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2018.06.01

【東京近郊】コッペパン専門店・おすすめ店10選。パン好きモデル山野ゆり注目店も!

最近コッペパンの専門店が東京都内を中心に増えているのはお気づきでしたでしょうか?
ほっこり、まぁるいコッペパン。給食を思い出す人も多いのでは?

単に「懐かしさが逆に新しい」とウケているだけではない、それぞれのお店がこだわり抜いたコッペパンの境地をご案内!

今回はパン好きモデルとして活躍中の山野ゆりさんオススメ店と、じゃらんニュース注目のコッペパンのおいしいお店をご紹介します。

記事配信:じゃらんニュース

まず、この方にお話しを聞いてみました

山野ゆりさん

山野ゆりさん

雑誌、広告、CM等でファッションモデルとして幅広く活躍。国内外含め、訪れたパン屋さんは数えきれないほどの大のパン好きとしても知られ、雑誌連載やトークショーなどパンを中心としたお仕事も数多くこなされています。

そんな山野さんへ「コッペパンのおいしいお店を紹介していただきたいのですが…」と依頼したところ、すぐにズラッとリストを揃えてお返事をいただいたのには驚きました!
まずご紹介するのは、コッペパンに限らずパン屋さん全般にとっても詳しい山野さんが、実際に食べてみておすすめしたいと思った5つのお店です。

吉田パン 亀有本店【東京・亀有】

「あまりのおいしさに感動したのを覚えています」

吉田パン 亀有本店

ご近所さんからグルメな芸能人までが足繁く通うこちらのお店。

吉田パン 亀有本店
亀有駅から徒歩5分、商店が立ち並ぶ駅前通りの外れ

「コッペパン専門店のコッペパン」が話題になり始めたのは、2013年、吉田パンがオープンしてから。「ブームの先駆け」ともいわれています。
山野ゆりさんも「初めてコッペパン専門店のコッペパンを食べたのが吉田パンでした。その大ぶりな角のないかわいらしいフォルムにキュンキュンしたのを覚えています」とのこと。

このお店の原点となった岩手・盛岡の福田パンとのご縁、その後お店を亀有にオープンしたきっかけ、パン作りや材料へのこだわり…想いやたくさんのストーリーが詰まったお店には、いい意味で一切自己主張がありません。

「お店の主役はお客さまですから。自分たちは名脇役としてお客さまの日常に溶け込めたら…」とオーナーの吉田さんは語ります。

吉田パン 亀有本店
一番人気のあんマーガリン190円(右)、フルーツサンド280円(左)

さてそのお味…百聞はひとかじりにしかず!ですが、少しだけお教えすると、香り、味、食感、喉越しに至るまで抵抗なくするりと食べられてしまう、とでも表現すればよいでしょうか。
一見、具に対してパン部分が大きく感じますが、食べてみるとしっとりと、それでいて変な粘り気の無いパン。パクパクあっという間にまるまるひとつ、食べ終わってしまいます。

無心で食べ終わると「もうひとつ食べたい!」「また食べたい!」という感動と欲求が込み上げてくる、そんな不思議な魅力を持っているパンです。

吉田パン 亀有本店

開店直後や土日は特に、外まで長蛇の列ができていることも珍しくありません。
店内は、イートインスペースや無駄な装飾も無いシンプルさ。カウンターに並んで、目の前で作られるコッペパンを眺めながらメニューを決めます。

吉田パン 亀有本店

常連さんとの親しげな会話が飛び交う一面も。作り置きではなくその場で作るというスタイルは、おいしさのためでもありますが、お客さんとのコミュニケーションを大切にしたいというお店の想いによるものでもあります。

吉田パン 亀有本店

吉田パン 亀有本店
具材は組み合わせることもできる

実は「普段はパンなんか食べない」という人や、男性ファンも多いこちらのお店。
コッペパンといえば具材がメインのお楽しみになりがちですが、こちらではパン自体の独特の味もしっかり堪能してみてください。

