全国各地で行われている朝市を、まとめて紹介します。
旬の新鮮な野菜や果物に加え、その土地ならではの伝統野菜、海産物といった特産品がずらりと並ぶ市場では、現地の売り子との会話を楽しみながら買い物ができ、調理法やおすすめの食べ方など様々な情報をもらえるのも嬉しいポイントです。ぜひ、早起きして朝市にでかけてみてくださいね。
さっぽろ朝市【北海道】
厚田港朝市【北海道】
函館朝市【北海道】
盛岡神子田朝市【岩手県】
仙台朝市商店街【宮城県】
ゆりあげ港朝市【宮城県】
鹿角市定期市場【秋田県】
五城目朝市【秋田県】
肘折朝市【山形県】
老神温泉朝市【群馬県】
ベイタウン朝市【千葉県】
うんがいい!朝市【千葉県】
大原漁港 港の朝市【千葉県】
勝浦朝市【千葉県】
横浜市中央卸売市場本場「水産仲卸棟の一般開放」【神奈川県】
横浜市中央卸売市場本場「関連棟食堂・物販エリア」【神奈川県】
三崎朝市【神奈川県】
金田湾朝市【神奈川県】
小田原・港の朝市【神奈川県】
日曜観光朝市【神奈川県】
一の日市【新潟県】
六・十朝市【新潟県】
こざれや!松浜市場【新潟県】
魚の駅「生地」の朝市【富山県】
かつぬま朝市【山梨県】
昼神温泉朝市【長野県】
飛騨高山宮川朝市 【岐阜県】
東伊豆まち 港の朝市【静岡県】
師崎漁港朝市【愛知県】
オアシス21オーガニックファーマーズ朝市村【愛知県】
朔日朝市【三重県】
浜大津こだわり朝市【滋賀県】
大原ふれあい朝市【京都府】
木津の朝市【大阪府】
田尻漁協日曜朝市【大阪府】
備前岡山京橋朝市【岡山県】
高梁川流域「倉敷三斎市」【岡山県】
三白市【岡山県】
ひろしま朝市【広島県】
とも・潮待ち軽トラ市【広島県】
土佐の日曜市(街路市)【高知県】
呼子の朝市【佐賀県】
佐世保朝市【長崎県】
勝本朝市【長崎県】
漁師さんの朝市【大分県】
いっちゃが宮崎・楠並木朝市【宮崎県】
まくらざき朝市【鹿児島県】
【北海道】さっぽろ朝市
新鮮な食材を卸売り価格で購入できる、札幌市民の台所
北海道札幌市の「さっぽろ朝市」は、日曜・祝日を除く通年で開催。もともとは、札幌市内の飲食店・寿司店の卸元として、札幌中央卸売市場から仕入れた品を販売していましたが、現在は一般の人も買い物が可能です。
魚介類や水産加工品、精肉、野菜のほか、お茶、昆布、惣菜、包装資材など、様々なものを仕入れの価格で購入できます。
また、場内には寿司や海鮮丼、定食が食べられる飲食店も充実しており、市場ならではの新鮮な素材が味わえます。
[開催期間]通年(休日:日・祝・不定期で水曜)
[開催時間]5時~11時 ※飲食店は昼過ぎまで
[開催場所]北海道札幌市中央区北12条西20-1-20 丸菓センタービル1階
「さっぽろ朝市」の詳細はこちら
(画像提供:さっぽろ朝市協同組合)
【北海道】厚田港朝市
期間中は毎日開催!地元漁師が水揚げした魚介が買える
北海道石狩市の厚田港(あつたみなと)は、石狩市に3カ所ある漁港の1つ。それぞれに朝市が設置されており、「厚田港朝市」はもっとも長い期間となる4月上旬から10月中旬まで開催しています。
地元漁師の店が18軒ほど集まり、その日の朝に水揚げされた新鮮な魚介類を中心に、漁師の家庭で手作りした加工品も並びます。4月~6月はカレイ・タコ・ワタリガニ、7月~8月はうに・ホタテ・ほっき、9月~10月は秋鮭、ワタリガニなど、その時季ならではのおいしい海の幸を手に入れてくださいね。
[開催期間]4月初旬~10月中旬の期間中毎日
[開催時間]7時~14時 ※物がなくなり次第終了
[開催場所]北海道石狩市厚田区厚田7-4 厚田漁港内
「厚田港朝市」の詳細はこちら
(画像提供:石狩湾漁業協同組合 厚田支所)
【北海道】函館朝市
海産物や野菜の直売のほか、鮮度の良い海鮮丼が食べられる

「函館朝市」は1945(昭和20)年、近隣の町村から農家が野菜や果物を持ち込み、函館駅前で立ち売りを始めたのがルーツです。カニやサケをはじめとする海産物や、農園直送の品など、鮮度の高い食品が販売されています。
2025年9月現在、買い物や飲食ができる「函館朝市ひろば」「産直市(生産者直売市場)」「えきに市場」と、飲食中心の「どんぶり横丁市場」の4エリアに、約250もの店舗が軒を連ねています。

「どんぶり横丁市場」では、海鮮丼などを味わえる食堂が19店舗集結。何を食べようか迷うのも楽しみの1つです。
[開催期間]通年。毎日※店舗により異なる
[開催時間]【5月~12月】5時~14時過ぎ【1月~4月】6時~14時過ぎ ※店舗により異なる
[開催場所]北海道函館市若松町9-19
「函館朝市」の詳細はこちら
(画像提供:函館朝市協同組合連合会)
【岩手県】盛岡神子田朝市
圧倒的な品揃えを誇る、市民の生活に寄り添う市場
岩手県盛岡市の北上川沿いに位置する「盛岡神子田(もりおかみこだ)朝市」は、定休の月曜以外は毎日早朝から、年間300日以上営業しています。
生産者から直接届けられる新鮮な野菜・果物をメインに、ラーメンや、練ってちぎった小麦粉を汁物に加えて煮込んだ郷土料理のひっつみ、惣菜、スイーツ、コーヒー店などの飲食から、靴、美容店、整体院まで、所狭しと並びます。品揃えの豊富さと営業日数の多さは、日常の暮らしに寄り添う朝市として、地域に深く根ざしている証なのだとか。

マスコットキャラクターのあさどりくんは、訪れる人と写真を撮ったり遊んだりしながら、楽しく朝市を盛り上げてくれる存在です。
[開催期間]通年(休日:月※祝日の場合は営業、1月1日〜5日。詳細は公式HPを要確認)
[開催時間]【4~12月】平日:5時~7時30分頃、土・日・祝:5時~8時30分頃、【1~3月】平日:5時30分~7時30分頃、土・日・祝:5時30分~8時30分頃 ※営業終了時間は前後する場合あり
