松風村雨堂
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在原行平ゆかりの地。 - 松風村雨堂のクチコミ
神社ツウ Yanwenliさん 男性/50代
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松風村雨堂の石標。側面に行平の歌「立ちわかれいなばの山の峯におふるまつとし聞かば今かへりこむ」
by Yanwenliさん(2019年3月撮影)
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右が磯馴松。
by Yanwenliさん(2019年3月撮影)
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観世音菩薩を祀るお堂。
by Yanwenliさん(2019年3月撮影)
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綱敷天満宮の前から国道2号線の高架横の道を東へたどり、広い道との三叉路で左に曲がると離宮道と呼ばれる通りに出ます。その道沿いに北上していき、山陽本線の踏切を渡るとすぐ右手に「松風村雨堂」の石標が建っています。ここは在原行平ゆかりの地です。行平は、887年(仁和3年)に須磨へ左遷されました。その地で蟄居していた行平は、多井畑の村長の娘「もしほ」と「こふじ」の姉妹に出会います。その時、一陣の風が松林を吹き抜け、にわか雨が娘たちの黒髪に降りかかります。そこで、行平は「松風」「村雨」と名付けて2人を愛しました。のちに許されて京に帰る時、行平は狩衣と烏帽子を松に掛けて姉妹への形見としました。その後も行平を慕い続け姉妹は、行平の居宅のそばに庵を結び、行平の無事を祈ったそうです。 その庵の跡が現在の松風村雨堂だと伝わっています。敷地内には、別れに臨み行平が植えたとされる磯馴松、衣掛松などがあります。
- 行った時期:2019年3月
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 人数:3人〜5人
- 投稿日:2021年5月9日
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