新店続々!じゃらんニュース注目のコッペパン店
ここからは、じゃらんニュースで注目するコッペパン店をご紹介します。
えびすぱん【東京・恵比寿】
かわいい手押しの焼き印が目印
2017年3月オープン。恵比寿の町並みに溶け込む素朴でおしゃれなお店には、かわいらしいオリジナルの焼き印が特徴のコッペパンがズラリ。
パンは常時10~15種。総菜パン、スイーツパン、季節限定商品もあります。
食材にもこだわりがたくさん

もちろん見た目がかわいいだけではありません。
パン生地は天然酵母、国産小麦を使用。高級ホテルやレストランなどにもパンを卸している老舗・新橋ベーカリーに、オリジナルの配合で依頼しているそうです。
サンドする具材とのバランスを考えた、ほんのり甘みのあるシンプルな味とふわふわ食感がたまりません。
そして具材は使用するスパイスからすべて手作りという徹底ぶり!卵やお肉など、素材にもこだわっています。
シンプルながらも斬新!

たまごこっぺは、一見シンプルなたまごサンドかと思いきや、1日1200個しか取れない貴重な栄養価の高い卵をたっぷり使用しているという贅沢な一品。
粗く刻まれたゆで卵は、卵本来の味をしっかりと味わうことができます。

毎朝燻製する臭みのないジューシーなサバに自家製ドライトマトを合わせた、燻製さば。

意外な組み合わせにびっくり!
粒とこしの中間の触感で優しい甘さのあんこと、さっぱりコクのあるマスカルポーネクリームを混ぜあわた、あん&マスカルポーネ。
もちろん、あんこも出来合いのものではなくお店で炊き上げた自家製のものを使用しています。
デリに強いシェフ&パティシエがクラシカルなコッペパンをアレンジすることで生まれた、懐かしくも新しいコッペパン。
目も舌も肥えた恵比寿の人々に人気というのも納得です。
目指したかったのは“まちのパン屋さん”

お店のコンセプトは「クラフト&ローカルに焦点をあて、老若男女のコミュニティーの中心になるような“まちのパン屋さん”」。
世代を越えたさまざまな人がコッペパンを通じて出会い、その交流の中心となるような存在を目指したい、ということだそう。
おしゃれで、おいしくて、あったかい、そんな“まちのパン屋さん”としてお店が成長していくのも楽しみですね。
パンの田島 吉祥寺店【東京・吉祥寺】
有名チェーン同士がコラボ!?
2017年9月、吉祥寺にオープン。お店の看板には「パンの田島 + DOUTOR」の文字が。
パンの田島は首都圏を中心に展開するコッペパン&揚げパン専門店、DOUTOR(ドトール)も言わずと知れた人気コーヒーショップです。
この有名チェーン同士のコラボ、お店の公式ホームページなども無く、ちょっとした話題となりました。
大きめのふんわりコッペパンにできたて惣菜やクリームをサンドした「焼きたて、揚げたて、作りたて」にこだわるお店。
注文してから作るコッペパンは、ふんわりあたたかく、手にした瞬間に幸せな気持ちが込み上げてきます。

惣菜コッペパンの一番人気はハムカツ。
揚げたてサクサクのハムカツは厚切りで食べ応え満点。ソースとからしマヨの組み合わせもばっちりです。

甘いコッペパンの一番人気はつぶあんマーガリン。
王道の組み合わせですが、あんこは甘さ控えめでペロリと1個食べられちゃいます。
こちらで絶対にオーダーしたいのは、やはりコーヒーショップ・ドトールとコラボのコーヒー。田島ブレンド(ホットorアイス)250円はコッペパンのために用意した特製ブレンドだそうです。
レトロで遊び心溢れるイートインも
1階でコッペパンをオーダーし商品を受け取ったら、2階のイートイン席へどうぞ。
廊下には「喫茶室」「トイレ」「職員室」という下げ札が。昔の木造校舎のような、レトロな雰囲気になごみます。
もちろんテイクアウトもOKなので、町歩きのお供にもぴったり。
季節ごとに変わるおすすめコッペも訪れる度のお楽しみです。
[住所]武蔵野市吉祥寺本町1-1-5
[営業時間]8時~20時
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR吉祥寺駅より徒歩2分
(食)盛岡製パン 杉田店【神奈川・横浜市】
あの行列店が続々新店オープン!
毎日約1000個のコッペパンサンドが完売するという千葉・行徳の人気店が、2018年3月、横浜にも支店をオープン。
(食)盛岡製パンは、盛岡のソウルフードともいわれるコッペパンを介して、盛岡の文化を広め、発信していきたいという思いで誕生したお店だそうです。
岩手の名物グルメをコッペパンに!