[開催場所]岩手県盛岡市神子田町20-3
「盛岡神子田朝市」の詳細はこちら
(画像提供:盛岡神子田朝市 事務局)
【宮城県】仙台朝市商店街
生鮮食品を中心に、グルメスポットも充実した商店街
宮城県・仙台駅西口から徒歩約5分の場所にある「仙台朝市商店街」は、魚や野菜を中心に、地元の新鮮な食材を取り扱う商店街です。約100mの路地に、60ほどの店が連なっています。1945(昭和20)年、戦後の露店市から始まり、現在に至るまで市民に愛され続けており、“仙台の台所”ともいわれています。
近年では、牡蠣や海鮮丼が味わえる店、地元の魚を使った寿司店など、飲食できるスポットも増加。また、コロッケや団子といった昔ながらの惣菜を販売する店が、中でも人気を集めているそうです。
[開催期間]通年(休日:日・祝、1月1日~4日、8月13日~15日)
[開催時間]8時~17時 ※店舗により異なる
[開催場所]宮城県仙台市青葉区中央3-8-5
「仙台朝市商店街」の詳細はこちら
(画像提供:仙台朝市商店街振興組合)
【宮城県】ゆりあげ港朝市
新鮮な海産物や地場野菜が集まる市場で、せり体験もできる
宮城県名取市の「ゆりあげ港朝市(みなとあさいち)」は、毎週日曜と祝日の6時から開催される、活気あふれる市場です。約50の露店が軒を連ね、宮城県沖で獲れた新鮮な魚介や地域の野菜・果物を中心に、全国の旬の品が並びます。
毎週日曜10時から、場内の商品をお得な価格で競り落とせる「せり市」が開催。多くの人で盛り上がるイベントです。
また、「ゆりあげ港朝市」内にある「ゆりあげキッチン&ギャラリーメイプル館」では、朝市で仕入れた新鮮な魚介たっぷりの海鮮丼や、地元の食材を使った料理が楽しめるフードコートをはじめ、土産販売コーナーや、地域の歴史・文化を紹介する展示スペースも設けられています。
[開催期間]通年。毎週日・祝【ゆりあげキッチン&ギャラリーメイプル館】朝市開催日と月〜土(休日:木)
[開催時間]6時~13時【ゆりあげキッチン&ギャラリーメイプル館】10時〜16時
[開催場所]宮城県名取市閖上東3-5-1
「ゆりあげ港朝市」の詳細はこちら
(画像提供:ゆりあげ港朝市協同組合)
【秋田県】鹿角市定期市場
雁木造りの趣ある市場で、生鮮食品などの買い物を楽しめる
秋田県の「鹿角市定期市場(かづのしていきしじょう)」は、約400年前の江戸時代初期に「花輪朝市」として始まったとされています。現在は生鮮食品や加工品から、手作りの惣菜、洋服などを扱う店まで40軒ほど並び、なかでも季節の野菜や山菜が人気です。
2010(平成22)年にリニューアルされた会場は、懐かしい街並みを再現した風情ある空間。雪深い地域で見られる木製のアーケード「こもせ」が設けられているので、雨や雪でも買い物を楽しめますよ。
[開催期間]通年。毎月3・8がつく日、8月12日、12月30日(休日:1月3日)
[開催時間]8時頃~12時頃 ※出店者により異なる
[開催場所]秋田県鹿角市花輪字上花輪236
「鹿角市定期市場」の詳細はこちら
(画像提供:秋田県鹿角市 産業部)
【秋田県】五城目朝市
500年以上の歴史をもつ、季節の野菜・果物が並ぶ露店市
秋田県・五城目町(ごじょうめちょう)で1495(明応4)年から続く「五城目朝市」。春にはアイコや、シドケ、ワラビなどの多彩な山菜が市場を賑わせ、秋になるとキノコ類、りんご、なし、柿といった果実が並び、山の幸が豊かに彩ります。
毎月2回、週末に「ごじょうめ朝市plus+」も開催。通常時の「五城目朝市」に加え、手作りのアクセサリーや焼き菓子などの出店者が増え、よりバラエティに富んだ商品を購入可能です。
[開催期間]通年。毎月2・5・7・0のつく日
[開催時間]7時~12時
[開催場所]秋田県南秋田郡五城目町下タ町・五城目町下タ町通り
「五城目朝市」の詳細はこちら
(画像提供:五城目町役場 商工振興課)
【山形県】肘折朝市
野菜や山菜、惣菜が並ぶ肘折温泉街の朝の名物
山形県の肘折温泉で、4月から12月の期間中、毎朝開催される「肘折(ひじおり)朝市」。江戸時代に、温泉に訪れる湯治客を相手に行商したのが始まりだそうです。
温泉街の道端に敷かれたゴザに、ワラビ・フキなどの山菜や、定番の野菜に加え、肘折大根・最上カブといった最上地方ならではの伝統野菜も並ぶことがあります。また、手作りの惣菜も種類が豊富で、茹でた栗や、茹でた枝豆などの旬の味覚が味わえる品から、炊き込みご飯、漬物、おかずまで揃います。
[開催期間]4月20日~12月10日の期間中毎日
[開催時間]【4月・9月~12月】6時~7時30分【5月~8月】5時30分~7時30分
[開催場所]山形県最上郡大蔵村南山字肘折 肘折温泉街
「肘折朝市」の詳細はこちら
(画像提供:大蔵村観光協会)
【群馬県】老神温泉朝市
農家の野菜や果物のほか、自慢の手作り加工品が並ぶ
「老神温泉(おいがみおんせん)朝市」は、群馬県沼田市の山あいにある老神温泉で、1974(昭和49)年から続く市場です。地元の農家の人たちが自慢の品を持ち寄ったのが始まりで、野菜や果物のほか、漬物、味噌、ドレッシングといった手作りの加工品が豊富に揃います。
売り子との会話も楽しいと評判で、食べ方がわからないときなどに尋ねると、おすすめの調理方法を教えてくれることもあるそうです。その時季や土地ならではの味を堪能できるのも、魅力ですね。
[開催期間]4月20日~11月20日の期間中毎日
[開催時間]6時~7時30分
[開催場所]群馬県沼田市利根町老神607-1 利根観光会館の広場
「老神温泉朝市」の詳細はこちら
(画像提供:老神温泉観光協会)
【千葉県】ベイタウン朝市
幕張ベイタウン内の芝生広場に、千葉県内の食材が集結!
