山深い谷間の景色の中…。よ~く見ると集落が!標高800~1000m・最大斜度38度。その斜面に張り付くように家屋や田畑が点在しています。
ここは日本のチロルと呼ばれる長野県の下栗の里(読み方:しもぐりのさと)。特産の下栗芋は糖度が高いと評判で、日照時間が長い地の利を生かしてかつては年2回収穫をしていたぐらい太陽と大地の恵みに満ちた場所なんです。
今回はそんな下栗の里を出発し、日本一の星空に選ばれたヘブンスそのはらまで、絶景を楽しめるドライブコースを作りました!
日中は集落で太陽を、夜は星を見上げる。ちょっぴりロマンチックな南信州の旅はいかがですか?
おすすめドライブコース
下栗の里
↓集落内散策
はんば亭
↓車で1時間40分
天龍峡
↓車で20分
おやき工房えんまん
↓車で15分
ヘブンスそのはら 天空の楽園
下栗の里
南アルプスが見守る、日本のチロル。



標高800~1000m。最大斜度38度。ゲレンデに例えるなら上級者向けのワイルドコース。そこに張り付くように家屋や田畑が点在している「下栗の里」。日本のチロルと呼ばれる集落には郷愁を誘う原風景が残っています。その姿は、あの世界遺産「マチュピチュ」のよう!
集落から徒歩20分程のビューポイントから全景を見ると、どうしてこの場所に集落を作ったんだろう?疑問が出てきます。
下栗の歴史は定かではありませんが、隣接の集落では縄文土器が出土したことから、同時期には人が住んでいたと推測されています。
江戸時代には幕府の直轄領となり、その頃から住民が増え始めて300人を超えたことも(現在は100名程)。特産の下栗芋は糖度が高いと評判で、日照時間が長い地の利を生かしてかつては年2回収穫をしていたそう。太陽と大地の恵みに満ちた場所。実はとても暮らしやすい場所だったのかもしれません。そう思うと一番最初にこの場所を見つけた先人(縄文人?)はスゴイ!
[TEL]0260-34-1071(遠山郷観光協会)
[住所]長野県飯田市上村下栗
[アクセス]【車】中央道飯田ICより1時間15分
[駐車場]あり
「下栗の里」の詳細はこちら
はんば亭
地元お母さんたちが交代で運営する食事処兼直売所。

下栗そばを使った手打ちそば、下栗いも田楽も味わえます。集落の一番の高台にあり、駐車場の左手には南アルプスを望むことができます。
[TEL]0260-36-1005
[住所]長野県飯田市上村下栗1250-1
[営業時間]10時~LO15時30分
[定休日]営業期間中(4月上旬~11月下旬)なし
天龍峡
暴れ川と呼ばれた天竜川が造り上げた奇勝絶景。
ライン下りで川中から眺めるのもよし(乗船50分)、吊り橋やお店をめぐりながら周遊する遊歩道(約1時間)も楽しそう。
おやき工房えんまん
注文後に炭火でパリッと焼いてくれるおやきが人気。


野沢菜・かぼちゃの定番から、小倉あんやピザなどの個性派まで。皮が薄く身がたっぷりなのが特徴です。昼神温泉街にあるので、湯あがりにもいいかも!
[TEL]0265-43-4564
[住所]長野県下伊那郡阿智村智里259-1
[営業時間]7時~18時30分
[定休日]なし
[駐車場]あり
ヘブンスそのはら 天空の楽園
ゴンドラに乗って星の降る聖地へ。
日本一の星空の里に選ばれた阿智村。冬はゲレンデとなる標高1400mの広場で星空観測のナイトツアーを開催しています。
内容もその日によって異なり、ガイドと夜の山を散策、音楽とのコラボ、天体望遠鏡での観察など6パターン。8月は毎日開催(9月以降HP要確認)。昼神温泉から宿泊者専用バスも運行中です。
[TEL]0265-44-2311
[住所]長野県下伊那郡阿智村智里3731-4
[営業時間]ナイトツアーのゴンドラ運行(上り)18時30分~19時30分(プログラム終了20時15分)
[定休日]ナイトツアー期間中なし
[料金]ナイトツアー高校生以上2200円・小中学生1000円
[アクセス]【車】中央道園原ICより5分
[駐車場]2000台
「ヘブンスそのはら 天空の楽園」の詳細はこちら
※この記事は2016年7月時点での情報です
じゃらん編集部
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