方法もあります。毎回のレンタル手続きも省けて、すぐに滑り出せるのでおすすめですよ。

また、そりのレンタルがあるゲレンデもあります。ほかにも雪遊び道具は様々!一人乗り用のそりだけでなく、二人乗り用のそりや、雪玉を作って遊ぶ道具、スノーストライダーなど、気軽に試せる料金でレンタルできるところも多いので、いろいろチャレンジしてみて。

ゲレンデに持っていくと便利なもの

子連れスキー&スノボを楽しむポイント

リップクリーム・日焼けどめ

雪上の紫外線は意外と強いので、乾燥からも日焼けからも保護しましょう。

リフト券ケース

スキー場によってICチップや、紙など形態はさまざまですが、腕やウェアに装着できるケースがあると紛失する心配もなくなります。ICチップを入れられるタイプのグローブもあるので、ゲレンデに合わせて選んでくださいね。

着替え

雪遊びなどで汗をかいたり雪で濡れてしまうので、インナーや靴下の着替えを持っていくと休憩後も思い切り楽しめますよ。

ゴーグル拭き

ゴーグルが曇ってしまった時に、ティッシュなどで拭くと余計に見えづらくなってしまうことも。ゴーグル専用のクロスがあると便利!

保湿クリーム

冬は乾燥の季節。特にスキー場のレストハウスやホテル、旅館などの宿泊施設では暖房で、気づくとお肌がカサカサになってしまうことも。あかぎれになどになる前に、ハンドクリームや保湿クリームなどでお肌も守ってくださいね。

その他、ティッシュやハンカチなどももちろん忘れずに!

グミやチョコ、ラムネなど、手軽にリフトの上でも口にできるおやつがあれば、子どももご機嫌に♪

慣れない気候や気温変化に体調を崩しやすくなることもあるので、常備薬もあると安心です。

子連れスキー・スノーボードを楽しむために大切なこと

子連れスキー&スノボを楽しむポイント

ゲレンデマナーはあらかじめ親子でチェック!

怪我をしたり、トラブルに巻き込まれないためにも、ゲレンデマナーは滑り始める前に親子で確認を!

お子さんにもぜひ教えてあげてくださいね。
例えば、次の6つ。

コース外には入らない。

ほかの人のスキー板やスノーボードの板を踏まない。

コースの真ん中で座り込まず、転んだらできるだけ早く起きるか端に寄る。

スピードを出しすぎず安全に楽しむ。

(止まれないスピードで滑らない!)

スノーボードの場合はゲレンデで流れ留めを外さない。

万が一誰かと接触して酷く転倒した場合や、相手がけがをしてしまった場合は必ず大人が対応。

いざというときのためにゲレンデの救護室やレスキューの電話番号を確認しておくと安心です。

また、その場では何ともないと思っても、後からけがに気づくこともあるので、連絡先などを交換するなど、大人同士で対応することを子どもにも伝えておきましょう◎

はぐれた時の目印の場所はあらかじめ決めておく

楽しさのあまりついつい夢中になって、お互いを見失ってしまう可能性も。

お互い見失わないペースで楽しむことが大切ですが、万が一の時のために集合場所を決めておきましょう。もちろん、万が一はぐれてしまってどうしても見つからない場合は、ゲレンデのパトロールに相談しましょう。リフトが止まったり、日が暮れる前に早めの行動が◎。

無理をしないこと!

疲れたり、寒くて辛い、と言うときは無理せず休憩を!こまめに休憩をとってゲレンデグルメを味わったり、景色を眺めたり滑る以外にもゲレンデの魅力を堪能してくださいね。
また天候の悪化や、吹雪や霧など視界が悪くなってきたら、レストハウスや休憩所で休んで様子をみたり、場合によっては宿に戻って別のアクテビティや温泉を楽しむなど、安全に過ごしましょう。

いくら楽しんでいても、夕方になってきて子どもが「あともう一本滑りたい」と言った時が終わり時。

いつもと違う慣れない動きに、意外と体は疲れているもの。夕方は気温が下がって寒くなってきたり、バーンが冷えて固くなって滑りづらくなったりします。楽しいな、と感じているうちに終わりにして、次の機会を楽しみに待ちましょう。

また、宿や駐車場に戻るために、リフトの乗り継ぎが必要だったり、滑って移動する必要があるゲレンデの場合は、特に余裕をもった移動を!山は日が暮れると一気に気温も下がり暗くなります。

美味しいゲレンデグルメも楽しんで!

各地のゲレンデにはゲレ食といわれるおいしいゲレンデグルメが満載です。ぜひ楽しみのひとつにくわえてみて。

一か所のゲレンデでも、複数のレストハウスがあって、それぞれ特徴的なグルメを楽しめたりします。子どもの体力に合わせてこまめに休憩をとりつつ、ゲレンデグルメ巡りも楽しいですよ。

その土地ならではのグルメや、スイーツ、焼き立てパンなど、ぜひ事前にリサーチしてみてくださいね。

自然を満喫して!

ゲレンデやその周辺には自然の面白さがいっぱい!リフトに乗れるようになったら、リフトの上からもいろんな発見ができるはず。動物の足跡を見つけたり、猿や鹿、リスやウサギなどの動物に出会えることも。

降ってくる雪の結晶を観察したり、樹氷を見たり、山の上からの絶景や雪山ならではの景色など、ぜひ満喫してくださいね。

まとめ

子連れスキー&スノボを楽しむポイント

以上、子連れでスキー・スノーボードを楽しむためのポイントをゲレンデ選び、持ち物、服装、過ごし方などご紹介しました。

非日常の空間で、自然を満喫しながら思い切り体を動かし、 上達する喜びを感じれるスキーやスノーボードは、最高のリフレッシュになります。 大人も子どももそれぞれのペースで、ぜひ家族みんなで楽しんでみてくださいね。

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。ご利用の際には、あらかじめ最新の情報をご確認ください。また、感染拡大の防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします。
※お出かけの際は、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、マスクの着用、手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスの徹底などにご協力ください。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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