住吉神社
- ここに行く計画を立てよう
- クチコミを投稿する
- 写真を投稿する
- 行った
- 行きたい
- クリップ
-
- シェアする
- メールする
なぜか建御名方命を祀る日本三大住吉の一、住吉荒魂本宮。 - 住吉神社のクチコミ
神社ツウ 三文詩人さん 男性/50代
- 一人
-
一の鳥居。左手に神池
by 三文詩人さん(2016年11月23日撮影)
いいね 3 -
神池に浮かぶ小島に厳島社
by 三文詩人さん(2016年11月23日撮影)
いいね 7 -
参道および太鼓橋
by 三文詩人さん(2016年11月23日撮影)
いいね 4 -
楼門と紅葉
by 三文詩人さん(2016年11月23日撮影)
いいね 10 -
楼門天井に十二支羅針盤
by 三文詩人さん(2016年11月23日撮影)
いいね 7
長門國一宮にして式内社「住吉坐荒御魂神社三座」に比定される古社。関門橋を渡って忌宮神社へ詣でる途中、道路標識が出ていたので、帰途に立ち寄った。山上に坐し、日本三大住吉に数える割には、さほど広大に感じない。但し日本書紀に登場する時期は、大阪の住吉大社より先になる。
仲哀紀に曰く。…是に於て、軍を從へる神、表筒男・中筒男・底筒男の三神、皇后に誨へて曰く「我が荒魂、穴門山田邑に祭らしむる也。」
時に穴門直の祖なる踐立、津守連の祖なる田裳見宿禰、皇后に啓して曰く「神の居らむとする地、必ずや定め奉るが宜し。」
則ち以て踐立を荒魂の神主と爲し祭り、仍ち祠を穴門山田邑に立てり。…
仲哀紀の記事から、穴門(あなと、今の下関)山田邑に参上したつもりで居たところ、山田は北に3kmほど離れるのであった。なので、当社をストレートに住吉坐荒御魂神社とすることは、やや問題があるかも知れない。
三大住吉の所在は、大阪から博多までを結ぶ海路を、住吉族が押さえたことを意味する。その先にあった朝鮮半島を介しての大陸交易路は、志賀島を本拠とする安曇族が持っていたはずで、協力したのか競合したのか。前庭にある神池には厳島社が立ち、この宗像の神も交易路に関わる。
楼門天井に十二支羅針盤が張り付き、当社の性格を示す。
本殿は国宝で、五連の破風を持つ。というか、五宮を連ねる。
御祭神:
第一殿 住吉大神・荒魂
第二殿 応神天皇
第三殿 武内宿祢命
第四殿 神功皇后
第五殿 建御名方命
応神天皇・武内宿祢・神功皇后は、筑前から勧請したものらしい。住吉三神の登場時に共闘した人たちだから、これは解る。
解らないのが建御名方命で、これも他所から勧請したそうだが、住吉社に勧請する理由がない。実際には、元の地主神ではなかったか。
古事記では大國主の子とされるも、日本書紀にも出雲國風土記にも登場せず、信濃では諏訪明神とかミシャグチ様とか呼ばれるこの神は、周芳・長門の神であったとしか思えない。
- 行った時期:2016年11月23日
- 混雑具合:普通
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2017年1月1日
- このクチコミは参考になりましたか?2はい
三文詩人さんの他のクチコミ
住吉神社の新着クチコミ
-
長門国一之宮
長門国一之宮で、新下関駅からそれほど離れていないのに、素晴らしい雰囲気のでした。
新下関駅からバスに乗って最寄りのバス停で降りて徒歩7分くらいでこちらに着きました。
立派な鳥居です。
隣の池とか碑も立派でした。
一之宮に相応しい佇まいだと思いました。
拝殿は安芸の毛利元就公寄進で、本殿も山口の名門、大内家の大内弘世公によることがわかったのですが、とにかく素晴らしかった。
御朱印も直書きで頂けました。詳細情報をみる
- 行った時期:2024年3月2日
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2024年3月5日
-
地元にこんな立派な国宝が!
実家から1時間もかからない所にとても荘厳な神社があって驚きました、産まれて60年以上になりますがまだまだ身近に素晴らしい物が有るんだと再認識しました。
詳細情報をみる
- 行った時期:2023年9月
- 混雑具合:普通
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2023年9月12日
-
本殿を参拝しました
本殿を参拝しました。大きな神社で、多くの人が参拝に訪れていました。
参拝した後、御朱印を書いていただき、次の目的地へと向かいました。
下関、初上陸で、まずは、この神社に参拝です。詳細情報をみる
- 行った時期:2023年5月16日
- 投稿日:2023年6月12日
-
住吉三神の荒魂を祀る
下関ICを降りてすぐ、下関市の市街地にある住吉神社です。最寄り駅は新下関で、徒歩15分くらい。隣接したところに無料の駐車場があります。住吉といえば大阪の住吉大社が有名ですが、住吉大社は和魂を祀るのに対し、こちら下関の住吉神社は荒魂をお祀りしているとのことで、由緒ある神社です。
こちら本殿が国宝、本殿の前に附けられた拝殿が重要文化財に指定されてます。本殿は室町時代初期、まだ南北朝時代の造営です。大阪の住吉大社は四柱をお祀りし、四つの本宮が別々に建てられていましたが、こちらは五柱を祀り、五つの破風を一列に並べたかなり特殊な建築様式です。一つ一つの千鳥破風の曲線が素晴らしい。拝殿は宗像大社(息子の小早川隆景が寄進)と同じ切妻造りで毛利元就が寄進しています。拝殿もすっきりして、囲い塀も透かしで背が低いので本殿がよく見えます。こんな見事な造形物が600年以上も維持されてきたことに驚きました。詳細情報をみる
- 行った時期:2022年10月11日
- 投稿日:2022年10月20日
-
住吉神社
社殿へ続く階段の下にタッチパネル式の案内板がありました。神社の由緒や周辺の観光情報ものっていて便利です。社殿は、いつ五つのお社が棟続きで建てられてる独特な様式です。長屋式の神社は初めて見ました。
詳細情報をみる
- 行った時期:2021年10月2日
- 投稿日:2021年11月7日
のりゆきさん