千葉県千葉市で、8月を除く隔月第3土曜と12月の第2土曜に開催される「ベイタウン朝市」。千葉の食材を広く知ってもらうことを目的に、ベイタウン商店街が企画した朝市です。鴨川や銚子を中心に、千葉県内から約30の農家の野菜や果物のほか、水産加工品など様々なジャンルの品が出店されています。
コーヒーやサンドイッチ、おにぎりなどの朝市グルメが食べられるのも、楽しみの1つ。商品がなくなると早めに終了する店もあるので、商品が揃っている開店直後の来場がおすすめです。
[開催期間]2月・4月・6月・10月の第3土曜、12月の第2土曜
[開催時間]9時~13時
[開催場所]千葉県千葉市美浜区打瀬2-13 ベイタウンコア横【4月・6月】千葉県千葉市美浜区打瀬2-2 打瀬2丁目公園
「ベイタウン朝市」の詳細はこちら
(画像提供:幕張ベイタウン商店街振興組合)
【千葉県】うんがいい!朝市
地域に密着した市場で、季節やオランダの体験イベントも開催
千葉県流山市の運河水辺公園で、春と秋に定期開催している「うんがいい!朝市」。地場野菜や、弁当、ラーメン、焼き鳥などの惣菜、和菓子・洋菓子といった地域の店のグルメに加え、ハンドメイド雑貨が並び、ワークショップも楽しめます。
毎回、季節の行事やオランダをテーマにした企画が設定されており、2月には「ひなまつり」を題材に公園の大階段でひな壇をつくり、人力車や着付け体験を実施。3月は「桜まつり」、10月はオランダのハロウィン「シント・マールテン祭」など、多彩なコンテンツが用意されています。
[開催期間]2月・3月・4月・5月・10月・11月の第4土曜の年6回 ※雨天中止
[開催時間]10時~13時(3月は延長の可能性あり)
[開催場所]千葉県流山市東深井368-1 運河水辺公園
「うんがいい!朝市」の詳細はこちら
(画像提供:NPO法人コミュネット流山)
【千葉県】大原漁港 港の朝市
伊勢海老などの魚介や地元野菜を購入し、バーベキューも可能
千葉県いすみ市で毎週日曜、8時から開催される「大原漁港 港の朝市」。漁港ならではの獲れたての魚はもちろんのこと、地元農家の新鮮野菜や加工品など、バラエティに富んだ店が40近く集まります。
買い物をするだけでなく、購入した食材をその場で焼いて食べるバーベキュープラン(有料)があるのも特徴の1つ。とうもろこし、サツマイモなどの野菜のほか、全国有数の漁獲量を誇る伊勢海老を、生きたまま丸ごと炭火で焼いて味わうこともできます。また、焼いた食材は持ち帰りも可能です。
[開催期間]通年。毎週日曜、年末特別開催あり
[開催時間]8時~12時30分
[開催場所]千葉県いすみ市大原11573地先 大原漁港
「大原漁港 港の朝市」の詳細はこちら
(画像提供:港の朝市協同組合)
【千葉県】勝浦朝市
地元の食材が集まる露店市で、会場を巡るワークショップも
千葉県勝浦市の「勝浦朝市」は、水曜を除く毎朝6時30分から開催されています。旬の野菜や果物、新鮮な魚介、干物などの海産物が並ぶ、昔ながらの露店市です。朝市のお店で削っている鰹節の出汁を使った飲食店の出店もあり、食も楽しめます。
生産者に直接調理方法を教えてもらえるなど、会話をしながら買い物ができるのもポイント。平日限定で、出店者たちと一緒に朝市の会場を巡るワークショップも実施しているので、参加してみるのも良さそうです。
[開催期間]通年(休日:水、元日※天候によって異なる)
[開催時間]6時30分頃~11時頃
[開催場所]千葉県勝浦市【1日~15日】下本町朝市通り【16日~月末】仲本町朝市通り
「勝浦朝市」の詳細はこちら>
(画像提供:一般社団法人勝浦市観光協会)
【神奈川県】横浜市中央卸売市場本場「水産仲卸棟の一般開放」
買い物のみならず、マグロ解体ショーなどイベントも豊富
神奈川県横浜市に位置する中央卸売市場本場は、1931(昭和6)年に開場しました。野菜や果物の青果部と、魚介類の水産物部に分かれており、水産仲卸棟では50を超える仲卸店舗が、その日に仕入れた新鮮な魚介類を販売しています。
毎週土曜8時からの「水産仲卸棟の一般開放」は、新鮮な魚介類を一般の人が購入できる絶好の機会です。
また、毎月第1土曜は、職人技を間近で見られる「マグロの解体ショー」を実施。ほかにも、超低温冷蔵庫の見学や、模擬セリ体験など、様々なイベントが開催されています。
[開催期間]通年。毎週土曜、年末一般開放12月27日・28日・29日・30日
[開催時間]8時~10時
[開催場所]神奈川県横浜市神奈川区山内町1 水産仲卸棟
「横浜市中央卸売市場本場『水産仲卸棟の一般開放』」の詳細はこちら
(画像提供:横浜市経済局 中央卸売市場本場)
【神奈川県】横浜市中央卸売市場本場「関連棟食堂・物販エリア」
市場ならではの専門店が集結。海鮮グルメも堪能できる
横浜市中央卸売市場本場の水産仲卸棟の隣にある関連棟でも、横浜市場開市日(水産物部)の9時から買い物が楽しめます。業者が仕入れる海苔、削節などの乾物や、包丁、金物、食器といった調理器具のプロ向けの店舗が並びます。
10店舗ある飲食スポットも魅力の1つ。市場ならではの新鮮な食材を使った寿司、刺身、天ぷらの定食や丼の市場グルメを満喫することが可能です。
(画像提供:横浜市経済局 中央卸売市場本場)
【神奈川県】三崎朝市
マグロを中心に、地魚や地場産野菜を取り揃える日曜市
「三崎朝市」は、マグロ漁港として知られる神奈川県三浦市の三崎漁港のすぐ近くにあります。毎週日曜の早朝5時から8時30分まで開催されており、マグロや季節の地魚、新鮮な地元野菜など、地域の品が店先に並びます。
目を引くのは、やはりマグロ。専門店が多数出店し、赤身、大トロ、中トロなどから、ほほ肉、目玉といった珍しい部位まで、どんな部分でも手に入るといっても過言ではないほど、多くのマグロが店先を賑わせます。
