恩納ナビーの歌碑
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波の声もとまれ 風の声もとまれ 首里天がなし 美御機拝ま - 恩納ナビーの歌碑のクチコミ
滋賀ツウ たかちゃんさん 女性/40代
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恩納ナビーの歌碑、全景。
by たかちゃんさん(2017年7月17日撮影)
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18世紀初めに琉歌歌人として活躍した『恩納ナビー』。農民の出ではあれど、活躍がちょうど『琉球文化の黄金時代』とよばれる時期であり、文学・音楽・舞踊と一流の文化人が排出すると同時に、庶民の間にも琉歌という歌が流行っていました。その時期を生きた恩納ナビーは自由奔放かつ大胆な歌を数多く残したとされています。
1726年の琉球王府『尚敬王』の北山巡行の際にこの万座毛に立ち寄った時、彼女が音頭取りをして『歓迎臼太鼓』で一行を歓迎したことに対し尚敬王は甚く満悦し、この『毛(もう):原っぱ』に万人を座らせることができるということで、すぐさま『万座毛』と命名しました。
その名君尚敬王の『万座王』命名と、それに纏わり農民百姓が何の恐れも持たずに王一行を拝すことができたことに『恩納ナビー』は甚く歓喜したそうで、その時の気持ちを詠ったものとものが刻まれています。
碑の建立は1928(昭和3)年11月10日と書かれており、琉歌の歴史に万座毛を残した『恩納ナビー』の足跡を村の誇りとして後世に伝えるためと刻まれていました。長い歴史を持つ琉歌、その長い歴史の中に恩納村万座毛という名称を刻み付けた一歌人の凄さを伝えようとすることは、学のない私でもわかりました。300年の時があっという間に身近に感じられた一瞬です。
- 行った時期:2017年7月17日
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2017年7月19日
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