冬ならではの定番料理、美味しいご当地おでんのお店8選を紹介しています。牛すじ肉のスープをつぎ足すおでんや、ネギダレをたっぷりかけていただくおでんなど、そのお店ならではの特徴をもったおでんばかりです。こちらで紹介している、近くのお店にお友達を誘って、お酒と一緒に楽しみにでかけてみませんか?
1.三河屋
屋台からスタートした老舗で美味しいおでんを頂こう。
ご当地ダネ
おすすめ地酒
長年つぎ足されただし汁により褐色になったスープで、串刺しにしたタネを煮こむのが静岡おでんの一般的なスタイルです。
今も子どもたちは駄菓子屋で、おやつ代わりにおでんを頬張る。大人は「青葉横丁」や「青葉おでん街」などの飲み屋街へ。老舗の「三河屋」はまるで屋台のような雰囲気です。牛すじ肉のスープをつぎ足すおでん100円~は静岡流の伝統を受け継ぐ味です。揚げ物&焼き物も人気です。
2.幸多路
カツオ&昆布出汁の上品な味で勝負したおでん。
ここで、静岡おでん五箇条をご紹介しましょう!
一 . タネとして黒はんぺんが入っている
二 . 長年つぎ足したスープが黒い
三 . タネがひとつひとつ串に刺してある
四 . イワシやカツオを粉末にしただし粉や青のりをかける
五 . 駄菓子屋から居酒屋まで取り扱いは広範囲
この五箇条、静岡住民じゃない方は、なじみがないおでん文化かもしれません。
こちら幸多路さんは、青葉おでん街にあるお店です。定番のだし粉と青のりのほか、自家製の味噌ダレも用意しています。ふわ(牛の肺)など珍しいおでんダネもあるので挑戦してみてください。
3.小田原 魚河岸 でん
かまぼこ店のアイデアが光る豊富なおでんダネの競演。
ご当地ダネ
おすすめ地酒
相模湾に面した小田原は、新鮮な海の幸に恵まれた町。海産物の加工も盛んで、かまぼこ屋さんもそこかしこに点在しています。それらのお店がアイデアを出した、多彩なタネを楽しめるのが小田原おでんの真骨頂。その数、なんと30種以上!地元特産の梅を使った梅味噌トッピングも、独自の食べ方として注目を集めています。
そして、こちら「小田原 魚河岸 でん」では、店主みずから漁港でセリに参加する鮮魚自慢のお店です。昼夜問わず味わえる小田原おでんのほか、魅惑の魚介料理が目白押し!
4.味処 丸現
おでんの味をワンランク上げるネギダレをたっぷりかけて。
ご当地ダネ
おすすめ地酒
大根やこんにゃく、がんもなど、 おでんダネはよく見かけるものばかり。そんな飯田おでんの特徴は、何といってもネギダレ!これは刻んだ長ネギを醤油や味醂で味付けしたものです。シンプルなおでんが個性派に変貌する、トッピングのマジック★この味にハマると、ネギダレなしでは物足りなくなるかも?!
そしてこちらのお店「味処 丸現」は、戦後間もなく創業した飯田おでん発祥の店となっています。ネギダレはお客さんのリクエストから生まれたそう。焼き鳥ほか一品料理が多数揃っています。
5.居酒屋篤
寒い北国で食べる美味しいおでんは絶品。生姜でほっこり温かに。
ご当地ダネ&メニュー
おすすめ地酒
ご当地グルメとしても知られる青森生姜味噌おでんは、戦後の屋台で誕生した説が一般的。寒い冬、青函連絡船を待つ客の体を少しでも温めようと、すりおろした生姜入りの味噌ダレでおでんを提供したのが始まりだとか。味噌や生姜の配合は店それぞれ。そこにはお客さんへの思いやりも秘められているんですね。
今回ご紹介した「居酒屋篤」では、カウンターの大皿に、その日のおすすめ料理がずらり。生姜味噌おでんはもちろん、気の利いたおつまみで地酒を堪能できちゃいます!
TEL/017-776-8191
住所/青森県青森市本町2-2-15
営業時間/17時~24時
定休日/日祝
6.和処十一
徐々に知名度アップ中!東京のご当地おでん。
北区おでんの定義はちくわぶときんちゃく、江戸野菜が必須で、出汁とタレはお店それぞれ。和処十一は白味噌を加えた優しい出汁が好評です。
TEL/03-3919-0077
住所/東京都北区東十条3-16-14 白川マンション1階
営業時間/17時~23時(金土~24時)
定休日/年末年始4日間
「和処十一」の詳細はこちら
7.親爺
ふわふわ&トロ~リのとろろ昆布をトッピング。
富山県は昆布の消費量が全国トップクラス。おでんにもとろろ昆布をのせるのが富山スタイルです。タネは魚介系のほか郷土の野菜がたっぷり使われています。
TEL/076-431-4415
住所/富山県富山市桜町2-1-17
営業時間/16時~23時
定休日/日祝
8.赤玉本店
石川県民のおでん好き度は全国屈指!一年中お店で食べられる街。
石川県は、夏でも多くの飲食店で味わえるほど、金沢はおでん文化が根付いた街。伝統の味を堪能するなら、1927年創業の歴史あるこちらの店へ!
まとめ
関東、東北の美味しいご当地おでんのお店8つを紹介しました。どのおでんもそのお店ならではの工夫があり独特なものばかりです。ぜひ旅行の時や、お住まいの近くのお店に足を運んでみてください。
※この記事は2016年2月時点での情報です
じゃらん編集部
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