[開催期間]通年。毎週日曜(休日:1月第1日曜)
[開催時間]5時~8時30分
[開催場所]神奈川県三浦市三崎5-3806先
「三崎朝市」の詳細はこちら
(画像提供:三崎朝市協同組合)
【神奈川県】金田湾朝市
旬の品や地域の名産が集まる漁師・生産者の直売所
神奈川県三浦市、金田漁港のすぐ近くで開催される「金田湾(きんだわん)朝市」。地元の旬の魚や三崎マグロ、鮮度の良い海の幸が多く並ぶほか、野菜や花も販売しています。
旬のおすすめといえば、春は三浦キャベツ・ダイコン・金田湾のマアジ・タイ。夏は三浦すいか・潜り漁のサザエ・アワビ・刺網漁で獲れた伊勢海老ほか、秋は活カワハギ、冬の生ワカメ・活スズキ・ヒラメなど、季節ごとの味覚が楽しめます。
毎週日曜の朝5時50分から開始し、1時間足らずで終了してしまうため早めの来場がおすすめです。
[開催期間]通年。毎週日曜(悪天候の場合は休止の可能性あり)
[開催時間]5時50分〜6時30分
[開催場所]神奈川県三浦市南下浦町金田2020-5 みうら漁協金田漁港 金田レストラン1階
「金田湾朝市」の詳細はこちら
(画像提供:みうら漁業協同組合 金田湾支部)
【神奈川県】小田原・港の朝市
朝獲れ地魚や小田原名物の干物など、地場産品が豊富に揃う
神奈川県小田原市で朝に訪れたいスポットが、目の前に相模湾が広がる「小田原・港の朝市」。小田原漁港で当日に水揚げされた鮮魚のほか、小田原名産の干物、さつまあげ、地元の野菜・果物が揃います。
鮮魚は9時から、干物・さつまあげ・農産品など鮮魚以外の品は8時頃からの販売です。相模湾は、四季を通じて様々な魚が獲れるのが魅力の1つ。春はマアジ・カツオ、夏はイサキ・イワシ、秋のカワハギ・アカムツ(ノドグロ)、冬のタチウオ・アカイカなど、並べられた魚で季節が感じられますね。
[開催期間]通年。毎月第2土曜
[開催時間]9時~ ※売り切れ次第終了
[開催場所]神奈川県小田原市早川1-28 漁港の駅 TOTOCO小田原
「小田原・港の朝市」の詳細はこちら
(画像提供:小田原市 水産海浜課)
【神奈川県】日曜観光朝市
湯河原温泉の広場に並ぶ、地元の新鮮食材や多彩な品種の季節の柑橘
神奈川県・湯河原町で、毎週日曜の朝6時から開催される「日曜観光朝市」では新鮮な湯河原産の食材が手に入ります。
野菜や果物のほか、目の前の海で獲れる新鮮な魚を使った干物などが安く買えると、観光客や地域の人から評判だそう。特に、湯河原の名産品であるみかんは、温州みかん・ネーブルオレンジ・伊予柑・湘南ゴールド・不知火、文旦など種類が豊富で、季節ごとに様々な味を楽しめますよ。地元の人たちと交流できるので、おいしい食材の選び方や調理方法を教えてもらうのもおすすめです。
[開催期間]通年。毎週日曜
[開催時間]6時〜9時 ※雨天実施
[開催場所]神奈川県足柄下郡湯河原町宮上566 万葉公園湯河原惣湯 入口広場
「日曜観光朝市」の詳細はこちら
(画像提供:一般社団法人湯河原温泉観光協会)
【新潟県】一の日市
「1」がつく日に開催される、歩行者天国の露店市
新潟県上越市で開催されている「一の日市(いちのひいち)」は、基本的に毎月1日・11日・21日など1がつく日の8時からスタート。日露戦争後の1906(明治39)年に、東郷元帥の名前にあやかって名づけられた「10・5(とうご)市」が始まりとされ、1963(昭和38)年に現在の名称へと変更しました。
柿崎中央海水浴場入り口から、およそ70mの区間の道路が歩行者天国になり、乾物、野菜、青果、雑貨、パン、惣菜などが販売されています。
[開催期間]通年。毎月1日・11日・21日、12月30日(休日:6月21日、1月1日)
[開催時間]8時~11時30分
[開催場所]新潟県上越市柿崎区柿崎 住吉町交差点から海水浴場入り口
「一の日市」の詳細はこちら
(画像提供:上越市 柿崎区総合事務所)
【新潟県】六・十朝市
江戸時代から続く、地元の食材が集まる定期市
「六・十朝市(ろくとういち)」は、新潟県妙高市の朝日町通りにて、毎月6日・10日・16日・20日・26日など6と10がつく日に、月に6回ほど開催されています。江戸時代以前から続く、歴史のある朝市です。
新鮮な季節の野菜や山菜のほか、魚介類、苗木、衣類、どらやきなどを販売する約50軒の露店が並びます。店先で焼き上げるどら焼きは、直径5cmほどの小ぶりな大判焼きのような形をしており、朝市の名物にもなっています。
[開催期間]通年。毎月6日・10日・16日・20日・26日・月末、8月13日、12月31日
[開催時間]8時~12時
[開催場所]新潟県妙高市朝日町 朝日町通り(第四銀行~旧第四銀行)
「六・十朝市」の詳細はこちら
(画像提供:妙高市 観光商工課)
【新潟県】こざれや!松浜市場
阿賀野川沿いに開かれる、農家の野菜や海産物が並ぶ市場
新潟県新潟市の阿賀野川の土手沿いに、長さ約400mにわたって約30の露店が並ぶ「こざれや!松浜市場」。毎月2日・7日・12日・17日・22日・27日など、2と7のつく日に開設される定期市です。旬の野菜や果物のほか、近くに松浜漁港があることから、鮮魚・海産物も豊富に揃います。
店の人との距離が近く、会話したり試食したりとアットホームな雰囲気も魅力の1つ。地元のお客さんたちは、なじみの店の人や客同士の交流を楽しんでいるそうです。
[開催期間]通年。毎月2日・7日・12日・17日・22日・27日、12月30日(休日:1月2日)
[開催時間]8時~12時頃
[開催場所]新潟県新潟市北区松浜4 新屋敷市場通り
「こざれや!松浜市場」の詳細はこちら
(画像提供:新潟市北区産業振興課)
【富山県】魚の駅「生地」の朝市
