仁壁神社
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出雲系の住吉社?周防三宮。 - 仁壁神社のクチコミ
神社ツウ 三文詩人さん 男性/50代
- 一人
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仁壁神社ーの鳥居。子供たちが遊んでいたので通行注意
by 三文詩人さん(2017年5月21日撮影)
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二の鳥居。手水舎先の左右に綿津見神社
by 三文詩人さん(2017年5月21日撮影)
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拝殿。平入りの入母屋造
by 三文詩人さん(2017年5月21日撮影)
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本殿の前に幣殿が入る。
by 三文詩人さん(2017年5月21日撮影)
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具明社には神玉が置いてあった。
by 三文詩人さん(2017年5月21日撮影)
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路地裏に入るまで入口がわからず、カーナビが珍しくも正確に誘導してくれないと辿り着けなかった。たぶん道路が付け換わったので、路地裏に見えたのが元の通りだったのだろう。
駐車場へは一方通行で、太鼓橋左から一回りしないと行けない。
周防三宮を称し、地名も「三の宮」という。地域密着型の地主神か鎮守様か。
社殿前の左右に境内社が鎮座。共に綿津見神社で、右座に豊玉彦命、左座に豊玉姫命を祀る。豊玉姫は、山幸彦こと彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)の妻で、海神の娘。その父である海神が、豊玉彦。
一般に綿津見神社は、志賀島を本拠とする安曇族の神、綿津見三神を祀るものであるところ、豊玉彦・豊玉姫を祀る綿津見神社は珍しい。対馬には豊玉町があり、豊玉姫を祀る神社が多いので、そこから来たのだろうか。
社殿は建て替えたらしく、綺麗になっている。拝殿と本殿の間に幣殿を持つ縦長の造り、かなり本格的な神社建築だが、彫刻は古いものに及ばない。
右殿に下照姫命(したてるひめのみこと)、左殿に味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)を祀る。この二柱はご兄妹で、古事記に拠ると、大國主神と宗像奥津宮の多紀理毘賣命との子。出雲市の阿須伎神社を本拠とし、出雲と宗像の交流を示す神である。
ところが中殿には表筒男命・中筒男命・底筒男命を祀る。此方は日向出身の住吉三神(住吉大神)であり、出雲族とは関係がない。周防國吉敷郡の式内社「仁壁神社」一座に当たるので、数も違う。
或いは御祭神が入れ換わったかもしれない。となると、地主神と鎮守様の同居になるのか。
社殿右に境内社二社。右に稲脊脛命(いなせはぎのみこと)・辨財天(べんざいてん)を祀る具明社、左に稲荷社。
具明社は健康の神様で、神玉をさすると功徳を授かるという。稲脊脛命は国譲りイベントの際、使者として関係者の意向を伺いに走った神。下半身に御利益有りそうで、腰痛を起こした小生も肖るべく拝んだ。しかし玉をさすらなかったからか、回復していない。
- 行った時期:2017年5月21日
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2017年5月23日
- このクチコミは参考になりましたか?3はい
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三の宮さん
平安時代からの歴史のある神社だけれど焼失と再建を繰り返している神社なので、現在の神社はまだ新しかったです。
詳細情報をみる
- 行った時期:2013年5月
- 滞在時間:2〜3時間
- 人数:3人〜5人
- 投稿日:2017年10月20日
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軻遇突智さんの仁壁神社のクチコミ
延喜式内社であり、周防國三之宮という由緒正しき古社。主祭神は表筒男命、中筒男命、底筒男命。相殿神は下照姫命、味耜高彦根命。神産日神、高御産日神、玉積産日神、神生産神、足産日神、大宮賣神、御食津神、事代主神を配祀すらしい。主祭神には異説あり。
明応六年(1494)、豊前の戦陣から帰った領主大内義興が周防国内の五社に戦勝報告をし、仁壁神社は三番目であったことから以降「周防國三之宮」と称されるようになった。一之宮から五之宮はこの順番に従っている。
御神気云々は、そんなに感じるほどではないが、地域の憩いのスペースを提供しているようで好感が持てる。
社殿は古くないが、非常に美しい。詳細情報をみる
- 行った時期:2009年1月
- 投稿日:2009年1月30日