盛岡にはまだ全国的にはあまり知られていないグルメがたくさん。
わんこそば、盛岡冷麺と並んで「盛岡三大麺」と称される麺料理・盛岡じゃじゃ麺もそのうちの一つです。
平たい独特の麺に特製の肉味噌とキュウリ、ネギをかけて食べる盛岡の郷土料理。そんな盛岡じゃじゃ麺をコッペパンにしてしまったというアイディアがおもしろいですね。

岩手県奥州市前沢区で肥育された黒毛和牛で、岩手県を代表するブランド牛肉「前沢牛」。
こちらは、そのお肉をふんだんに使った特製コロッケとキャベツをコッペパンに挟んだ贅沢な一品です。
また、こちらの杉田店だけが22時まで営業しているということもあり、シメのラーメンならぬ「シメコッペ」として提案する限定商品にも注目です。
「シメコッペ」は夜限定販売だそうなので、1日のシメにぜひどうぞ。
1号店の千葉・行徳店、2号店の東京・狛江店にも、それぞれ店舗限定商品がありますよ。
毎日粉から作る自家製パンが自慢
おもしろいコンセプトに注目しがちですが、お店によると「パンが自慢」とのこと。
岩手産の小麦「ゆめちから」を配合したもちもちしっとりのコッペパンを、毎日店内で粉から作り焼き上げています。
たっぷり具材で大きめパンでも食べやすいのは、このパンの絶妙な食感と味わいがポイントなのでしょう。
[住所]神奈川県横浜市磯子区杉田1-14-1
[営業時間]10時~22時
[定休日]なし
[アクセス]【電車】京急杉田駅より徒歩2分、JR新杉田駅より徒歩4分
「(食)盛岡製パン 杉田店」の詳細はこちら
コッペパンハウス パン屋のオヤジ【神奈川・横浜市】
約90種のコッペパンがズラ~リ!
2016年にオープンした、ひときわユニークな名前のお店。店内に入ると、まずそのコッペパンの種類の多さに驚きます。
コロンと丸い形が特徴のコッペパンは店内で毎日焼きたて。
クロワッサンやカレーパンなどの日替わりパンや、週末限定の食パンやぶどうパンも大人気!
さらに、土日限定で油淋鶏こっぺ378円やチーズハンバーグこっぺ378円も販売しています。
たっぷり、はみ出し具材がうれしい♪

おやつコッペは、一番人気のカスタードクリーム162円のようなシンプルな定番から、大学芋クリームコッペ378円のような斬新なメニューまで。
白玉入りのコッペは、フワフワもっちりのパンにもちもち白玉が絶妙な組み合わせ!食べ応えも十分です。
フレッシュなフルーツをふんだんに使用したメニューなど、見た目も華やかでコスパ抜群のコッペが並びます。

惣菜コッペは、毎朝手作りの惣菜がたっぷり詰まってボリューム満点!お食事としてしっかり満足できます。
女性にはお野菜たっぷりコッペや、ロカボ(低糖質)サンドも人気。
さらにうれしいのは、テラスでイートインの場合、無料で手作りミニスープサービス(平日7時~10時)やコーヒーサービス(平日7~14時。土・祝は終日)なども実施しているところ!
のんびり過ごせちゃいますね。
こだわりもぎっしり!

