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2017.10.10

見頃はじまる!東北の紅葉絶景14選【2017】名所から個性派まで♪狙い目時間も

8.奥入瀬渓流【青森県十和田市】

燦然(さんぜん)と色付く秋の森を電動自転車ですいすい。

奥入瀬渓流
渓流の脇に設けられた遊歩道では、大自然がすぐ間近に!(写真提供/十和田市)

千変万化の渓流美と表情様々な14の滝巡りが楽しめる、日本屈指の景勝地。ブナ、カエデ、ヤマモミジなど多くの木々が色づく秋は、一帯が錦繍の世界に。レンタル自転車で、約14km続く渓流沿いの絶景を余すところなく堪能しよう。

奥入瀬渓流
迫力ある「阿修羅の流れ」(写真提供/十和田市)
奥入瀬渓流
高さ20mの「雲井の滝」(写真提供/十和田市)

紅葉見頃:10月中旬~末

◆狙い目時間
駐車場は8時頃から満車に。周辺宿に泊まって翌朝早くに訪れたい

<徒歩片道4時間のコースも自転車なら楽々>
・受付期間:~11月30日(期間中休みなし)
・受付時間:8時30分~16時30分
・料金:シティサイクル1000円、電動アシスト1500円(4時間、延長30分ごとに300円)
・予約方法:午前中の利用に限り予約可、前日までに電話にて
※身長140cm以上、遊歩道内運転禁止、身分証明書要提示

奥入瀬(おいらせ)渓流
[渓流足ストサイクル楽チャリ]
TEL/0176-74-1233(奥入瀬渓流館)
住所/青森県十和田市大字奥瀬字栃久保183
アクセス/百石道路下田百石ICより1時間
駐車場/80台
「奥入瀬渓流」の詳細はこちら

9.猊鼻渓舟下り【岩手県一関市】

手漕ぎ船から眺める幽玄の渓谷美に夢心地。

猊鼻渓舟下り
紅葉に染まる渓流を、船頭の巧みな棹さばきで進む。川底には魚の姿も!

日本百景の一つに数えられる「猊鼻渓」は、砂鉄川が石灰岩層を浸食してできた渓谷。高さ100mもの断崖が約2km続く渓谷を、風流な手漕ぎ船で探勝する。ダイナミックな断崖絶壁と紅葉のコラボレーションは別天地の美しさだ。

猊鼻渓舟下り
高さ約100mの岩肌に、色付いた木々が美しい綾をなす「壮夫岩」

紅葉見頃:10月下旬~11月上旬

◆狙い目時間
8時30分~10時頃までは混雑も少なく、ゆったり舟下りが楽しめる

・所要時間:1時間30分
・運航期間:通年(期間中休みなし)
・始発・終発:8時30分~16時(時期によリ異なる)
・運航間隔:約1時間(臨時船有)
・料金:大人1600円、小学生860円、3歳~未就学児200円
・予約方法:15名以上の団体に限り要予約

猊鼻渓(げいびけい)舟下り
TEL/0191-47-2341
住所/岩手県一関市東山町長坂字町467(げいび観光センター)
アクセス/東北道一関ICより30分
駐車場/200台
「猊鼻渓舟下り」の詳細はこちら

10.お座トロ展望列車 会津浪漫号【福島県会津若松市】

極彩色のパノラマが広がる鉄橋で激写を!

お座トロ展望列車 会津浪漫号
「第三大川橋梁」では、紅葉と阿賀川のコントラストにうっとり

トロッコ席と掘りごたつのお座敷席、リクライニング式の展望席を備えた2両編成のイベント列車。沿線には紅葉景色が続き、芦ノ牧温泉駅~塔のへつり駅間に3カ所現れるビューポイントでは、一旦停止して撮影チャンスも。鉄橋からの大展望は圧巻!

お座トロ展望列車 会津浪漫号
大川ダムに架かる高さ60mの「深沢橋梁」でも一旦停止あり
お座トロ展望列車 会津浪漫号
「第五大川橋梁」は赤い橋と並び立つ

紅葉見頃:10月中旬~11月上旬

◆狙い目時間
午前便は団体客が多いため、午後便または会津田島駅発の列車が◎

・所要時間:約1時間35分
・運行期間:~11月12日の土日祝と10月16~31日の毎日(期間中休みなし)
・始発・終発:平日9時30分~、土日祝10時~14時2分(会津若松駅発)
・運行間隔:会津若松駅より1日2本、会津田島駅より1日1本
・料金:往復料金3940円(うち運賃3320円、トロッコ料金620円)
・販売方法:乗車日の1カ月前より会津鉄道有人駅または各エージェント窓口にてきっぷを発売

お座トロ展望列車 会津浪漫号
TEL/0242-28-5885(会津鉄道)
住所/福島県会津若松市駅前町1-1(会津若松駅)~南会津郡南会津町大字田島字西番場甲358-3(会津田島駅)
アクセス/磐越道会津若松ICより会津若松駅まで20分
駐車場/200台(500円~700円)
「お座トロ展望列車 会津浪漫号」の詳細はこちら

11.国営みちのく杜の湖畔公園【宮城県川崎町】

真っ赤でもこもこの癒やし系紅葉に釘づけ。

国営みちのく杜の湖畔公園
真っ赤な紅葉はもちろん、緑から紅へ移ろうグラデーションも美しい

ふるさと村の入口に広がるだんだん畑で色付くのは、約1万株のコキア。夏は緑に輝いていた葉が、10月には薄紅から真紅へと鮮やかに紅葉し、10月中旬にクライマックスを迎える。もこもこした愛らしい姿に心和むひと時を。