旬の地魚のほか、カニ汁つきの朝市定食も味わえる
富山県黒部市の「魚の駅『生地(いくじ)』」では、大感謝祭のある10月を除く4月~11月の第1日曜の8時から、朝市が開催されます。その時季の旬の魚が並び、特に大漁だった地魚は特別価格になることもあるそう。また、“生地の塩物”と呼ばれる地魚の干物が販売されるほか、イワシの干物の詰め放題も実施しています。

朝市の目玉は、外のデッキ広場で朝8時から提供される「朝市定食」。「刺身定食」、「干物定食」、「焼物定食」の3種類(月によっては2種類のときも)あり、3種類とも900円で、すべてに「カニ汁」または「すり身汁」がつきます。
[開催期間]4月~11月(10月を除く)の毎月第1日曜
[開催時間]8時~売り切れ次第終了
[開催場所]富山県黒部市生地中区265 魚の駅「生地」
「魚の駅「生地」の朝市」の詳細はこちら
(画像提供:魚の駅「生地」)
【山梨県】かつぬま朝市
掘り出し物が見つかるかも!多彩な品が集まる日曜のマーケット
山梨県甲州市の市役所向かいにある広場「塩(えん)むすび」で、2月から12月までの毎月第1日曜に開催される「かつぬま朝市」。2003(平成15)年に地元の有志が1つのテントからはじめ、2025年現在では約150店舗が軒を連ねる大きな市になりました。
野菜や果物などの生鮮食品に加え、工芸品、アクセサリーから材木、包丁研ぎまで、多彩な品が集まるのが特徴。まるでお祭りのような賑やかな雰囲気に包まれます。
[開催期間]2月~12月の毎月第1日曜
[開催時間]9時〜12時(雨天開催)
[開催場所]山梨県甲州市上於曽1072 甲州中央防災広場「塩むすび」
「かつぬま朝市」の詳細はこちら
(画像提供:勝沼朝市会)
【長野県】昼神温泉朝市
365日開催!阿智村の新鮮な食材や手作りの特産品が集まる
長野県・阿智村の昼神温泉では年中無休(荒天時は除く)で毎朝「昼神温泉(ひるがみおんせん)朝市」が開催されています。生産者による直売で、新鮮な旬の野菜や果物、山菜、きのこを中心に、地元産の果物や野菜を使用したジャム・漬物など農産物の加工品、地域の伝統工芸「水引」を使った小物といった手作り民芸品が並びます。
温泉の宿泊施設から徒歩数分の距離なので、朝食前に散歩がてら立ち寄るのも良いですね。
[開催期間]通年。毎日(荒天時を除く)
[開催時間]【4月~10月】6時~8時【11月~3月】6時30分~8時
[開催場所]長野県下伊那郡阿智村智里331 朝市広場
「昼神温泉朝市」の詳細はこちら
(画像提供:株式会社阿智昼神観光局)
【岐阜県】飛騨高山宮川朝市
飛騨の産直野菜や手作りの漬物を購入できる
新鮮な農産物、民芸品など飛騨のものが多く集まる「飛騨高山 宮川朝市」。自慢は採れたての野菜で、高冷地の飛騨高山は寒暖差が激しいため、旨味がギュッと濃縮されて育つのだとか。
その野菜を使った漬物も、朝市名物の1つ。先代からの技をそのまま受け継いだり、試行錯誤を繰り返して自分の味を開発したりと、同じ漬物でも、店ごとに違った味わいが楽しめます。
気になる食材を見つけたら、ぜひお店の人に話しかけてみてください。おいしい調理レシピや、保存方法などを教えてもらえるかもしれません。
[開催期間]通年。毎日(荒天時を除く)
[開催時間]【4月~11月】7時~12時【12月~3月】8時~12時
[開催場所]岐阜県高山市下三之町
「飛騨高山宮川朝市」の詳細はこちら
(画像提供:飛騨高山宮川朝市協同組合)
【静岡県】東伊豆まち 港の朝市
温かいキンメダイの釜飯やあら汁を市場で味わう
静岡県・東伊豆町の「東伊豆まち 港の朝市」は、毎週土曜・日曜・祝日の8時からの開催です。地元の農家や漁師、製菓店が持ち寄った野菜・果物、干物、漬物、わさびなどの加工品、手作り菓子といった自慢の商品が並んでおり、販売者と会話をしながら買い物ができます。
朝市の会場内にある食事スペースでは、炊きたての「キンメダイの釜飯」(800円)や、「キンメダイのあら汁」が味わえます。釜飯の購入者はあら汁が無料で、あら汁のみ購入の場合は30円で飲めますよ。なくなり次第終了となるので、早めに行くのがおすすめです。
[開催期間]通年。毎週土・日・祝
[開催時間]8時~12時
[開催場所]静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3354 東伊豆町役場庁舎横駐車場1階
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(画像提供:東伊豆町 観光産業課)
【愛知県】師崎漁港朝市
魚介を中心とした地元の名産品が並ぶ、漁港の朝市
愛知県・南知多町の伊勢湾と三河湾が交差する場所に位置し、古くから漁業が盛んな師崎(もろざき)。「師崎漁港朝市」は、毎朝8時(水曜を除く)より、新鮮な魚が集う漁港で開催されています。
地元で水揚げされた魚介や、天日干しの干物、佃煮などの水産加工品を中心に、手作りの惣菜、珍味、菓子といった様々な商品を販売。地元の商工会が南知多の名産品と認定したしらす干しなど地域の名物も多く並びます。
[開催期間]通年(休日:水)
[開催時間]8時~12時
[開催場所]愛知県知多郡南知多町師崎林崎地先
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(画像提供:師崎商工会)
【愛知県】オーガニックファーマーズ朝市村
有機栽培の野菜など、オーガニック製品が購入できる
“オーガニックを日常に”を合言葉に、毎日の食卓を支える朝市を目指して開催されている、愛知県名古屋市の「オーガニックファーマーズ朝市村」。有機農業に取り組む農家や、薬剤を使わず飼育する畜産家、天然の魚介類を捕獲する漁師などが出店しています。