多店舗展開を望む声も多い吉田パンですが、現在、亀有本店とルミネ北千住店のみ。今のところは出店を増やしていくつもりも無いそう。
ですが、わざわざ足を運んででも食べたいお店です。

■吉田パン 亀有本店
[住所]東京都葛飾区亀有5-40-1
[営業時間]【月】7時30分~13時【火~日】~17時30分(売り切れ次第終了)
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR亀有駅より徒歩5分
「吉田パン 亀有本店」の詳細はこちら

大平製パン【東京・千駄木】

「懐かし系ほっこりコッペパン。大好きなお店です」

大平製パン

2014年にオープンしたこちらのお店。千駄木の街に似合う、レトロな雰囲気のパン屋さんです。

大平製パン

懐かしいガラスのショーケースには、コッペパンがずらり。
コッペパンは250~300円。ふわふわのパンに、好きな具材を入れてもらうこともできます。

「パン自体がとてもおいしい」と山野さんが評するのも納得、店主の大平さんの実家は老舗パン屋さんとのこと。小さな頃からパンに囲まれて育ち、パン作りもすべて実家仕込みだそう。
コッペパンは、実家のパン屋さんでも一番の人気メニューだったそうです。

「パン自体が丁寧な優しい美味しさ。定期的に食べたくなる愛しいお店です。」

大平製パン
クリームチーズ&ブルーベリージャム200円

「お店の内観、外観やエコバッグもかわいいんです。ここのエコバックも普段愛用しています」
店内にはかわいいディスプレーのイートインスペースもあり。
この懐かしい雰囲気とコッペパンの味に、ほっこり癒されに行ってみませんか?

■大平製パン
[住所]東京都 文京区千駄木2-44-1 苅谷店舗
[営業時間]8時~19時(カフェ~18時)、土日祝~18時(カフェ~17時)
[定休日]月、ほか不定休あり
[アクセス]【電車】JR、東京メトロ千駄木駅より徒歩5分
「大平製パン」の詳細はこちら

iacoupe(イアコッペ)【東京・上野】

「ピスタチオのコッペに衝撃!」

iacoupe
ピスタチオ302円

西日暮里で愛されるパン屋「ianak!(イアナック)」自慢のパンで作ったコッペパン。自家製酵母を使用したしっとりもっちりのコッペパンです。

もともと「ianak!(イアナック)」のパンが好きだったという山野ゆりさんですが、「ピスタチオのコッペに初めて出会った時、コッペパンに革命が起きた!と、一人でざわつきました」とのこと。

iacoupe

ピスタチオは、ブラックカカオ入りのほんのり苦味のある真っ黒コッペパンに、濃厚なピスタチオのバタークリームを挟み、ピスタチオの実もふんだんにトッピング。
これは確かに、従来のコッペパンのイメージをいい意味で裏切ってくれます。

iacoupe

「実力派おしゃれコッペパン」と山野さんが評する通り、見た目やインパクトだけでなくパンがちゃんとおいしいというのもお伝えしておきたいポイント。
「女性にはうれしい、小ぶりなサイズ感もGOODです!」

iacoupe

上野駅前に新しくできた、上野の森さくらテラス3階のお店。上野観光の新たな名物のひとつになりつつあります。

■iacoupe(イアコッペ)
[住所]東京都台東区上野公園1-54 上野の森さくらテラス 3F
[営業時間]10時~19時
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR上野駅不忍口より徒歩すぐ
「iacoupe(イアコッペ)」の詳細はこちら

niko and ... COFFEE(ニコアンドコーヒー)【東京・明治神宮前】

「カフェがリニューアル、ニコパン常設に!」

niko and ... COFFEE

アパレルブランド「niko and ...(ニコアンド)」のカフェ業態「niko and ... COFFEE(ニコアンドコーヒー)」で期間限定発売されたコッペパンサンド「ニコパン」。
ならファミリー店に始まり、現在、TOKYO店では月5000個以上を売り上げるほどだそうです。

