三重県、熊野。険しい山々に囲まれた真ん中にぽっかり馬の蹄鉄のような地形の集落を発見!まるでUFOの隠れ家のような雰囲気ですが、ちゃんと人が生活している木津呂地区です。
今回はこの木津呂の集落をスタートとする、絶景ドライブコースを作ってみました!
木津呂を見た後は、トロッコで温泉へ。懐かしさを感じる千枚田、世界遺産に登録された巨石の御神体、熊野の名所獅子岩、鬼ヶ城まで、どれもすごい景色が見える体験ばかり。
三重の秘境で景色に癒される旅に出かけませんか?
<おすすめドライブコース>
木津路
↓車で35分
湯本山荘 湯ノ口温泉
↓車で35分
丸山千枚田
↓車で35分
花の窟
↓車で1分
獅子岩
↓車で5分
鬼ヶ城
木津呂
神がこもる地に、謎めくサークル。
UFOの隠れ家。そう呼ばれる場所を熊野に発見。険しい山々に囲まれた真ん中にぽっかり馬の蹄鉄のような地形。そして山脈から地に流れるように連なる地形は、風水では「龍穴」と言われ、気のたまるポイントで強いパワーが得られるといいます。
神話の昔から紀伊山地は神々が住む世界と伝わることもあり、木津呂には何かしらメッセージが隠されていると思わずにはいられません。

この形を造り上げた匠は、日本でも有数の多雨地帯・大台ケ原を源流域とした北山川。匠の技は、豪雨と急流により削られた深い渓谷の瀞峡(どろきょう)でも知られ、荒々しい美的感性に優れています。
元々、北山川の上流では林業が盛んで、伐採した木材を筏に組んで新宮川へと流して運搬していたそう。
木津呂には筏流しの筏師たちが住んでいたといわれています。今では14世帯16名。活気ある声は消えてしまいましたが、その美しき形は守り続けられています。
<山の上から見るには…>
木津呂のこの景色は和歌山県側から往復4時間の登山の上、案内板もないのでツアーに参加することが必要です。
夏場は熱中症の危険があるため、どうしても見たい人は秋まで待つのがベター。
[TEL]0597-89-0100(熊野市観光協会)
[住所]三重県熊野市紀和町木津呂
[アクセス]【車】熊野尾鷲道路熊野大泊ICより1時間
[駐車場]なし
<ツアー>
[TEL]050-7001-5299(嶋津観光協会)※詳細はHP参照
[住所]和歌山県新宮市熊野川町嶋津57犬小屋内
「嶋津観光協会」の詳細はこちら
湯元山荘 湯ノ口温泉

熊野の秘湯として人気の温泉。昔から湯治場として愛されてきました。
昨年3月に全面改装され、寝湯・立ち湯・半身浴などの浴槽があり、源泉かけ流しの湯が来る人を癒してくれます。
バンガローやロッジ等の宿泊施設も完備されています。
[TEL]0597-97-1126
[住所]三重県熊野市紀和町湯ノ口10
[営業時間]9時~21時
[定休日]不定
[料金]大人540円、子ども270円、トロッコセット券860円
[駐車場]90台
「湯元山荘 湯ノ口温泉」の詳細はこちら
丸山千枚田
1340枚の田をもつ日本最大級の棚田。400年前には2240枚の棚田があったとの記録が。棚田の中を車で走ることもできますが、全景を見るには熊野古道・通り峠を30分程歩くとある展望台がおすすめです。
花の窟

世界遺産にも登録された高さ45mの巨岩が御神体。社殿はなく太古の自然崇拝の仕様を今も守り続けています。
神々の母イザナミノミコトを葬ったと日本書紀にも記され、日本最古の神社と伝わっています。
獅子岩

地盤の隆起と浸食により造り上げられた高さ約25m、周囲約210mの奇岩。井戸川上流の大馬神社の狛犬として敬仰されています。8月17日開催「熊野花火大会」は獅子岩のある七里御浜が会場となり多くの人で賑わいます。
鬼ヶ城

荒波によって断崖が浸食された自然の芸術。海岸線に遊歩道があり所用時間は片道40分程。鬼ヶ城の名は平安時代、坂上田村麻呂が鬼と呼ばれた海賊を征伐したことからと伝わります。
また、岩の上には城跡があり、室町時代に有馬和泉忠親が隠居城として築城。熊野古道・松本峠につながるハイキングコースになっています。
[TEL]0597-89-0100(熊野市観光協会)
[住所]三重県熊野市木本町
[アクセス]【車】熊野尾鷲道路熊野大泊ICより2分
[駐車場]70台
「鬼ヶ城」の詳細はこちら
※この記事は2016年7月時点での情報です
じゃらん編集部
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