農家や漁師と直接会話し、オーガニックに関する情報交換ができるのも魅力です。
整理券が朝7時から配布され、8時30分から20分間は整理券順での入場。8時50分以降は整理券なしで、自由に出入りが可能です。
[開催期間]通年。毎週土曜(土曜が1月1日~3日にあたった場合は休み)
[開催時間]8時30分~11時30分
[開催場所]愛知県名古屋市東区東桜1-11-1 オアシス21
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(画像提供:オーガニックファーマーズ名古屋)
【三重県】朔日朝市
伊勢神宮の朔日参りに合わせて開催される朔日朝市
三重県の伊勢地方には、古くから毎月1日に無事に過ごせた1カ月に感謝し、新しい月の無事を祈る「朔日(ついたち)参り」の風習があります。「朔日朝市」は、伊勢神宮前のおかげ横丁一帯で、早朝の参拝者をもてなすために、朝4時30分から開催される市です。
近隣の農家から仕入れた野菜や果物、伊勢志摩の漁師が水揚げした新鮮な魚介、地元の店のパンやコーヒー、季節の草花などが並びます。新しい月を健やかに迎えるための温かいおもてなしとして、参拝者の心と体を癒やす役割を担うお粥などを提供する店が複数あるので、味わってみるのも良いですね。
[開催期間]毎月1日(1月1日を除く)
[開催時間]4時30分頃~
[開催場所]三重県伊勢市宇治中之切町52 おかげ横丁一帯
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(画像提供:おかげ横丁)
【滋賀県】浜大津こだわり朝市
近江の個性あるこだわり品が集められたマーケット
滋賀県大津市の京阪びわ湖浜大津駅に直結の浜大津スカイクロスでは、毎月第3日曜の8時から「浜大津こだわり朝市」が開催されます。
生産者との交流を楽しむことができるアットホームな朝市で、地元・近江の食をメインに約25店舗が出店。琵琶湖の魚の佃煮や鮒ずしなどの加工品、近江の地酒のほか、無農薬茶葉、平飼い卵といったこだわりの品が揃います。揚げたての琵琶湖産ワカサギの天ぷらや、月替わりの近江の地酒を楽しめるブースもあり、設置された簡易テーブルは常連客で賑わっているそうです。
[開催期間]通年。毎月第3日曜
[開催時間]8時~12時
[開催場所]滋賀県大津市浜大津1-3 浜大津スカイクロス
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(画像提供:株式会社まちづくり大津)
【京都府】大原ふれあい朝市
地元・大原で採れた野菜を農家から直接手に入れられる
京都府京都市に位置する「里の駅 大原」で、毎週日曜6時より開催される「大原ふれあい朝市」。大原地区で採れた野菜をはじめ、手作りの漬物や花木、手芸品など約20の店舗が並びます。
有機栽培・無農薬栽培の野菜も多いほか、京野菜やカラフルな色合いのニンジン、ハーブなど、珍しい食材も並ぶため、京料理やフレンチの料理人も訪れるそう。近郊の農家による対面販売なので、野菜の特徴や食べ方などを聞きながら、買い物が楽しめます。
[開催期間]通年。毎週日曜(年始休みあり)
[開催時間]6時~9時
[開催場所]京都府京都市左京区大原野村町1012
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(画像提供:里の駅 大原)
【大阪府】木津の朝市
大阪の料理人が仕入れる市場で、臨場感あるセリ体験もできる
大阪府大阪市に位置する「大阪木津(おおさかきづ)卸売市場」は、約300年の歴史をもつ施設です。魚介類や野菜・果物、肉、海産物、豆腐などの加工品といった、卸売市場ならではの新鮮な食材が豊富に並びます。対面販売なので、初めて出合う珍しい食材でも、おすすめの調理方法を聞くことが可能です。
毎月2回一般開放される「木津の朝市」では、夏は子ども向け「お魚つかみ取り大会」、秋は「いが栗投げ大会」など多彩なイベントを開催。特に人気の「セリ体験ツアー」では、肉屋、魚屋など場内の4店舗をツアーで回りながら、実際に商品を競り落とす模擬セリが体験できます。市場の臨場感を味わえそうですね。
[開催期間]通年。毎月第2土曜・最終土曜(12月の最終土曜、1月の第2土曜は休み)
[開催時間]9時~12時
[開催場所]大阪府大阪市浪速区敷津東2-2-8 大阪木津卸売市場
「木津の朝市」の詳細はこちら
(画像提供:大阪木津卸売市場 市場協会)
【大阪府】田尻漁港 日曜朝市
漁港近くの市場で、串焼きなどの海鮮がその場で食べられる
大阪府・田尻町で毎週日曜の7時から開催される「田尻漁港 日曜朝市」。漁師が獲ってきた新鮮な魚を中心に、地元の農家が育てた野菜や、地元メーカーのタオルなど様々な業種の店舗が約40店舗出店しています。
鮮魚店では、魚を丸ごと販売したり、グラムでの量り売りやパック詰めしたりと売り方もそれぞれ。店によっては、「刺身用におろして」などの要望に応えてくれるところもあるそうです。
あなご・うなぎの炭火焼き、イカゲソ天、タコ天など、テイクアウト可能なメニューも料理販売されており、市場内はおいしそうな香りが漂っています。
[開催期間]通年。毎週日曜(夏季、年始は休み。詳細は公式HPを要確認)
[開催時間]7時~12時 ※なくなり次第終了
[開催場所]大阪府泉南郡田尻町りんくうポート北1 田尻漁業協同組合
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(画像提供:田尻漁業協同組合)
【岡山県】備前岡山京橋朝市
多国籍料理や軽食など、様々なグルメを味わえる