niko and ... COFFEE

「若者に人気のコッペパン。原宿観光や買い物ついでにフラッと立ち寄れるのも魅力です。イートインのシルバーのプレートが給食の様でとても雰囲気がありました」と山野さん。
SNSでも多くのニコパン画像が、たくさんの人によって投稿されています。
リーズナブルな価格もウケており、海外からの観光客にも人気だそうです。

niko and ... COFFEE

ニコパンのコッペパンは、静岡県浜松市の「相馬パン」がつくっています。
原材料にはお水からこだわり、小麦の香りが引き立つカナダ産の小麦粉や、渥美半島産の濃厚な生乳100%の牛乳、厳しい菌検査をクリアした卵など、選び抜いた素材を使用。
また、できるだけ機械を使わず、手づくりにこだわることでどこか素朴で優しい味わいに仕上がっているそうです。

niko and ... COFFEE

niko and ... COFFEE

「私が食べておいしかったのはヤキソバパン。あまりにおいしそうで、写真を撮るのも忘れてすぐ食べてしまいました…」

具材は、ちょっぴり懐かしいあんマーガリン302円やヤキソバ324円の定番系から、クッキークリーム、ゴボウサラダ(各302円)など新感覚のメニューまで、全12種展開。

「niko and ... COFFEE(ニコアンドコーヒー)」では『古きを温ね新しきを知る』をキーワードに、昔ながらの文化を現代の形に表現することに挑戦しています。
元来のおいしさを壊さず、アレンジしながら、平成に生まれた世代の人たちにも受け入れられるようなコッペパンを発案したそう。
もともとニコパンは「期間限定販売」とのことでしたが、常設化を望む声も多く、今回のリニューアルを機に常設されることとなりました。

niko and ... COFFEE

ニコパン」の販売している店舗でしか購入できない「ニコパン」オリジナルのグッズにも注目です。

■niko and ... COFFEE(ニコアンドコーヒー)
[住所]東京都渋谷区神宮前6-12-20 niko and … TOKYO内
[営業時間]11時~22時(ニコパン20時LO、カフェ21時30分LO)
[定休日]なし
[アクセス]【電車】東京メトロ明治神宮前駅より徒歩2分
「niko and ... COFFEE」の詳細はこちら

コメダ謹製 やわらかシロコッペ 八重洲地下街店【東京・八重洲】

「帰って来た、あの話題店!」

コメダ謹製 やわらかシロコッペ 八重洲地下街店

「今一番の注目は、あのコメダのコッペパン専門店。東京ソラマチの期間限定店が終了し、常設店として帰ってきてくれました」
9月に関東1号店がオープンしてから、話題沸騰!山野さんもオープン直後は駆けつけたそうです。

コメダ謹製 やわらかシロコッペ 八重洲地下街店

しっとりやわらかで真っ白なコッペパンに具材は約20種類。

コメダ謹製 やわらかシロコッペ 八重洲地下街店

「おかず系だとツナポテサラ360円、スイーツ系では小倉マーガリン250円が美味しかったです。パンは弾力のあるフワしっとり系。パンも中の具材もとってもおいしい♪」
自社のパン工場で作る、こだわりが詰まったコッペパンは、山野さんの心もがっちりつかんだようです。

名古屋の名鉄百貨店本店(本館地下1Fスイーツステーション)にも常設店舗があります。

■コメダ謹製 やわらかシロコッペ 八重洲地下街店
[住所]東京都中央区八重洲2-1 八重洲地下街北1号
[営業時間]9時~21時
[定休日]不定(八重洲地下街に準ずる)
[アクセス]【電車】JR東京駅八重洲口直結

岡本 いつか  岡本 いつか

3人の子を持つ、ママ編集ライター。たまにひとり旅に出かけます。奈良とウィーンが大好き。今一番欲しいものは、加齢とともに失った「睡眠1時間で働ける身体」。

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