国営みちのく杜の湖畔公園
9月中旬~10月中旬にキバナコスモス、10月上旬~下旬にはコスモスが開花

紅葉見頃:10月中旬~下旬

◆狙い目時間
お昼前後は来園者が多くなるが、どの時間帯でも混雑なく観賞できる

国営みちのく杜の湖畔公園
TEL/0224-84-5991(みちのく公園管理センター)
住所/宮城県柴田郡川崎町大字小野字二本松53-9
営業時間/9時30分~17時(11月1日~2月28日は~16時)
定休日/火(祝日の場合は翌日)、12月31日、1月1日
料金/入園料大人410円、小中学生80円、65歳以上210円
アクセス/山形道宮城川崎ICより10分
駐車場/1400台(310円)
「国営みちのく杜の湖畔公園」の詳細はこちら

12.円通院【宮城県松島町】

燦爛たる水面の紅葉に心酔わせる夜散歩。

円通院
ライトに照らされた紅葉が、「心字の池」の静かな水面に鏡映しに浮かび上がる

約350年前に造られた「心字の池」を中心とした、美しい石庭を抱く寺院。イロハモミジやヤマモミジが艶やかに色付く秋の境内は、まるで錦絵のよう。10月28日~11月19日の夜にはライトアップが行われ、幻想的な鏡紅葉が堪能できる。

円通院
日中と表情を異にする石庭。ライトアップは17時30分~21時まで
円通院
腰掛待合の円窓から覗く参道の紅葉景色。苔と紅葉の競演が見事

紅葉見頃:11月上旬~中旬

◆狙い目時間
土日祝は終日混雑する。ゆっくり見るなら平日の20時以降がベスト

円通院
TEL/022-354-3206
住所/宮城県宮城郡松島町松島字町内67
営業時間/8時30分~17時(12月~3月は9時~16時)
定休日/なし
料金/拝観料大人300円、高校生150円、小中学生100円(ライトアップ時間は大人・高校生500円、小中学生200円)
アクセス/三陸道松島海岸ICより5分
駐車場/なし
「円通院」の詳細はこちら

13.宝珠山 立石寺(山寺)【山形県山形市】

長い石段の先に現れる秋衣の山並みの大展望。

宝珠山 立石寺(山寺)
ふもとから「五大堂」までは徒歩約1時間。歩きやすい靴で訪れたい

860年に創建された天台宗の山寺で、奇岩怪石の急斜面に沿って30余りの堂宇が点在する。山門から1000段を超す石段を上った先には、絶景の広がる「五大堂」や「奥之院」などが。秋には山全体が色とりどりの紅葉に包まれ、格別の風情に。

宝珠山 立石寺(山寺)
標高約360mの「五大堂」から望む山景色
宝珠山 立石寺(山寺)
10月28日~11月12日の夜は「五大堂」と「開山堂」をライトアップ。門前町から観賞を

紅葉見頃:10月下旬~11月上旬

◆狙い目時間
14時頃「五大堂」を訪問。17時からのライトアップも見逃せない

宝珠山 立石寺(ほうじゅさん りっしゃくじ)(山寺)
TEL/023-695-2816(山寺観光協会)
住所/山形県山形市大字山寺4456-1
営業時間/8時~17時
定休日/なし
料金/入山料大人300円、中学生200円、4歳~小学生100円
アクセス/山形道山形北ICより20分
駐車場/なし(門前町の有料駐車場利用300円~500円)
「宝珠山 立石寺(山寺)」の詳細はこちら

14.グリランド【青森県十和田市】

世界最大級の二重カルデラ湖を特殊ボートで!

グリランド
特殊なボートに乗り込んで、陸上からはアクセスできない特別保護区へいざ、出発 。洞窟や古代遺跡にも驚き!

ブナやモミジの紅葉で絢爛豪華に彩られた十和田湖を、軍用ボートで巡るエキサイティングなツアー。断崖絶壁の紅葉を間近で見られる他、キレイな入り江や謎の洞窟など、貴重で美しい景色が続々。熊やカモシカなど野生動物に出合えることも。

グリランド
遊覧船では見られない紅葉景色も
グリランド
昔の火山活動でせりあがってできたとさる赤い絶壁の「五色岩」
グリランド
太陽の向きによってはてっぺんが小熊に見えるという「ベアーズロック」

紅葉見頃:10月中旬~11月上旬

◆狙い目時間
混雑を避けるなら9時発の便が◎。早朝割引で料金もお得

・所要時間:50分
・運航期間:~11月15日(期間中休みなし)
・始発・終発:9時~15時 
・運航間隔:1時間
・料金:大人9時~4000円、10時~15時6000円、12歳以下2000円(早朝・夕方割引有)
・予約方法:予約可、前日までに電話またはHPにて
※参加者合計3名以上で出航。集合は出航時間の20分前まで

グリランド
TEL/十和田湖RIBツアー 0176-75-2755
住所/青森県十和田市大字奥瀬字十和田湖畔宇樽部123-1
アクセス/東北道十和田ICより1時間
駐車場/6台
「グリランド」の詳細はこちら

※この記事は2017年10月時点での情報です

じゃらん編集部  じゃらん編集部

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