岡山県岡山市の旭川沿いで開催される「備前岡山京橋朝市」は、毎月第1日曜(1月のみ第2日曜)の5時からスタート。果物や野菜が購入できるだけでなく、主食系のカレー、中華粥、ベトナム料理、パスタ、ラーメンのほか、肉まん、焼き鳥などの軽食、汁物、スイーツやジビエ料理といった珍しい品まで、様々なグルメが楽しめます。
1~2月は甘酒、5月は柏餅、12月はガラポン抽選会など、季節に合わせて企画される振る舞いやイベントも実施。
朝4時から行列ができはじめ、9時にはほとんどの店が閉まるので、早めの来場がおすすめです。
[開催期間]通年。毎月第1日曜(1月のみ第2日曜)、12月29日(〆市)の年13回開催
[開催時間]5時~10時頃
[開催場所]岡山県岡山市北区内山下2-4-6 一級河川旭川京橋上流西岸河川敷および土手上
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(画像提供:備前岡山京橋朝市実行委員会)
【岡山県】高梁川流域「倉敷三斎市」
倉敷近辺の季節の農産物や特産品、素材にこだわったグルメを堪能
岡山県倉敷市の「高梁川(たかはしがわ)流域『倉敷三斎市(くらしきさんさいいち)』」は、高梁川流域(倉敷市をはじめ、源流の岡山県北部新見市から瀬戸内の笠岡諸島まで10の市町)を中心とした“地産地消”をテーマに開催。旬の野菜・果物、季節の花、工芸品、和牛や瀬戸内海の海の幸、地元の食材を使用した弁当や惣菜、パン、老舗の和菓子、調味料など、地域の特産品が取り揃えられています。
テントブースやキッチンカーでは、地域の食材を生かしたグルメも堪能可能です。
[開催期間]通年。毎月第3日曜 ※雨天決行
[開催時間]8時~11時
[開催場所]岡山県倉敷市阿知1 倉敷駅前商店街およびその周辺
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(画像提供:高梁川流域「倉敷三斎市」実行委員会事務局)
【岡山県】三白市
海の幸や山の幸など、岡山県内の名産品・特産品が集まる
岡山県倉敷市の児島駅前商店街連盟が主催する「三白市(さんぱくいち)」。名前の由来は、児島の代表産業である綿(機業)、塩(塩業)、イカナゴ(漁業)の3つの「白」からきています。
毎月、原則として最終日曜に商店街周辺が歩行者天国となり、通路沿いに30~40店がオープン。季節のフルーツ・農作物などの山の幸や、海産物加工品といった県内の特産品を販売しています。たこをぶつ切りにして炊き込んだ、児島名物のたこめしなどの地元グルメもおすすめです。
[開催期間]通年。原則毎月最終日曜
[開催時間]9時~15時
[開催場所]岡山県倉敷市児島駅前2 七番街・パティオ・天満屋トピア周辺敷地内
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(画像提供:児島商工会議所)
【広島県】ひろしま朝市
広島市内の農家が出店!地元産の旬の味覚を堪能できる
広島県広島市の中心街・平和大通りの緑地帯の木陰で、毎週日曜の8時15分から開催される「ひろしま朝市」。市内の農家が生産した旬の新鮮野菜や、広島市沿岸部から獲れたての魚、手作りの巻き寿司・餅などの加工品がずらりと並びます。
生産者自らが販売するので、おすすめの品やおいしい食べ方など会話を楽しみながら情報を入手できるのも、魅力の1つ。時季により販売品のラインナップが変わるので、その時々の旬を味わえそうです。
[開催期間]通年。毎週日曜
[開催時間]8時15分~10時 ※開店から1時間程度で売り切れる場合あり
[開催場所]広島県広島市中区富士見町 平和大通り南側緑地帯
「ひろしま朝市」の詳細はこちら
(画像提供:広島市農林水産振興センター 農林振興課)
【広島県】とも・潮待ち軽トラ市
軽トラックを使用したブースで野菜や魚、加工食品を販売
「とも・潮待ち軽トラ市」は、広島県福山市の沼名前(ぬなくま)神社参道にて、毎月第4日曜に実施される朝市です。軽トラックや軽ワゴンをそのまま店舗として活用し、地元の鮮魚や採れたての野菜、自然豊かな瀬戸内で育てた豚肉、自家製豆腐、自家製らっきょうなどを販売しています。
地元で育った豚肉と、地元の製麺工場の麺を使ったこだわりのオリジナル焼きそばや、軽トラ市名物の朝カレーなど、飲食コーナーも充実。朝カレーは月替わりで、味付けが異なるそうです。
[開催期間]通年。毎月第4日曜
[開催時間]8時~11時30分
[開催場所]広島県福山市鞆町後地1225 沼名前神社参道
「とも・潮待ち軽トラ市」の詳細はこちら
(画像提供:とも・潮待ち軽トラ市)
【高知県】土佐の日曜市(街路市)
農作物を中心に、旬のものや珍しいものが集まる街路市
高知県高知市では、「日曜市」「火曜市」「木曜市」「金曜市」と、週に4日それぞれの場所で街路市が開かれていますが、朝から昼過ぎまでと、開催時間がもっとも長いのが「土佐の日曜市(街路市)」です。市内の大通り・追手筋において、1kmにわたり約300の店が並びます。1690(元禄3)年から300年以上の歴史をもつ、市民の暮らしに根差した街路市です。
近郊の農家を中心に、新鮮な旬の野菜や、山北みかんといった高知ならではの果物、干物などの水産加工品、郷土料理の田舎寿司に加えて、土佐打刃物や金物、植木・花、手作りの雑貨も販売されています。インスタグラムで商品の一部が紹介されているので、事前にチェックしておくのも良いですね。
[開催期間]通年。毎週日曜(休日:1月1日・2日、8月10日~12日)
[開催時間]6時頃~14時頃
[開催場所]高知県高知市追手筋
「土佐の日曜市(街路市)」の詳細はこちら
(画像提供:高知市商工振興部 商業振興課)
【佐賀県】呼子朝市