具材に使用する季節の野菜やハーブは、なるべく自家栽培のものを使用。
また、宮城県石巻市や福島県矢祭町から、名物の石巻焼きそばや金華サバ、クジラ肉やフレッシュブルーベリーなどの地元食材を仕入れているそう。
生産者との顔の見えるやり取りを通して、安心でおいしい食材にこだわっています。
また、復興支援や地域支援にも繋げているそうです。

また、お店で使用しているはちみつにもご注目。
純国産、それもなんと根岸駅前のビルの屋上でとれたものだそう。なくなり次第、次の春まで味わえない「ねぎしの森のはちみつ」は必食です!
[住所]神奈川県横浜市磯子区西町14-3
[営業時間]7時~18時(売り切れ次第終了)
[定休日]日、月、第3火
[アクセス]JR根岸駅より徒歩3分
「コッペパンハウス パン屋のオヤジ」の詳細はこちら
日本列島パン食い協奏♪【千葉・松戸】
コッペパン×ご当地グルメ
2017年11月オープン。
「日本列島を松戸で旅する!」のコンセプトで、さまざまなご当地グルメをコッペパンで楽しむことができます。
古き良き駅舎をイメージした店内に、車掌や車内販売員をイメージしたユニフォームを着用したスタッフと、遊び心満点。
おかずコッペ12種、おやつコッペ14種で日本全国の旅へ出発!
インパクト大の組み合わせ!

三重代表・津ギョウザは、ごま風味の炒め野菜と揚げ餃子を豪快にサンド!
酢醤油とラー油が効いています。

長崎代表・南蛮カステリアン。ふんわりコッペパンに長崎カステラとホイップをサンドし、ザラメ糖をパラパラ。
初めて食べるはずなのに、どこか懐かしい味わいなのがフシギです。

こちらはご当地グルメではありませんが、お客さんのリクエストから生まれたというチョコバナナ。
クレープやパフェなどでもお馴染みの組み合わせは、安定のおいしさです。
他にも、大阪のたこ焼き、宮城のずんだなどなど、毎回メニュー選びが楽しくなっちゃいますね。
遊び心とサービス精神溢れる店内
ふっくら真っ白のコッペパンは毎日お店で焼き上げているそう。注文してから作るスタイルなので、できたてが食べられます。
店内には、なんと無料のコーヒーも!
他にも、店内の隅々やBGMまで凝っているので、パンと空間まるごと全部で楽しめること間違いなし!
[住所]千葉県松戸市稔台7-14-1 ハイライフ稔台104
[営業時間]10時~19時(パンがなくなり次第終了)
[定休日]なし
[アクセス]【電車】新京成みのり台駅より徒歩5分
「日本列島パン食い協奏♪」の詳細はこちら
コッペパンを食べに行こう
懐かしさや食べやすさ、その見た目のかわいらしさだけでなく、それぞれのお店のこだわりや個性をギュッと凝縮して味わえるというその魅力こそが、最近のコッペパンブームの正体なのかもしれません。
「コッペパン」でひとくくりにしてしまうことに違和感を感じるほど、どのお店も特徴的。
ぜひ、食べ比べてお気に入りを見つけてみてください。
協力/山野ゆりさん(パンコーディネーター/パンシェルジュ/モデル)
「守りつつ、新しく。
今や昔がギュッと詰まったコッペパンに私も魅了されています!
日本のパンが元気なのは嬉しいですね。アイラブコッペ!!」
Gunn’s所属。雑誌や広告、CM等で幅広く活躍するファッションモデル。その一方で、パン好きモデルとして雑誌の連載を持つ他、トークショーや「渋谷のラジオ」に出演。日本全国、訪れたパン屋さんは数えきれないほど。年に数回はパンを求めて海外へも足を運んでいる。モデルという職業を活かし、太らないパンとの付き合い方も考案中。
HP: http://gunns.jp/model/yuri-yamano/
Instagram:https://www.instagram.com/yuri.yamano/
※この記事は2018年5月時点での情報です
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岡本 いつか
3人の子を持つ、ママ編集ライター。たまにひとり旅に出かけます。奈良とウィーンが大好き。今一番欲しいものは、加齢とともに失った「睡眠1時間で働ける身体」。