新鮮な海の幸の購入や、できたての品のテイクアウトを楽しめる
佐賀県唐津市の呼子港東に位置する呼子朝市通りで、1月1日を除く毎日7時30分から開催されている「呼子(よぶこ)朝市」。約200mの路面沿いに、その日の朝に獲れた海の幸に加え、加工した海産物、野菜、花が並びます。
新鮮な海鮮をその場で焼いて提供する店も豊富で、イカ焼き、ほたてなどの串焼きや、イカゲソを揚げたゲソ天、揚げイカしゅうまい、サザエのつぼ焼きが味わえます。ベンチやあずま屋が用意された広場もあるので、利用するのも良いですね。
[開催期間]通年。毎日(休日:1月1日)
[開催時間]7時30分~12時 ※出店業者により開店時間は異なる
[開催場所]佐賀県唐津市呼子町 呼子朝市通り
「呼子朝市」の詳細はこちら
(画像提供:(一社)唐津観光協会)
【長崎県】佐世保朝市
佐世保の旬の味覚を、せり市でお得に手に入れる


長崎県佐世保市で、日曜と年始を除く毎朝3時から開催される「佐世保朝市」。買い物に最適な時間は5時~7時で、鮮魚、野菜、果物など品揃えが豊富な、安さと新鮮さが好評の朝市です。中でも、農産物や水産物は産地直送品が多く、市民だけでなく、プロの料理人たちも食材を求めて訪れます。
毎月第2・第4土曜の6時30分(年末年始の開催は要確認)からは、一般の人も参加できる朝市の名物「せり市」を開催。せり市体験では、佐世保のおいしい食べ物を、破格の値段で競り落とせるチャンスです。
[開催期間]通年。毎日(休日:日、年始。詳細は公式HPを要確認)
[開催時間]3時~9時
[開催場所]長崎県佐世保市万津町73 佐世保みなとターミナル させぼ五番街近く
「佐世保朝市」の詳細はこちら
(画像提供:佐世保観光コンベンション協会)
【長崎県】勝本朝市
ノスタルジックな漁業の町で、海産品や農産物が買える
長崎県の離島、壱岐島の北部に位置する勝本浦は、昔ながらの町並みが残る漁師町。「勝本(かつもと)朝市」は、江戸時代に海産物と農産物を物々交換していたことに由来するといわれています。
8時頃から11時頃まで、商店街の路面やアーケードに店がオープン。地元の農家が朝採りした農作物や、自宅で加工した漬物、干物、海産加工品などが並びます。アットホームな市場で、常連客の中には買い物だけでなく、会話を楽しみに訪れる人もいるそうです。
[開催期間]通年。毎日(悪天候の場合中止あり)
[開催時間]8時頃~11時頃
[開催場所]長崎県壱岐市勝本町勝本浦204
「勝本朝市」の詳細はこちら
(画像提供:壱岐市観光連盟)
【大分県】漁師さんの朝市
水揚げされたばかりの魚介を、漁師から直接購入が可能
大分県中津市に位置する小祝漁港は、福岡県との県境にある比較的大きな港です。毎月第1・第3日曜の7時から「漁師さんの朝市」が開催され、地元で獲れた新鮮な魚介類を、漁師から直接手頃な価格で購入ができます。対面販売なので、会話の中で魚の食べ方を聞けますよ。
鮮魚を中心に、漁協女性部加工部による魚の切り身・すり身、イカの一夜干しなどの冷凍加工品のほか、地元の野菜も販売されます。
[開催期間]通年。毎月第1・第3日曜(休漁等で休みの場合あり)
[開催時間]7時~※売り切れ次第終了
[開催場所]大分県中津市字小祝525-10 大分県漁業協同組合 中津支店 小祝荷捌所
「漁師さんの朝市」の詳細はこちら
(画像提供:大分県漁業協同組合)
【宮崎県】いっちゃが宮崎・楠並木朝市
宮崎県内の名物が県庁前・楠並木通りの歩行者天国に集合
宮崎県宮崎市の県庁前に広がる楠並木通りでは、毎月第1・第3日曜の午前中は歩行者天国になり、「いっちゃが宮崎・楠並木朝市」が開催。県内の新鮮な農産物や水産物などの旬の味覚をはじめ、加工品、工芸品といった50店舗ほどが軒を連ね、賑わいます。
赤い衣装をまとった「ひょっとこ」の集団が、軽快な音と共に陽気に歩きまわる「ひょっとこ練り歩き」には、場の雰囲気が一層盛り上がりますよ。
[開催期間]通年。毎月第1日曜と第3日曜(休日:1月第1日曜)
[開催時間]【10月~6月】8時~12時【7月~9月】7時30分~11時30分
[開催場所]宮崎県宮崎市橘通東2 宮崎県庁前楠並木通り
「いっちゃが宮崎・楠並木朝市」の詳細はこちら
(画像提供:いっちゃが宮崎・楠並木朝市事務局)
【鹿児島県】まくらざき朝市
枕崎の新鮮な海産・農産物や漁協オリジナル商品が並ぶ
鹿児島県枕崎市にある町頭青果市場で、毎月第3日曜の7時から開催される「まくらざき朝市」。枕崎で獲れた新鮮な海産物や野菜のほか、特産品の鰹節、水産加工品、お茶製品などを朝市特価で販売しています。水産加工品は、枕崎の加工場で作られており、削り節、冷凍かつお製品、かつお味噌、つくだ煮、さつま揚げなど、漁協や地元業者ならではのオリジナル製品が豊富です。
参加店での買い物1回につき1スタンプもらえるスタンプラリーも開催しているので、複数の店で買い物のはしごをするのもいいですね。
[開催期間]通年。毎月第3日曜
[開催時間]7時~10時
[開催場所]鹿児島県枕崎市松之尾町20 町頭青果市場
「まくらざき朝市」の詳細はこちら
(画像提供:枕崎商工会議所)
※この記事は2025年12月9日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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エニママ編集部
子育てを優先しながら、自分たちらしいはたらき方を実現するママの社会復帰支援サービス「Any MaMa(エニママ)」に登録する、精鋭ライターチームです。女性、ママならではのリアリティある視点での記事をご提供しています。















